ベロ酔い(@_@;)甲子園2017 選抜決勝

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ういーっす(* ̄∇ ̄)ノ
まだ酔っ払ってまあーす。

え~と、何だっけ❓
そうだ、選抜高校野球の決勝戦のレポートを書くつもりだったんだ。

試合開始予定時間は、12時半。
取り敢えず11時半に甲子園駅に着く。
勿論、ソッコーでダイエー。もといイオンに買い物に行く。

今回のツマミはこんなの。

定番の枝豆と鶏手羽中の照り焼き。そして、思わず買ってしまった鯵寿司。
鯵好きなので、つい喰いついちまったわい。これで、確実に甲子園カレーは遠のいたけど、まあしゃあないよねー。
あと、画像には無いが、自家製の金平ごぼうを持参した。そこそこ万全の態勢だな。
酒の方もビールのロング缶1本、ストロング酎ハイ2本を用意しての、こちらも万全の態勢である。

一応、チケットの売れ具合を確認しにいく。

試合開始時間の30分前にも拘わらず、バックネット席も含めてどこでも入れる状態だ。
決勝戦で、しかも土曜日で、さらに言うと歴史的な大阪同士初の決勝戦なのにチケットの売れゆきは今イチって事だな…。
多分、大阪桐蔭も履正社も関西人にはあまり人気が無いのだろう。ワシだって、さして思い入れがない。PL(学園)とか、浪商の方が応援したくなるよ。でも、PLの硬式野球部って休部になったんだよなあ。最後は監督さえ実質的にはいなかった。名門をズタズタにしたパーフェクトリバティー教団って、酷いよネ。

前回も言ったけど、もっと蔦を這わせろよなー。
春だから葉っぱが無いのは解るが、にしても全然育っとらんがな。

今日は定位置の外野席に行く。

但し、センター方面ではなく、ライトスタンドに陣取ることにした。
履正社の強打者、安田くんの長打がスタンドに向かって飛んで来るのを見たかったのだ。次代のヒーロー、大阪桐蔭の根尾くんも左打者だしね。じゃんじゃん打ちなはれ。
スコアボードの上の旗を見る。おあつらえ向きな事にホームからセンターに向かって強めの風が吹いている。今日は、もしかして長打の応酬になるかもしれない。殴り合いの試合になれば、最高に面白いんだけどなー。

スターティングメンバーがアナウンスされる。
根尾くんの名前が8番になっても呼ばれない。もしかして、9番ピッチャーなの❓だとしたら、西谷監督、やるやないの。策士だ。
と思いきや、エースの徳山くんの名前がコールされる。
(;゜0゜)ありゃま、根尾くん、先発メンバーからハズれとるやないの。

ブルンブンブンブーン=3、ブルンブンブンブーン=3
試合開始前から酒エンジンは絶好調だ。
ビールをグイと煽り、枝豆から始める。

イオングループの枝豆は安定的に旨い。
台湾産だが、ナメてはいけない。身がぷっくりとしていて、甘みがあるのだ。下手な日本産の枝豆よか旨いんじゃないかと思う時さえある。枝豆は台湾現地でも食った事があるから間違いないかと思う。台湾の枝豆は、普通に旨い。

背後では、試合前から履正社のファンらしき若者グループが大声で叫んだり笑ったりしている。
中でもダミ声の奴が、スーパーうざい。やたらとエース竹田の名前を連呼する。それに、相手の大阪桐蔭を揶揄するような言葉もちょこちょこ飛び出す。
そのダミ声振り、お前は魚屋か❓それとも八百屋か❓とにかく、お前の声は耳障りなんだよ、(ー。ー#)ボケがっ❗

しばらく我慢するが、程なく
カッチ━━ ( ̄ヘ ̄メ) ━━━ ン。
それで、気が変わった。元々どちらにも特に肩入れしていなかったけど、強いていえば履正社に初優勝させてやってもいいんじゃないかと思っていた。それが、奴らのせいで、俄然大阪桐蔭を応援する気になってきた。
その周りを気にもしないデカ声の連発が、意気消沈してゆくのを楽しみにしてやるぜ。

試合が近づくにつれ、どんどん天気が回復してくる。
ワシ、やっぱ晴れ男だにゃ。

試合が始まった。
それでも内野席の端っこや上部には、空席が目立つ。

履正社のピッチャー、竹田くんはストレートのスピードはさしてない。球速は130㎞くらいだ。ワシが中3で出したスピードだわい。但し、テイクバックが短くて変則的フォームだから打ちづらそうだ。打者にはスピード以上に速く見えるだろうし、タイミングも取りずらそうだ。強いチームでは、球の速さだけではエースになれないのだ。大阪桐蔭も打ちあぐむだろう。

だが、いきなり大阪桐蔭の先頭打者・藤原くんの大きな打球がライトスタンドに向かって飛んできた。
打った瞬間にホームランだと思った。打球は距離充分の右中間スタンドで跳ねた。

『んなもん、スミ1じゃあ~。もう点入らんわい❗』とダミ声はのたまう。
まあ、せいぜい吠えたまえ。そのうち黙るだろう。

その裏、履正社の攻撃は三者三振。
Ψ( ̄∇ ̄)Ψケッケッケー。

2回表にも、大阪桐蔭側にホームランが出た。
これは完全に風に乗ったような打球だった。
ザマー見さらせ。これ見よがしに手を強く叩いて喜んでやる。ワシャ、性格悪いんじゃい。
ダミ声はブツブツ言う。
Ψ( ̄∇ ̄)Ψケッケッケー。

試合は、盛り上がりもなく淡々と進んでゆく。
ワシ、ツマミと酒をどんどん胃に格納してゆく。

金平ごぼうに引き続き、鶏手羽~。
鶏手羽、やっぱ旨いなあ~d=(^o^)=b

さらには、鯵の握り寿司もいてまうぞ。

でも、見た目ほどに旨くない。
不味くはないが、脂の乗りも今イチやし、旨みも足らん。クソー、やはり甲子園カレーにすべきだったか…。

6回表にも、大阪桐蔭にホームランが出た。
またしても藤原くんだった。これも打った瞬間にホームランとわかる打球だった。あっちゅーまにライトスタンドに吸い込まれっぺよ。選抜決勝戦の個人2ホーマーは初めてらしいぜよ。
Ψ( ̄∇ ̄)Ψウケケケケケケー。
ダミ男、苦し紛れに何か言うとる。

にしても、大阪桐蔭は放った3本の安打が全部ホームラン。なんちゅう変な展開や。他はランナーも出とらんのとちゃうのん❓
一方の履正社も5回を終わってノーヒット。大阪桐蔭のピッチャー徳山くんのスライダーが全然打てん。
ダミ男の勢いもダダ下がりのカラ元気じゃ。何かちよっと気の毒になってきたよ。それに、こんな試合展開、全然オモロないわ。

小便ついでにライト側に移動する。
さらば、ダミ男。息を吹き返す事を祈るよ。

(* ̄◇)=3 うえーっぷ。
だいぶ酔っ払ってきた。今日は1試合だけだから、ペースがいつもよか早いのじゃ。

それにしても、履正社の人文字ってショボいよなあ。
Rの字がメッチャ小さいやん。

それに、吹奏楽団も規模が小さいから、応援に全然もって迫力がない。
応援が盛り上がってるチームって、自然と応援したくなるんだけど、履正社って音量が笑うほど小さい。。

6回裏。
履正社に、やっと初ヒットが出た。しかもスリーベースヒットだ。
ノーアウト3塁。1点くらいは入るだろう。っていうか、ここで得点できなければ勝てんぞ(=`ェ´=)
しかし、後続が続かずに無得点。何かメッチャ早いペースで試合が進んでるぞ。

8回裏。
ようやく履正社が反撃に出た。
内野安打から始まり、安田くんのレフトへの痛烈なヒットで1、3塁とし、4番若林のタイムリーヒットが出て1点を返す。
ようやく試合が動き出したという感じだ。何も起こらない決勝戦なんてつまんないじゃないか。ダミ男から離れると、自然と履正社を応援する気持ちに傾き始めた。

猶も1、2塁のチャンスに、続く濱内くんの左中間を抜ける長打が出た。
これで二者返って、一挙に3ー3の同点に。
ダミ男も狂喜乱舞しておる事じゃろうて。
俄然、試合が盛り上がってきたぞ。

しかし、後続が打ち取られて逆転ならず。
このまま延長15回までいったれや。

9回表。
大阪桐蔭はヒットで出たランナーをバントで送る。
そして、9番ピッチャー徳山くんのところで、何と西谷監督は代打を放り込んできた。
流し目攻めダルマ、やるね。勝負どころを知ってるという感じだ。こういうところが若くして名将と言われたる所以だろう。これは1点入るな。

あっりゃあ~Σ( ̄ロ ̄lll)
1点どころか、その代打の西島くんが、あろう事かのまさかのツーランホームラン❗
当たりはそれほど良いとは思わなかったけど、高く上がって、これも風に乗ったって感じだ。
これで5ー3と大阪桐蔭が勝ち越した。
クソー、ダミ男のリアクションが見たかったなあ。

その後、意気消沈したかのように更に追加点を奪われ(4連打❗)、スコアは一挙に8ー3に。
履正社の攻撃は9回裏のあと1回。5点差はちよっと厳しい。

9回裏のマウンドには、根尾くんが上がった。
流し目攻めダルマ、如才がない采配だ。終盤に140㎞半ば以上の速球はキツいやろ。

だが、いきなりのストレートのフォアボール。
次打者をサードゴロに打ち取るも、コントロールは乱れたまんまで再びフォアボールを出す。
Σ(×_×;)あちゃー、メンタル弱すぎー。

次の打者いかんによっては、試合の行方がワカランくなるぞ。
問題はどう攻めるかだ。どうする岡田監督❓

点差を考えれば、ここは強気に攻めるべきだろう。
俺ならダメ元で、ヒットエンドランを仕掛ける。ダブルプレーだけは避けたいからだ。それに、成功すれば一気に試合の流れが変わる。
だが、ランナーにまるでその素振りがない。
(=`ェ´=)無策かよ❓、監督。

あたー(|| ゜Д゜)、ショートゴロ❗
今日の大阪桐蔭のショートの守備は素晴らしい。何度もチームを救っている。
で、6ー4ー3の絵に描いたようなダブルプレー。
だから言わんこっちゃないのゲームセット。

大阪桐蔭の2回目の選抜優勝が決まった。
って事は、春夏連覇の時以来ってワケだね。
そして、履正社は何年か前に引き続き、又しても準優勝に終わる。明治神宮大会の覇者は、選抜では優勝できないというジンクスは今年も破られないままで幕を閉じた。
それでも、いつかは歴史も変わるのだろう。

空を見上げる。
いつしか、すっかり青空になっている。
ちよっとぼやけたような春らしい色の空だ。

(@_@;)わしゃ、なーもー、完全に出来上がっている。ベロベロである。
閉会式の前に球場を出た。

駅に向かう道の桜は、やっぱり開花していた。
選抜が終われば、いよいよ春が本格的にやって来る。

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投稿者:

cho-baka

元役者でダイビングインストラクターであり、バーテンダー。 蝶と美食をこよなく愛する男。

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