鰹の塩たたき丼

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高知産の状態の良い鰹のタタキが、半身のサク(下側)で398円で売ってたので買った。

薬味は上が貝割れ大根。右側が芹、茗荷。左側が葱とニンニクのオリーブオイル漬けである。
コレを薬味なしの塩のみで食う。
思うに、鰹のタタキは塩で食うのが一番旨い。究極的には。薬味さえも邪魔だと思ってる。但し、鮮度が良ければの話だけど。

翌日、残りの半分を切り分けて塩を振り、手で叩いて馴染ませる。で、15分程おいてから酢飯の上に乗っけて、薬味を盛れば出来上がり。

途中、飽きてきたので醤油でも食ってみた。醤油は醤油で旨いんだけど、鰹の風味が消えてしまう。

この時期の鰹も旨いけど、10月には脂が乗ってもっと旨いだろう。待ち遠しいね。特に藁焼きしたヤツは悶絶するほど美味いんだよなあ。

今年も何だかんだいって、結構カツオは食ってるなあ。

コレなんか殆んど薬味なしだ。塩のみで押してますな。

コレもそうだね。たぶん皮付きのサクに金串を刺して、ガス火で皮めだけを炙ったんだと思う。

これも同じだね。

薬味は葱、茗荷、ニンニク。通常だと、こうだよね。
あっ、大葉が抜けてるな。

薬味は葱、茗荷、ニンニク、大葉、貝割れ大根。
でも茗荷が無いし、白胡麻はイレギュラーか。

これまた薬味が違ってて、葱、ニンニク、胡麻とシンプルだね。

これは大葉、葱、ニンニク。そして玉葱だね。
普段は薬味に玉葱は使わないから、自分としては珍しいね。結局のところ、冷蔵庫にあるものをテキトーに使ってんだろな。

葱、茗荷、大葉、ニンニクだから、コレこそが王道だろう。
あっ、でもニンニクはオリーブオイル漬けだから、正真正銘の王道ではないね。ちなみに塩は藻塩だったと思う。

コレこそかと思いきや、茗荷さんが不出場でんがな。

これも茗荷さんがいない。ニンニクもオリーブオイル漬けだ。

タタキではなくて、刺身だね。
脂が乗ってそうだけど、期待した程ではなかったと思う。
これも茗荷なしだね。きっと茗荷無しの時は、おそらく値段が高かったからじゃないかな。

カルパッチョだね。
薬味は玉葱と貝割れ大根だね。これは今イチだった。途中で醤油かけたもんね。
思うに、カツオはあまりカルパッチョには向いてないような気がするなあ。

これはヅケ丼だろう。
ヅケもカツオには向いてないと思う。

たぶん、なめろう。
コレも今一つだった。

こっちは山椒をふんだんに掛けてやった。

鰹とろろめし。
味は悪くはなかった記憶がある。でも、メチャメチャ旨かったという記憶もない。

何か鰹マニアと言ってもいいくらい鰹を食ってんな。
さあ、秋も鰹を食いまくろうぞ。

                   おしまい

 
追伸
薬味に何故に生姜を使わないのか❓と訝る御仁もおられるかと思うが、あんなもんは本場の高知では邪道である。高知ではニンニクが基本なのだ。生姜を使うのは臭みを誤魔化すためだと言われている。高知のカツオは鮮度が良いので、そんなもんは要らんというワケだ。ちなみに、塩で食うのも高知スタイルである。
最近は流通スピードが格段に良くなっているので、大阪でもかなり鮮度の良いカツオが手に入るようになった。だから、塩とニンニクで食ってるんである。
塩で食べた事がない人は、是非とも試して戴きたい。但し、冷凍を解凍したものは言語道断。生で鮮度の良いものじゃないと、ダメだからね。
 

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投稿者:

cho-baka

元役者でダイビングインストラクターであり、バーテンダー。 蝶と美食をこよなく愛する男。

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