かずつま

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「かずつま」なるものが半額で1個だけ売っていた。
見慣れないものだったから定価で売ってる時から気にはなっていた。けど税抜498円もする。ちょい高いし、そのわりには量も少なそうだったので買わなかったのである。

だいぶ迷ったが、250円だし、1個だけだったので買うことにした。買わないで後悔するよりも買って後悔した方がマシだ。そのかわりマズかったら怒るで💢、しかしー。

 

 
フタを開けたら、意外にも中にソースが入っていた。
しかもチーズのソース。数の子とチーズとは思いもよらない組み合わせだ。そういやパッケージの右上にオレンジ色で「公式カズチー」とか書いてなかったっけ❓何のこっちゃ?と思ってたけど、そうゆう事か…。数の子のツマミだから「かずつま」で数の子チーズだから「カズチー」❓
確認すると小さな字で「かずのこ✕チーズ」とちゃんと書いてあった。他にも小さな字で「つまめるかずのこ」とか「新感覚おつまみ」だとか書いてある。それらに対して微妙に💢イラッとくる。公式というのも引っ掛かるし、どっかイチビってる感じがするのだ。パッケージにオシャレ感を醸し出させてるのもなあ…。悪い予感がする。
ちなみにイチビってる(いちびる)というのは関西弁。意味は自分でググッて調べましょう。
『おまえ、何イチビっとんねん💢、教えろやボケー❗』である(笑)。

 

 
量は思ってた以上に多かった。これくらいの量なら500円でもけっして高くない。250円なら安いくらいだ。
取り敢えず、そのままソースなしで食べてみる。

(☉。☉)❗あっ、ピリッときた。ビックリだ、辛いぞ。ワサビかなあ…。そんな感じのツンとした辛味があるのだ。
しかも味が濃い。予想では薄い出汁的なもので下味がつけてあると思ってたのだ。全然、パンチがある。
コレはコレで充分に旨い。旨いがゆえにチーズソースを使うかどうか迷った。台無しにする可能性は充分にあるからだ。
えーい(ノ ̄皿 ̄)ノ ⌒== ┫、ままよ。かけちまえ。ここで掛けななきゃチキン野郎だ。だいちそれじゃカケチーを買った意味がない。そもそも何じゃそりゃ❓と思ったから買ったんだからね。

 

 
(・o・)アレッ、想像してたよりも旨い。チーズそのもの的ソースかと思いきや、マヨネーズチーズだったのだ。マヨネーズなら数の子と合わなくもないから、有りではあると思う。
それはそうと、辛味が消えて、むしろ味が薄くなったような感じになったのは不思議。マヨネーズは、誰かの陰謀のように世の中の全てのモノを中和させるんだろね。靴を煮てマヨネーズを付けて出したら、食う奴だっているだろう。マヨラーはマヨネーズの魔法とか催眠術に掛けられているに違いない。

この味だと白ワインに合いそうだ。でも飲んでるのは、そんな洋風なモノとは思ってなかったから芋焼酎だ。まあ、合わなくもないけど…。
次、売ってるのを見たら、辛口の白ワインも買お〜っと。
でも、ホントいうと何もかけない方が好きかも。何でもかんでもチーズ入れときゃいいと云う今の風潮に抵抗感があるし、何よりも味がチープで単一になる気がしてならない。チーズも又、マヨネーズと同様に全てを支配し、チーズ化させる。そして中毒性が有るとみる。そこにはきっと誰かの陰謀が隠されておるに違いあるまい。

やっぱオラ、出汁に漬けて鰹節を乗っけた普通の数の子の方が百倍いいや。

                       おしまい

 
追伸
この「かずつま」には別な味のバージョンもあるらしいよ。

 

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投稿者:

cho-baka

元役者でダイビングインストラクターであり、バーテンダー。 蝶と美食をこよなく愛する男。

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