スルメイカの湯通し

 
何年か前からスルメイカの姿を見る機会が減ってきている。どうやら不漁は続いているようである。烏賊の塩辛を作ってる会社は大変だろうなあ。

小さめのスルメイカ1匹が半額で売っていたので、購入する。値段は税別100円に満たなかった。
あっ、イカは1匹と数えなくて、1パイと数えるんだったね。

軽く洗ったイカを熱湯にブチ込む。
ここからが時間勝負だ。イカは火を通し過ぎると、かたくなるからだ。
熱湯にイカを数秒から数十秒入れたら氷水に放ち、急速に熱をとる。しかし、氷水を用意するのが面倒クセーので、熱湯に入れる時間を短くした。この辺はもう勘とか感覚。

今回は前日食った鰹のタタキのたれを味付けに使ってみた。そのままでは甘酸っぱすぎるので、多めのすり下ろし生姜を加え、醤油も足した。
皿の下にそれを入れて、あえて皿からはみ出すくらいの勢いでイカを盛る。とはいえ、繊細な盛り付けだ。

 

 
旨いっ❗
やわらかくて、火入れも完璧に近い。
ビールでと酎ハイでもバリあいそうだ。
夏の酒肴には、最高の一番のバッターの一つだ。

                  おしまい

 
追伸
今にして思えば、エキストラ・ヴァージンオイルをちょい垂らせば、完璧だったかもしんない。