🎶カ〜ニ🦀だし続くよー、ど〜こまでもー

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まだまだ続く丸蟹の茹で汁Cookingである。しつこくてスマン。そうゆう性格なのだ。
 

前回、その丸蟹の茹で汁で塩ラーメンを作ったが、それでもその時のカニスープはまだまだ残っていた。1.5Lくらいはあったんだもん。ラーメン程度では消費しきれんのだよ。
はてさて、どうしたものか……。

たまたま、そんな折りに剥き身のエンドウ豆が安く売っていた。エンドウ豆は鞘(さや)から出すと一挙に鮮度が落ちることは知ってはいたが、2パックて196円だったもんでつい買ってしまったなりよ。あと、エンドウ豆は海老・蟹ダシに合うようなイメージも何となくあったからだ。

しかし、帰ってきて厨房に立ってみて、そのイメージの原典がサッパリわからん事に気づく。よくよく考えてみれば、カニとエンドウ豆の料理なんて聞いたことがないじゃないか。何となくそう思っていただけという己の意識の曖昧模糊さとポンコツ具合いに我ながら驚かざるおえない。
一瞬、恥をしのんでカニとエンドウ豆の料理をググッてやろうかと思った。けど面倒だし、無かったら己のバカさ加減を見せつけられるから調べないけどー(≧▽≦)
まあ、人間なんてものは、大概の人はそこまで厳密に考えて生きてはおらんのだ。もとい。多分そうじゃない厳密的で立派な方もおられるだろうけど…。
おまえと一緒にするな。誰も彼もがオマエみたいにいい加減だと思ったら大間違いだ。このボケ、カス❗と言われても困るので、一応防御線を張っといた。

で、結局のところ発想貧困男は蟹だしスープを使って豆ごはんを作ったらええやんと云う短絡的結論に至った。炊き込みご飯なら、そこそこ大量に出汁が使えんじゃね❓と思ったワケである。
 
だが、米2合を洗おうとして手が止まった。
豆ごはんといえば、米を洗ってダシ汁とエンドウ豆を入れて、ただ炊くだけというイメージだったが、ふと思い出したのだ。どっかに、それだと豆がシワシワになって見た目がよろしくないと書いてあったような気がするぞ。
けど、どうすんだったっけかなあ…。
 
されとて今更ググる気にはなれない。ここで調べてしまえば、何か負けた気がするではないか。だったら最初っからカニとエンドウ豆の料理でググッときゃ良かったと後悔するのがヤなんである。絶対、ついでにそっちもググりそうだしさ。後悔という感情は人を弱らせるだけだ。何もいい事なんかない。
 
記憶を辿ると、たぶん豆を軽く出汁で煮たら取り出し、その汁で御飯を炊く。で、炊き上がってから豆を入れて、暫くおいとくんじゃなかったっけ❓仕上げは予熱とか、そんなだ。
その方が豆にシワがよらないだけでなく、色も鮮やかに仕上がると書いてあったような気がするじょー(・3・)
それであってそうだし、調べ直すのもダルいし、そのように進めてゆくことにした。
 
エンドウ豆をカニ出汁にブッ込み、弱火で煮る。
かたさを確かめながら3〜4分、やや固めに仕上がったところで火を切る。で、しばらく放ったらかしにして冷ます。
そいでもって、録画していた『チア☆ダン』なんぞを観ることにする。
 
広瀬すずちゃんは、やっぱ可愛いよねー💖 中条あやみちゃんもカワイイ💖
半分ほど観たところで豆を取り出し、残った汁を米に入れる。まあ、1時間も置いときゃ、米が汁をたっぷり吸うじゃろう。
ほいでもって、『チア☆ダン』の続きを観る。
 
😭オーイ、オイオイオイ。😭オーイ、オイオイオイ。
おじさん、(ToT)ダダ泣き。天海祐希にも泣けたー( ;∀;)
 
観終わったところで、豆ごはんなんぞ炊いとる場合かと思いつつ炊飯器のスイッチを入れる。
映画の影響で何かオラも頑張らねばと思うのだが、スイッチを入れてしまえば最早する事なし。放ったらかして待つしかないのだ。それがもどかしい。
かと言って、すぐさまスイッチを切り、気合い入れて土鍋で炊こうなどという気はサラサラない。だって今更ながらに言っちゃうけど、ワシって豆ごはんに対する思い入れなんぞコレっぽちも持ち合わせていないのである。ってゆーか、むしろ苦手。根本的には嫌いと言ってもいい。
今でこそ食べられるようになったけど、ワシって幼少の頃から豆が大の苦手なんである。グリーンピースを筆頭に大豆、いんげん豆、そら豆、小豆、豆菓子etc…、殆どが敵であった。味もさることながら、あの歯に当たる粉っぽい感じがどうしても許せなかったのである。正直、食えるのはピーナッツなどのナッツ類と枝豆くらいだったのだ。
じゃあ、何で豆ごはんを2合も炊くのだ❓と言われれば、乗り。人間、魔がさすことだってあるのだ。
 
炊き上がったところで、エンドウ豆を素早く投与。再び蓋をして、6〜7分ほど蒸らす。
 
けたたましくタイマーが鳴った。うるせーんだよな、うちの百均のタイマー。時々、床に叩きつけてやりたい衝動に駆られるよ。
チッ(-_-)、んな事はどっちだっていい。とにかく完成だ。
 
蓋を開けると、豆の良い香りがものスゴくした。コレって、もしかして作戦正解の成功なんじゃねえの❓
 
(^O^)/ハイハイ、出来上がりましたよー。
 

 

 
(◠‿・)—☆イェーい。炊きあがりは上々。豆もシワがよってない。
食べてみると、豆の甘いような仄かな香りがして、美味い❗

でもなあ、美味いんだけど、そこにカニはあまり感じられない。それってカニ出汁で炊いた意味あるのかね❓まさかの結果である。
噛みしめているとカニ出汁の味がしないでもないが、視覚に映るのが豆ごはんなので、脳がそれに追っつかない。カニの身でも入ってりゃ、また違うんだろうけど…。
 
( ´ー`)フゥー。2合なんて1回では食いきれないので、残りはまた翌日にでも食うことにした。
 
だが翌日になって、また同じもん食うのかよと思った。そう思うと、益々食いたくなくなってくる。
と云うワケで、一計を案じた。
エンドウ豆といえば、卵とじである。この2つはそれくらい定番の組み合わせだ。そこからヒントを得て、玉子とエンドウ豆の雑炊を作ることにした。
 
工程①
豆ごはんを鍋に入れ、そこに最後に残ったカニの出汁をひたひたに入れる。かき混ぜて味を見て、ほんの少しだけ塩を加えた。それを火にかける。
 
工程②
沸騰してとろみが少し出たら、とき卵を投与。すかさず蓋をして火を消す。そして、1〜2分待てば出来上がり。
 

 
(☆▽☆)ぴゃあ〜、普通にメチャメチャ旨いやんけー。
今度は、ちゃんとカニの風味もするぞ。
 
そろそろエンドウ豆の季節も終わりだけど、まあ一度、試してみりゃれ。
そんなに都合よくカニの茹で汁があるとは思えないけどさ。
 
                        おしまい

 

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投稿者:

cho-baka

元役者でダイビングインストラクターであり、バーテンダー。 蝶と美食をこよなく愛する男。

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