オレ的豚丼

 
発作的に豚丼を作ってみようと思った。
でも考えてみれば牛丼は作ったことはあるけど、豚丼は作ったことがない。

取り敢えずクックパッドなんぞを見てみるが、どれも砂糖がたっぷり入ったかなり甘めの味付けのものばかりだ。
ケッ、ダボがっ(ーー゛)💢
甘過ぎる味付けはオコチャマ仕様なので、許せん人なのである。昨今は塩辛だって甘かったりするから、世の中総オコチャマ化しているのだろう。
女子供ばっかにすり寄りやがって……(-
-;)ブツブツ。

ならばと自分流で作ることにした。
先ずはタレ作りから。

醤油大さじ2、酒大さじ1、砂糖の代わりにみりん大さじ1を混ぜ合わせる。でもって、厚めの豚ロースをそこにブチ込み、30〜40分ほど漬けておく。

その間に温泉玉子を作る。
おーっと、言い忘れてた。米を洗って炊くと云う行為は端折っとるからね。各自テキトーに用意しといてね。

卵は常温に戻しておく。
ほんでもって多めの湯を鍋でグラッグラッに沸騰させる。それはもう地獄の憎悪溢れる鍋を彷彿させるコレでもかと煮えたぎる熱湯にされたし。
そこに生贄の如く卵を放り込む。今回は3個入れもうした。で、ソッコー火を切る。あとは一切何もしてはならぬ。箸で掻き混ぜるなどは言語道断、蓋もしてはいかんでござるよ。どうしても触りたくなったら、同居人に亀甲縛りにしてもらいなはれ。ほしたら、10〜15分ほど放置プレーじゃ。今回は卵の大きさがM玉ゆえ、タイマーを13分にセットする。その間は変態プレーでも何でもお好きにやってくれ。
時間になったら、亀甲縛りを解いてもらい、水に移して粗熱をとりましょうね。

フライパンに油を入れ、豚肉をタレごと焼く。火加減は最初は弱火から中火でよい。豚肉は焼き過ぎるとかたくなるので、慎重に火入れしませう。
最後に強火にして焼けたら、よそった御飯の上に素早く乗せ、フライパンに残ったタレをかける。そこに温泉玉子を割り、貝割れ大根を添える。仕上げに白胡麻をふったら完成。
 
 

 
 
食う。
ヽ((◎д◎))ゝ❗❗
想像以上のバリ旨やんけー🤩❗
程好い甘辛さで、バクバクいけるがなー。マジ、ガッついたよ。男は黙って、ガシガシ豚丼なのだ。

半分くらい食い進んだところで、温泉玉子を割ることにする。この一種禁断を犯すような背徳にも似た一瞬がたまりまへんな。
(ノ`Д´)ノえいや❗プチゅっ❗❗
オホホホホホ( ̄▽ ̄)∬……、そう、苦悶の顔でダラダラと黄色い液体をしとどに流しなはれ。

グシャグシャにかき混ぜたところで、口に頬張る。
(☆▽☆)ぴゃあ〜、これまた絶品の旨さじゃきに❗
温泉玉子、大正解じゃよー(≧▽≦)

わりかし簡単なので、この疫病蔓延の御時世、家に居てヒマな人は、お作りよしー(・∀・)

 
                        おしまい