第12話『手のひらの中の黄色いモスラ』
 
2021年 3月28日 ―夜編―
昨晩、虫屋ツイッター界で有名なSくんに、明日は灯火採集へ連れていってくれとせがんだ。自分の何ちゃってライトトラップよりも遥かに強力なライトセットを持っていると知ったからである。彼は基本的には蝶屋で、今回の主目的はフタオチョウ&アカボシゴマダラ採集のようだが、蛾のハグルマヤママユ(註1)も狙っていて、その為にライトを持参していたのだ。
正直、度重なる惨敗により、自分のライトでは限界を感じていた。何ちゃってなだけに光が届く範囲がメチャンコ狭いのだ。
 

 
となれば、遠くの者は惹き寄せられない。イコール、集まって来る蛾の数や種類数もたかが知れている。徒手空拳だ。日々、その絶望的なまでの貧果に半ば途方に暮れていたのである。ようするに、メインターゲットの1つであるアマミキシタバを採るのは極めて困難な状況下におかれているという事だ。
 
【アマミキシタバ】

(出展『世界のカトカラ』)
 
このままだと惨敗必至だ。負け犬という名の犬が、舌を出してヘラヘラ笑いながら近づいて来るのが目に浮かぶ。いくら上手い言いワケで取り繕ったところで、採れなければ💩ウンチくんだ。もう形振(なりふ)りなんて構ってらんない。どんだけカッコ悪かろうとも千切れんばかりに尻尾を振ってやるぜ。
それに自分もハグルマヤママユは一度は見てみたかった。ヤママユの仲間は蛾にしては好きな方だし、恋い焦がれるという程ではないにせよ、そこそこには憧れてはいたのだ。アマミキシタバが採れて、ハグルマヤママユまで見られれば、万々歳じゃないか。加えて、もう夜の森に一人ぼっちで行くのはウンザリなのだ。マジ怖くて嫌なのだ。
頼むぅー、連れてってくれよー(´ε` )
心の声を、そこまで露骨には言っていないが、それとなくストレートには言った。
『自分のライトでは2時間しか保ちませんが、それでもいいですか❓ 夜遅くまでは付き合いませんよ。』
(☆▽☆)よろしゅうございますとも旦那様。連れて行って下さるのなら何だっていいでがんす。
雨が心配だったが、予報では何とかなりそうな雰囲気だったので出動決定。Sくんの車で知名瀬林道へと向かう。
午後6時半頃、日没と同時にライト点灯。
HIDライトは想像以上に強烈だった。光の束の指先が遠く離れた山肌にまで届いている。コレだけ強い光ならば、かなり遠くにいる蛾も呼び寄せることができるだろう。
実際、すぐにライトの周りは蛾だらけになった。ワシの何ちゃってライトとは効力に天と地ほどの差がある。やっぱ軽くて安いアイテムで、お手軽に済まそうなどというセコい根性では良い虫は採れない。
点灯後、10分と経たずに真っ黄っきーの蛾が向こう正面から近づいて来た。(・o・)何じゃらホイ❓ 遠いし、直ぐには脳のシナプスが繋がらなかった。
Sくんが声を上げる。
『あっ❗、ハグルマヤママユ❗❗』
(☉。☉)えっ❓、あれがそうなの❓もっと大きいものを想像してたよ。
それにしても飛び方がワチャワチャで軌道が無茶苦茶だ。ヤママユガの仲間は飛び方が雑(ザツ)くて、落ち着きがない。最後は地面を転げ回るようにしてライトへ近づいて来るケースも多い。ひっくり返ってジタバタしてたりもするからソッコーで回収しなければならない。でないと、あっという間にボロボロになりかねないのだ。
Sくんも、そのワチャワチャに翻弄されてキャッチできない。ボロにしたくはないから焦ってSくんまでもワチャワチャな動きになっとる(笑)。でも人のことは笑えない。ワシだってエゾヨツメ(註2)の時は、あんな風にドジョウすくいのオッサンみたくなってた可能性が高いからね。
彼が数度空振りして見失った。でもってライトから離れて飛んで行きそうだったゆえ、咄嗟に網を伸ばして入れてしまった。
フォローのつもりだったので、網のままSくんに差し出す。
『悪かったかな❓逃げそうだったからさ。』
人によっては自分で採らないと気が済まなくて、他人が網に入れたものを貰うのを嫌がる人もいるからね。
幸いSくんはそうゆう人ではなくて、問題なく素直に受け取ってくれた。めでたし、めでたしである。アマミキシタバが飛んで来たら貰おうという下心があるから、彼の機嫌を損なうことは絶対に避けねばならぬのじゃ。あっし、アマミキシタバの為なら滅私奉公するのも厭わない所存でごわす。
せっかくだから、写真を撮らせてもらう。
 

 
黄色いチビっ子モスラだ。
思ってた以上に鮮やかな黄色で、思ってた以上に小さい。大きさはヒメヤママユくらいだろう。いや、もっと華奢なような気がする。
彼が直ぐに2頭めを採ったところで、また飛んで来たのでネットイン。
したら、Sくんが
『いいですよ。持ってて下さい。』
と言ってくれた。
優しいねー。アリガトねー(☆▽☆)
 


 
掌の中におさまってしまうサイズだ。
ミニチュアの黄色いモスラみたいでカワイイ💖
さあ、あとはアマミキシタバ様だ。五感爆発、目を皿のようにして飛んで来る蛾たちを素早くチェックする。先に見つけて採ってしまえば、Sくんも進呈してくれるだろうというセコい算段なのだ。まあ、Sくんはアマミキシタバにはあまり興味がなさそうだから、彼が採ったとしても恵んではくれそうなんだけどもね。
でもさあ…、貰うと流石に自分で採ったとは言えないよな。あっ、この言い草ではワシの方が余っぽど自分で採らないと気が済まない主義の人じゃないか。幾つになっても心に余裕が無いわ。誠にお恥ずかしいかぎりである。
そういえばこのあと、自分に向かって飛んで来た大型の蛾がいたなあ…。まだまだ蛾は恐いので、一瞬ビビッて後ろにバックステップしたんだよね。しながらも網先は反応していて、右から左に撫で斬りにしてやった。目ぼしいものがいたら採ってお渡しするという滅私奉公の気持ちを忘れるところじゃったよ。気持ちが悪いので危うくスルーするところだったわい。
Sくんに、「こんなん採れたよー」と網ごと持ってったら、
『コレ、友だちに頼まれてたんですよー。しかも♀じゃないですかあ❗』
という意外な返答が返ってきた。まさか、んなもんに価値があるとはね。何だか知んないけど、お手柄やん、オラ。
どうぞどうぞ、持ってておくんなせぇーだったけど、今にして思えば、アレっていったい何だったのだろう❓
Sくんは種名を口にした筈だが、興味が無かったからインプットされていないのだ。シャチホコガの仲間だったような気がするが、南方系のヤガだったかもしれない。今になって急に気になってきたよ。結構、レアな奴だったかもしれん(-_-;)
べつに惜しくはないけれど、何だったかを知りたいよ。
午後8時過ぎ。月が昇ってきた。
 

 
天気予報では晴れるだなんて情報は皆無だったから驚きだ。
昼間ならば、スーパー晴れ男の面目躍如だと宣いところだが、最悪だ。Sくんも嘆いている。灯火採集に月はヨロシクないのだ。月の光に影響されて、ライトに飛んで来る虫の数がガクンと減るのである。だから曇りの日や新月などの月が隠れた条件の方が断然に良いとされている。
ってことは、
ダァーッ(T0T)、
アマミっち、飛んできぃひんがなー❗
案の定、ピタリと飛来が止まった。
そして、ついぞアマミキシタバはその姿を現す事はなかった。
又しても敗北である
でも、そんなに悪い気分ではなかった。
初めてハグルマヤママユが見れたのは嬉しかったし、Sくんが湯湾岳の灯火採集にも連れてってくれると約束してくれたからね。湯湾岳が一番アマミキシタバが採れる可能性が高いのだ。あそこに行ってSくんのライトがあれば、勝利は半分は約束されたようなものだ。月さえ出なければ何とかなるだろう。
流れは良くなってきている気がするし、
シャアー(ノ`Д´)ノ❗
明日こそは絶対にリベンジしてやる❗
まあるい月を眺めながら、そう心に固く誓った。
つづく
 
追伸
午後9時過ぎには撤退した。
この日に採れたハグルマヤママユは、Sくんが4♂、自分が2♂の計6頭で、♀の飛来は無かった。♂の鮮度は良かったような気がするから、或いは♀は未だ羽化していなかったのかもしれない。あくまでも素人的な考えだけどさ。
どうでもいいような事だが、この日に帰って来て食ったものを載せておく。
 
【イカ下足(げそ)とニラの炒め】


 
夕方、キオビエダシャクを採った帰りにスーパーに寄って値引されていた烏賊ゲソを買ったのだ。ニラは前日に2束60円で買ったものの残りだ。
味付けの詳細は忘れたが、旨かったという記憶だけはある。そういや「サトウの御飯」的なものをレンチンしたなあ。たぶん最初は酒の友で、最後には御飯のお友になったんだろね。
あっ、ゴメン。もといです。それは翌日だったわ。残ったものを白飯に乗っけて食ったのだ。この日の炭水化物は↙️コレでげす。
 
【高菜ラーメン】

 
コレもスーパーで買ったものだ。
値段は確か98円だったと思う。安かったのもあるが、九州ローカルのカップ麺だったからだ。
旅に出ると、日本でも海外でも割りと積極的にカップ麺を食う事にしている。その地でしか中々出会えないものだし、現地で食うと旨いような気がするのだ。遠く離れた場所にいるという確固たる証拠みたいなものだから、あ~遠くまで来たんだなあ…というしみじみ旅情にも浸れるしね。
 

 
九州といえば、高菜漬けである。と思って買ったのだが、可もなく不可もなくのフツーの味でした。っていうか、何だか虚しい気持ちになったのを思い出したよ。
考えてみれば全然外に飲みに行けてないじゃないか。行ったのは来島初日の「脇田丸」だけだ。それも小1時間だけで、タケさんも辞めてて全然楽しくなかった。改めて気づいたけど、旅の醍醐味は晩飯を何処で、そして何を食うかなんだよなあ。美味いもん食って、酒をガンガンに飲んで、現地の人たちと話すのが楽しいのだ。それが結局はカタルシスにもなっていたのだ。ひいては翌日の採集にも良い影響を与えていたに違いない。
 
(註1)ハグルマヤママユ
ヤママユガ科(Saturniidae)
ヤママユガ亜科(Saturniinae)
Loepa属
 

 
🥰美しいねー。
鮮やかな黄色にピンク色の眼状紋が配されている。このビビットなコントラストがいい。ボップだ。黄色にピンクというのは可愛らしさ感が満載なのだ。
それを引き締めるかのような黒い波状線がまた何とも心憎い。しかも波状線は黒だけでなく、白や青みを帯びた銀もある。艶やかにして粋(いき)。この美しさには誰しもが瞠目せざるおえないだろう。
ヤママユガ科の蛾は美しいものが多いが、中でもハグルマヤママユはトップクラスに美しいと思う。ヤママユガの中では小さいと云うのもキュートな感じがして好ましい。惜しむらくは尾状突起がない事だ。もしも長い尾っぽがあれば、世界の美しいヤママユたちにも引けを取らない存在になっていただろう。
 
【♂】


 
触角が上手く整形できてないから65点の展翅だな。
なんか面倒くさくなってきて、妥協したのだ。蛾の殆んどの種が触角整形ウザすぎ。ビシッと蝶みたくには決まってくれないのである。たとえ決まったとしても、時間が経つと狂ってくるしさ。そうゆうとこも忌々しい。
【学名】Loepa sakaei Inoue, 1965
属名”Loepa”の由来は調べたがワカラン。
小種名”sakai”は、たぶん人名由来で、坂江?栄?坂枝?漢字はワカランがサカエさんという方に献名されたものだろう。
【和名】
漢字で書くと、たぶん「歯車山繭」となるのだろう。
ヤママユの仲間は皆さん眼状紋があるけど、周りの波状の線のせいで動的に見えるから歯車ってつけたのかな❓いや、単純に波状線がギザギザだから、それが歯車みたく見えるって事か…❓
由来はさておき、中々良い和名だと思う。早口言葉で三回続けて言うと絶対に噛みそうだけどね。
っていうか、ワシなんて早口だと1回だけでも「ハグルママヤヤム」になってしまう。
そういや、ヒメヤママユの事を何度も「ヒメマヤヤム」と発音してしまって、小太郎くんに『それってワザとでしょう❗』とツッコまれたなあ…。しかし、断じてそのような事はござらん。少なくとも最初の頃は完全にナチュラルです。
【英名】GOLDEN EMPEROR MOTH
ゴールデンエンペラーモスということは「黄金の皇帝蛾」ってワケか…。「黄金の」というのはまだ理解できるが、「皇帝」というには小さすぎるよね。せめて”small”は入れて欲しかった。それならば、逆説的な含蓄もあって、惹きつけるネーミングだと思うけどね。
【分布】 奄美大島,徳之島,沖縄本島北部
他に最近では宮古島でも採れているみたいだ。
ハグルマヤママユの類は東南アジアに広く分布しており、似たようなのが沢山いて、従来は”tkatinka”としてひと纏めにされていた。日本のものも、その1亜種とみなされてきたのだが、近年になって分類が進み、その多くが種に昇格したという。日本産も現在は別種とされ、日本固有種となったようだ。
【レッドデータブック】
・国:準絶滅危惧(NT)
・沖縄県:D(希少種)
【開張】♂80mm内外。♀83mm内外。
♀は、より大型で翅に丸みを帯び、触角の枝が短い。また腹部も太いことから、判別は比較的容易みたいだ。
【成虫の発生期と生態】
3月から11月まで見られ、数度にわたって発生を繰り返すという。発生回数と時期は図鑑によって微妙に異なるが、概ね3〜4月、5月下旬〜6月、8〜9月の発生が基本で、10〜11月にかけても少数が発生するのだろう。だが、年3化なのか4化なのかはハッキリわかっていないらしい。
尚、個体数が多いのは5月下旬と9月だという見解があるが、鵜呑みにはしていない。場所やその年の天候にも左右されるだろうし、蛾は有名種でも蝶みたく生態が詳細には解明されていないものが多いからね。
さておき、改めて思ったんだけど、南方系の種だけあって年3化以上もするんだね。本土のヤママユガの仲間は年1化が基本で一部が2化だから、何だかイメージに齟齬を感じるよ。
山間部に見られ、麓ではあまり見られないそうだ。
灯火採集をすると、日没後すぐに飛んで来る。Sくん曰く、一挙に飛んで来て、その後は次第に数を減らし、午後9時を過ぎると殆んど飛んで来ないらしい。だとしたら、エゾヨツメと飛来パターンの傾向が同じだね。個人的見解だが、おそらく採集するには日没後1時間が勝負なのだろう。
 
【幼虫の食餌植物】
ネットの『みんなで作る日本産蛾類図鑑』には、ブドウとあり、ヤブカラシ(ブドウ科)でも飼育できるとあった。しかし『日本産蛾類標準図鑑』には、シマサルナシ(マタタビ科)とあった。補足すると『いもむしハンドブック』には、ツタ(ブドウ科)でも飼育可能と書いてあった。
幼虫は5齢が終齢で、カレハガの幼虫に似ている。ヤママユらしからぬ茶色モジャだす。かなり厳(いか)つくて😱恐いだすよー。
尚、越冬態は何でか知らんけど不明のようだ。
 
(註2)エゾヨツメ


(2017.4 兵庫県宝塚市 武田尾)

(2018.4 兵庫県宝塚市 武田尾)
 
ヤママユガ科(Saturniidae)
エゾヨツメ亜科(Agliinae)
Aglia属
【学名】 Aglia japonica Leech, 1889
属名の”Aglia”は、おそらくギリシャ神話の、輝きを象徴する女神である「Aglaea(アグラエア)」あたりが語源だろう。間違ってたらゴメンやけど…。
小種名の”japonica”は「日本の」という意味である。たぶん最初に日本(北海道)で発見されたからだろうね。
以前は北海道のものを原記載亜種とし、それより南に分布するものには「microtau」という亜種名が与えられていた。しかし明確に区別が出来ない事から、現在では原記載亜種に統一され、この亜種名は使われていない。
【和名】
漢字で書くと「蝦夷四ツ目」となる。つまり北海道で最初に発見され、青い眼状紋が4つあることからの命名でしょう。
【開張】 ♂65mm内外 ♀95mm内外
♀は♂よりも大型で、地色がくすんだ茶色なので雌雄の判別は容易。
とはいえワタクシ、恥ずかしながら未だに♀を採った事がない。だから展翅画像もないんである。
一度、外灯で♂が♀を追いかけ回してるのを見た事があるんだけど、思わずキレイな方を採ってしまったなりよ。採ってから汚い方は♀だったんだと気づいたんだよね。(・o・;)あちゃーって感じだったけど、♀は汚いんでガッカリ感はあまりなかった。だからリベンジしにも行ってないんである。
【分布】 北海道,本州,四国,九州
北海道産はやや小さいそうだ。
【成虫の出現時期】 4〜5月
春の三大蛾の1つとされ(他の2つはオオシモフリスズメとイボタガ)、ヤママユガの仲間では最も早くに現れる。年1化。
猶、エゾヨツメと春の三大蛾については、拙ブログに2017年版と2018年版を書いているので、ヒマな人は読まれたし。
【幼虫の食餌植物】
カバノキ、イヌシデ、ハンノキ(カバノキ科)、ブナ、クリ、コナラ、カシワ(ブナ科)、カエデ(カエデ科)などが記録されている。
	
	






	
(2018.4.5 兵庫県 武田尾)
(2019.4月 大阪府箕面公園)
(2010.10.22 沖縄県 与那国島)


(出展『M-ARTS』)
(出展『魂ウェブ』)
(2010.5.27 沖縄県 与那国島)
(出展『yohbo.main.jp』)
(出展『おきなわカエル商会』)
(出展 岸田泰則『世界の美しい蛾』)
(2017.6.台湾 南投県埔里)
(2018.4.5 兵庫県 武田尾)
(2018.4月 大阪府箕面公園)
(2018.4.5 兵庫県 武田尾)


(以上3点共 画像提供 森博司氏)
	















	




(註1)

(以上3点共、画像はM氏からの御提供)












(出展『www.jpmoth.org』)





(出展『蛾色灯』)
(出展『フォト蔵』)
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(出展『さくらいこうすけ いにしえの川』)
(出展『Amazon』)
(出展『Amazon』)
	




(出典『誘色灯』)
(出典『fandf.exblog.jp』
(出典『matome.navar.jp』)
(出典『猫八のカッチコロヨ!』)



	
(出典『Dangerous Insects』)
(出典『黄昏あさつき日記』)
(出典『いもむしうんちは雨の音』)

(出典『SNITZ Forum 2000』)