『燃えよ麺助』ってどーよ❓


先日、念願だった『燃えよ麺助』に行った。
この店、大阪では超有名なラーメン屋で行列が絶えない。
トリップアドバイザーの評価では5点満点の「4.5」、食べログでも「3.78」という高得点で、2017年と2018年には『食べログラーメン百名店WEST』にも選出されている。
そして『ラーメンWalkerグランプリ2019』では並居る名店を押し退けての総合部門1位にも輝いている。
また、姉妹店『麦と麺助』は同年にミシュランガイドのビブグルマン入りも果たしている。ついでに言っとくと、『秘密のケンミンSHOW』でも取り上げられていたそうだ。
そこまで評価が高いのならば、自ずと期待値もマックスにならざるおえない。

場所は大阪駅から1つ先、環状線の福島駅を降りて直ぐにある。



夕方の部の開店時間午後6時の5分程前に店前に着く。
(☉。☉)あっ❗、並んでる人が少ない。
新型コロナの影響だろうが、2、3人しかいないじゃないか。予測は何となくしていたけれど、思ってた以上に少ない。
実をいうと、去年この店には一度だけ並んだ事がある。しかし並ぶの大の苦手な男ゆえ、10分で痺れを切らして行列から離脱した。



コロナ対策のせいか今日は入口が開いているが、前回来た時は閉まっていた。だから全体が白壁で窓らしい窓がなく、一文字型の細い窓から辛うじて店内が覗けた。つまり、およそラーメン屋とは思えない外観なのである。 それで思い出した。このカッコつけた外観にも嫌な感じがして、行列から離脱したのだった。



暖簾が短くて、お洒落でやんす。

程なくして、店員に促されて店内に入る。
しかし、ここで💢イラッとくる。一見丁寧な接客なのだが、どこか偉そうで慇懃無礼な匂いを感じた。客に対して食わしてやってるみたいな雰囲気が嗅ぎ取れたのである。まあいい、若者だ。有りがちの事だろ。若者ってもんは、店の看板という虎の偉を借りて猫なのに虎になった気分に成りがちってもんだ。かまへん、かまへん。だいち、そんな些事で自らラーメンを不味くしてしまうのは愚かなことだ。心を平静にリセットするっぺよ。

入って直ぐ右手に自動券売機があり、そこでチケットを買う方式になっている。この自動券売機パターン、あまり好きではない。後ろに人が並ぶので、どこか急かされたような気持ちになるからだ。それにそもそも背後につかれる事を極端に嫌う男でもある。世が世ならば、振り向きざまに袈裟がけにしかねない危ない人なのだ(笑)。

この店は「紀州鴨そば」と「金色貝そば」の二本柱。前回並んだ時に、それくらいは学習している。そこで思い出した。前回並んだ時は前にいたカップルの男の方が、横のブスに如何に「紀州鴨そば」が「金色貝そば」よりも旨いかを力説しておったのだ。それも相俟ってか💢イラッときて離脱したんだったわさ。短気だね〜。
しかし、ここは素直に彼の言に倣って鴨そばにしよう。
でも小さな字がズラズラと並ぶボタンを見て、一瞬パニくりかける。この辺も自動券売機が嫌いなところである。
何とか見つけたものの、再び選択を迫られる。「紀州鴨そば」¥890と『味玉紀州鴨そば』¥990のどちらかにするか迷ったのだ。ちょいとお高いが、もともと味玉好きだし「味玉紀州鴨そば」の方をチョイスする。
それにしても、最近のラーメンって高いよなあ…。千円前後が当たり前になりつつある。スープなど素材に金が掛かってるのだろうが、どこか納得いかないところがある。昭和の男は安くて旨いのがラーメンって云う概念が強いからだ。その辺の食堂の定食よか高いって、どーよ❓
とはいえ、時代も変わりつつあるのだろう。そのうち千円越えのラーメンが当たり前の世界になるかもしれない。全ての料理の調理技術を注入した究極の料理がラーメンだとか芸術作品だとか言い始めたら、そうなりかねない。けど千円越えのラーメンなんて食ってたまるかの所存だけどね。

店内はカウンター10席のみ。思ってた以上に狭い。
そりゃ、行列にもなるわな。きっと店の戦略なのだろう。
これは行列効果というもので、バンドワゴン効果とも呼ばれている。多くの人がある選択肢をとると(この場合は行列)、さらにその選択肢をとる人が増えていく現象を指す。つまり、人は行列=人気があると感じ、よっほど旨いんだろうなと考える。で、「とりあえず多くの人に同調しておこう」と云う心理が働き、情報をあまり吟味せずに並んでしまうと云う心理効果のことをいう。ワシもそれに完全に引っ掛かっとるワケやね。
店としての戦略なんだから、べつにそれを否定しているワケではない。自分が逆の立場だったら、同じこと考えるもんね。

驚いたことに、こんな狭いのにスタッフが4人もいる。
多くないかい❓この店の規模なら3人で充分だと思うんだけど…。
人件費は意外と高い。店の経費の多くを占めている。勿論、それはラーメンの価格にも反映されて然りだろう。スタッフを一人減らせば、ラーメンの価格も安くなりそうなもんだけどね。

店内にはジャズが静かに流れている。こういうお洒落風情のラーメン屋って、最近やたらと増えてねえか❓ 目の前には、スタイリッシュな金属のコップと脇には透明でデザイン性の高い水入れ。何処までもお洒落路線である。
気づいてはいたが、目の前のスタッフもまるでシェフみたいなユニフォームである。解った、解ったよ。コンセプトはそうゆうことなのね。店主の目指すところが、よくワカリマシタ。自分の店なんだから、大いになさってよろしである。店をどうしようが、それは店主の特権だかんね。ただ、自分は洒落たラーメン屋が何となく気持ち悪いだけだ。
そこでまた記憶がフィードバックする。といっても、もっと時間的には近い話である。さっき来る時にたまたま筋を一本間違えて店の裏を通った。その時、このスタッフたちが裏通りでたむろしてたわ。あくまでも私見だが、その感じは嫌なものだった。だるそうな雰囲気で、客をナメた人たちだとセンサーは反応していた。料理人のバックステージなんてものはどこも似たようなものだが、目についたから覚えていたのであろう。

コロナウィルスの影響か、こういうのもカウンターにあった。



3列目が引っ掛かる。 「咳、くしゃみエチケットを守ってくださいますようお願いいたします(原文のまま)」
一瞬、「、」が無いから、くしゃみエチケットって何ぞや?と思ったが、咳やクシャミはエチケットを守って下さいという事 なのだろう。でも、このエチケットというのが今ひとつよくワカラン。咳やクシャミをするなって事なのか❓でもこの2つは咄嗟に止められるものではないだろう。どうせよというのだ❓咳やクシャミをしても迷惑をかけない為にマスクがあるのではないか❓マスクしてても、咳やクシャミはしてはいけないのか❓それとも咳やクシャミをするなら、手で口や鼻を覆うのではなく、欧米のエチケットみたく自分の肩に鼻と口を付けてせよって事なのか❓はたまた、コレはマスクをしていない人に対して言ってるのか❓だったら、マスクしてない人の入店を断れよ。入口にその旨、張り紙なさい。
何か、ものを食うには最悪の精神状況になりつつあるが、忘れよう。そういう負の感情は切り捨ててリセット、ここはラーメンに集中しよう。ラーメンさえ旨けりゃ、そんなもんは払拭される。お洒落であろうが無かろうが、その他云々も関係ない。そんなものに味のジャッジメントが影響されてはならない。それが昔からのモットーだ。例えば、どんだけムカつくオヤジの店であったとしても、旨けりゃいいのである。そこに人間性は関係がない。旨けりゃ、再訪するだけのことだ。問題はない。そうゆうスタンスなのだ。

5分と経たずしてラーメンがやって来た。驚くほど早い。



運ばれて来た時に、微かに柚子の香りがした。矢張り、そっち系か…。とはいえ、柚子は好きなので全然許せる。

見た目はインスタ映えしそうなお洒落なレイアウトだ。
具はレアチャーシュー、鴨肉、支那竹(メンマ)、白ネギ、三つ葉ってところだ。そこにトッピングと言ってもいい、味玉が加わる。

先ずはスープから。
レンゲで一口すすって、🙄アレレ❓と思った。期待していた程には旨くないのである。
ならばと丼鉢を持って直接すすってみる。スープ表面の脂との関係で、そうした方がスープ本来の旨さが解るからである。
しかし、やっぱり感動するような旨さはない。
一瞬、ワシもコロナを発症したのではないかと思ったよ。でも味も香りもするから、冷静に考えればコロナではない。首を傾げる。
名前通りの鴨と、たぶん鶏ベースの醤油味かな?…。けど、それだけではない複雑な味わいがあるから、他に魚介系と昆布の出汁も少し入っていそうだ。
旨味とコクはあるがどこかサッパリとしており、上品な顔のスープだ。女子の評価が高そうである。
けど正直、鴨だしって感じがあまりしない。自分が知っている鴨だしとは遠い。鴨なら、もっと深みと旨味があって、鴨独特の脂が感ぜられる筈だ。
それに何よりいけないのが、如何せん口に残る後味が甘い。一瞬、鴨の甘みかな?とも思ったが、それにしては違和感大だ。素材の自然な甘みではないような気がする。
(-_-;)うーむ、これはおそらく四国や九州で好まれる甘い醤油を使っているからではなかろうか❓そう思った。あの、醤油に大量の砂糖を入れた甘醤油、昔からどうも好きになれないんだよねぇ。関西の西の端あたりから、この甘い醤油が幅を効かせており、皆さん、刺身とかにも好んでかけらっしゃるのだ。
それにしても世の中、こんなにも甘いもん好きの人が多いのかね❓ラーメンに甘みは、野菜の甘み以外は要らんだろ❓ そりゃ、長らくスィーツブームだって続くわさ。
とはいえ、途中で柚子を混ぜたらバランスが少し良くなった。

麺は中細のストレート麺。コシがあり、心地好い歯ざわりがある。スープとの絡みも良い。感覚的に加水率は高くないようだし、個性的な麺と言っていいと思う。
思うに、何となく蕎麦の雰囲気もある麺だ。柚子や三つ葉が入っているせいもあるし、スープも相俟ってか途中から段々ラーメン食ってる気かしなくなってきた。頭の中がちょっと混乱する。麺も旨いような、そうでもないような気がしてきて、益々混乱が広がる。
そして、何だか麺が途中からどんどんスープを吸っていく感じがして、段々マズくなっていってるような気もしてきた。

スープと麺を別々に評したので、説明がバラバラになってしまっているきらいがあるが、今さら書き直すのも面倒だ。このままの路線でいく。具についても個別にコメントしていこう。

レアチャーシューは素直に旨い。でも感動する程ではない。
味玉も旨い。味の染み具合といい、黄身の半熟度合いといい申し分ない。たぶん何処かのブランド玉子なのだろう、黄身がオレンジ色でコクがあり、旨味が強い。
それらをも凌駕するのが、支那竹だ。「しな」と打っても支那と出てこない。今どき、その名称って差別用語でマズイんだっけ❓たかが食いもんにまで差別とか言う世の中って、恐いよな。今や言葉狩り社会だ。
スマン、スマン。また危うく大脱線するとこじゃったよ。この手の話をしだすと終わんなくなっちゃうからね。変換が面倒だし、以後メンマで通します。
このメンマ、極太で唯一無二なくらいに美味い。よくある甘ったるくて濃くてどうでもいいようなオマケ的存在のメンマではないのだ。抜群に歯応えがあり、噛むとスープとは別な系統の洗練された出汁が溢れ出す。存在感があって、メチャンコ美味いのである。これにはマジ感動したよ。
しかし、炙り鴨がそれらのハーモニーを致命的にブチ壊した。
口に入れた瞬間に直ぐ違和感を感じて、本能的に解った。傷んでて腐りかけているのである。その場で、よほど吐き出そうかとも思ったが、カッコ悪いので我慢して飲み込んだ。気分、最悪である。こんなもんを客に出すって言語道断だろう。全てを台無しにするダーク・インパクトな代物だ。
一応フォローしておくと、もし傷んでなかったら、それなりに評価されて然るべきものだとは容易に想像がつく。おそらく、前日に余ったモノの保存状態がよろしくなかったのであろう。

このラーメンの自分の印象を一言で纏めてしまうと、パンチがない。ドロドロ濃厚なラーメンは好きじゃないけれど、上品なラーメンもあまり好きではないのかもしれない。意外と自分のラーメンの好みのレンジは狭いのかもね。ようはラーメンほど各人の好みが分かれる食いもんはないものと思われる。だから。あそこは美味いけど、ここのは認めないなどという各人バラバラの意見が飛び交うのだろう。

結果、ディスりまくってしまったが、ゴメンやけど嘘はつけない。正直、これなら店主の弟が出した店、近鉄の難波(大阪難波)駅構内にある「なにわ麺次郎」の方がまだ旨いと思ったよ。



コッチもジャズが流れるお洒落系ラーメン屋である。




まあ、コチラでは貝だしの「金色貝そば」を食ったから、比べることじたいがフェアではないんだけどね。

さらに言えば、同じ福島ならジャンルは違うけど、個人的には鶏白湯麺が売りの「ラーメン人生JET」の方が好きかな。店を出て、正直そっち行っとけば良かったと思ったよ(ちなみに煮干しラーメンで有名な『烈志笑魚油 麺香房 三く』もあまり好きじゃない)。
もっと言うと、店を出た前、斜め隣にある「大洋軒」の唐揚げ定食を食っときゃ良かったと思った。行ったことないけど、その店は「第8回からあげグランプリ」中日本醤油だれ部門金賞を受賞してもいるのである。オラ、唐揚げフリークだかんね。
因みに唐揚げ定食は¥780である。それからすると、やはりラーメンが¥990って納得いかんなあ…。

帰って食べログの口コミ欄を見たら、何と大半の人が★5つとか4つを付けていた。皆の舌がオカシイのか、ワシの舌がバカなのかマジで悩んだよ。 しかし少数だが、★2つとか3つの意見もあった。読むと、スープが甘いとかワシの感想と近いものもあった。それで少しホッとしたよ。ワシのような感想を持った人もいるってことは、全く的外れな意見ってワケでもないからね。 とはいえ、世間の評価が高いのも事実だ。嫌味でもなんでもなく、行きたい人はワシの意見など無視して行かれるがよろしかろう。こんだけ評価が高いなら、かなり満足できる筈だ。
ワシは二度と行かんけどね。

                        おしまい

追伸
因みにあとで調べたら、店主は「金久右衛門 本店」の御出身のようだ。
金久右衛門といえば「大阪ブラック」が有名で、食べログ大阪ベストラーメン3年連続No.1(2009〜2011年)、関西1週間大阪ベストラーメン受賞、大阪ラーメン覇王決定戦 準優勝、東京ラーメンショー2012 第一幕優勝など数多くの受賞歴を持つ関西を代表する醤油ラーメン専門店である。
自分も本店と道頓堀店に行ったことがあるけど、納得の旨さだった記憶がある。でも醤油の甘さは記憶にない。たぶん九州や四国の醤油もブレンドして使っているのだろうが、ようは気になるか気にならないかは、味のバランスにもよるのだと思われる。気にならない程度の甘さはラーメンのスープには必要なのかもしれない。

スープには紀州鴨と阿波尾鶏の鶏ガラ、魚介のスープ、昆布だしが入っているらしい。一応ビンゴのようだが、古い記事も混じっているだろうから今もそうなのかはワカラナイ。現在は違っている可能性はあるだろう。真面目な店ならば現状に満足せず、日々スープも改良を重ねているからね。因みに或る記事には、ポルチーニ茸オイルも入っているとか書いてあった。全然ワカランかったけど。
醤油ダレは小豆島の醤油に数種の醤油をブレンドしているようだ。小豆島の醤油ならば、瀬戸内だから甘い可能性大だね。醸造元が分からないから何とも言えないけどさ。
いや、待てよ。小豆島は香川県だけど、たしか四国みたく醤油は甘くなかった筈だ。となると、このスープの甘さは醤油由来のものではないと云うことか…❓でも、あの甘ったるさは鴨ダシ由来ではないと思うんだよなあ…。だったら何なのだ❓ワッカリマセーン\(◎o◎)/

麺は、昔は森製麺に特注したものを使っていたようだが、現在は自家製麺。全粒粉と最近流行りの高級小麦「はるゆたか」もブレンドして使っているそうだ。そのわりには、あまり小麦の香りを感じなかったけど。

味玉は「赤うま卵(旨赤卵?)」という鹿児島の卵を使っているらしい。やはりブランド卵だったのね。

メンマは、無添加熟成メンマを4日間かけて戻し、鰹だしに一晩つけたそうだ。

炙り鴨の鴨ロースは和歌山県湯浅町「太田養鶏場」にて育てられた純国産紀州鴨で、藁(わら)で炙っているそうな

レアチャーシューは豚肩ロースを特製塩ダレに漬け、香ばしく焼き上げた後に低温でじっくりと火を通したみたい。

驚いたのは、香辛料として胡椒と祇園「原了郭」の黒七味が置いてあると云う記述が散見されたことだ。そんなもんはワシの目の前には無かったぞ。あったら、絶対に黒七味かけまくり必至であったろうに。誠にもって無念じゃよ。
しかしそれは昔の話であって、現在は置かれていないのかもしれない。もしかして、うちのラーメンは旨いんだから、何にもかけんなよって事かね❓客には味変する権利も自由も与えられないってワケね。それって餃子屋に何も調味料が置いてないのと同じじゃないか。味が付いてますのでそのままどうぞと言われても、飽きてくるから醤油やラー油、胡椒、酢をつけたい人だっているだろうに。せめて胡椒か山椒、七味のどれか一つくらいは置いて欲しいな。人間の舌は皆同じじゃないんだからさ。ブツブツ(ー_ー゛)
何か結局最後までディスりまくりで終わってしまったよ。店主さん、ごめんなさいね。バカ舌男の戯れ言だと思って許してつかあさい。

話は全然変わる。
実を云うと、ラーメンを食ったのは伊丹空港周辺にシルビアシジミの様子を見に行った帰りです。しかもミナミの難波からママチャリ🚲で。

【シルビアシジミ♂】


今年は発生が早かったようで、ゴールデンウィーク後半のこの日には既にボロ個体ばかりだった。おそらく4月下旬が適期だったのだろう。しかも1箇所を除いて個体数も少なかった。但し、晴れだったけど風が強かったから何とも言えない部分がある。風が強いと蝶はあまり飛ばないからね。
個体数が多いところは♀ばかりだった。バルボキア感染は継続して起こっているようだ。このバルボキア感染について知りたい方は、拙ブログ『シルビアの迷宮』の第三章 バルボキアの陰謀の回を探して読んで下され。URLを貼り付けるのは面倒なので、申し訳ないけど自分で探してね。
そういうワケだから、今回は1つも持ち帰らなかった。あまりにボロばっかなので早々と諦め、蝶の写真を撮っていた爺様とずっと喋っとりました。

帰りにスカイパークにも寄った。



関空なんかの画像をTVで見てると飛べない飛行機がズラズラと並んでいるが、そんな様子は見受けられなかった。通常通りとは言えないが、思ってた以上に飛行機の離着陸がある。

調度着いたところで、ボーイング777-200/-200ERの離陸が始まった。ラッキーである。現在の大阪空港ではジャンボ機は就航しておらず、こやつとボーイング777-300/-300ERくらいしか大型機は見られないのだ。



スピード、遅くねえか❓
ドタドタと重そうに滑走路を走ってゆくのを見て、よくこんな鉄の塊が空に浮かぶなと思う。小さい飛行機ならまだしも理解できるが、このクラスの大きさになると俄に信じ難い。飛行機嫌いの、あんな鉄の塊に乗れるかい云々の意見も解るような気がしたよ。