チェンジング麺つゆ出汁

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こないだ記事をアップした「胡瓜の麺つゆ漬け」だが、残り汁が勿体ないので、その後には形を変えて食卓に登場した。

 

 
母胎はコレね。
白飯にバリ合う。

先ずはこの残り汁に少し塩を加え、シンプルに赤鶏の手羽先を煮てみた。

 

 
赤鶏だけに旨いねっ(. ❛ ᴗ ❛.)
肉厚でブリンブリンだわさ。

翌日、その残り汁に少しだけ薄口醤油を足して豚肉のしゃぶしゃぶにしてみた。第3形態である。

 

 
これまた、鶏の出汁が効いてて旨い。
だからポン酢なんて必要ないのである。

で、次に何気に牛蒡を入れて炊いてみたら、新たなる出汁に変化(へんげ)した。第4形態と言いたいところだが、これは前蛹みたいなもんで、ここから更なる形へとチェンジするのだ。

翌日、いよいよファイナル形態へと昇華させる。
その牛蒡のエキスをたっぶりと含んだ出汁を火にかける。
沸騰するまでに白ネギを切り、青い部分だけ残して汁にブッ込む。
そこに何と中華そばを投入じゃい❗
そう、麺つゆは最後に本来の麺つゆとして生涯を全うするのである。
葱の青い部分と手羽先の残りを毟って乗っければ出来上がり。

 

 
汁が少ないが、この際かまわん、かまわんのカマワンチェンジャー。

先ずは汁を飲んでみる。
(☆▽☆)うまーっ❗
奥深い。牛蒡が出汁を複雑なる旨さにさせちょる。
麺はねぇ、正直どってことない「スーパー玉出」の激安20円とか30円くらいの中華麺だ。どころか千円以上の買物をしたから実質1円だ。だから、コシはゼロである。
しかしだ、途中から麺が汁を吸って、それはそれで旨かったりもする。

汁を一滴残らず飲み干す。
お陀仏、お陀仏。
もとい、成仏、成仏だね。

                        おしまい

 

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投稿者:

cho-baka

元役者でダイビングインストラクターであり、バーテンダー。 蝶と美食をこよなく愛する男。

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