ねぇ、無性にカツカレーを食いたくなる時ってありません?
女子はともかく男子はそうだ。
あっ、ワタシ大胆にも言い切っちゃいましたねー。
ろくに調べもせず、果たしてそこまで言い切ってよいものやら?疑問むくむく、何だか不安になってきたぞ。
心の中の耳元で小人が囁く。
『カツカレー否定派武装集団から非難ゴーゴーになっても知らないよったら、知らないよー➰。🔥炎上だよ、🔥炎上。Ψ( ̄∇ ̄)Ψケケケケケケ…』
(ノ-_-)ノ~┻━┻、うるさいっ!、おだまりっ!!
でもワシが今まで生きてきた中での俺サマ統計だと、男子は間違いなくカツカレーが好きだと思うんだよね。
少なくともカツカレーが嫌いだと宣(のたま)ったヤツは一人もおらん。そのような軟弱愚かモンは見つけ次第、即💥🔫銃殺刑必至でごさいましょう。
世の中の男子の、どれだけのパーセンテージの人がカツカレーを好きなのか調べるのはあまりにも面倒だ。
よし、そこんとこは掘り下げずにおいておこう。話がややこしくなりそうだし、下手に触れたら論が進められなくなりそうだ。
えーいι(`ロ´)ノ、
『男子は皆、カツカレーが好き!』
そういうことにしておこう。
それはそうと、女子はどうなのかなあ?
カツカレー、好きなのかなあ?
そういえば、女子サイドから「カツカレーが好き。」っていう発言をあまり聞いた事がないなあ…。いや、下手したら一度も聞いた事がないかもしれない。
待てよ、そもそもカツカレーを外で食ってる女なんて見たことないぞっ!
いやいや、そんなワケはなかろう。絶対どこかで見ている筈だ。でも記憶を反芻しても、まるで映像が浮かんでこない。
むぅ( ̄▽ ̄;)……。
何でだ?もしかして女子はカツカレーが嫌いなのか?
あんな旨いもん、そんなわきゃなかろう。
じゃ、女子界ではカツカレーはNGワード、まさかのタブーなる存在なのか?
まあ、たしかに若い女子に好きな食べ物を訊いて、『カツカレーが一番好きです。』と答える女はおらんだろう。
ハッキリ言って全然可愛くない。そう答えられたら、正直どんな可愛い娘でも、ワシΣ( ̄ロ ̄lll)ヒクわい。
だいたい見た目のヴィジュアルが悪過ぎだろ?色が地味の極み、ほぼほぼ全面茶色一色なのである。下手したら、ウ○コだって連想しかねない。💩💩💩💩💩💩
カレーの上に豚カツと云うのも、女子的にはマズイでしょう。カレーの上に豚カツどぉーんは、どう考えてもゴツい。完全にガテン系だ。謂わば、カツカレーとは可愛さの対局にある食いもんなのだ。
それに、食べたあとの皿がどう見ても美しくないという致命的欠点がある。あの汚さは、白い皿への冒涜と言っても過言ではなかろう。そこにご飯粒なんか残ってたりしたら、サイテーのガサツ女というレッテルを貼られてもオカシクない(えー、因みに大らかなワシはそんな女性でも優しく優しく包み込みますよん♥)。
たぶん以上のような理由で、女子は外ではカツカレーを食うのを避けているのじゃろう。
でも、本当は女子もカツカレーは好きなのに違いない。独り暮らしの女性は家でこっそり食べている筈だし、家族のある女性は、家庭内と云う恥もへったくれもない私生活オープンな関係、環境でのみ食っていると推測する。
結論。
『女子は、外ではカツカレーを食わない!』
(-“”-;)しまった…。
またしても脱線暴走機関車じゃよ。
そもそもが、時々ワシが無性にカツカレーを食いたくなるというだけの話なのじゃよ。で、急にどうしてもカツカレーが食いたくなったってだけの事なのだ。
なのに、何で男子がどーの、女子がどーだのと云うカツカレーを巡る妄想になるのかねぇ?
我ながら頭オカシイんじゃないかと思う。
オジサン、とにかく無性にカツカレーが食いたい。
さて、となると外で食うか、買ってくるか、もしくは自分でつくるかの選択肢は3つである。
先ずは外で食う事を考えてみる。
でもなあ…、コレといった旨いカツカレーの店ってのが浮かばないんだよなあ。
すぐ近くにカツカレー発祥の店とも言われる『元祖とんかつカレー カツヤ』って云う有名店があるにはある。けどさ、ここのカツカレー、ハッキリ言って好きじゃないんだよなあ。周囲は旨い旨いって言うんだけど、オラ2回も行ったども全然旨いと思わなかっただすよ。だから、却下。
『CoCo壱』も近くにあるけど、ここのカツカレーもあまり良い印象がない。カツの厚みが今イチ足らなくて、どうもシックリこなかった。
そうなのだ。薄い豚カツはオラが理想とするカツカレーにはそぐわないのだ。昔、新宿のグリーンビルにあるレストランでバイトしてたんだけど(まだあんのかなあ…)、そこのカツカレーがワシの理想なのだ。
ほど好い分厚さのあのカツカレー、あれマジで美味かったにゃあ~(´ω`)
取り敢えず旨そうなカレー屋を探して、カツカレーの有無を確認してから入るか?
でもなあ…、予想を下回る薄さだったりしたら、ガッカリだ。まさかいきなり『お宅のカツカレーの厚みを教えて下さい。』とは訊けんもんなあ。
だからといって、「ホカ弁」や「Hot motto」に期待するのも何だかなあ…。
もういい。ワカッタ。自分でつくるよ。
それなら満足いくカツの厚さもどうとでもなろう。
スーパーに行って、豚カツ用の特に厚みのある豚肉を買ってきた。パン粉も買ったし、これで準備万端だ。
さあ、美味いカツカレーにありつけるか否かは、ここからは泣いても笑ってもオノレの腕次第だ。気合いを入れていきませう。
①先ずは脂身に包丁で切れ目を入れて筋を切る。
これは肉が縮まないようにする為だ。これをやっとくと、食感も味も良くなる。特に厚みのある肉には効果有りなので、世のオネエサン達やオカーサン達も面倒くさがらずにやりましょうネ。
②ビニール袋に小麦粉をブチ込む。そこに豚肉を入れてシャカシャカやる。こうすれば万遍なく小麦粉がつくし、手も汚れないのさ、(~▽~@)♪せにょーる。
③卵1個を割り、シッカリと混ぜたら豚肉をくぐらせる。
ぬるぬるして気持ち悪う~( ̄~ ̄;)
ワシ、この作業キライ。豚肉が不憫でならない。変態プレーみたく全身卵液でぬるぬるにされるだなんて、豚肉の立場に立ったらあまりに不憫だ。同情申しあげるよ。
あっ、ワシがやられるところを想像してもうた。
ワタクシ、身の毛、よだちました(|| ゜Д゜)
しかも、そのあと高熱の油で揚げられちゃうんだぜ。もう間違いなく拷問じゃよ。豚肉さん、ゴメンなさい。ポロポロ(;o;)
またアホな事を考えてもた。この際、豚肉の立場はどうでもよろし。豚肉に同情してたら食えないし、作業も前に進まん。
④ぬるぬるゲル化した豚肉をパン粉をつける。
今回は粗めの生パン粉を使用。目の細かいパン粉は何か高級感を伴うからパス。表面に凸凹があるゴツい感じであってこそのカツカレーのカツじゃ。カツカレーがカッコつけてどないすんじゃい(*`Д´)ノ!!
⑤レトルトのカレーを闇の貯蔵庫から探してくる。
うわっΣ(゜Д゜)、こんなにあるぞなもしー!
考えてみれば、強迫観念ゆえか冷蔵庫には常に食材があるので、カレーは好きだけど出番があまり無いのだ。
中村屋のカレーをチョイスしたいところだが、ちょっと高級感がある。ここは庶民派で押し通そう。
コレなんかどうだ。
ふかうまと言うんだから、そこそこコクもあるだろうし、カツのパンチにも負けないだろう。
裏を見る。
ワオッΣ( ̄ロ ̄lll)!!、賞味期限2017・5・27。
半年以上も期限が過ぎとるやないけー。
むぅぅぅぅ……(ー_ー;)
でも棄てるのも忍びない。
食っても死なへん、死なへ~ん(* ̄∇ ̄*)
毒を喰らわば皿まで。脳ミソ停止して、熱湯にブチ込む。
⑥気を取り直してカツを揚げるっぺよ。
油は普通のサラダ油。温度はテキトーの中高温。
カツをするりと鍋に滑り込ます。
\(◎o◎)/きゃあ~、女殺油地獄。by 近松門左衛門。
⑦テキトーにええ色がついたら引き上げて、ペーパータオルの上に移して余分な油を吸わせる。
で、熱いうちに包丁で大胆にザックザックと切り分けてゆく。このサクッザク音が堪らんよね(^o^)v。
自ずと心の中の期待値も急激上昇曲線⤴じゃよ。
⑧書き忘れたが、当然ごはんは時間を見越して炊いてある。いくらワシがすっとこどっこいのド阿呆でも、そこまで愚か者ではないのだ。
ごはんを丁寧に皿によそい、カツを形よく乗っける。そして、カレーをかければ出来上がり。
あっ!、茶色一色のヒドいカラーリングだ。
慌てて三つ葉を乗っける。
完成~( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆
我ながら旨そうな出来上がりじゃよ(⌒‐⌒)
嬉しいので、ウルトラマンのハヤタ隊員ばりにスプーンをすっくと挙げての仁王立ちポーズで決めてみる。
そのスプーンをカツカレー山脈にグワシッと突っ込み
、ワッシとすくい上げる。そして、あんぐり開けた口にウリャと放り込む。
もぐもぐ。もぐもぐ。
d=(^o^)=bうみゃーい❗❗
この程好いカツの厚み、理想的だな。
土曜の昼下がり、オジサンは至極満足な笑顔を湛えつつ、更にカツカレー山脈に一心不乱に挑んでいったのであった。
おしまい
追伸
久し振りの飯ネタでしたが、相変わらずのノータリン文章になっちゃいましたね。
今後はもっと真面目で格調高き重厚な文章を書くべきかもなあ…。これじゃ、世に自分のアホバカぶりを喧伝してるようなもんじゃないか。そう思うんだよね。
本文中では、結局カツカレーが日本人に愛される理由については何ら言及しなかった。
それでは画竜点睛を欠くといふもの。カツカレーが日本人に愛される理由を私なりに紐解いていこう。
カレーはインドからイギリス経由で伝来したものだが、日本内で独自進化してカリーからカレーへと変貌したものだ。
一方、豚カツも欧州のコトレッタ(コートレット)という肉に小麦粉をつけて油で揚焼きにした料理が起源とされ、それが薄くパン粉をつけたカツレツとして日本に入ってきて(諸説あり)、やはり日本で独自進化を遂げたものである。
つまり、両者とも日本的にアレンジされて人気を得て広まったものであり、もはや「洋食」という名の和食と言っても差し支えない位置づけにあるだろう。
そんな今や国民的人気の食べ物として認知されたカレーと豚カツが合体したものが「カツカレー」なのである。
That makes it double sure.
「為虎添翼」。つまり「虎に翼で」あり、「獅子に鰭」、「竜に翼を得たるが如し」、平たく言えば「鬼に金棒」の最強同士のハイブリッドなのだ。其れが日本国民の支持を得ないという理由がどこにあろう。
これが私の導き出した結論である。
ワハハハ((o(^∇^)o))、どうだどうだの真面目かつ格調高き重厚な文章でござんしょ?オラだって書こうと思えばコレくらいは書けるのだ。
えーい(ノ-_-)ノ~┻━┻クソッ、ストレス溜まるわ。
ごちゃごちゃ小難しいことを並べて、さも偉そうに書いたが、ようするにスタン・ハンセンとプルーザ・ブロディの最強タッグみたいなもんだ。
あっ、それじゃプロレスファンにしか解らんか?
じゃあ、全盛期の猪木とジャイアント馬場の夢の最強タッグと言えば一般人にも解りやすいだろう。ん~、でも古いから若い子にはワカランな。
ならば、セナとプロストでどうだ?あー、コレも🏁F1ファン、しかも古いファンにしかワカランか…。
(#`皿´)しゃらクセー。この際、思いつく限りを並べてみてやるわい!
武豊とディープインパクト(競馬)、シャーとアムロ、藤子不二雄、バツ&テリー(以上マンガ)、ロナウドとリバウド、シャビとイニエスタ、メッツとクリスチャーノ・ロナウド(以上サッカー)、江夏と田淵の黄金バッテリー、荒木&井端の二遊間コンビ(野球)、やす&きよ、ダウンタウン(以上漫才)、ゴージャス美女に高級毛皮、猫に炬燵(コレは違うか?)、ならばコタツに🍊ミカンでどうだ?何かコレも違うな。
むぅー、やっぱ解りやすいのは食いもんじゃけー。
ビールに餃子、明太子スパゲティー、牛タンに塩レモン、ツナとマヨネーズ、🍓イチゴ大福に抹茶アイス、とどめは白飯と味噌汁でどうじゃい❗
ハーハー(~O~;)、ゼェーゼェー(>_<“)
実現不可能と思われる組み合わせもあるが、ようするに強い者と強い者の融合による更なる相乗効果って事が言いたいワケ。1+1=2ではなく、それは何倍にもなる可能性を秘めてるって事なのよ。その具現化されたものが、カツカレーってワケなのだ。
こんな簡単な事を言うのに、オイラいったい何をやってんでしょね…。(ToT)ぽてちーん。