日本より先に一方の準決勝、オランダVSプエルトリコの試合が行われた。勝った方が決勝の相手になる。
もっとも、日本がアメリカに勝てばの話である。
1回表。オランダの攻撃。
プエルトリコのキヤッチャー・モリーナの二度に渡る活躍(好送球)でチャンスは潰えたかと思えたが、バレンティンのツーランホームランが飛び出し、2ー0と先制する。
その裏、プエルトリコもコレアのツーランホームランでやり返し、2ー2の同点とする。
荒れそうな試合だ。
それにしても、どちらも破壊力のある怖い打線だよ。
2回裏。
プエルトリコはリベラのソロホームランで2ー3と勝ち越す。
内角の球を上手く腕を折りたたんで打った。
プエルトリコ打線、バカスカ打ちそうだ。
5回表。
オランダはツーアウト1、2塁のチャンスでレフトオーバーのヒットが出る。一人帰り同点。さらに逆転のランナーがホームに突っ込むが、タッチアウト。
微妙な判定でオランダ側からクレームが出たが、ビデオ判定でもアウト。またしてもキヤッチャー・モリーナのナイスプレーだった。スローで見ると、相手ランナーを上手くブロックしているのがわかる。
この辺りで、出来ればプエルトリコに負けて戴きたいと思い始める。オランダは一度対戦しているので、その強さは痛いほど解っている。でも一度対戦しているがゆえに、日本も少しはやり易いだろうと考えたのだ。対戦した事のないチームは得体が知れないので、怖いものだ。想像が恐怖を増幅させて、自滅しかねない。
その後、両者ともチャンスをつくるものの無得点で回は進んでゆく。てっきり乱打線になると思っていたから、まさかの展開だ。
オランダは9回表にドジャースのリリーフエースを登場させてきた。
髭もじゃだすぅー(≧∀≦)
でも、このジャンセンというピッチャーが凄かった。
150㎞を越えるカットボールなんて打てまへん。唸りを上げるよな物凄いボールが手元でピッと曲がるのだ。日本打線、間違いなくキリキリ舞い必至じゃよ。
ここで、プエルトリコに勝ってもらいたいと思い始める。こんなどえりゃあピッチャーが終盤に登板してきたら、打てっこなさそうなんだもん。勝機はおまへん。
それに考えてみれば、プエルトリコには前回大会の準決勝で負けている。ならばリベンジもしたいところだ。あとは二次ラウンドでオランダに勝っておきながら、決勝で負けるのは何だかより悔しいじゃないか。予選ラウンド全勝同士がぶつかる方がみんな納得するしね。
回は延長11回まで進み、タイ・ブレイクに。
オランダはワンアウト満塁まで攻めこむが、ダブルプレーで無得点。こうなったら、裏の攻撃であるプエルトリコが俄然有利だ。
プエルトリコもオランダと同じようにバントでランナーを2、3塁に進め、オランダもプエルトリコと同じように敬遠でワンアウト満塁とした。
センターへのやや浅めのフライが上がった。
犠牲フライになるかは微妙な位置だ。それにセンターといえば強肩である事が多い。ギリギリでアウトに出来るかもしれない。
画面がランナーに切り替わる。
えっ(゜〇゜;)❗、足、遅っそ❗❗
何か必死に走ってるのだが、足を上げすぎて空回りしてる感じだ。ヤバくねΣ( ̄ロ ̄lll)❓
\(◎o◎)/ありゃりゃりゃらー。
センター、肩弱っ❗
ワンバウンドどころかスリーバウンドするくらいのへなちょこなボールが返ってきた。おまけに大きく逸れた。
余裕でホームイン。
3ー4。これでプエルトリコのサヨナラ勝ちで決勝進出が決まった。
さあ侍ジャパン、アメリカを撃破してプエルトリコにリベンジしようではないか。
そして、世界一奪還じゃい(*`Д´)ノ❗❗