2017 年越し蕎麦

記念すべきブログ100回目は『エウダミップスの迷宮』の予定でしたが、3分の2を書いたところで断念っす。
次々と疑問が出てきて、どんどん長くなっていき、まさに迷宮に迷いこんでしまったのれす。
と云うワケで急遽、記事差し替えです。

いつもは、ちゃんとビシッと年越し蕎麦をつくるのだが、今回はコレ。

『日清のどん兵衛 天ぷらそば』である。
『エウダミップスの迷宮』に時間をとられたワケでもなく、又しても『逃げ恥(逃げる恥だが役に立つ)』の再放送に魅入ってしまい、大掃除の終了が大幅にズレこんだせいでもない。

単にCMの吉岡里帆ちゃんが可愛い過ぎるからである。
あのCMのシチュエーション、堪んないよね。おいちゃん、もうギュッとしたくなるよ(´∀`)
(
≧∀≦*)星野源、羨ましいー。
クッソー、逃げ恥でもガッキー(新垣結衣)が相手役なんだから、何だそれ(# ̄З ̄)❓って感じだ。
まあ、所詮はフィクションだし、星野源は嫌いじゃないから許すけどさ。

とにかく、その吉岡里帆ちゃんがパッケージに印刷されているのである。オジサン、年甲斐もなく思わず買っちやったよ。

まあ、てなワケなんである。
でも、どん兵衛は久し振りだし、それなりに楽しみではある。

おっ、安室ちゃんが紅白に出とる!
珍しく今回は紅白を見てるのだ。
ガキの使いの笑ってはいけない…は、今年は録画しているのだ。

熱湯を注いで3分待つのらー。
お手軽じゃのぅ~(・。・;

まあ、せめてネギくらいは切ってやるか…。

天ぷらを乗せて出来上がり~。
後乗せサクサクじゃあ~。

食う。
あっ、(о´∀`о)旨いわ。全然OKやんか。
わざわざ生蕎麦買ってきて作ったのと、そう変わらんかもしんない。
天ぷらがいつまでもサクサクというのもよろしい。
さすがだよ。やっぱ長年庶民に愛されてきただけの事はあるよね。

来年も、どん兵衛でもいいかもしんないなあ…。

皆さん、良いお年を。

 
                  おしまい

続々・難民、天王寺界隈を徘徊す。

動物園のあとは新世界へ。
姉さんがあまり来た事がないとおっしゃるので、御案内申し上げることにした。
いざ、ディープ大阪へ。

それにしても、新世界も随分と変わったものだ。
けっこう観光客も多いし、禍々(まがまが)しい雰囲気はかなり薄まっている。時代の流れを感じるよ。

そういえば、昔は天王寺側に動物園の入口ゲートは無く、新世界側にしか無かったんだよね。
あの時代の地下鉄動物園前駅から動物園入口までのアプローチは、子供心にもスリルがあった。今では考えられないくらいに治安が悪かったのだ。
靴を片っぽ履いてない爺さんとか、シャブ中らしき挙動不審のオッサンや兇眼のヤンキー兄ちゃん等々の一癖もふた癖もある人々が自由に闊歩されていたのだ…。あの肌がピリピリするくらいの緊張感は忘れ難い。

思い出したよ。中学生時代には新世界に行く時の標語があったワ。

『ちよっと待て。その一言が命取り』

これは、新世界を歩いている時に背後から声をかけられたら、後ろを振り返らずに全速力で走れという意味だ。声をかけられたら、だいたいは因縁つけられてシバかれるか、カツアゲにあうと云うのがお決まりの基本コース。
もうロクな事がないんである。待ってる猶予など無い。それこそ命取りなのだ。

新世界の奥の飛田新地や釜ケ崎(あいりん地区)とかは、もっとディープである。飛田新地はタイムスリップしたような遊廓地帯。釜ケ崎なんかは、それはそれは恐ろしくて背中の毛が逆立つところでしたなあ。
そういえば東京の友達(カメラマン)を案内した事があったけど、そいつはインドのカルカッタ(コルカタ)のスラム街なみやなと呟いてたっけ。世界の色んな危険地帯を旅してきた男が言うんだから、その緊迫度は言わずもがなである(最近はそうでもないらしいけど)。

でも、街には猥雑感と独特の温もりみたいなものもあって、決して新世界は嫌いじゃなかった。
一番大阪らしい街と言えば、新世界なのだ。でもって、日本もアジアなのだと実感できる数少ない場所でもある。何てたって、作家・群ようこの『アジアふむふむ紀行』の最終回は新世界なのだ。

昔ほどではないが、昭和の町の香りがまだまだ残っている。
射的場もあるし(最近復活した)、レトロな喫茶店や将棋・囲碁場もある。朝からやってる立ち呑み屋も昭和の猥雑そのままだ。

それらを姉さんにザッと御案内申し上げ、懐かしのスマートボール場に潜入する。

昔は祭りの夜店なんかによくあったよね。
店内は予想以上に盛況で、辛うじて2席を確保。

ルールは玉を穴に入れる単純なものだが、これがやり始めると真剣になる。
だが、姉さんにレクチャーするも、教えた本人があえなく撃沈。姉さんもソッコー撃沈。
何か腹立つし、これでは店に入った意味がない。全然、姉さんを楽しませられてないじゃないか。
で、姉さんにもうワンゲームさせて、フォローに専念する。

姉さん、スゴい❗
じゃんじゃん穴に入って、上からジャラジャラと白玉が出てきよった。興奮するね。こんだけ出まくりなのは初めてじゃないか❓
思わずプレーを中断させて、二人して玉の数を数える。参謀は冷静沈着なのだ。
いつも、そこそこ玉が貯まっていても景品に交換する事なく、調子ブッこいて結局は玉を全部浪費してスッカラカンになるのだ。毎回、結局は店の思う壺なのである。

おーっ( ☆∀☆)、玉は丁度100個あるじゃないか❗
こんな機会、初めてだ。姉さんに半ば強引にブツに交換する事を薦める。ギャンブルは引き際が肝腎。満足して帰って戴くには、これが最良の方法なのだ。

そして、姉さんが選んだのがコレ。

(出典『楽天』)

姉さんに画像を送って貰っていたのだが、時間が経ってて、LINEの画像が取り出せなくった。で、仕方なく楽天からパクらせてもらった。

限定デカぼんち揚げである。けっこう大きな箱だから、他人の戦利品であっても何だか嬉しい。
しかし、楽天のページを見て気づいた。勝手に箱の中には超巨大なぼんち揚げが1個でーんと入ってるとばかり思っていた。だが、どうやらそうではなくて、普通サイズのぼんち揚げが沢山入ってるだけみたい。なんか、夢がないのぉー。

(画像は別な日のもの)

夕暮れが始まった中、通天閣の足もとにある♨銭湯へと向かう。通の風呂好きは、ベタなスパワールドなんかには行かないのだ。

『新世界ラジウム温泉』。
こんなとこに銭湯がある事を知る人は少ない。ナビゲーターの面目躍如である。ここの銭湯は、露天風呂から通天閣がのぞめるのだ。体に紋々が入っているお方が複数いらっしやったが、最高だぜ。

風呂から上がると、すっかり日が暮れていた。
新しくリニューアルされた通天閣のイルミネーションが素敵だ。

取り敢えず、コンビニでビールを買う。

(σ≧▽≦)σぷしゅー、いやはや風呂あがりのビールの美味いこと、美味いこと(^o^)v

さあ、美味い寿司でも食おう。
さらば、天王寺界隈。
酒ばかボニー&クライドは、勇躍、恵美須町をミナミへ向かって歩き始めた。

                 おしまい

追伸
ようやくブログも99回まで来た。
連載100回を目指して頑張るじょー。

連夜の青ナマコ

 
青ナマコが安かったので、つい買ってしまう。

普段は赤ナマコしか食わないのだが、値段は税別680円。一方、隣の青ナマコの値段は税別380円で、しかも更にその額の半額になっていた。
(゜m゜;)むう〰、赤ナマコは食いたし、金は無し。
ここは青ナマコで我慢じゃ。

🎵ドンドコドンドーン。
ここでイガちゃんのワーンポイント、ナマコ講座~。

えー、ナマコはですなあ。漢字で書くと「海鼠」。
海のネズミさんです。宛字だろうけど、中々雰囲気が出ててネーミングした人は偉いと思う。
ついでに付記しておくと、中国語では「海参」と書いてハイシャンと読む。高級中華料理屋でこの字があったら、干しナマコの料理と思ってまず間違いない。
ぶにぶにしてて不思議な食感だけど、ワシは好き。
でも高級食材だから高いだすよー。女性は誰かお金持ちの人にしなだれかかって奢って貰いましょうネ。
えー、因みに高級中華料理店が犇(ひし)めく香港では、日本の干しナマコ(黒ナマコ)が断トツに評価がされてて高価です。
ゆえに密漁か絶えなくて、「黒いダイヤ」なんて称されてもおります。
つまり黒ナマコは主に干しで、赤ナマコと青ナマコは生食されるのが通常のようだ。

黒ナマコが出たところで、丁度いいのでナマコの色について書いておきましょう。
食材としてのナマコは、その色から青ナマコ、赤ナマコ、黒ナマコの3つに分けられる。しかし、従来は皆同種とされ、単に生息場所により色が違うとされてきた。赤ナマコは沖合いの岩礁地帯、青ナマコは湾内の砂泥に棲み、黒ナマコは青ナマコの中の特に黒いヤツをそう呼んでいるようだ。
だが、近年三者は同種ではなくて別種という事が判明したらしい。

って事は、味も違ってて当然かもね。
東日本では青ナマコが好まれ、西日本では赤ナマコが美味いとされている。だが総体的には赤ナマコの方が高い値段で売られているようだ。
味は赤ナマコの方が良く、身が硬いとされているが、全く反対の意見もあるようだ。

おっ、そうだ。酒肴として珍重される「このわた」は、このナマコの腸管の塩辛のこってす。
このわた…美味いよなあ(~▽~@)♪♪♪
日本酒をちびちびやりながら食うと堪んないよね。
あ~、マジ食べたくなってきたよ。

あと他に「口子(くちこ)」とか「このこ」、「バチコ」と呼ばれている高級珍味もごじゃりまするな。
これはナマコの卵巣(生殖巣)を干したもので、口のそばにあるから口子。このこの語源はワカンナイけど、バチコは金沢とか能登半島辺りの呼び名で、その形が三味線のバチの形に似ているから事から来ている。
これもさあ、網に乗っけて軽く焙ると堪んない代物。
合うのは、やっぱ日本酒かなあ…。
う~、バチコ食いたい。日本酒飲みたいよー(T_T)

アカン、ナマコ酢をつくろっと。

①えー、先ずはナマコを笊にあけ、シッカリ冷水で揉み洗いする。
普段はザッと洗うだけだが、今回は生臭みが強いのでシッカリと洗った。そういえば青ナマコの方が生臭みがあると聞いたことがある気がするなあ…。

②キッチンペーパーでナマコの水気をとり、器に盛る。
そこにポン酢をかける。
ポン酢は、数年前からメインで使っている『手造り ひろたのポン酢』である。酸味が強すぎず、甘みも強すぎないバランスのいいポン酢だ。

③あとは貝割れ大根と「かんずり」を添えて出来上がりだ。
葱もあったが、ここはあえての貝割れ大根。
葱は匂いが強すぎて、ナマコの香りを殺すと思ったからだ。

かんずりは、七味の替わりに使った。

これは柚子こしょうに近いものだが、より旨みがあるから此方の方がオイラ的には評価が高い。

ハーイ、完成品ですよ~。

ふむふむ(;・ω・)、まあまあイケるよ。
でも赤ナマコよか柔らかいかなあ…。
まあ、これなら良しとしよう。

翌日もまた青ナマコが半額で売ってた。
ナマコ好きとしては、二日続きのナマコでも吝(やぶさ)かではない。

作り方は昨日とほぼ同じだが、今回は酸味が柔らかい国産レモンがまだ残っているのを思い出したので、それで自家製のポン酢をつくった。

今回は器を変えてみた。

けど、どっちもどっちだ。青色の食いもんって、黄土色系な青絵の器じゃないとキレイに見えない。
その辺が赤ナマコとは違うんだよね。赤ナマコの方が断然美味しそうに見える。青ナマコさんには悪いけど、あんた、グロだよ。

ポン酢の味は悪くないけど、ナマコのポテンシャルが昨日のよりも明らかに落ちる。
ふ~ん、同じメーカーのナマコでも当たり外れがあるんだね。まあ冷静に考えれば、同じ個体じゃないんだから当たり前なんだけどさ。

来年は切ったヤツじゃなくて、ちゃんと丸ままの赤ナマコを買ってきて、茶ぶりナマコと自家製このわたをつくろっと。

                  おしまい

 
追伸
怒濤の記事連続アップである。
これで98話になった筈だ。とっとと99話まで書いて、ゆっくりと100話めを書こうという算段なのだ。
でも、着手し始めた『エウダミップスの迷宮』が迷宮化したら、記事差し替えになるかも。

 

続・難民、天王寺界隈を徘徊す。

 
飯を食い終わったはいいが、この先の予定はまだ未定だ。

だが、長年色んなとこを一人で歩き回ってきたし、女の子とデートもいっぱいしてきたのだ。おじさん、年の功の引き出しくらいは何ぼでも持っているのだ。

で、超久し振りに天王寺動物園へ。
姉さんの同意も簡単に得た。女性は基本的に動物好きなのだ。

11月の気持ちよく晴れた日曜だ。流石に列に並ぶ家族連れも多い。
でもそれは幸せそのものの光景でもある。子供たちにとっては、この並ぶと云う行為もワクワク感を盛り上げる重要な要素になってくれるだろう。思い出には、多少の障壁も必要なのだ。

動物園は好きだ。
学生時代は、よく授業をサボって一人で冬の動物園に訪れたものだ。
何故か夏の動物園より冬の動物園の方が好きだった。
寒風の下、健気に生きている動物たちの姿がどこか心を穏やかにさせたのだろう。それに、人が少ない動物園は何となくうらぶれた風情があるってのも好きだった。

入口から坂道を下ると、コアラ館だった。
しかし、コアラどこー❓
ようやくユーカリの木にしがみつく1頭を発見。
1頭だけかよ❓しかも、寝とるー(T-T)
それにしても、この立派な施設にコアラが1頭だけって…さみし過ぎるぞ。昔は、もっとコアラっていなかったっけ❓
ここで微かな記憶が甦る。そういえば天王寺動物園がコアラの飼育をやめると云うニュースを聞いたことがあるような気がする。なんでもエサ代がかかるらしい。そんなにユーカリって高いのん❓それにコアラは繁殖させるのが難しいらしい。
コアラ、そのうちいなくなっちゃうんだ…。
一人ぼっちというのも何だか気の毒だよね。仕方ないか…。

コアラといえば思い出した。
そういえばオースラリアのアドレードに芝居の公演に行った時だった。たまたま休演日があって、先輩女優の人たちに連れられて動物園に行った事がある。
その時にコアラを抱かせて貰ったんだっ❗
まず思ったのは、爪、痛っ❗だった。コアラって思ってた以上に爪か鋭どいんでやんすよ。
そりゃ、木にしがみつかなきゃなんないんだから当たり前っちゃ、当たり前なんだけどね。

でっ、抱いたら、コアラの毛ふわっふわっ(о´∀`о)
でも中の体本体はガリッガリッで物凄くビックリした覚えがある。ユーカリって、やっぱ栄養があんま無いんだ。コアラって、だいたい食ってるか寝てるらしいんだけど納得だよ。沢山食わなきゃ栄養が足んないし、カロリー消費を抑える為に寝てばっかなんだろな。生存競争の中で、辛うじて生き残ってるって感じだ。
あと、ほとんど動かないから、ぬいぐるみ感が半端ない。何だか生き物感が希薄なのだ。
コアラ的人生も辛いもんがあるね。

アシカ臭え。ペンギン臭え。フラミンゴ臭え。
わおっ(;゜∀゜)!
虎、間近で見るとめっちゃデカイやん❗❗

この上の三行がFacebookに書いた短い一文。
これだけで1話分を稼ぐつもりだったし、成立しない事もないと思うのだが、そういうワケにもいかない。取り敢えず、この一文は気に入ってるし、この三行を生かせないかなと思ったら、えらく長くなった。
長くなったついでに、あとを続けよう。

ゴリラ。
昔は『糞を投げるので、気をつけてください』と云う看板があった事を不意に思い出す。
マジで💩ウンコを投げてるのも見た事がある。ゴリラもストレス溜まってたんだろね。森の人なのに、森なんか何処にも無いのだ。

白クマ。
壁に向かって首をフリフリしながら進み、壁の前まで来たら後ろ向きに首フリフリで後ずさり。
これを延々と繰り返しておられた。

『🎵壁が~あったら進めない。バックもでけるで、ヨットコイ、ヨットコイ後ずさり。』

最初はアテレコでセリフを入れたりして笑ってたんだけど、これって、もうストレス溜まり過ぎのノイローゼなんじゃないの❓と心配になってきたよ。
因みに、あとで知ったんだけど、この白クマさんは「イッちゃん」という名前があって人気もんらしい。ファンがつくった写真集まであるという。
『アイドルはノイローゼの白クマ』。このタイトルで映画とか撮れないかね?

そういえば、よく地球温暖化のCMで、北極の氷が溶けかけてて白クマの生存が危ぶまれてると宣伝してるけど、アレって疑問だよなあ…。
夏場になると必ず、氷をもらって大ハシャギの白クマさんのニュースがTVで流れるよね。あれ見て思うんだよ。「白クマ、真夏の日本でも全然生きてるやん!」と。北極の白クマも南下すれば生きてけるんちゃうん❓ヒグマとの血で血を洗う抗争が勃発するかもしんないけどさ。もしくは仲良くなってハイブリット化、パンパカパーン( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆、新たなる種の誕生❗
等々問題が無いとは言えないけど、白クマを都合よくプロパガンダに使ってんじゃないのー?とも思う。
まあ、自然保護問題とかあまり首をツッ込まないようにしよっと。結局、人間が地球の癌なんだから。

マレー熊。
昔から見てて、何だかイラッとくる。
落ち着きないし、ブサいくだからだ。
あー、そういえば昔、コイツさあ自分の💩ウンコを食ってたぞーΣ( ̄ロ ̄lll)

キーウィ。
夜行性の飛べない鳥。フルーツのキーウィは、このキーウィが語源です。
昔は『キーウィは、いま眠ってます』と札が掛かってて、ついぞその姿は見られなかった。だから、キーウィには特別な思い入れみたいなものがある。
それが今は赤外線仕様になってて、ちゃんと見られる世の中になった。でも全てが赤っぽく見えるから、何だかなあ…と思う。こんなんじゃ、まだ札が掛かってた方がいい。その方が、まだしも想像力を掻き立ててくれる気がするんだけどね。そんな展示動物があってもいいじゃないか…。

(>_<)アシカ臭え。ペンギン臭え、フラミンゴ臭え。
ついでに見なかったけど、カワウソも臭え。
魚を食う動物は、みんな生臭いのだよ、アミーゴ。
因みに、いなくなってたけどタヌキが魚も食わないのに激臭いです。ケダモノ臭が半端ないのだ。

トラ。

わおっ(゜〇゜;)❗
トラ、間近で見るとめっちゃデカイやん❗❗
多分、って事はシベリアトラだな。トラはベンガルトラとかマレートラとか幾つかの亜種に分かれるが、シベリアトラが一番デカイ。一部の生き物は寒い所や分布の端っこで巨大化する傾向があるのだ。

それにしても、美しい。
もし、「動物の中で最も美しいと思う動物は何ですか?」と尋ねられたら、迷うことなくトラと即答するだろう。
同時に最も好きな動物でもある。
美しくて強い。そして群れないというのは憧れだよね。

よく晴れた日曜の動物園は素敵だ。
そこには、家族の幸せの総意みたいなものが溢れている。

                   つづく
 
追伸
徘徊はまだ続きます。

そういえば若い頃に『キーウィのはなし』と云う短編小説を書いたことがあったっけ…。
誰かに渡した筈だけど、あれって何処いっちやったんだろね。

グロい真鱈にゃ気をつけろ

 
『2017 聖夜の献立』の続編というか後日譚です。
はてさて、あのグロい真鱈はどないなったとさ。

先ずはキモくてデカくてグロい真鱈くんの卵の画像を再登場させておきましょう。
でないと、前回を読んでない人は何のコッチャかワカランのである。

一応おさらいしておくと、何を血迷ったかクリスマスイブにそのグロ真鱈卵を買ってしまった。だって税込106円だったんだもん。でもどうやって調理したらよかばってん。おいちゃん、途方に暮れました。とまあ、そんなところである。

で、下拵えして出来たのがコチラ。

鍋に酒と出汁と共にブッ込んで、包丁で切れ目を入れる。取り敢えず卵をバラバラにする為である。
それを弱火にかけ、ゆっくりとかき混ぜて火を通し、仕上げにオリーブオイルを入れてみた。

出来上がりは、デカめのタッパーにいっぱい。どえりゃー量になりましたばーい(´;ω;`)
しかも、それほど旨くない(笑)。
スケソウダラのタラコに比べて味は二段くらい落ちる。魚卵としてのポテンシャルがそもそも低いのだ。普通のタラコの方が遥かに美味いんだから、世間からは無視なのも頷けるよ。おまけにヴィジュアル的にヤバイときてるんだから、もう話になんない。誰が買うつぅーねん。

翌日、何とか少しでも量を減らす為に取り敢えず調理しましたよん🎵

『真鱈のカルボナーラ風 釜玉ハイブリット』とでも言いましょうか、結構アグレッシブに攻めてみました。

①スパゲッティを茹でる。

②卵2個分の黄身を用意する。

③丼に熱湯を入れて、温めておく。

④スパゲッティが茹で上がったら笊にあげ、湯を切る。ここからは時間との闘いだ。電光石火で事を進めなくてはならない。
丼の湯を捨て、スパゲッティを移す。すかさず同時進行的にレンジでチンしていた真鱈くんを乗せる。マッハで卵黄、バター、貝割れ大根と乗せてゆく。
ヌオーッ(#`皿´)、鬼神の如き形相でチーズを卸鉦(おろしがね)で擦り、黒胡椒を挽く。

⑤仕上げに醤油を回しかけて完成。

あとは熱いうちにグッシャグッシャにかき混ぜて、ガアーッとソッコーで食う。

とにかく、冷めてはどうしようもないと云う食いもんですワ。

味は、まあまあかな。
強いて言えば、卵がもう1つ分あっても良かったかもしれない。

暇な人は、お試しあれ。
多分、誰もチャレンジしないとは思うけど。

                 おしまい

 
追伸
怒濤の勢いで記事を濫造、ブログ更新しております。
これは年内に100話到達を目指しておるからです。
まあそれが到達できたとして何かあるかといえば、これがどって事ないワケで、単に気持ちの問題ですなあ。中途半端に98話とか99話で終わるのと100話キッカリで終わるのとでは、気分的に全然違うのである。
新年は101話から初め、もとい始めたいものです。

OSAKA光のルネサンス2017

 
別に毎年楽しみにしているワケでもないが、なぜかこのイルミネーションを見る機会に例年恵まれる。
本日(25日)は、たまたま堂島のジュンク堂に行く用事があって帰りに寄った。聞けば、今日が最終日だそうである。

夕闇迫る御堂筋側から入ってゆく。

年々、入口の規模がショボクなってるような気がするのは、ワタクシの気のせいざましょか。

抜けたら、結構オシャレで魅力的な屋台が並んでいた。ローストビーフとか、マジ惹かれる。
でも、グッと堪える。家の冷蔵庫には、そろそろ食べないといけない食材が沢山あるのだ。

さらに進むとこんなんがあった。

「光の交流プログラム」というもので、台湾の台南市民が今回の為に描いたという廟に飾る雪洞(ぼんぼり)みたいなものだ。思うに、たぶん死者を送るものなんだろね。
しかし、貰ったパンフレットを見ると、「台湾の元宵節を祝うもの」と書いてあった。( ̄∇ ̄*)ゞあら、死を悼むもんじゃなくてハッピー系だったのネ。

中々に幻想的で美しい。
しかし、これだけ人だらけだと風情もへったくれもあったもんじゃない。

難波橋の向こうにも別会場があるみたいだが、あまりそちらに向かう人はいない。
多分ツマランのだろう。引き返す事にした。そもそも大寒波が迫っておるのじゃ、とっと帰らないと寒さ嫌いの自分なんぞは凍え死ぬかもしれん。

戻り始めたら、黒山の人だかりの先が光に溢れておる。

中之島公会堂の壁面をキャンバスにしたプロジェクション・マッピングってやつだね。
近づいてみよう。

あっ、目の前まで来たら終わっちやったよ。
このまま帰るのも何だか癪だ。警備員を探して、次の上映時間を尋ねてみよう。

太っちょの警備員曰く、5時40分との事。おっ、6分後だ。それくらいだったら、気の短いオイラでも待てる。

その警備員がこっそり教えてくれた。
真ん中からやや右寄りが一番見やすいらしい。
ありがとう。太っちょの警備員さん。

結構楽しめた。
プロジェクション・マッピングを見るのは久し振りだけど、随分と進化してるんだね。

でも、肉眼で見るより写メの方が綺麗だったりするんだよなあ…。多分、肉眼の方が優れているから、逆にアラも見えちゃうんじゃないかと思う。

帰途、公会堂の裏側にまわったら、煌々とした月が昇っていた。

2017 聖夜の献立

 
うわっ(;゜∀゜)!
デカっ!\(◎o◎)/、キショ( ̄□||||!!
イブの日にワシ、何こんなキショクの悪いもん買うとんねん(; ̄ー ̄A❓

ん~、でも今イチ大きさがわかりづらい。
はめてた腕時計を外して隣に置いてみる。

よし、これで大きさは解りやすいだろう。

えー、これはタラコでーす。
でもタラコはタラコでも真鱈の卵。あの鍋の脇役のタラがコイツの親なのです。
じゃあ、明太子など世の人々がタラコと認識しておるモノの親御さんは何なのかというと、これはスケソウダラ(助宗鱈)さんなのだ。身はタラと比べるとあまり旨くないようで、そのままの姿で世に出回る事はまず無い。大抵は蒲鉾などの練り製品の材料になるらしい。

それにしてもグロいなあ…。
そら誰も買わんし、売れ残るわ。ワシとて税込106円と云う爆安価格でなければ、手に取る事も無かったであろう。
とにかく、およそ食いもんとは思えぬキショさだ。
う~ん、買ったはいいが、どないしよ❓

安心して下さい。
あたら私がいくら狂人まがいとはいえ。まさかこんなグロいもんをクリスマス🎄イブの献立のメインに据えるほど勇気ある人間ではない。ちゃあ~んとそれなりには考えてはいるのだ。

【野菜とシーフードのマリネ】

【自家製熟成塩サーモン】

【蒸し殻付き牡蠣】

【スモーク・チキン】

勿論、シャンパンも用意した。
クソ安物のシャンパンだけどさ。

あ~、ヴーヴ・クリコとかモエ・エ・シャンドンとか飲みたいよー(ToT)

えっ(・。・;❓、あのグロいヤツはどうした?ってか。
ハイハイ、中々に大変だったけど、ちゃんと下拵えしましたよー。
でもそれは又の機会に(笑)。

台湾の蝶2フォルモサフタオチョウ

  
   第2話『小僧、羽ばたく』

Polyura eudamippus formosana
フタオチョウ 台湾亜種♂

(同個体裏面)
(2016.7.9 台湾南投県仁愛郷)

ヒメフタオの次となれば、同属のエウダミップスフタオチョウ(フタオチョウ)を紹介するのが自然な流れだろう。
しかし、そこまで考えて第1話を書いていなかったというのが偽らざる本音だ。明後日から先の事は考えられない困った性格の人なんである。これはもう宿痾の病だろう。

( ̄▽ ̄;)むぅ~、エライコッチャのそらそうだわなの展開が予想されるゆえ、早くも書く気が挫けがちだにゃあ~(ФωФ)…。
正直、エウダミップスフタオチョウは素人のワイにはお題としては、ちぃーとばかし荷が重すぎるのだ。
オジサン、分類が沖縄のフタオチョウの存在を含めて色々と面倒くさいと云う事をすっかり忘れてたよ。
困ったなあ…。その辺をどう上手く整理して説明すればよいのか皆目見当がつかないよ、おーまいがっと・とぅぎゃざー(ToT)

そもそも、エウダミップスフタオチョウと書いたけど、和名は単に「フタオチョウ」とされるのが一般的だ。
ほ~ら。もうこの時点でややこしい。
和名に関しても色々と問題があるのだ。タイトルをフタオチョウではなくフォルモサフタオチョウとしたのには、それなりに深い事情があるのですよ。

(ー_ー;)…何だかなあ~。
ここまで書いてて、本人的には早くも躓いてる感がある。参ったなあ…。その辺のややこしい説明はおいおいしてゆく予定ではあるが、上手く説明する自信が全然ない。それくらいに分類学的にややこしい種なのだ。
連載2回目にして、早くも継続の危機である。
途中で頓挫、放棄して逃亡しない事だけを祈ろう。
皆さんも祈ってくだせえ。

分類学的な事は措いといて、先ずは台湾のフタオチョウの事から書き進めていこう。

タテハチョウ科 フタオチョウ亜科 Polyura属に含まれる中型のタテハチョウで、前回紹介したヒメフタオと同じくらいの大きさだ。
しかし、胴体はやや太くて、より強靭なイメージがある。ゆえに飛翔力は強い。敏速だ。ビュンと一直線に飛ぶ。フタオチョウ軍団の中では比較的小さい方の部類に入るせいか、とてもすばっしっこく見える。時々、姿を見逃すくらいだ。
初めて会った時も地面に止まっているのに気づかず、足元からパッと羽ばたいて⚡ビュン。気づいたら枝先にピッと止まってた。しかもコチラを向いて。
小回りの効く、韋駄天小僧って感じなのだ。

台湾では全島に渡って分布し、平地から低山地に多い。自分の経験では標高700m以上では見たことがなく、500m前後でよく見かけた。
5月に現れ、7~9月に数を増す。秋には個体数を減じるが、11月まで見られるという。越冬態は蛹。
雌雄ともに樹液、腐果(落下発酵した果物)、ミミズや蛙などの小動物の死体、獣糞に好んで集まる。
オスは、樹の梢付近でテリトリー(占有活動)を張り、地面に吸水に訪れる(ヒメフタオと同じくメスは吸水には来ない)。
前述したように飛翔は敏速だが、わりとすぐ止まってくれるので観察はしやすい。また、腐果などの餌を吸汁をしている時はアホ。一心不乱にお食事されているので、手で摘まめる時さえある。それくらい餌には意地汚いのだ。
フタオチョウのグループは大体皆そうで、美しいクセに悪食。敏感且つマッハで飛ぶクセにどこか抜けている。まあ、そんな賢いのかアホなのかワカンナイところが、自分がこのグループを好きな一因なのかもしれない。

色彩斑紋は♂♀同様だが、メスはオスよりも一回り大きく、下翅の尾状突起が外側に広がる事から区別は比較的容易。

コヤツもヒメフタオ同様に実物のメスは見もしていないので、自前の画像は無い。
ゆえに図鑑から拝借した画像を添付しておきます。

(出典『アジア産蝶類生活史図鑑』)

台湾での幼虫の食餌植物は、マメ科のムラサキナツフジ。与えれば、藤やタマザキゴウカンでも順調に育つという(又おまえかっ!玉裂強姦❗)。

そうだ。野外写真も添付しておかなきゃね。

この写真で思い出した。
たしかコイツ、地面に止まってたんだよなあ…。
で、距離を詰めて上から網を被したはいいけど、横から逃げられそうになった。
!Σ( ̄□ ̄;)ゲッ、慌てて網の外枠を押さえようとして駆け寄った。だが如何せん足場が悪かった。
雨水で削られた溝に足をとられて\(ー_ー)/アッチャー。前にツンのめって、あろうことか網の柄をバキッ💥おーまいがっと・とぅぎゃざあ~Σ( ̄ロ ̄lll)
完全に踏んづけて、真っ二つに折っちまった。あれは、マジで泣いたね(T_T)

この辺の詳しい顛末は、アメブロの『発作的台湾蝶紀行』に書いておりまする。興味のある方は、第24話の「小次郎、死す」の回を読まれたし。

採って実物を見た時の第一印象は、沖縄のフタオチョウと一緒やん!だった。
しかし、帰ってきて沖縄のと見比べるてみると、細かい所がだいぶ違ったので、思いの外(ほか)驚いた。
沖縄産のフタオは黒いのである。それに下翅の双つの尾状突起が明らかに短い。我が日本国の男児としては、慚愧に耐えない短小さだ。
他にも裏面の黄色い帯が太くなるなど、細かな点を見ていけば結構な相違点があって、あらあら(◎-◎;)の、ほう~(・。・)の、(;゜∀゜)え~だった。

そういえば両者の幼虫の食樹も全く違う。噂では幼虫形態も違うと聞いた事がある。だから、一部では別種説も囁かれてたのは知ってはいた。けんど、天然記念物がゆえに許可が降りないと大っぴらには研究も出来ないし、飼育も出来ない。だから研究結果の発表も出来ないという現状なのだ。そういう理由から日本のフタオチョウの幼生時代の情報は極めて少ない。
日本の自然保護行政は、クソ問題有りで、色々と難しいところがあるのだ。

(ー_ー;)ほらね。ややこしい話しになってきたよ。
でも、ここからが更にややこしい話になってくるんだよなあ…。

取り敢えず、沖縄のフタオチョウの画像を添付しておこう(沖縄のフタオチョウは天然記念物に指定されているので、画像は図鑑のものを図示しておきます)。

上2つがオスの裏表。
以下の2つがメスの裏表である。

(以上4点共 出典『日本産蝶類標準図鑑』)。

似てるけど、違うっちゃ違うでしょ?

しかし従来、日本のフタオチョウも台湾のフタオチョウも大陸に分布するフタオチョウと同種とされてきた。台湾のも日本のも1亜種にすぎないと云う扱いである。
だからこの時、2016年の時点では自分はまだ日本のフタオチョウもPolyura eudamippus エウダミップスフタオチョウの一員だとばかり思っていた。
でも、それってオカシイんじゃないの❓と云う感想をブログに書いたら、その道のプロである勝山(礼一郎)さんから、目から鱗の御指摘があった(リンク先のFacebookだったと思う)。
何と、沖縄のフタオチョウは最近別種になったらしいのだ。
学名は、亜種名の weismanni がそのまま昇格しての Polyura weismanni となったようだ。
日本の蝶愛好家の中でも、この事実を知っている人はまだ少ないかと思われる。なぜなら、ネットに掲載されている情報では、ほぼほぼ学名が以前の古い学名のままだからである。

問題はこれにとどまらない。
この大陸にいる奴等、中でも原名亜種を含むインドシナから西に分布するのが、台湾や沖縄にいるのとは同種とは思えんくらいに見た目も大きさも違うんだよなあ…。

(2011.4.1 Laos Tadxay)

ここで限界を感じて筆が止まる。
先を模索してみたが、もうワケワカラン(○_○)…。
それにどうも上手く書けなくて、ここまで何度も何度も書き直しているんである。レイアウトも何度も組み替えたから、もう゜゜(´O`)°゜ヘトヘトだよ。

で、それなりに無い頭で考えたのだが、ここで更に論を展開してゆくのには無理があると思うんだよね。
そもそものテーマは「台湾の蝶」なのだ。なのにこの先、そこからドンドン外れてゆく一方になるのは明白。そりゃ、本末転倒というものでしょう。
そんなワケなので、この続きは稿を改めて番外編として別な機会に書こうかと思ってます。

尻切れトンボでスンマセーンm(__)m

                 おしまい

追伸
我ながら、見事な尻切れトンボ振りだ。
ここまでブチッと唐突に終わるのは、あまり記憶がない。それだけ追い込まれていたんだろネ。草稿の時点では、ボケも一切なしだったしさ。

タイトルをフォルモサフタオチョウとしたのには理由がある。沖縄のフタオチョウが独立種になった事により、和名がグッチャグッチャになったからだ。
亜種名を和名に冠した方が、まだしも解り易かろうと考えた上でのはからいです。

えー、タイトルついでに。
別稿のタイトルは『エウダミップスの迷宮』か『エウダミップスの憂鬱』になる予定。
何だか、まるで推理小説と純文学のタイトルみたいだよな。『エウダミップスの孤独』とか『エウダミップスの逆襲』、『エウダミップスの咆哮』etc…なんていう続編、シリーズものも一杯書けそうだわさ(笑)

難民、天王寺界隈を徘徊す。

 
新連載の『台湾の蝶』の第2話が早くも頓挫の様相を呈しておる。
気分転換にFacebookに投稿した記事を再編、加筆してお届けします。

気の知れた女ともだちから「北斎展」のお誘いを受けた。

混雑が予想されるので、珍しく午前9時45分という早い時間に天王寺駅で待ち合わせした。
だが、甘かった…。

開館直後なのに、もうこの黒山の人だかり。
画狂老人の人気、恐るべし❗❗
チケット買うのに1時間待ちだとさ。
並ぶのと待つのが死ぬほど嫌いなオイラの事を忖度してくれたのか、『やめよ。』と云う姉さんの鶴の一言で、即刻離脱のUターン。

とは云うものの、はてさてどうしたものか?
とりあえず早めの昼飯でも食おうかとなったのだが、中途半端な時間である。ウロウロするが、まだどこも飯屋が開いておらん。早くも難民と化す。

姉さんが中華を食いたいと言うので、ネットで調べて地図を脳ミソにインプット。辿り着いたのがこのお店。

中華料理『悦来閣』。
裏町の場末感満載の場所の一角で、ギョーザと書かれた幟(のぼり)が風に揺れていた。

パッと見、雰囲気的にはハズレだ。
だが、一考の余地はあると思った。こんな場所を観光客が通ることなど、まず無いだろう。ならば、一見(いちげん)のお客は殆んどいない筈だ。となると、三段論法で地元の人くらいしか来ないと云うことになる。
外観からはそれなりの年数経過が感じられるし、そこそこ続いてきたからには一定のニーズはあるって事だ。
つまり、地元の人の普段使いの中華と結論づけてもよかろう。ならば、そこそこ旨い可能性がある。
但し、賭けではある。行列が有るわけでなし。旨いという確たる保証はどこにも無いのだ。
かと言って『食べログ』の感想記事を読むのも癪(しゃく)だ。店選びは、最終的に自分の経験に基づいた己の嗅覚と勘のみで決めたい。姉さんの意見は聞いても、見知らぬ赤の他人の意見などに左右されてたまるものか、ボケッ(*`Д´)ノ!!!

時刻は午前11時前。
店の前で二人して逡巡していると、オバチャンが看板を持って店から出てきた。
『いらっちゃいませー、どぞー』と声をかけられる。
日本語だが、明らかに訛りがある。間違いなく中国人だろう。これで決心が固まった。

中国人がつくる中華にハズレなし。

店内は、町の普通の定食屋といった風情。
促されて真ん中のテーブル席に座る。

オラと姉さんは、コンビ・ザ・酒バカだ。
当然朝っぱらから🍻ビールである。
ビールとあらば、自明の理の如く餃子であろう。
幟にもギョーザとあったではないか、意見一致で迷わずオーダー。

えー、ここで一言ことわっておきます。
写メ撮ってないので、画像は無しです。だって文章書く気なんて無かったんだもん。興味のある方は食べログで探しましょう。

見た目は、羽付きで如何にも旨そうな餃子だった。
(ハイ、おのおの頭の中で勝手に想像しましょうね)

しかし、食べてみてちょっと驚く。
食べたことのないベクトルの不思議な味の餃子だったからだ。旨いには旨いんだけど、妙に上品でアッサリしていて餃子特有の👊パンチ力があまりないのだ。
これはこれで有りだと思うし、慣れればハマる可能性はあると思う餃子かな…。

次なるオーダーを模索する。
姉さんが普段めったに外でラーメンを食わないとおっしゃるので、ラーメンに決定。
味噌とか豚骨とかもあったけど、ここはシンプルに醤油ラーメンをチョイスだろう。直感的に、こういう店では王道を外してはならないと思ったのだ。

餃子、ラーメンとくれば、炒飯だろう。
さらに定食メニューの中から、これまた間違いは無いだろうという『海老と卵の炒めもの』をチョイス。
三品まとめて頼んで、これにてハニー❤フラッシュ❗もといのオーダー・フイニッシュ❗

書いてて飽きてきたので、こっからは早足でいく。

『海老と卵の炒めもの定食』。
シンプルな炒めものを想像していたが、予想外の海老チリ風。味付けは悪くないが、片栗粉がダマになってて期待値を大きく下回るものだった。
各定食に付いてくるという「白身魚フライ」は冷たくて、(#`皿´)ガッデーム❗お前なんかオマケでもいらんワイと云う代物で❌。
但し、自家製らしきザーサイはバリ旨❗白メシに合う最高のアイテムだ。

『炒飯』。
見た目はベッチャリ系。
ふわパラ系が好みだから、ややガッカリする。
だが食べてみると、そうでもない。ちょっと独特ではあるが、味付けも嫌いじゃない。旨いと言ってもいいだろう。但し、食い進めるうちに飽きてくる味。
付いてくるスープは旨い❗たぶん化学調味料とか入ってそうだけど、そんな事はどうでもよろしの美味さだ。

『醤油ラーメン』。
さして期待していなかったが、これが驚き桃の木、カッパのへぇ~だった。
見たところ、麺は太さノーマルの中細ストレート麺。
スープもどこといって特徴のない色と澄み具合。
具はネギとチャーシュー、もやし。あとメンマも入ってたっけ?これまたノーマルそのもののラインナップである。
とにかく、見た目はシンプルの一言。何ら奇をてらったところの無いごく普通の醤油ラーメンだ。
だが何も考えずに麺をズズッとすすって\(◎o◎)/アチャマー、びっくらこいた。見事な調和といおうか、ワケがワカランくらいにシンプルに美味いんである。麺の硬さも程好く、スープとの相性も抜群だ。

順番が逆になったが、次いでスープだけを飲む。
( ☆∀☆)メチャクチャ美味いやんけー。
有名なラーメン店なら、まず先にスープから飲むのが常道だから、よほどナメてかかってたんだろうネ。
多分、ベースは白湯スープ。これまた基本路線を踏襲している。だが、微かな香りが鼻腔をかすめて抜けた。何だろ❓記憶にある香りなのだが、一瞬香ったと思ったら、押し寄せてきた旨みの波に埋没するようにして消えた。

もう一口食う。今度は具も一緒だ。
チャーシューは、まあ普通。メンマはそこそこに美味いってとこだ。でも、もやしが心憎いまでに麺のサポートをしておる。シャキシャキ感が堪んない。麺と共に口の中で噛んでいると、そのシャキシャキがアクセントとなって口の中で絶妙のハーモニーを奏でるのだ。
普通だけど凄い。普通の中の究極の醤油ラーメンって言いたくなるような稀有なるバランスのラーメンだ。
しかも、600円だぜー。コスパ、最高じゃん。
正直、昨今のラーメン屋の値段の高さには疑問を持たざるおえない。いくらスープに金と手間が掛かっているか知らんが、千円近くもするラーメンってどうよ❓
もう庶民の食いもんとちゃうで。その値段を出せば、そこそこ豪華な定食が食えるんちゃうんけー。

しかし激賞はしたものの、最近は外であまり飯を食わないので、自分の舌が今どの程度のレベルにあるのかがワカラン。舌は鍛えられるものでもあるからだ。
ここは姉さんに一刻も早く食ってもらって、感想を述べて貰わねばならぬ。でないと不安だ。美味いもん好きの姉さんのコメントは信用に足る。

『美味しいわあ。もやしのシャキシャキ感もいいと思う。あっ、少し八角の香りがするネ。』

おー、(  ̄▽ ̄)そうかあ。言われてみれば、あの香りは確かに八角の匂いだわさ。
流石だよ、姉さん❗❗尊敬させて戴きます。
考えてみれば、本場中国や台湾では、わりと普通に八角(スターアニス)は使うもんね。五香粉(ウーシャンフェン)にもふんだんに入っておるしさ。
もしかしたら、この微かに香る八角が、普通だが普通でない極上の醤油ラーメン足らしめている理由なのかもしれない。

ここまで書いといて画像が無いのも忍びないので、最後に他からパクっきた画像を貼り付けときます。

(出典『Retty』より)

さてさて、腹も一杯になった事だし、この先どうすっべか❓

                 つづく

追伸
Facebookにあげた3つの記事を纏めるつもりが、アホほど加筆してしまった。ラクしようとしたのに、これじゃ丸っきりの新作じゃねえか。気分転換のつもりが、かえってシンドしてどないすんねんである。

因みに、実を言うとこの中華屋には後日また行った。
ラーメンの味を確かめる為である。ああゆう大衆中華って、珠にたまたまその日だけの「偶然の奇跡」が起きたりするのである。常連のとっつあん曰く『大将、今日のスープ、上手いことデケてるやないけー』の世界である。

で、肝腎の食っての感想。
ハッキリ言って前とは少し違ってました。美味しくないことはないんだけど、前ほど美味くはなかったと云うのが偽らざる感想だ。そこに感動も驚きもない、本当に普通のラーメンに成り下がっていた。
味のバランスというのは、ちょっとでもズレれば大きく印象が変わるものなのだろう。
とはいえ、どっちの日が普段の味だったのかはワカラナイ。たまたまこの二度目がハズレで、最初の一杯が普段の味だったのかもしれないのだ。
だから、もう一回行ってやろうと思ってる。

でも、三回目は又違う味だったりするんだよな~(笑)
多分、店には料理のベースになるスープがあって、それを使って色んな料理をつくるのだと思う。だから、ラーメンもその日のスープの出来次第というか、味次第だと思うんだよね。ラーメン専門店じゃないんだから、そこまでスープには拘ってない可能性は充分にあると思う。八角の量もその日次第で、下手したらオヤジさんの気分で入らない日だってあるかもしれない。

あのなあ~、多分なあ~、スープの素となる具材が毎日いっしょとちゃうでぇーΨ( ̄∇ ̄)Ψ。

男は黙ってカツ丼

 
カツカレーとくれば、当然次は男のロマン『カツ丼』であろう。

カツカレー用に買った豚肉がもう1枚残っているとあらば、他の選択肢などあろう筈もない。
何てったってカツ丼は「男の浪漫」なのである。男たるもの、カツ丼の一つや2つ作れんでどうする。
さあ、壮大なる物語へと突入じゃ。

①先ずは丼用のかえしをつくる。
鍋でお湯を沸かし、そこに顆粒の鰹だしと昆布だしを加える。もちろん鰹だしだけでもよいのだが、そこが俺流のこだわり。昆布だしを足すことによって、より旨みが引き出されるのだ。
酒、味醂を加え、薄口醤油で味を整える。味がぼやけていると思えば、塩で調整されたし。

②玉ねぎを切る。
薄めと厚めの2種類に切り分ける。これはクタクタとシャキシャキの二つの食感を楽しみたいが為である。
玉ねぎは切ってから15分以上放置する。
いくら放置プレー好きだからといって、玉ねぎまで放置したいと云う変態願望はない。
これは、暫く置くことにより玉ねぎの有効成分である硫化アリルを安定させる為である。こうしておけば加熱しても硫化アリルが壊れないのだ。切ってすぐに熱を入れると成分が壊れてしまう。もちろん玉ねぎを水に晒すなんぞは言語道断。大事な成分が水に流れちゃうよーん。
参考までに言っとくと、硫化アリルには抗酸化作用や血流を良くする働きがあり、ビタミンB1の吸収率を高め、新陳代謝を高めるとも言われている。また、糖尿病の血糖値を下げ、発ガンの抑圧にも効果があるようだ。おまけに中性脂肪と悪玉コレステロールを下げ、体内の有毒物質まで排泄するらしい。
玉ねぎって、どんだけ凄いねん(◎-◎;)❗

③それをかえしに投入し、6割がた火が通ったら一旦火を消してそのまま味をなじませる。
出来ればだが、味をよりなじませる為にそのまま一晩冷蔵庫に安置すれば猶良し。

④トンカツの製造にとりかかる。
これは前回のカツカレーの回に詳しく書いたので、はしょります。
一応、リンク貼っとくか。

ねぇ、無性にカツカレーが食いたくなる時ってありません?

カツの準備をしながら、頭の中でカツ丼にまつわる様々な想いが浮かんでは消えてゆく。
 
昔はうどん屋や定食屋に行けば、必ずと言っていいほどカツ丼とうどんを頼んだものだった。
男一匹ド根性、脇目もふらずに一直線。
男は黙ってカツ丼なのである。

この丼物と麺類の組合せは男の矜持である。
特にカツ丼とうどん(もしくはラーメン)のツートップは、女子供では真似の出来ないボリュームだからこその、男のプライドなのだ。
これは、ただ物量にまかせて相手を圧倒すると云う幼児的且つ単純な発想から来るものだが、男とはそういうものである。つまり、バカなのである。

男は強くなくてはいけない。
ガッツリ食えなければ生きている資格がない。

男たるもの、ワッシワッシとカツ丼をかっこみ、ズルズルと麺をすすり、隣の彼女の目を丸くさせねばならぬのだ。
つまり、カツ丼とは男の食いもんなんである。

でも、ある日突然その黄金の組合せが苦しくなった。
食うのが辛かったのだ。正直、残したいと思った。
その時、悟った。もう自分は若くはないのだと。
謂わば、この黄金タッグは、若者が若者であるがゆえの特権であり、アイデンティティーでもあるのだ。
おいちゃん、この時は打ちひしがれましたなあ…。
俺が俺でなくなった…。自己同一性の崩壊である。
全盛期だった以前の自分とは違うのだという、その現実をまざまざと眼前に突きつけられたようなものだ。
多分、この瞬間にオイラはニイチャンからオッチャンと呼ばれるモノになったのだと思う。

その日は意地で食いきった。しかし、その後何度もトライしたが、結果は同じだった。キツいんである。
やがて、カツ丼の横に控えていたうどんは私の前から去っていった。
good-bye(;_;)/~~~、うどんさん。元気でやってくれ。

友を喪ったような気分だった。
うどんはカツ丼というヒーローを支える強力なサブキャラだったのだ。王将に飛車角、三国志の関羽と張飛みたいなもんである。あっ、これは2つと二人か。
ならば、ルパン三世の次元大介でどうだ。あっ、これも厳密的にはもう一人いるわ、五右衛門が。
じゃあ、キン肉マンのテリーマンでどうだ❗
いい線いってると思うけど、男しか解らんか…。
では『ベルサイユのばら』のオスカルとアンドレの関係でどうだ。これなら女子にも解るというもの。
何?、古い?
確かにそうだ。でも、オジサンは最近のはワカンナイんである。調べれば、そういうのも見つけられるかもしれない。けど、んなもん知るかっ!(ー。ー#)。
若者にはおもねるつもりは全くない。
知りたかったら、便利な世の中なんだからウィキペディアででも調べたまえ。

でもよくよく考えてみれば、うどんはヒーローとそれを支えるサブキャラというよりも恋女房みたいなもんではないだろうか?
何人かの女性の顔が浮かぶ。
しかし、どのオネーチャンも寄り添って支えてくれる恋女房という風情ではない。キャラが濃いんである。
まあ強いて云うなら、ふたりか…。
けれど、どっちとも男をつくられてフラれたんだよね。しかも、つきあっててフラれたのはこの二人のみだ。あ~あ、何だかなあ…。
忘れよう。過去はどうあがいたところで変わらない。

やがて、時を経(ふ)ると、カツ丼そのものさえも段々しんどくなってきた。重いんである。
今でもカツ丼はたまに食うが、以前ほど頼まなくなった。もり蕎麦とか鴨南蛮とか渋い系にいく事が多い。それは、ひとえに胃に重いと云う理由からだれう。
カツ丼を食うには、パワーとエネルギーがいるのだ。

悲しい哉、とにかく、男は黙ってカツ丼ではなくなったのである。
そういえば「男は黙ってカツ丼。」って盛んに言ってたのは、腕力作家の椎名誠だったっけ?
彼はたしか又、こうとも言っていた。
「カツ丼を食えなくなったら、男はおしまいだ。」

きっと若者の時の胃袋よりも消化する力が弱まっているのだろう。消化作用が弱い分、胃に残る滞在時間も長い。だから重く感じるのだろう。
老いは、自分にも確実に進行しているのだ。
哀愁だなあ…。いったい幾つまでカツ丼を食い続ける事が出来るのだろう。

そこでモノローグを一旦中断する。
いよいよ、調理も佳境に入ってきたのだ。

⑤卵2個を割り、素早くかき混ぜる。
この時の注意事項は、あまり卵をかき混ぜすぎない事だ。白身が適度に混ざる方がよい。
そして、さらにもう1個卵を割り、黄身だけを取り出しておく。

⑥カツが揚がるのを見越して、かえしの入った鍋を火にかける。さあ、いくぜ。

⑦ここからは時間との勝負だ。怒濤で突き進まねばならぬ。男の料理は豪快且つスピーディーとすべし。
カツを上げて油をきり、ザクザクと適当な大きさに切り分けたら、素早く鍋に放り込む。連続して三つ葉も投与。間髪入れずに、すかさず卵液の半分量を外側に入れてゆく。少し間をおいて、残りの卵液半量を中心に入れて火を消し、蓋をしめて30秒ほど放置。
卵を二度に分けて入れるのは、火のシッカリ入った所と、生っぽい所とを渾然一体にさせる為だ。卵が固まり過ぎるのはヨロシクない。

⑧その隙に果敢に丼を用意し、御飯をよそう。
で、本体をザッとその上に乗っける。あとは黄身を乗せて山椒を散らせば完成❗

う~ん、何かカツが隠れてしまって、カツ丼なのか何なのかワカランような状態になってしまった…。
カツは後乗せにすれば良かったかなあ?
或いは卵を1個だけにして、カツの存在を際立たせるべきであったか?
それともアタマ抜き(築地辺りで使われる隠語で、カツ丼の上の部分(頭)を取ってしまうことに由来する=カツとじ)と言って、ご飯とカツを別々に盛るという作戦をとるべきであったか?
いやいや、それではカツ丼とは呼べないだろう。そんなの亜流だ。男らしくデンと上に乗っけるのが男子の本懐、カツ丼のカツ丼たる正しき姿だ。

ゴチャゴチャ考えてる暇があったら、とっと食おう。
男は黙ってカツ丼なのだ。

インスタ映えを意識して、つい黄身を潰して写メを撮ってしまう。

卵の黄身ドロリは、アイキャッチとして相当強力だとTVで言ってたからだ(でも、全然「いいね」の数は伸びんかった)。
我ながら情けない。およそ男らしくない行為だ。

気を取り直して、黙ってワッシワッシとカッこむ。
(T□T)グスッ、感無量。
見た目はともかく、味は抜群だ。バリ旨だよ。
味だけで言うなら、卵2個半が正解でしょう。

猪突猛進。
そのまま一気に食いきった。
あらためて思う。
やっぱカツ丼って美味いよなあ(о´∀`о)

体調は万全。胃にもたれるといった症状もない。
俺、まだまだ男のカツ丼人生、続けられそうだ。

                 おしまい

 
追伸
ついでにつけ足しておくと、カツ丼のルーツは東京・早稲田の蕎麦屋『三朝庵』だそうな(諸説あり)。
大正時代の事らしい。当時は既にトンカツも庶民の間に広まり始めていたから、時代の中で自然な流れとして誕生したのだろう。
因みにこの店は今も健在で、創業当時と変わらずトンカツは近くの店で買ってきて使用しているそうだ。
親父さん曰く、『うちは蕎麦屋なんだ。トンカツが食いたきゃ、トンカツ屋に行きやがれ。』なのだそうな。
中々、剛毅なオヤジさんだ。好感が持てる。