ゼブラ茄子

 
髙島屋に行ったら、ゼブラ茄子が売っていた。

 

 
コレ、めちゃくちゃ旨いんだよね。
でも街のスーパーでは滅多に見かけないから即決で買う。
値段は忘れたが、普通の米茄子と変わらない値段だったと思う。たぶん150円〜198円の間だったかな。

紫の縞模様がお洒落だね。さすがイタリア系茄子の代表的品種なことだけはある。
同じように紫の縞模様が入る茄子は他にもあって、カプリスやフェアリー・テイル、ティグリナ、リスターダ・デ・ガンディアなどの品種がある。それらを総称して「ゼブラ茄子」と言ってたりもする。

ゼブラ茄子の特徴は皮が固くて厚いことかな。だから生食や漬物には向かない。それに、どうせこの綺麗な色の皮は加熱すると消えてしまうので、調理する時は取り除いた方がよい。
基本的には加熱調理に向いたナスで、焼いたり煮ても崩れにくくて、それでいて適度な食感と柔らかさが楽しめる茄子なのだ。中でも焼くのがオススメ。ゼブラナスの美味しさを最も味わえると言われている。

でも、網で焼き茄子を作るのって邪魔くさいんだよねー。
時間かかるし、黒焦げの中から身を取り出すのが大変なのだ。
なワケで、ここはお手軽にレンチンすることにした。
えーと、皿に乗っけてラップしてオートでチン。固さを確かめながら、それを3回ほど繰り返す。
熱が通ったら、庖丁で縦に切れ目を入れて、スプーンで身をこそぎ取る。こうすると皮がペラッペラになるまで完全に身を取り出すことができる。これでほぼ下拵えは終了。それを適当な大きさに切って器に盛り、カツオ節をかける。で、食べる直前に醤油をかければいいだけ。

 

 
身は普通の茄子より白くて、皮側は淡い紫が残る。
何となく貝割れの位置が気に食わないので変えたら、もっと気に食わなくなった。もう、いいや。さっさと食おう。

 

 
トロットロで、口の中でとろけ、あとから強い甘みがグッと立ち上がってくる。苦味やエグみもなく、めちゃんこ美味い❗
見つけたら、絶対に買うべきでっせ。

                        おしまい