ブログのプロバイダーであるワードプレスの管理画面に不具合が生じてホワイトアウトになった。どうやら外観を作成するテーマが破壊されてるようだ。で、仕方なくテーマを別なのに変えたら、作動はしたがレイアウトが変わってしまった。1行の文字数も変わってしまったので、見た目がメチャメチャになっとる。エラいこっちゃである。で、前回の文章を再構成してみた。それでマシにはなった。でも既存の文章を全て書き直すだなんて出来っこない。もう読みにくかろうが知ったこっちゃないもんねー。
とゆうワケで、今のレイアウト外観で書く練習の為に久し振りに食いもんの事を書きます。食いもんの話なら短くて済むからだ。
ではでは、書いてみよう。
初めてソースカツ丼を作ってみた。
といっても初めからソースカツ丼を作ろうと思ったワケではない、キッカケは100g 118円のメキシコ産豚フィレ肉を塊で買った事に始まる。つい安かったので買ってしまったのだ。
買ったはいいが、フィレ肉料理ってあんまレパートリーがないんだよね。フィレカツくらいしか浮かばないので、もういいやって感じで全部まとめて揚げてやった。
で、当然の如く食べきれずに余った。
翌日、コレをカツ丼にでもしようと思ったのだが、見ると冷蔵庫に玉ねぎが無かった。わざわざ買いに行くのが邪魔くさかったし、丼汁を作るのも面倒くさかったので急遽ソースカツ丼にする事にした。
でも考えてみればソースカツ丼なんて作った事がないし、食べた事だって記憶ではせいぜい二度くらいしかない。しかも随分と昔の事で、15年とか20年も前じゃないかな。
しかも、そもそもワシってソースカツ丼の存在そのものに懐疑的なのである。二度ほど食った事があると書いたが、何れの時も記憶にあるのは、
『(-_-;)何じゃこりゃ❓、こんなもん、カツにソースを付けて白飯を食ってるのと一緒やんけ❗』
という大いなる疑問である。
それってソースをつけたカツを単に白飯に乗っけただけじゃないか。そんなもん、丼と呼べるのかよ❓よくぞそんなのを料理として売り出したなと思う。料理人として恥ずかしくないのかと思うし、食べる方も食べる方だ。んなもん、家で食えばいいじゃないか。別にオカンとか嫁に作って貰えずとも、惣菜のカツを買ってきて誰でも作れる。多分、猿でも作れる。そげなもんを店でわざわざ金出して喜んで食う人間がおるから存在し続けているのだろうが、その理由が解せない。ソースにシャブでも入っとるんちゃうかー❓とか言いたくもなる。
いや、待てよ。シャブは冗談だが、ソースに秘密があるのかもしれない。ソースが普通のウスターソースではなくて、特別なレシピで作られたものなのかもしれない。ゆえに中毒性があるのかも。
ソースカツ丼といえば、福井と山梨である。この2つの地方ではカツ丼といえばソースカツ丼の事で、店で単に「カツ丼一丁❗」と頼めば、ソースカツ丼が出てくるらしい。それくらいソースカツ丼愛が強い土地柄なのだ。ちなみに普通のカツ丼の事は「玉子カツ丼」などと呼ばれているそうだ。
ソースカツ丼で最も有名なのが、福井の『ヨーロッパ軒』であろう。その元祖だとも言われている。
よし、そのソースのレシピを調べてやろう。
そのもののレシピは見つからなかったが、クックパッドにヨーロッパ軒風のレシピがあった。
ウスターソース お玉2
中濃ソース お玉1
ケチャップ お玉3分の1
オイスターソース 小さじ1
みりん お玉1
醤油 大さじ1
砂糖 お玉2分の1
顆粒出汁 適宜
赤ワイン お玉1
メチャクチャ色んなもんが入ってる複雑なレシピである。
なるほど、これなら特別なカツ丼になり得るし、中毒性があってもオカシクはない。
中でも驚いたのは醤油が入っている事だった。醤油とソースを混ぜるだなんて考えられへん。邪道である。だが、かける調味料の2大巨頭であるソースと醤油がタッグを組むんだから、スゲー相乗効果があったりして…。だとしたら、目から鱗だ。
しかし、作ろうにも赤ワインは無いし、こないだケチャップと中濃ソースは使いきったばかりだ。となると、買いに行かねばならぬ。元々は普通のカツ丼を作るのに玉ねぎがなくてソースカツ丼を作ることにしたのに、それでは本末転倒である。他のレシピを探そう。
醤油 大さじ1
ウスターソース 大さじ1
味醂 大さじ1
砂糖 大さじ1
酒 大さじ11/2
これなら作れそうである。
但し、砂糖が気になる。味醂が入ってるのに更に砂糖というのは甘過ぎだろう。甘みが強過ぎる味付けはお子ちゃま的で嫌いなのだ。なので砂糖を除外して作ることにした。
①ソースの材料を鍋に入れ、ひと煮立ちさせて冷ます。
②お米を炊く。
③炊き上がるのを見計らってカツをトースターで温める。
④丼にご飯をよそう。そして、③のカツを①のソースにじゃぶんと浸けて、御飯の上にオリャと乗っける。してからに九条葱を添えて出来上がり。
おっと、辛子を添えるのを忘れてはならない。まあ、コレはお好みだけどもね。
ソースカツ丼といえば、キャベツの千切りを下に敷くのが定番だが、今回はパスした。中途半端に温まったキャベツの千切りと御飯の組み合わせが、あんま好きじゃないのである。
さあ、食べよう。
イケる。思った以上に旨い。ソースカツ丼を偏愛する人たちの気持ちも解らないでもない。コレはコレで有りでしょう。
けど、メニューに定番の玉子カツ丼とソースカツ丼が並んでいたら、間違いなく定番のカツ丼を選ぶけどもね。
おしまい
追伸
今回はカツをザブンとソースに浸けただけの画像だが、余ったソースをドバドバかけた方がいいかも。味がやや薄いので、あとで余ったソースをかけたからね。ビジュアル的にもその方が良いと思う。ようは、味がワカランかったから最初から大胆にはソースをダボダボには掛けれなかったのだ。
尚、本ブログに姉妹作?の『男は黙ってカツ丼』という文章があります。よろしければソチラも併せて読んで下されば幸いです。