えー、記事に間が開いたのはオリンピックのせいです。
冬嫌い、寒いの大嫌いの身としては、今まで冬季オリンピックにはさしたる興味は無かったのだが、今回はなぜだか嵌まった。いやはや、感動して結構泣いちゃいましたよ。
で、現在、オリンピック・ロス中。
力、何だか入りません。
えーと、ここからが本題。
少し前の話です。
カワハギの肝が198円で売っていた。
鮮度も悪くないので、これでアン肝ポン酢ならずカワ肝ポン酢を作れないかと思った。
美味なる魚の肝といえば、この2つが二大勢力であろう。でもカワハギの肝ポン酢って、あまり聞いた事がない。どちらかといえば肝を醤油に溶き、それで刺身を食うとか、鍋に入れると云ったイメージの方が強い。
なぜにカワ肝ポン酢があまりモテはやされないのだろうか?
もしかして、アン肝ポン酢より味が劣るの?
いやいや、そんな事はなかろう。ダメな理由が思いつかないじゃないか。
ならば、自分で作るしかあるまいて。
と云うワケで2つ買った。
そっかあ…、カワハギの肝ってアンコウの肝に比べて小さい。だから、肝ポン酢を作るにしては量が足りないんじゃないか?ゆえにポピュラーじゃないのかもしれない。
我ながら名推理じゃねえの❓ひとり悦にはいるイガ蔵なのであった。
作り方はアン肝ポン酢と同じである。
ラップ、またはアルミホイルの上にカワ肝を置き、酒をブッかける。塩は振らない。振ってもよいのだろうが、どうせポン酢をかけるので自分は振らない。
で、それをシッカリと筒状に巻く。端はキャンディみたいにネジネジしましょう。で、あとは更にアルミホイルでぐるぐる巻きにして蒸すだけ。
とはいえ、オイラの家には蒸し器が無い。
だから大きめの鍋に皿を二段重ねにして置き、そこにブツを乗せる。あとはその下に湯をはって蓋をして20分程蒸す。
あら熱が取れたら、す巻きを使って形を整える。
で、冷蔵庫で一晩寝かせればよろし。
なぜに寝かすかというと、固まらないと庖丁で切れないからだすな。あったかいうちは、ぶにょぶにょなのだ。
翌日、テキトーな厚さに切って、ポン酢をかけて葱を散らせば出来上がり。
お好みで紅葉おろしなり、七味、一味をかけるなりすればよろし。

紅いのは「かんずり」。ワテは紅葉おろしでも七味、一味でもなく、断然このかんずり派なのだ。


柚子胡椒の紅いヤツだと思って戴ければいい。
しかし、そんなにとんがって無くて、もっとまろやか。旨みもこっちの方があるような気がして、ワタクシはもっぱらコチラの方を使ってます。
なんかテキトー過ぎる説明だなあ…。
一応、かんずりの事を真面目に解説しとくか。
かんずりは漢字で書くと「寒造里」と書くように、冬に作られます。新潟県妙高市産の唐辛子を雪にさらした後、糀、柚子、塩と混ぜ合わせ3年間熟成、発酵させた香辛料なのだ。
柚子胡椒との最大の違いは米こうじを使っている事と3年間も熟成させている事だね。ゆえにまろやかで深い味わいがあるのだよ。
自分は鍋で使用する頻度が高いが、焼肉や焼鳥につけても良いし、醤油に溶けば刺身にもあう。
ポン酢はコレ。

「手造り ひろたのぽんず」だ。
徳島産のスダチで作られておる。カボスもいいけど、スダチのポン酢が好きです。
ポン酢は酸味が強すぎるのはイヤだし、かといって甘みが強いのもイヤだから、ここ数年はこのバランスの良いポン酢に落ち着いている。
ポン酢選びは重要である。料理を生かすも殺すもポン酢次第というくらいに大事なのだ。てっさ(フグの刺身)なんぞは、ほとんどポン酢の味で旨い不味いが決まると言っても過言ではないだろう。
この日の為に冷酒を用意した。
美味なものを食うときは万全を期すタイプなのだ。
あっ(-_-)、写真を撮り忘れた。
因みにコレね。
(出展『Y!ショッピング』)
「土佐鶴」だね。
土佐鶴といえぱ辛口。昔からちょくちょく飲んでる酒で、冷やでも燗でも旨い。
さあ、ステージは整った。
満を持して口に運ぶ。
♪( ☆∀☆)うんめぇー。
アン肝よか旨いんじゃねえか❓
いや、確実に美味い。アン肝なんぞ目じゃない❗
いやはや、期待はしていたがそれ以上だ。
アン肝よか水分が多いのか、ねっとりとしている。
そして、きめが細かい。
あ~ん、クネクネ(///ω///)♪
身悶えしつつ、舌の上でゆっくりと溶けてゆく。
旨みが、旨みが……。どこまでも余韻として残る。
アタイを、もうどうにでもして♥
今だったら、屈強な男にケダモノのように犯されても受け容れるだろう。
すかさず日本酒に手をのばす。
ヘ(≧▽≦ヘ)♪くぅー、堪らんね。
旨いもんと旨い酒の組み合わせは、美味さを倍増させる。酒なくしては、旨い食いもんは語れないよね。
カワ肝ポン酢、最高だよ。
それにしても、カワ肝ポン酢、カワ肝ポン酢と連呼しておるが、漢字なしの音だけならカワキモポンズだよなあ…。聞いてる人は何と思うんじゃろう。頭の中で漢字変換できる人は殆んどいないんじゃないかと思う。
若い子なら、可愛くてキモいポン酢を想像するに違いない。でも可愛くてキモいポン酢って、全然想像がつかない。強いて想像しても、せいぜいパッケージがキモカワの画だとか、瓶の形がキモいとかしか浮かばない。
あれっ!?、カワキモじゃなくて、キモカワだったっけ…。アンガールズの田中はそう呼ばれてるよね。
まあいい。キモカワもカワキモも意味は同じじゃろう。
いや、待てよ。似てるけど厳密的には同じではないな。キモくて可愛いのと、可愛いけどキモいのとでは全然違うぞ。キモいけど可愛いと云うのは、何だかんだいっても存在に肯定的な気がするけど、可愛いけどキモいと云うのは最終的には否定しているよね。ネガティブな印象を与える。
でも、可愛いけどキモいって例えば何だ?
見た目が良いのに気持ち悪がられるなんて、相当ヤバい奴だよね。
キモいけど可愛いなら、結構浮かぶ。
ウーパールーパー(アホロトール)なんかが、その代表でしょう。
(出展『ウーパールーパーの部屋』)
あっ、ウーパールーパー、メッチャ可愛いやん❗
他にもエリマキトカゲ(懐かしい!)とか、カメレオンとかアイアイなんかの動物にキモカワちゃんは結構いる。
一方、カワキモって何だろ?
浮かんだのは、美人だけど動きが変だとか、喋り方がキモいとかの、動物ではなくて人間だ。つまり、顔が可愛いのに残念な人たちだね。
キモカワは見た目で、カワキモは行動という事か。キモカワが静止画像とすれば、カワキモは動画と言えそうだ。
例えば誰だろう?
鈴木奈々。キモいと云うよりかウザいか?
misono。鈴木奈々と同じカテゴライズ。ウザい。
ダレノガレ明美。性格が悪過ぎるだけ?
神田うの。性格が悪くて喋り方が酷い。
坂下千里子。単に頭が悪いおしゃべり女。声もイラっとする。
重盛さと美。オツムが足りなさ過ぎる。
んー、全員キモいといえばキモいけど、カワキモとはちよっと違うような気がする。
あっ、可愛いけど虫好きの女なんてどうだ❓
「虫愛ずる姫」ってヤツだね。
自分としては大歓迎。断然好きだけど、一般人からすれば相当にキモいよね。世の人々の理解の範疇を遥かに越える存在でしょう。白○真○さん、ゴメンナサイ。
今回も脱線。いや大脱線。
アホなこと考えてる暇があったら、カワ肝ポン酢に集中して、堪能しよっと。
おしまい
追伸
一応、作ろうと思う人の為に追加アドバイス。
鮮度の悪いものは臭みを取るために、塩を振って30分以上放置して軽く洗いませう。
血管や血溜まりが有れば、これも臭みの原因になるので丁寧に取り除きましょう。あとで巻くので、形が少々グジュグジュになっても大丈夫です。
あまりに美味いので、3日間チビチビ食ってました。
完成品は冷蔵庫で3~4日はもちます。
(2016年 7月 台湾南投県仁愛郷黄肉渓)
(出展『臺灣胡蝶誌』をトリミング。)
(2016年 7月 台湾南投県仁愛郷黄肉渓)
(2016年 7月 台湾南投県仁愛郷)
(2011年 4月 Laos Vang vieng)
(2016年 4月 台湾南投県仁愛郷黄肉渓)
(出展『日本産蝶類標準図鑑』)
(出展『原色台湾蝶類大図鑑』)
(出展『日本産蝶類標準図鑑』)
(出展『圖録検索』)
(出展『圖録検索』)
(出展『台湾生物多様性資訊入口網』)
(出展『南島漂流記』)
(出展『圖録検索』)



(2011年 4月 Laos vang vieng)
(2013年 2月 Indonesia Sulawesi Palopo)
(2016年 7月 台湾南投県仁愛郷眉原)



(出展『commons.wikimedia.org』)
(出展『STEP BY Step 自分らしさを』)
(出展『原色台湾蝶類大図鑑』)
(出展 2点ともに『圖録検索』)
(出展『世界のタテハチョウ図鑑』)
(出展『世界のタテハチョウ図鑑』)
(出展『圖録検索』)
(出展『圖録検索』)

























































































































































(2017年 6月 台湾南投県仁愛郷)
(2016年 7月 台湾南投県仁愛郷)
(出典『ヤフオク』)
(出典『原色台湾蝶類大図鑑』)
(出典『アジア産蝶類生活史図鑑』)
(出典『生物多様性資訊入口網』)
(出典『圖録検索』)
(出典『生物多様性資訊入口網』)
(出典『圖録検索』の画像をトリミング。)
(出典『生物多様性資訊入口網』)
(出典『圖録検索』の画像をトリミング。)