しつこいぞオマエの『変わり太麺三連発の原点』第四弾である。
牛肉と牛蒡のしぐれ煮。
魚介系ばかりでは片手落ちと考えたワケではない。単に魚介系ばかりが続いたので、肉を食いたくなっただけだ。
しぐれ煮というのは、ようするに生姜で炊いた料理の総称ですな。漢字で書くと時雨煮。
ちなみに、前回から生姜を使った料理が多いのは新生姜を買ったからです。この新生姜というもの、なぜか塊でしか売ってない。ヒネ生姜みたいにちよっとだけでは売っていないのである。何でやねん❓
作り方は簡単。
牛蒡をテキトーに茹で、そこに顆粒の昆布かつおだし、酒、味醂、醤油をブチ込む。
牛蒡が適度な歯応えになったら、生姜を入れる。で、ひと煮立ちさせたら、牛肉を加えて出来上がり。
結構な量を作ったので、翌日は時雨丼にした。
といっても、白飯の上に乗っけて一味をかけただけ。
そして、余った煮汁はもちろん謎のスープへ。
お次はコレ。
羊肉の酒&ワイン漬けソテー。
骨付きのラム肉を日本酒、白ワイン、塩と共に一晩漬け込んで焼いただけ。
柔らかくて旨い。羊のクセも酒とワインでやわらげられている。
ハイ、もうお解りかと思うが、漬けダレは件のスープにドボンだす。
地鶏の酒蒸し。
酒蒸しとはいっても、酒と魚醤をかけてラップし、レンジでチンしただけ。
これが簡単だが、美味い。
多分、鶏は佐賀県の「ありた鶏」。地鶏ゆえに味が濃く、肉に弾力があって誠によろしい。
当然の如く酒、魚醤、鶏のエキスが渾然一体となった蒸し汁は極上である。ちよっと勿体ない気もするが、謎汁にダイブ。
牛、羊、鶏とくれば、当然次は豚でしょう。
【豚骨付きカルビのコンソメ煮】
豚カルビと玉ねぎを冷たいコンソメスープに入れて4時間ほど放置。味がしみたら、あとは煮るだけ。
シンプルだけど旨い。
もうお約束。煮汁はどぐされ汁にお嫁入り。
こんなのもう凌辱としか言えまい。
そして、迷走っぷりは禁断のコレでトドメをさす。
ベトナムのフォーだ。
パクチーも入ってるし、この残り汁をブチ込むのは危険な賭けだ。『あんさん、やめなはれ。』という声が頭の後ろからワンワンしてくるが、狂った者の暴走はそう易々とは止まりはしない。
ザッバーン💦
やってやったわい( ̄∇ ̄*)ゞ
そして、いよいよ翌日、この迷走魑魅魍魎汁にマルちゃんの「極太中華麺」がドブンするのである。
で、『変わり太麺三連発(@_@;)どぎゃぶぎゃわわ』の回へと繋がるのだね。
http://iga72.xsrv.jp/2017/06/01/post-1547/
この回では面倒くさいので、スープについては端折って書いたという事がバレるけど、まあええわい。
【魑魅魍魎ラーメン】
【魑魅魍魎つけ麺】
次のイカのワタ入り焼きそばには魍魎汁は入っておらぬが、一応紹介しておこう。
しかし、あなどってはいけない。
この汁は更なる変貌を遂げてゆくのである。
つづく