肉汁補填迷走スープ、嘆きのおじさん

 
しつこいぞオマエの『変わり太麺三連発の原点』第四弾である。

牛肉と牛蒡のしぐれ煮。
魚介系ばかりでは片手落ちと考えたワケではない。単に魚介系ばかりが続いたので、肉を食いたくなっただけだ。

しぐれ煮というのは、ようするに生姜で炊いた料理の総称ですな。漢字で書くと時雨煮。
ちなみに、前回から生姜を使った料理が多いのは新生姜を買ったからです。この新生姜というもの、なぜか塊でしか売ってない。ヒネ生姜みたいにちよっとだけでは売っていないのである。何でやねん❓

作り方は簡単。
牛蒡をテキトーに茹で、そこに顆粒の昆布かつおだし、酒、味醂、醤油をブチ込む。
牛蒡が適度な歯応えになったら、生姜を入れる。で、ひと煮立ちさせたら、牛肉を加えて出来上がり。

結構な量を作ったので、翌日は時雨丼にした。

といっても、白飯の上に乗っけて一味をかけただけ。
そして、余った煮汁はもちろん謎のスープへ。

お次はコレ。

羊肉の酒&ワイン漬けソテー。
骨付きのラム肉を日本酒、白ワイン、塩と共に一晩漬け込んで焼いただけ。
柔らかくて旨い。羊のクセも酒とワインでやわらげられている。

ハイ、もうお解りかと思うが、漬けダレは件のスープにドボンだす。

地鶏の酒蒸し。
酒蒸しとはいっても、酒と魚醤をかけてラップし、レンジでチンしただけ。
これが簡単だが、美味い。
多分、鶏は佐賀県の「ありた鶏」。地鶏ゆえに味が濃く、肉に弾力があって誠によろしい。
当然の如く酒、魚醤、鶏のエキスが渾然一体となった蒸し汁は極上である。ちよっと勿体ない気もするが、謎汁にダイブ。

牛、羊、鶏とくれば、当然次は豚でしょう。

【豚骨付きカルビのコンソメ煮】

豚カルビと玉ねぎを冷たいコンソメスープに入れて4時間ほど放置。味がしみたら、あとは煮るだけ。
シンプルだけど旨い。

もうお約束。煮汁はどぐされ汁にお嫁入り。
こんなのもう凌辱としか言えまい。

そして、迷走っぷりは禁断のコレでトドメをさす。

ベトナムのフォーだ。

パクチーも入ってるし、この残り汁をブチ込むのは危険な賭けだ。『あんさん、やめなはれ。』という声が頭の後ろからワンワンしてくるが、狂った者の暴走はそう易々とは止まりはしない。
ザッバーン💦
やってやったわい( ̄∇ ̄*)ゞ

そして、いよいよ翌日、この迷走魑魅魍魎汁にマルちゃんの「極太中華麺」がドブンするのである。

で、『変わり太麺三連発(@_@;)どぎゃぶぎゃわわ』の回へと繋がるのだね。

http://iga72.xsrv.jp/2017/06/01/post-1547/

この回では面倒くさいので、スープについては端折って書いたという事がバレるけど、まあええわい。

【魑魅魍魎ラーメン】

【魑魅魍魎つけ麺】

次のイカのワタ入り焼きそばには魍魎汁は入っておらぬが、一応紹介しておこう。

しかし、あなどってはいけない。
この汁は更なる変貌を遂げてゆくのである。

                 つづく

 

迷走魚貝汁補填の巻

 
性懲りもなく、『変わり太麺三連発の原点』の第三弾である。

汁は更なる変貌を遂げてゆく。

半額になっていた帆立て貝の刺身をサッと湯にくぐらせた。こうすると、帆立の甘みが増すのである。
もちろん茹で汁は捨てずに、ヒラマサの卵の煮付け、海老の茹で汁、マグロの頭を焼いた時に大量に出た脂等が混合された汁にブチ込まれる。
ホホホホ…Ψ( ̄∇ ̄)Ψ、貝のコハク酸まで加わったよん。

そこに更なるコハク酸強化じゃ(#`皿´)❗

ツブ貝の生姜煮じゃよ。
白だしと生姜であっさり煮てやった。
酒の肴には打ってつけじゃね。日本酒は元より焼酎、ビールにも、そして白ワインにだって合う。

このツマミ、白出しに針生姜を入れて煮るだけだから簡単にできるのだが、一つ注意点がござる。
貝殻から身を取り出したら、周りについたブヨブヨのものを取り除かねばならん。これは『あぶら』と言われているもので、一見脂が乗っていて旨そうなのだが、著しく味を損ねるものなのだ。何かぶにゅぶにゅして食感が悪くなるし、気持ち悪い。そして何より不味い。

ツブ貝の量がそこそこあったので、残りを炊き込み御飯にすることした。
ツブ貝を煮た汁の半分量を取り出し、酒、味醂、薄口醤油、生姜を加えて炊き上げた。
もちろんの事、もう半分の煮汁は何じゃもんじゃ汁とマリアージュじゃよ。とは言っても、これだと後妻だがね。

具はツブ貝のみの生姜ごはんみたいなもの。
新生姜が出回るこの時期、生姜ごはんが無性に食べたくなるんだよね。
美味いよなあ~、生姜ごはん。

そして、お次はコレ。

イカの芥子酢味噌あえ。
半額90円というクズみたいな値段のスルメイカをさばいてサッと湯にくぐらせ、芥子酢味噌を添えた。
イカのわたは醤油漬けにした。これが後々、変わり太麺で活躍するのである。普段はなあ~んにも考えてないけど、アッシだって時々先の事まで見据えて行動することもあるのだ。( ̄^ ̄)エッヘン。

イカの芥子酢味噌は定番なだけに、安定して美味いよね。
えー、イカを茹でる時は、くれぐれも火を通し過ぎないでね。身が固くなるからさ。
そして、煮汁はオートマチックで何じゃもんじゃ汁へと吸収合併されていった。

魚貝類最後は、こんなものの煮汁まで投与されるに至った。

言わずと知れた天ぷらである。
あっ、そうか。関西では練り天のことをそう呼ぶんである。九州でいうところのさつま揚げだね。いや、つけ揚げか❓関東では何て呼ぶんだっけ❓練り物かな❓さつま揚げ❓
んな事は、この際どうでもよろし。ようするに魚のスリ身、蒲鉾を揚げたヤツだ。

その揚げ蒲鉾だが、これは大阪・平野区の魚竹蒲鉾のものだ。近所のマックスバリュへ月に一度出張販売に来るのだが、これが結構旨い。

中の具は、左から竹の子、枝豆、玉ねぎである。
それぞれ食感が違って旨い。
旨いんだけど、でも食べきれなくて残した。
で、翌々日に食べようとして匂いを嗅いだら、ヤバい事になりかけていた。捨てるかどうか迷ったが、昆布だしで炊くことにした。
シッカリ火をいれときゃ、何とかなるでしょ。
何てったって、下品な胃の持ち主なのである。大丈夫、ダイジョブ~(≧∇≦)

何か汁を吸ってブヨブヨになりよった。
まあ失敗の範疇だわな。でも、味は悪かない。
とりあえず、酒で消毒じゃ。酒飲んでたら、大丈夫、ダイジョブ~。

そして、当然の如く煮汁は何じゃもんじゃ汁の配下へ。
だがしかし、迷走っぷりはこんなもんじゃ終わらない。まだまだ、どぎゃぶぎゃわ(@_@;)は続くのである。

天然平政(ヒラマサ)の卵

 
タイトルは違うが、『変わり太麺三連発の原点』の第二弾、その2である。
ちなみに昨日書いたその1にDHEAのくだりを挿入、早くも訂正加筆しておいたのでヒマな人は読むよし。

変わり太麺のスープが形成されるに至るまでには、紆余曲折、様々なファクターが関与しておる。アンタらが想像も出来ないような、まだまだ色んなエキスがスープに溶け込んでいるのだ…。

 
スーパー玉出八幡店で珍しいものを見つけた。
天然の平政の卵だ。ヒラマサ自体あまりスーパーでは見かけないのに、卵ってのはかなりレアだ。
値段も300いくら位だったから、迷わず購入。

玉出は全般的に商品のクオリティーが低いのだが、とにかく安い。それに店舗によっては変わった魚が出回るし、一匹買いなら鮮度が良くて安いゆえ、かなりお買い得なのだ。だから、時々は覗くようにしている。
正直言って、イオングループとかライフとかの大手スーパーの魚売場は、大抵は見慣れた定番の魚しか並んでいないからツマラナイ。それに、とりたててクオリティーが高いとも思えない。
かといって、高島屋や大丸は魚種豊富でモノは良くても、アッシには高くて買えない。ビッグビーンズもまた然りである。
一方、スーパー玉出の魚売場は魚種豊富な上に安くて鮮度が良いものが手に入り易い。但し、ここ強調しておくが、それは店舗にもよるし、モノにもよる。玉出は店舗によって商品の構成が微妙に異なる。特に魚介類は、並んでいるモノが全然違ってたりもする。
ちなみに店舗に拘わらず、切り身の刺身はお薦めしない。例外も無いとは言えないが、大概は最低だからだ(たぶん、推測だが一匹売りの魚の鮮度が落ちたものが刺身になるのだろう)。

つまり、目利きがとても大事だと云うことだ。
これが無い人には、お薦めしない。なぜなら、玉出は大手スーパーみたいにクオリティーが平均的ではないからだ。中には、安物買いの銭失いみたいなものもあるのだ。

しまった。のっけから話が逸れた。今回はスーパー玉出の回ではないのである。
そういえば、まだヒラマサの説明すらしていないではないか。
えーと、ヒラマサはブリの親戚です。ブリ属御三家といえば、ブリ、カンパチ、ヒラマサ。
そして、この三つの中で一番漁獲量が少なくて、世間にあまり知られていないのがヒラマサちゃんである。
大きいものは1.2m前後にもなり、見た目はブリにかなり似ている。
ブリとの違いは、より平べったくて、黄色い縞(柾=まさ=まさめ)が濃くて真っ直ぐ尻尾まで伸びている。名前の由来もそこからきている(柾が、どういう経緯で政の字に転じたのかはワカラナイでしゅー)。

(出典『ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑』)

旬はブリとは異なり、春から夏。産卵期もその季節だそうだ。
何度か食べた事があるが、ブリの仲間なだけに味は良く、調理法も何でもござれだ。特に刺身は旨い。ブリほど脂ギトギトではなく、よりあっさりしていて上品な味なのだ。正直、自分はブリよりもヒラマサの方が美味いと思う。
しかし、ヒラマサの卵は今回が初めて。今までお目にかかった事すらない。はてさて、どないな事になりまっかいな。

それでは調理開始といこう。
色々考えても他に調理法が浮かばないし、初物は定番で攻めるのが筋だ。煮付けでいこう。

①先ずはヒラマサの卵を軽く洗う。くれぐれも水道水ドバーッでジャブジャブ洗わないこと。あんさん、卵が破れて中身が流されまっせ。
水気を拭いたら、そこに酒少々を振り掛けて暫くおく。今回は20分くらいにしておいた。でも鮮度が抜群ならば、もっと短くてもいいし、なんなら酒無しでも構わんじゃろう。

②鍋で煮汁をつくる。
ヒラマサの卵本来の味を知りたいので、今回は濃い味付けは避けたいところだ。薄味でいくことにする。
ならば、白だしの出番だな。

マルキン醤油の『極淡 白だし』。
最近は手を抜く事が多いので、1から出汁をつくる事もだいぶと減った。けれども、これで充分美味い煮物ができる。味の調整幅も少なくて済むから、失敗も少ないのだ。
ひと煮立ちさせたら、火を弱めて針生姜を入れる。

③ヒラマサの卵を適当に切り分ける。
そのままの姿で煮てもよいが、より美しく見せたければ、切るべし。

④ここからが一番大事なところ。鍋を煮立てさせないように、火をギリギリまで弱める。そこにそうーっと魚卵を入れてゆく。女の子に触れるように、くれぐれも優しくね。煮立っているところに乱暴に放り込んだりすると、シーサンプーター、Ψ( ̄∇ ̄)Ψらばらばあ~。魚卵がバラバラになりまっせ。

⑤1分ほど煮たら火を切り、あとは余熱で火を通して味を含ませたら出来上がり。

花が開いたようで、中々に美しい。
ついでに言っとくと、切り幅を狭くすれば(ぼんぼり)とか紫陽花みたいに丸くなる。

口に放り込むと、ほんのり温かい。絶妙な温度だ。
噛むと、魚卵がはらはらとほどけてゆく。そして、旨味が奥から立ち昇ってきて、出汁と渾然一体となって口一杯に広がる。
ヤバい。マジで美味いやんけ( ☆∀☆)❗❗
鯛の子に匹敵する美味さだ。いや、養殖の鯛の子なら凌駕している。
美味い魚は、当然のことながら卵だって美味いのだ。ブリの卵も食べた事があるけど、ヒラマサの方が上だと思うな。
しまった。キリリと締まった辛口の冷酒を用意しておけばよかった。こういうアテは、日本酒にすこぶる合うんだよなあ。

 
翌日は海老をプラスして盛り付けた。

今回は冷製。
もちろん海老の火入れは、ギリギリ生じゃないシットリとした完璧な仕上がりだ。(^o^)v美味いね。

海老をゆがいた汁は捨てずに取っておき、剥いた海老の残り殻を入れて煮詰める。
そこに食べ終わった平政の卵の煮付けの残り汁を入れる。そして、そして、更には昨日のマグロの脂をブチ込んでやった。
ケケケケケ……( ̄∇ ̄ )
まだまだこんなもんでは終わらんぜよ。
まぜまぜま~ぜ(~▽~@)♪♪♪
沸々と沸き上がる地獄の闇鍋を掻き回す。
でもって、黒魔術の如き呪文を唱える。
🎵エロエロエッサイム、🎵エロエロエッサイム。
我は求め、訴えたり。
おまえを蝋人形にしてやろうかあーΨ( ̄∇ ̄)Ψ

                  つづく

 

変わり太麺三連発の原点 その1

 
以前、『変わり太麺三連発(_)どぎゃぶぎゃわ』と題して文章を書いたが、そこに至るにはそれなりに紆余曲折があった。でないと、あんなもん作るワケがないのである。
今回はその紆余曲折を反芻、検証してみたいと思う。

きっかけはコレ。

マグロの頭の一部である。結構、見た目はグロい。そして、マグロだけにデカい。デカい上に分厚い。

でも、安かった。値段の基準が今イチわからないが、398円なら安いのではないかと思う。
それにしてもこの量。食いきれるのかね❓
ちよっと買ったことを後悔する。下手したら、3日間食い続けなくてはならないかもしれん。まあ、なるようにしかならぬわ。

先ずは塩を強めに振って、30分程放置する。
生臭太郎を防ぐ為である。そういえば昔、部屋に泊めてもらった女の子がつくってくれたブリのみぞれ煮(大根おろし煮)が、死ぬほど生臭かったなあ…。
○○○も○○だったっけ…。
臭い○○○は元から絶たなきゃダメ(*`Д´)ノ❗❗

でもって一旦水で洗い、水気を拭いて酒と塩を振りかけてじっくり焼くことにする。

時間がかかったけど、焼けたどー。
立てたら、何かマッターホルン北壁みたいになった。
尖鋭なるヨーロッパ三大北壁の一つだ。ならば、征服せねばなるまい。

でも生の時よか、ちよこっと縮んだような気がする。見ると、下に大量の脂が溜まっている。こんなに脂が溢れ出すとはのぉー、予想外じゃよ。
刺身の部位にカマトロと云う言葉があるだけに、頭は元来脂が多いんだね。いくつになっても、日々学習じゃよ。

身をせせり出していくと、意外とデカい骨だらけで思っていたよりも身の量が少ない。ちよっとホッとしたような、騙されたような複雑な気持ちだ。

一部を皿に盛る。
なんか肉の繊維が太いなあ。

(^_^)vイエーイ、脂が乗って旨い❗
肉の繊維が太いので、ブリブリ感があって食べごたえがある。

しかし、旨いんだけど味が濃くてシツコイ。途中、醤油をかけたりもするが、次第に飽きてくる。
マグロ山北壁征服。それでも何とか食いきった。もう腹、パンパンである。

さてと…。この残った大量の脂、どうすっぺ❓
旨みが詰まっている脂だけに、捨てるには惜しい。
それに、マグロも青魚の一つである。若返りの薬としても名高いDHEAがたっぷりなのじゃ。最近、老いを感じ始めている身となれば、おいそれとは捨て置けないではないか。

この判断が、後に変わり太麺の誕生のキッカケになってゆくのである。

                  つづく

頓挫したまま

 
2015年の海外の採集記録が抜けていたので、当時の日記を探してきて調べている。
この旅では、マレーシアで携帯に怒りをぶつけた結果、液晶画面が死んだ。バキバキにヒビが入って、段々砂嵐化して、最後にはブラックアウトで御臨終。
あまりにも愚かだ。気が短いのにも程がある。

そういうワケで、ブログの旅行記(東南アジア蝶紀行Ⅳ『熱帯の憂鬱、ときどき微笑』)も80話ラオス編のラクサオのくだりで頓挫したままになっている。
思うに、2011年と2014年の画像を駆使して文章を書き続けるのに疲れたのだろう。何せ、その後もタボック、ビエンチャン、バンビエンと旅はまだまだ続くのである。
おまけに80話を書き終えてまもなくタイに向けて旅だったので、プッツン、完全に書く気が失せたに違いない。

読んでると、その後も色々あって結構面白いし、綺麗な蝶もそこそこ出てくるので、また書き始めてもいいかなと思う。

けど、その前にアメブロの記事をワードプレスに移さないといけない。それが大きな問題だ。でないと分断掲載になるから、何かと都合が悪い。
それさえ解決したら、今の気分なら書いてもいいかなあ…。けど、あと残り40話分くらいありそうなんだよね。

 
追伸
一応、東南アジア蝶紀行Ⅳ『熱帯の憂鬱、ときどき微笑』の記事はコチラ。

http://ameblo.jp/iga72/entry-12133357400.html

記事に飛ばなかったら、お手数ですが、東南アジア蝶紀行Ⅳ『熱帯の憂鬱、ときどき微笑』80で検索して下さい。それでヒットするかと思います。

 

推敲が苦手

 
早くも昨日書いた『千葉ロッテ新マスコット』の文章に手を入れる。
こういう事はしよっちゅうだ。ほとんどの文章が記事の発表後に書き直されている。
何でこういう事になるのかというと、ろくに読み返さずに記事をアップするからだ。
だったら、ちゃんと推敲しろよなとソッコーでツッコミが入りそうだが、理由は一応ある。

書いている時点では、文章のワン・センテンスが書き終わるごとにそのワンセンテンスを読みなおして前に進んではいる。全く推敲していないワケではないのだ。
だが、それで段々イヤになってくる。つまり細かく何度も自分の文章を読んでいるワケで、いいかげん飽きてくるのだ。それが溜まりに溜まって、完成した暁には全く読み返したくなくなり、そのまま全体を読まずに発表してしまうと云う次第である。
それに読み返したら、どうせ書き直したくなると思っているフシもある。早く解放されたいがゆえに、心理的に逃げているのだ。

で、翌日になって漸く一応チエックしとくかと云う気分になり、読み返す。
で、読んだら誤字脱字があったり、「てにをは」がオカシかったりする。昨日なんかは、抑えのドリスをマテオと書いてしまった(アイツら、見た目がそっくりやから、時々どっちがどっちだかワカンなくなる)。
それくらいなら、まだいい。読んでみると何となく全体の流れが悪かったりする場合が多々あるのである。そうなると、大幅訂正加筆必至だ。

書いてて、段々イヤになってきた。こんな言いワケがましいことを書いて何の意味があるというのだ。何かもう自己嫌悪になるよ。

基本的に何かを表現するのは嫌いじゃないけど、文章を書くと云うことは常に苦痛を伴うのだ。これは蝶を採るのは好きだけど、展翅は苦痛だと云うのとちよっと似ているなあ。
ホント、時々思うんだけど、展翅板に蝶と展翅テープをセットしたら、ボタン一つで展翅できる機械とかないのかね。あったら、ゼッテー、ソッコーで買うけんね。

【ゴマダラチョウ♀】

書いててホント飽きてきた。
さあ、とっと晩飯つくろっと。
おっ、その前に推敲、推敲。

千葉ロッテの新マスコット

 
『おまえ、誰や❓』の続編である。

プロ野球セ・パ交流戦の初戦、ロッテVS阪神の試合以来、ロッテの新マスコット『さかな』が気になってしようがない。
と云うワケで、三日連続で試合中継を見続けるハメになった。

一昨日の二試合目は地上波だったので、残念ながらCMが入り、『さかな』は結局見られずじまいだった。
こうなると、益々あのキモいキャラが見たくなってくる。

そして、三試合目の昨日は、BS・TBSの放送だった。
CMが入るのには入るが、見ていると地上波よりもCM時間が短い。これならば、何とか奴を見られるかもしれない。はてさて、どうなる事やら…。気が揉まれるところである。

5回裏が終わって、いよいよマリンスタジアム名物の花火タイムである。そして、新マスコット『さかな』の登場の筈だ。
興味の的は、果たして『さかな』が早くも変態して、その姿を進化させるかどうかである。あんなキモいもん、絶対に評判が悪いに決まっている。だから、球団側も新たに変化(へんげ)したニューヴァージョンを投入せざるおえないだろう、そう読んだのだ。

花火が始まった。
球場のモニターには、魚のイメージ画像が大きく映し出されている。実物とは違い、精悍な顔をした魚だ。

(左上に映ってます。画像、拡大できます)

だが、カメラは花火を映したまま、一向に『さかな』の画像に切り替わってくれない。

しかも、どうやら球場のモニターには『さかな』が映っているようなのに、ゲームのスコアが邪魔で見切れているではないか。時々、体の一部が見えるから、益々もって気になる。

(スコア左横がそれ。コレも拡大できます)

オラー(*`Д´)ノ!!!、花火なんぞどうでもええわい❗『さかな』、映したらんかいワレー( ̄ヘ ̄メ)
こないだは、変なもん映さんと、花火みせたらんかい❗と憤慨していたのに、エラい変わりようである。

花火が終わった。
たのむ、TBSよ『さかな』を見せてくでぇー(*ToT)

ようやく画面が切り替わった。

あー、でも後ろ姿。
センターフェンスの通用口に向かって帰っていっとるやんけー(;∀;)
頼むから、このまま画面が切り替わらないでくでー。

見たところ、後ろ姿では変態化している様子はない。
でも、もしかしたら顔は変わっとるかもしれん。
正面が見たい。スゴく見たーい( ☆∀☆)
早よコッチ向けや、オドリャーΣ( ̄皿 ̄;;

あっ、横向きよった❗

けど、こないだと姿形は全く一緒みたいや。
いやいやまだワカランぞ、阿修羅男爵みたいに顔の反面が全く違う顔かもしれん((((;゜Д゜)))❗
もしそうだったとしたら、驚愕の演出だ。間違いなく球場は騒然となって、客はとんでもなく引くぞ。見たい。それ見たい。

おっ、やっとコッチ向きよった。

なあ~んだ、同じだ。
それにしても、キショっ!!(゜ロ゜ノ)ノ
でも、笑ってしまう。何なんだよ、そのオトボケ顔と細い足は。

早くも扉が閉められてゆく。

クローズ。

このちよっと哀愁さえ漂う消え方に吹き出してしまう。マジ、笑ったよ(о´∀`о)
しかも、NHKだとアナウンサーがその存在に結構触れていたのに、TBSでは画面に映っているのにも拘わらず、全く触れられずにフル無視。野球の話に終始している。それが堪らん。存在に触れもされない不憫さが、また笑いを誘う。

(^_^;)アカン。いつの間にかワシ、完全に『さかな』の虜になっとるがなー。
う~、早く変態した姿が見てみたい。出来れば可愛くなんかならずに、益々もってキモいもんになってもらいたい。片眼なんかがボロッと飛び出てて、半分腐ってるみたいな設定であって欲しい。
いやあー、そうなったら話題になるだろうなあ。
大人は呆然。オコチャマは、みんな泣くぞ。

『千葉ロッテの新マスコット、物議をかもす。夏ヴァージョンはホラー魚❗❗』
ヤフーニュースには確実に上位で載るな(σ≧▽≦)σ

 
(追伸)
結局、試合は後半に大量得点を許し、阪神の負け。

先発がメッセンジャーで負けるかね。
また貧打線逆戻りの兆候が濃厚だな。糸井、三振ばっかでチャンス潰しまくりや。

そして、今日は日ハム相手に九回に4ー2と逆転されて負けよった。
ドリスが試合をブッ壊してもうたんやけど、でも敗因はそれよりも他にある。
打率1割にも満たないキヤッチャー岡崎のスクイズ失敗が痛かった。他のチャンスでも凡退やったし…。
岡崎はキヤッチングも下手やし、キライ。梅ちゃんの方がよっぽどええのに何で岡崎なんかが先発やねん、アニキ❓
金本の采配って、納得いかない事も多いよな。
しかし、一番の戦犯は糸井だろう。今日も再三のチャンスにことごとく三振しよった。
糸井はもうダメだな。どんな良い選手でも阪神に来たらポンコツになりよる。松永に始まって、山沖、星野、石嶺、田尾、高橋慶彦、与田、片岡、城島、小林宏、西岡etc…。みんなポンコツ化しよる。福留も移籍して何年間かはポンコツやった。そういえば、伊良部とかもいたなあ…。
そこそこ活躍したのは、金本と下柳くらいか?
新井も広島に戻らなかったら、ポンコツのまま引退やったやろ。
とにかく、いよいよ坂道を転がり落ち始めたでぇー、阪神タイガース。交流戦が終わった頃には、いつもの定位置じゃろう。

あっ、そうだ。何かNHKで番宣やってたな。多分、9日にロッテVSヤクルトの試合を放映するから、『さかな』が見られるかもしれんぞ。
確か副音声は里崎とブラマヨ?だったような気がするぞ。ならば、彼らが『さかな』に何て突っ込むかが楽しみだ。
あれっ!?、球場はどこだったっけ❓
神宮球場だとダメじゃないか。ロッテのホームのマリンスタジアムじゃないと見られない。調べるっぺよ。

やった❗、マリンスタジアムだ。

 

かわり太麺三連発(*_*)どぎゃぶわわ

 
久し振りに食いもんの回です。
しかれど、これが期待を裏切りそうな傾(かぶ)きっぷりなのだ。だから、あまり期待しないように。

前に一度買って気にいった生麺の太麺が半額になっていたので、つい買ってしまう。風月の塩だれ焼きそばもまだ冷蔵庫にあると云うのに阿呆である。
最近は切り詰めた生活をしているから、日々半額商品でしのいでいるのだが、「半額」というシールに過剰に反応してしまっている自分かいる。で、いらんもんまで買ってしまい、常に賞味期限、消費期限に怯えながら飯を作っているのである。たま~に存在を忘れて腐らせてしまうこともあるから、本末転倒もはなはだしい。こうなると阿呆を通り越して馬鹿だ。

えーい、ワシのアホっぽりはどうでもよろし。
アホは今に始まったワケではない。今さらなおるワケもないのだ。話を先に進めよう。

その生麺の太麺というのがコレだ。

マルちゃんの「極太中華麺」3食入りである。

横に北海道小麦粉使用という惹句があるが、ワシャだまされんぞ(-_-#)。
相変わらず企業と云うものは汚ないのう。どうせ北海道産の小麦粉なんぞ、ろくに使っとらんのだろう。
たとえ5%でも北海道産小麦を使用しているならば、確かにそれは嘘ではない。嘘ではないが、それでは限りなく黒に近いドドメグレーじゃないか。
もし自信があったら、堂々と100%使用と書くのが企業と云うものである。たとえ70%でも書く筈だ。
だいたいがだな、広告にレモン○○個分のビタミンCとか、レタス○○個分の食物繊維とか謳っているのがいかがわしい。世の中、それがまかり通っているのがオカシイじゃないか。因みにレモンにビタミンCはあんま含まれてません。レタスの食物繊維なんて微々たるものなのだ。かくも企業と云うのは汚ないのであ~る。皆さん、イメージに騙されてはいけませんぞ。

(^o^;あっ、また脱線だ。
んな事も、どうでもよろし。小麦がどこ産であろうと、ようは旨ければいいのだ。
幸い横にはもう一つの惹句「もちっと強ごし麺」というのがある。コッチは前回経験済みだから、間違いない。そこを頼りに今日は生きてゆこう。

袋の裏を見ると、ラーメンとつけ麺、あつ盛りがお薦めとあり、簡単な作り方も書いてある。
あつ盛りかあ…。多分、つけ麺の麺があったかいヤツだな。つけ麺完全否定派のオイラだが、あつ盛りは許す。理由は熱々だからだ。つけ麺なんぞと云うあんなぬるい食いもんは、猫舌の人たちだけが絶賛しておればいいのだ(あっ、一応言っとくけど、基本的につけ麺の麺は冷水でしめた冷たい麺です)。

問題はラーメンにしろ、あつ盛りにするにせよ、汁をどうするかだ。この商品には残念ながらそういうものが一切添付されていないのである。シンプルに麺のみ。あとは勝手に自分たちで何とかやってくれと云う方針なのだ。まあ、仕方なかろう。下手な安っぽいスープの素なら無い方がいい。

冷蔵庫とブラックホール冷凍庫を漁る。
得体の知れない闇の残り汁なら、こと欠かないのだ。ソイツらを何とか組み合わせてみよう。

とりあえず、マグロの頭を焼いた時に大量に出た脂と「牛肉とゴボウの佃煮」を作った時の残り汁を合わせる。そこに、フォー(ベトナムの汁麺)の残り汁も合体させる。さらに「骨付き豚バラ肉のコンソメ煮」の煮汁もブチ混んでやる。
Ψ( ̄∇ ̄)Ψフフフ…、いよいよ悪魔のマッド汁の様相を呈してきたわい。これぞ、我が真骨頂。久し振りのメチャクチャ出鱈目ぶりである。
最後に醤油を入れて完成。

( ̄▽ ̄;)……。
(~▽~@)キャハハハハ、二度と作れない、と~ってもフクザツな味じゃよ、マッドマ~ン👿
でも、思ったほど悪かない。ちよっと苦味がある煮干し系魚介スープの味に近い。
人によっては好みの別れるところだろうが、これは旨いと言ってもいいんじゃねえか❓

先ず第一弾は無難にラーメンから。
麺を3分半茹で、冷水でしめる。

マッド汁を温めなおし、鶏油(ちいゆ)と顆粒の昆布だしを少し加えて、最後の味の調整をする。これでもかの旨味パワーアップである。
してからに、麺を汁に投与して1分間ほどあっためてから丼へ。

鶏肉、ゆで卵、ネギを乗せて出来上がり~。

早速、食ってみる事にする。
これが、毎度ながらの息を呑む瞬間だ。果たして今回の実験の結果は如何に。

麺、もちもち~\(^o^)/
スープもパンチがあって麺に負けてない。シッカリと麺を受けとめておる。なにしろ牛肉、豚肉、鶏肉、マグロ、昆布等々が入っており、それらが渾然一体となって旨味💥爆発なのだ。
やるな、俺d=(^o^)=b

続いて、あつ盛りにとりかかる。麺二連発だ。
こんなんだから、激太りするんである。

先程のラーメンの汁にニンニクと生姜を入れ、煮詰める。
麺を3分間茹でて冷水でしめ、頃合いをみはらかって、もう一回熱湯に放って温めなおす。湯をきったら器に盛り、ゆで卵と鶏肉、貝割れ大根を飾る。そして、続けざまの電光石火でネギの入った器に煮詰めた熱々のスープを入れ、一味を振る。

ズル。ズル。ズルズルズルー。
麺を汁につけて、勢いよくすすりこむ。
どぎゃぶわ❗Σ( ̄ロ ̄ )
濃ゆ~い。
濃ゆいけど、うみゃーい。
もちろん、麺はもっちもち~。

そして、翌日はどうしたものかと考えた末、焼きそばに挑戦することにした。
しかし、例によっておバカチャレンジャーは普通の焼きそばを良しとしない。と云うかアヴァンギャルドに走ってしまうのは、もう宿痾の生まれもっての業なのだ。

スルメイカのわたを醤油漬けしたもの(自家製)を細かく切って、ニンニク、生姜と共に弱火で炒める。香りが出たら、骨付き豚バラ肉のコンソメ煮の残り汁を入れて火を止める。
別なフライパンでキャベツ、玉ねぎ、ピーマン、紋甲イカを炒める。そこに茹でた麺とニラを入れ、仕上げに先程のイカのわたソースをかけて、汁気を飛ばしたら出来上がり。

イカのわたソースのおかげか、コクと旨味があってバチ旨いやんか( ☆∀☆)❗❗
もちろん、麺もモッチモチ~。
マルちゃんの「極太中華麺」、旨しである。

麺は太麺でも細麺でも中太麺でも何でもごされだが、思うにワシが一番好きなのは太麺なのかもしれない。ワタスが中華麺に一番求めているのは、モチモチ感なのかもしれんなあ…。