枝付きの黒豆が、特売で¥398で売っていた。
少し高いが、枝付きは普通の枝豆だって500円くらいはするから、ここは買いでしょう。
場所は丹波ではなく、和歌山産だすな。
ハサミで鞘の端の内側をカットしてゆく。切り取ったら反対側もカットする。こうしておけば、茹でた時に塩水が染み込み易くて見た目が美しいからだ。でも普段はそんな事はしない。面倒くさいもん。
それをビニール袋にブッ込み、粗塩を入れてモミモミする。表面の産毛を取るためだが、これも面倒なので普段はしない。けど今回は何たって枝付きの黒豆さんなのである。真面目にしまっせハカセタロー。
産毛が取れたらサッと水で洗い流し、水1リットルに塩30gくらい入れて沸騰させる。本当は40gくらいが妥当なのだろうが、塩がキツ過ぎたら暗黒宇宙のハカセタローになりかねないので弱めにした。ところで、さっきからナゼにハカセタローなのだ❓酒飲んで書いてるから、アタマがワいてるな。
えー、珍しく慎重なのは、料理は足し算は簡単だが、引き算は出来ないからである。薄かったら、塩ぶっかけて蓋してシャカシャカやればいいだけの事だかんね。ダイビングインストラクター時代に、サイパンの居酒屋で慎ちゃんが小鉢に小皿で蓋してよくシャカシャカやってたなあ。
コトコト10分程茹でて、笊にあける。
普通の枝豆だと5分くらいだが、豆がデカい黒豆だから長めに茹でた。水では締めない。ナゼかっつーと、豆の香りが飛ぶからである。旨みとかも洗い流しそうだし、それに何より折角絶妙に塩で味付けしたのに、もう1回味付けし直すなんて許せないじゃないか。
そのかわり色止めにはならないから、見た目は悪くなる。そこは致し方ないところではあるが、見た目よか味重視っしょ。
温かいうちに食う。
もちろんキンキンに冷えたビールを改めてスタンバイさせておる。黒枝豆を口に放り込んだら、すかさずビールで流し込む。
(•‿•)旨い。
旨いけど5鞘くらい食ったところで、ふと疑問に思う。
枝豆って冷やした方が旨いような気がするぞ。茹でたてホクホクが旨いというイメージに騙されてると云うか引っ張られてるだけなんじゃないか❓
全員、冷蔵庫に撤退、テッターイ❗
急遽、登板予定を早め、リリーフ陣を投入してゆく。
冷凍物のトロカツオ。いわゆる戻り鰹の冷凍さんね。
もちろん生の鰹よか味は落ちるが、最近は冷凍技術も進歩しているので、昔ほどガッカリすることは無くなってきてる。
因みに薬味は生姜よりもニンニク派。生のニンニクの香りと辛味がアクセントになってていいんだよね。
豚肉の青山椒煮。
豚肉に出汁と野外採取した青山椒を入れて、サッと煮た。
旨いねっ。山椒の香りが食欲をアップさせる。試合、つくってるねー。(◍•ᴗ•◍)❤エンジン全開だぜ、ベイベェー。
十分に冷えたところで、いよいよ再戦に臨む。
(ー_ー゛)うーむ。やはり枝豆は冷やしたヤツの方が旨い。
より香りもするような気がするし、味も馴染んでる。
翌日も残ってるのを食った。
色はどんどん悪くなるけど、味はどんどん良くなる。
そろそろ夏本番だね。
おしまい