くまモン蝉

 
今回の台湾では蝶だけでなく、甲虫やこんなもんまで採っちまった。

(* ̄∇ ̄)ノういーっす❗
片手がたまたま上がってるから、んな感じに見えてしゃあない。

おっ、そうだ。Facebookでは使わなかった斜め横からの画像も添付しておこう。

(2017.6.20 台湾南投県仁愛郷 本部渓)

赤と黒といえば、スタンダールの『赤と黒』。
う~ん(σ≧▽≦)σムッシュ~、文学的スタイリッシュだね。
フフフ…(  ̄▽ ̄)、学識高いワタクシなどはついつい偉大なる文学作品を思い出してしまう事はあっても、絶対に岩崎良美の歌謡曲なんかは思い出したりはしないのであ~る。
『🎵あ~、赤と黒みたいな~ あ~、恋をしていま~すぅ~』

兎に角、こういうシンプルな美しさはとても好きだ。
このセミ、バリカッケーぞぉー。

でも何かに似てるんだよなあ…。
そう思って頭を巡らせていると、Σ( ̄ロ ̄lll)ハッ❗、シナプスがコペルニクス的転回のフランソワーズ・トリュフォー、「突然、🔥炎の如く」のように繋がった。
コレって、あの熊本県のゆるキャラでいまだに絶大なる人気を博しておる「くまモン」に似てんじゃねえの❓

取り敢えず名前もワカンナイし、勝手に「くまモンゼミ」と呼ぶ事にした。蝶以外の名前は全然ワカランのである。
もっとも、蝶の知識もいまだに(;゜∇゜)何じゃコリャー❗❓の連発でたいした事ないんだけどさ…。

コイツは標高約1000mの尾根筋の草の上にちょこんと止まってはった。
すう~っと無意識に何とな~く手掴みでゲッチュー(^^)v
蝉といえばフツーは敏感な筈なのに、まるで緊張感の無いやっちゃであった。
それに捕まえても『Σ(゜Д゜)ギャアー❗』とか、『(T△T)ビィー❗』とか一切鳴かなかった。セミのクセに拍子抜けする程のおとなしさだったのさ。
因みに、上の画像はアップだから分かりにくいけど、ホントはチビッ子ゼミで2センチくらいしかない。

鳴かないし、チビッ子なのでオモロないやっちゃの~と思って、やがてその存在は忘却の彼方へ。
しかし、最近ふと思い出してFacebookに画像をアップした。そうなると俄(にわか)にコヤツが何者なのかを知りたくなってきた。

調べてみると、どうやらHuechys sanguineaと云う種類のようだ。和名もあってハグロゼミと云う名前がついていた。
羽が黒いから羽黒蝉なんだろうけど、ハッキリ言ってイマイチな和名だ。肝心な赤は無視かよ❓それじゃ片手間というもんでしょがあー(ノ-_-)ノ~┻━┻

思うんだけど、和名ってダサい名前が圧倒的に多い。コレって何とかならんのかね❓
いっそのこと和名審議委員会なるものでも作って、そこを通過しないものは認めないとかしたらいいのにと思う。
でも、審議委員会なんか作っても、センスの無い頭の硬いお偉いさん方がズラッと並んでたら意味無いもんなあ…。
『名前には正確性を求めます❗』とか言って、矢鱈と長ったらしいものになったり、意味不明ワケワカンナイ名前になったりするんだよねー。トゲナシトゲトゲ❗(註1)
んでもって喧々ガクガク、益々モメてシッチャカメッチャカになりそうだ。知識が有るからといって、ネーミングセンスが良いとは限らないのだ。
いっその事、まるで知識の無い若い女の子を審議委員に加えたらいいんでねえの❓なんて思ったりもする。変な常識が無いだけに、インスピレーションで斬新かつグッドなネーミングとかが出てくるやもしれない。
でも乙女チック過ぎて、「フシギノモリノオナガシジミ」とかメルヘンチックなのも困るよなあ…。

まあ、どうあろうとその審議委員会では『くまモンゼミ』は絶対に通らんだろうナ。そんな名前を提出したら、『おまえ、ナメてんのか(--)❓』と言われるのは火を見るよりも明らかだ。
『くまモンゼミ』。メッチャクチャ解りやすい名前だと思うんだけどなー。
しかし、考えてみればくまモンがこの先も後世に残っていくと云う保証はどこにもないもんなあ…。もし人気が下火となって人知れず消えてしまえば、それこそ後世の人たちは語源が何なのかワカランだろう。
熊紋蝉❓熊の紋には全然見えんぞ(-
-#)云々とか言われるのが関の山だ。
じゃあ、例えばミッキーマウスとかドラえもんが名前に入っているならどうだ❓この2つならば50年後でも誰もが知っているに違いない。ミッキーマウスクワガタとかは形態的にも有り得るもんな。ドラエモンゼミだって可能性は無いことは無い。

あっ、思い出した。
コレ↓なんてドラエモンゼミでも納得してくれる人はいるかもしんないぞ。

(2014.3.25 ラオス・シェンクワン)

例によって正式な名前は全然ワカンナイ。
大きさはエゾゼミくらいはあった。セミの事はワカランけど、案外エゾゼミに近い種類なのかもしんない。
んー、久し振りに画像を見たけど、カッコいいセミだなあ。
けど、ドラえもんゼミってつけたら訴えられるだろうなあ…。くまモンゼミだって訴訟を起こされる可能性大だ。う~む、それを忘れておったわい。世の中、アタマかたいよねー。

ところで、このセミって行先はどこだっけ❓
たしかセミ好きの長谷さんに進呈するつもりだったと思うんだけど…。
💡そうだ❗、タイミングを逸して渡しそこねたんだよね。だから、きっとまだ三角紙に入ったままなんだろなあ…。

あっ、ここまで書いきてハタと思った。
もしかしたら肝心要の『くまモン』が何者なのかワカランままで、この文章を読んでいる御仁もいるやもしれぬ。
一応、くまモンの画像も添付しておくか…。

(出典『くまモン公式オフィシャルサイト』)

ちょうちょと戯れるくまモンなのだあー。

 
(出典『藤城清治ファンのページ』)

一番左のイラストなんかは、完全に『くまモンゼミ』と同じ配色だな。

とここまで書いてまた気づく。
コレって完全な脱線じゃないか。本当はくまモンゼミ、もといハグロゼミそのものについて書きたかったのに…。
( ̄。 ̄)ふぅー、妄想癖と脱線グセが全然なおってないじゃないか。行き当たりバッタリなのは相変わらずだわ。
取り敢えず気持ちを切り変えて進めよう。

調べてみると、ハグロゼミはインド、ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ボルネオ、スマトラ、中国南部、台湾などに分布するチッチゼミの仲間のようだ。
ほうー、日本にもいるチッチゼミの仲間なのかあ。だから小さいんだね。
とは言いつつ、オラってチッチゼミの生きてる姿を一度も見た事が無いんだよなあ。
たしかチッチゼミって秋に発生するんだよね。でもって、『チッチ、チッチ…』とおよそセミらしくない鳴き方をするらしい。だから縁が無かったのかもなあ。チッチゼミ、1回くらいはこの眼で見てみたいよなー。

【チッチゼミ】
(出典『ふしあな日記』)

そういえば何年か前に知ったんだけど、年を喰うと高い音が聞きとれなくなるらしい。それが若者と年寄りの分岐点なんだとさ。
だから、ジジババになるとキリギリスやらコオロギやらのバッタ類やセミなど鳴く虫の声の一部が聞こえなくなると長谷さんが言ってたなあ…。比較的高い音で鳴くニイニイゼミはまだ辛うじて聞こえるが、もっと高い音で鳴くチッチゼミは全然聞こえないと嘆いていらっしやった。
あ~(|| ゜Д゜)、そういえばオラここ何年もニイニイゼミの声を聞いてないぞー。もしかしたら、既に一生チッチゼミの声が聞こえない体になってるのかもしれん…。声が聞き取れないのなら、一人では採集不可能じゃないか。さよなら、チッチー。

また話が逸れた。本題に戻そう。
学名の小種名sanguineaは、ラテン語のサングイア(血)から来ているらしい。スペイン語で言うところのサングレだね。なるほど納得の学名だすな。
因みに英名はRed-nosed Cicada。つまり「赤いお鼻のセミ」だね。まあ、コレも納得の範囲内だ。
ついでに言っとくと、台湾名は和名をそのまま漢字にしたものと同じ羽黒蝉。
命名は和名が先なのか台湾名が先なのかはワカラナイ。台湾の昆虫は、かなりの種が日本人によって命名されているので、和名をそのまま台湾名(漢字)に置き換えた種も多いからだ。
それでは中国ではこのセミを何て呼んでいるのかというと、コレが黒翅蝉。羽黒蝉と意味は全く同じだ。つまらん。

だが、調べていくと紅娘子(こうじょうし)と云う言葉に行き当たった。どうやらこのセミは漢方薬の材料になるようなのだ。乾燥したものを磨り潰して使うらしい。効能は活血、抗毒。狂犬病や腰痛、無月経に用いられるとあった。
更に読み進めると、何とこのセミ、カンタリジンなる毒を体内に含むらしいのだ。で、刺激すると皮膚から毒液を分泌すると書いてあるではないか❗その為、採取の際は手袋やマスクをつけるらしい。
エ━━━ ( ̄□||||━━━ッ❗❗❗、マジ❗❓
ワシ、素手で掴んだでぇ━━━━ (@_@;)

ぼおーっとした奴やったから、何も起こらんかったんやろね。多分、ふわっと掴んだのも刺激せずに済んだのじゃろう。ウリャー(#`皿´)とか言ってワシ掴みしとったら、💦どぴゅーとか毒液が飛んで目に入り、失明していたやもしれぬ。
危ねぇ、危ねぇ。やっぱ知らんもんは無闇に触ってはイケマセンなあ。
チャン、チャン。

                おしまい

追伸
何か散々引っ張っといて、酷いシメ方だなあ…。
まっ、いっか。

そういえばラオスでも似たようなセミを採ったことを思い出した。


(2011・4・17 ラオス・サムヌア)

別種だが、同じハグロゼミの仲間に違いなかろう。
一見してコイツも毒持ちだろうね。
よくよく考えてみれば、日本と違って東南アジアには派手なセミが多い。ド派手なアブラゼミなんかには毒が有ると聞いた事があるような気もする。
ようするに赤と黒とか、黒と黄色、オレンジ、黄緑色とかの配色の生物は『あたしゃ、毒ありまっせー。食うたら死にまっせー👿』と警告しておるのである。だから、あえてワザと目立つ色をしておるんでしょうな。

この画像を探してたら、あらま(◎-◎;)
もう1つ見つかった。

(2011・5・6 タイ・チェンマイ)

なあ~んだ、シッカリ以前にも採ってるじゃないか。
ホント、健忘太郎だね。
コイツらチビッコ蝉は全員、何れも標高1000m前後で採れたから、その辺りが垂直分布の中心なのかもしれない。そして、みんな草に止まっていたから樹上性のセミではなさそうだ。ほんでもって全員が鳴かなかった。基本的には鳴かないセミなのかもしれない。

それにしてもワテ、(|| ゜Д゜)毒ゼミ触りまくりやんかあ。
この時は毒瓶なんか持って無かったから、バリバリ生きてるのを手に乗っけてたりしてた。知らないって事は、怖いもの知らずって事でもあるんだね。そして、阿呆だ。

  
追伸の追伸
トゲナシトゲトゲを解説するのを忘れてた。

(註1)トゲナシトゲトゲ
トゲハムシ亜科の甲虫。この仲間はトゲを持つ種が多い事から、従来「~トゲトゲ」と呼ばれていた。しかし、トゲの無いものもあり、この名がついたと云うワケである。
でも、コレじゃワケワカンナイということでトゲナシトゲハムシと名付けなおされたらしい。けど、コレでもワケワカンナイぞーと云うことで、最近はホソヒラタハムシと云う名を提唱しているようだ。
でもここまできたら、もうトゲナシトゲトゲでエエんでねえの❓と思えてきた。だってトゲナシトゲトゲって、何だそりゃ❓って感じで面白いし、自家中毒を起こしている名前なんて滅多にないから、かえって記憶に残る。もう、その自己矛盾に満ちたネーミングは哲学的ですらあると感じ始めているくらいだ。ホソヒラタハムシなんて全然魅力の無い名前だ。ワシ、断然トゲナシトゲトゲに一票❗
因みに、トゲアリトゲナシトゲトゲなんて更にワケワカンナイ奴もいるらしい。正直、吹き出したよ。

もし、ハグロゼミに名前をつけ直すとしたら、ムネアカハグロゼミとかアカハラハグロゼミとつけるのが妥当な線なんだろうなあ…。
なあ~んか、それはそれでツマンナイ名前だよね。
 

夏が来る

 
先週の月曜日、たまたま『なるみ・岡村の過ぎるTV』(7月10日放送分)を見ていたら、「夏の名曲といえば?」と題して、最初に思い浮かべる曲の街頭アンケートというのをやっていた。
10~20代、30~40代、50代以上の各年代のベスト5を紹介してたんだけど、細かい順位は忘れた。
とにかく10~20代の1位は、湘南乃風の『睡蓮花』だった(ふ~ん、なるほどね)。
次の50代以上の1位は、予想通りのTUBE『シーズン・イン・ザ・サン』(50代以上というのはザックリ過ぎるけど、50代ならば確実に鉄板な曲でしょう)。
そして、最後に30~40代の発表。ここで何となく大黒摩季の『夏が来る』辺りが入ってくるのかなあと思った。だが、予想に反してベスト5にも入っていなかった。
因みに1位はサザンの『真夏の果実』だった。
そういえばユーミンの『真夏の夜の夢』も入っていなかったなあ…。ユーミンにしろ大黒摩季にしろ、40~50代括(くく)りにしないと挙ってこないのかもしれない。

まあいい。人には人それぞれの思い出の曲があるのだ。別に順位なんて関係ない。

大黒摩季の『夏が来る』を聞くと、サイパン時代を思い出す。
まだダイビングインストラクターの見習いをしていた頃は、よく新ちゃんのアシスタントについていたっけ。
新ちゃんは本当は新太郎と云う名で、実家は三宅島のダイビングショップだった。だから、幼少の頃から潜っていたと云うもうダイビングの申し子みたいな子だった。
勘が鋭くて、時々打合せしていたコースとは全然違うコースを選ぶんだけど、彼が泳ぐ先には巨大な一匹狼のバラクーダ(オオオニカマス)とか、まるで戦艦みたいに鎮座するモヨウフグとか、ステルス戦闘機みたいなバカでかいマダラトビエイ等々の大概は大物がいて、よく驚かされたものである。
新ちゃん曰く、海に入って泳ぎだした時にビビッと来るそうである。天才だなと思った。
だが、今では蝶採りの時にたま~にそういう時があるから、そういうのって解らないでもない。言葉で説明するのは難しいんだけど、ようするに野生の勘みたいなもんだね。何となく何か特別な奴がいると感じるのだ。

その新ちゃんが、ファンダイブでオブジャンビーチに向かう時によくこの曲をかけていた。
オブジャンビーチに向かう道は、突然眼下に青い海と空がガアーンと広がる。その時に限ってナゼかこの曲がよくかかったんだけど、もう『夏ぅー❗❗』って感じで最高な気分だった。アップテンポだし、気持ちがメチャンコ盛り上がるのだ。
そういえば、たま~に客が多すぎてダットラ(ダットサン)の荷台に乗せられた事があったなあ…。
仰向けに寝そべって空を眺めながら、この曲を聞いていると『嗚呼、オレって今南国にいるんだよなあ…。夏って最高だなあ。』とよく思ったもんである。
今思えば、とっても幸せな時代だった。

一応、YouTubeの動画を貼っておきます。
青いとこ、クリックです。

夏が来る 大黒摩季

ライブ版より、オリジナル版の方がシックリくるんだけどなあ…。でも、ナゼか貼り付け失敗。
オリジナルが気になる人は、自分で探してみてね。

どこかちよっとバブリーな時代の残り香がする歌詞はコチラ。

あれれ?、ナゼかコレもリンクが貼れないや。
これも申し訳ないけど、気になる人は自分で探してみて。

 
【オブジャンビーチ】
(出典『マリアナ政府観光局』)

サイパンのダイビングポイントといえばグロットだけど、自分が一番好きだったのはオブジャンビーチだった。
ここのポイントはリップカレントと云う特殊な地形で、エントリーもエキジットも波に流され易くて結構緊張感があった。それが程好い刺激になってていい。
もっとも、荒れてる時は客連れてるとマジ怖いんだけどさ。

【オブジャンビーチ・ポイントマップ】
(出典『MSCサイパン』)

奥に進むと白い砂が広がっているから、海がより青く見える。

(出典『Pop photos』)

で、そこにガーデンイール(チンアナゴ)が一杯いて、ゴーゴンとかメデューサの髪みたいにゆらゆらと妖し気に揺らいでいる。それはちよっと不思議な光景で、幻想的と言えなくもない。

そういえばガイドの時はよくダイビング後のレクチャーで、お客さんに『アレは全て地面の下で繋がってて、実を言うと一匹のガーデンイールなのだー。』とかアホみたいな冗談を言ってたなあ…。

【オブジャンビーチのガーデンイール】
OLYMPUS DIGITAL CAMERA/caption

記憶は数珠繋ぎに溢れてくる。
アシスタントの時で海が穏やかな日は、水面近く1~2mの水深でよくホバリングしてたっけ…。
縦に浮き、体の力を一切抜いてぼおーっと海の青を見ていた。その水深が最も海が綺麗に見えるのだ。
それはとてもとても美しい蒼のグラディエーションで、限りなく透明に近いブルーというのはああゆうブルーの事なんじゃないかなと思う。
自分の呼吸音だけが静かに聞こえてて、まるで違う惑星にいるかのようだった。

どれもが懐かしい思い出だ。
またいつかサイパンで潜りたいなと思う。

 
                  おしまい

 
追伸
そういえば、後に相棒の奥さんになる人にこの曲をダビングして貰ったんだっけ…。
多分あのテープ、探せばどっかにある筈。
探してみよっかなあ…。何かオリジナル版をあのテープで聞きたいなあ。

さあ、大好きな夏も半ばを過ぎた。
夏を満喫しなきゃ、損、損。

「謎のさかな」、第三形態へ

 
千葉ロッテの新マスコット「謎のさかな」について再々度書こうと思ったのだが、台湾ゆきの準備等で忙しくてついつい書きそびれちった。
しかし、せっかくTV中継を録画してまで写メを撮ったし、勿体ないので書こうと思う。それに帰国後、衝撃の映像が飛び込んできたのだ。もう書かざるおえないではないか。

この日6月9日のNHKBSのプロ野球放送ヤクルトVS千葉ロッテは、本放送とは別にBS1で「プロ野球 ゆる~く深く!」と題して謂わば裏ヴァージョンでの放送もやっていた。
これが面白い。年一回だけの放送形態なのだが、とにかく斬新なのだ。

画面が通常放送とは随分と違う。
基本は俯瞰とか横斜めとかの引きの画面なのだ。
しかも、球場ではなくてスタジオからの放送。

NHKアナウンサーの他に解説は元ヤクルトの宮本(内野手)と元千葉ロッテの里崎、ゲストは神スウィングの稲村亜美。

亜美ちゃんは中古車のCMに出てたから(グーネット ID車両)知ってる人も多いと思うけど、まさに神スウィング。
素晴らしいプロポーションを差し引いても、そのスウィングと投球フォームは限りなく美しい。理想のバッティングフォームとピッチングフォームって、こんなんやでと云うお手本なのだ。
お腹が真っ平らでスベスベそうなのもよろしいよね。
そういえば昔、ワシのバーのお客さんに顔も体もソックリな女性がいたなあ…。いや、オッパイに関しては亜美ちゃんを遥かに凌駕していた。ツンとしてて、形が完璧だったのだ。あんなにプロポーションのいい女は滅多にいないのに惜しいことしたなあ…。
後悔先に立たず。チ○○は立てる時に立てないとイケんね。カッコつけててもエエことなんかないんである。

そして、もう一人のゲストはナゼか電気グルーヴのピエール瀧(ミュージャン・俳優)。稲村亜美ちゃんは野球ができる女性タレントだから解るにしても、何で瀧さんなのだ?
この辺からしてゆるい(調べたら、元高校球児だったそうな)。球場グルメの紹介やウグイス嬢目線、チアガールとリリーフカーをバックグラウンドから撮したりというのも斬新だがゆるい。そして、何よりも会話がゆるい。時々、試合そっちのけになるのだ。
でも、理論派の宮本と里崎なだけに解説が深い。
里崎のプロのキヤッチャーでも捕球の瞬間は目を瞑る等とかのコメント、宮本のバント実践講座、グローブ講座なんてのは、なるほどでかなり深い内容だった。

5回裏が終了した。
いよいよ千葉マリンスタジアム名物の🎆花火と待ちに待った「謎のさかな」の登場だ。
今日は第三形態に変化してるかもしれん。とんでもない形態になってるかもしれん。もうo(^o^)oワクワクじゃよ。

画面が4分割になった。
これなら間違いなく「謎のさかな」が映るぞー。
民放だったらCM入るし、キモいマスコットなんぞフル無視されかねんのだ。
因みに右上のモニターに映っているのが第一形態の魚だそうな。魚だと歩けんもんなあ。球場を這い回るマスコットはいくらなんでもアカンやろ?納得じゃよ。

出た❗相変わらずキモいよなあ(笑)

左下に視聴者からのコメントが入る。
これがおもろい。

宮本が「6ー1で負けてんだから、お願いだから花火なんか見てくれるなよなー。」
と言っていたが、( ̄▽ ̄;)あちゃー、ちゃっかりヤクルトの選手は、のほほんと花火を見ている。連敗しまくってるのに緊張感も悲壮感も無さすぎ。
勿論の事、宮本から喝が入ったのは言うまでもない。

軽快に走る「謎のさかな」。
足が細いのがキモ可愛い。

おっぴろげジャンプ❗

🎵ランラランララン

ご機嫌のスキップなのだ。

お帰りの時間です。

サヨナラ、謎のさかなくん。
今日は残念ながら変態しなかったなあ。次回に期待しよう。

いやあ、それにしても左下の視聴者のコメントを見てると結構さかなに食いついてますなあ。

台湾から帰国後、衝撃の映像が入ってきた。
わちゃΣ( ̄ロ ̄lll)、何と既に第三形態に変化してるやないけー。

(出典『Full Count』)

(-“”-;)何じゃコリャ❗❓
人体型やんけ。骨❓
記事を読み進めると、どうやら食べられて骨になったそうな。何じゃそりゃ!?の設定である。一説によると、マーくんに食べられたらしい。

気になるので、動画も探してみるとあった(面倒臭いから貼り付けません)。
試合前、のっけから解説者(多分、里崎)が「試合よりそっちの方が気になる」とコメント。おー、広報で予告してたのね。

でもアレレー?、出てきたのは第二形態の「謎のさかな」じゃないか。どないなっとるのー❓

だが、見てるといきなりズルッと口から第三形態が出てきた❗
ギョギョ、キショッ(゜ロ゜;ノ)ノ❗❗
しかし、不覚にも笑ってしまった。

(三点共に出典『マリンブルーの風』)

キモ可愛いを越して、もう完全にキモい。
で、ポーズとるんかい❗❗❗

そして、帰りしなにナゼか再び脱け殻に潜り込み、第二形態に戻って帰っていかはった。
『ワレ、戻るんかい(*`Д´)ノ!!!』
思わず、ツッこんだよ。

まだまだ千葉ロッテマリンのマスコットから目が離せない。

 
 

肉汁補填迷走スープ、嘆きのおじさん

 
しつこいぞオマエの『変わり太麺三連発の原点』第四弾である。

牛肉と牛蒡のしぐれ煮。
魚介系ばかりでは片手落ちと考えたワケではない。単に魚介系ばかりが続いたので、肉を食いたくなっただけだ。

しぐれ煮というのは、ようするに生姜で炊いた料理の総称ですな。漢字で書くと時雨煮。
ちなみに、前回から生姜を使った料理が多いのは新生姜を買ったからです。この新生姜というもの、なぜか塊でしか売ってない。ヒネ生姜みたいにちよっとだけでは売っていないのである。何でやねん❓

作り方は簡単。
牛蒡をテキトーに茹で、そこに顆粒の昆布かつおだし、酒、味醂、醤油をブチ込む。
牛蒡が適度な歯応えになったら、生姜を入れる。で、ひと煮立ちさせたら、牛肉を加えて出来上がり。

結構な量を作ったので、翌日は時雨丼にした。

といっても、白飯の上に乗っけて一味をかけただけ。
そして、余った煮汁はもちろん謎のスープへ。

お次はコレ。

羊肉の酒&ワイン漬けソテー。
骨付きのラム肉を日本酒、白ワイン、塩と共に一晩漬け込んで焼いただけ。
柔らかくて旨い。羊のクセも酒とワインでやわらげられている。

ハイ、もうお解りかと思うが、漬けダレは件のスープにドボンだす。

地鶏の酒蒸し。
酒蒸しとはいっても、酒と魚醤をかけてラップし、レンジでチンしただけ。
これが簡単だが、美味い。
多分、鶏は佐賀県の「ありた鶏」。地鶏ゆえに味が濃く、肉に弾力があって誠によろしい。
当然の如く酒、魚醤、鶏のエキスが渾然一体となった蒸し汁は極上である。ちよっと勿体ない気もするが、謎汁にダイブ。

牛、羊、鶏とくれば、当然次は豚でしょう。

【豚骨付きカルビのコンソメ煮】

豚カルビと玉ねぎを冷たいコンソメスープに入れて4時間ほど放置。味がしみたら、あとは煮るだけ。
シンプルだけど旨い。

もうお約束。煮汁はどぐされ汁にお嫁入り。
こんなのもう凌辱としか言えまい。

そして、迷走っぷりは禁断のコレでトドメをさす。

ベトナムのフォーだ。

パクチーも入ってるし、この残り汁をブチ込むのは危険な賭けだ。『あんさん、やめなはれ。』という声が頭の後ろからワンワンしてくるが、狂った者の暴走はそう易々とは止まりはしない。
ザッバーン💦
やってやったわい( ̄∇ ̄*)ゞ

そして、いよいよ翌日、この迷走魑魅魍魎汁にマルちゃんの「極太中華麺」がドブンするのである。

で、『変わり太麺三連発(@_@;)どぎゃぶぎゃわわ』の回へと繋がるのだね。

http://iga72.xsrv.jp/2017/06/01/post-1547/

この回では面倒くさいので、スープについては端折って書いたという事がバレるけど、まあええわい。

【魑魅魍魎ラーメン】

【魑魅魍魎つけ麺】

次のイカのワタ入り焼きそばには魍魎汁は入っておらぬが、一応紹介しておこう。

しかし、あなどってはいけない。
この汁は更なる変貌を遂げてゆくのである。

                 つづく

 

迷走魚貝汁補填の巻

 
性懲りもなく、『変わり太麺三連発の原点』の第三弾である。

汁は更なる変貌を遂げてゆく。

半額になっていた帆立て貝の刺身をサッと湯にくぐらせた。こうすると、帆立の甘みが増すのである。
もちろん茹で汁は捨てずに、ヒラマサの卵の煮付け、海老の茹で汁、マグロの頭を焼いた時に大量に出た脂等が混合された汁にブチ込まれる。
ホホホホ…Ψ( ̄∇ ̄)Ψ、貝のコハク酸まで加わったよん。

そこに更なるコハク酸強化じゃ(#`皿´)❗

ツブ貝の生姜煮じゃよ。
白だしと生姜であっさり煮てやった。
酒の肴には打ってつけじゃね。日本酒は元より焼酎、ビールにも、そして白ワインにだって合う。

このツマミ、白出しに針生姜を入れて煮るだけだから簡単にできるのだが、一つ注意点がござる。
貝殻から身を取り出したら、周りについたブヨブヨのものを取り除かねばならん。これは『あぶら』と言われているもので、一見脂が乗っていて旨そうなのだが、著しく味を損ねるものなのだ。何かぶにゅぶにゅして食感が悪くなるし、気持ち悪い。そして何より不味い。

ツブ貝の量がそこそこあったので、残りを炊き込み御飯にすることした。
ツブ貝を煮た汁の半分量を取り出し、酒、味醂、薄口醤油、生姜を加えて炊き上げた。
もちろんの事、もう半分の煮汁は何じゃもんじゃ汁とマリアージュじゃよ。とは言っても、これだと後妻だがね。

具はツブ貝のみの生姜ごはんみたいなもの。
新生姜が出回るこの時期、生姜ごはんが無性に食べたくなるんだよね。
美味いよなあ~、生姜ごはん。

そして、お次はコレ。

イカの芥子酢味噌あえ。
半額90円というクズみたいな値段のスルメイカをさばいてサッと湯にくぐらせ、芥子酢味噌を添えた。
イカのわたは醤油漬けにした。これが後々、変わり太麺で活躍するのである。普段はなあ~んにも考えてないけど、アッシだって時々先の事まで見据えて行動することもあるのだ。( ̄^ ̄)エッヘン。

イカの芥子酢味噌は定番なだけに、安定して美味いよね。
えー、イカを茹でる時は、くれぐれも火を通し過ぎないでね。身が固くなるからさ。
そして、煮汁はオートマチックで何じゃもんじゃ汁へと吸収合併されていった。

魚貝類最後は、こんなものの煮汁まで投与されるに至った。

言わずと知れた天ぷらである。
あっ、そうか。関西では練り天のことをそう呼ぶんである。九州でいうところのさつま揚げだね。いや、つけ揚げか❓関東では何て呼ぶんだっけ❓練り物かな❓さつま揚げ❓
んな事は、この際どうでもよろし。ようするに魚のスリ身、蒲鉾を揚げたヤツだ。

その揚げ蒲鉾だが、これは大阪・平野区の魚竹蒲鉾のものだ。近所のマックスバリュへ月に一度出張販売に来るのだが、これが結構旨い。

中の具は、左から竹の子、枝豆、玉ねぎである。
それぞれ食感が違って旨い。
旨いんだけど、でも食べきれなくて残した。
で、翌々日に食べようとして匂いを嗅いだら、ヤバい事になりかけていた。捨てるかどうか迷ったが、昆布だしで炊くことにした。
シッカリ火をいれときゃ、何とかなるでしょ。
何てったって、下品な胃の持ち主なのである。大丈夫、ダイジョブ~(≧∇≦)

何か汁を吸ってブヨブヨになりよった。
まあ失敗の範疇だわな。でも、味は悪かない。
とりあえず、酒で消毒じゃ。酒飲んでたら、大丈夫、ダイジョブ~。

そして、当然の如く煮汁は何じゃもんじゃ汁の配下へ。
だがしかし、迷走っぷりはこんなもんじゃ終わらない。まだまだ、どぎゃぶぎゃわ(@_@;)は続くのである。

天然平政(ヒラマサ)の卵

 
タイトルは違うが、『変わり太麺三連発の原点』の第二弾、その2である。
ちなみに昨日書いたその1にDHEAのくだりを挿入、早くも訂正加筆しておいたのでヒマな人は読むよし。

変わり太麺のスープが形成されるに至るまでには、紆余曲折、様々なファクターが関与しておる。アンタらが想像も出来ないような、まだまだ色んなエキスがスープに溶け込んでいるのだ…。

 
スーパー玉出八幡店で珍しいものを見つけた。
天然の平政の卵だ。ヒラマサ自体あまりスーパーでは見かけないのに、卵ってのはかなりレアだ。
値段も300いくら位だったから、迷わず購入。

玉出は全般的に商品のクオリティーが低いのだが、とにかく安い。それに店舗によっては変わった魚が出回るし、一匹買いなら鮮度が良くて安いゆえ、かなりお買い得なのだ。だから、時々は覗くようにしている。
正直言って、イオングループとかライフとかの大手スーパーの魚売場は、大抵は見慣れた定番の魚しか並んでいないからツマラナイ。それに、とりたててクオリティーが高いとも思えない。
かといって、高島屋や大丸は魚種豊富でモノは良くても、アッシには高くて買えない。ビッグビーンズもまた然りである。
一方、スーパー玉出の魚売場は魚種豊富な上に安くて鮮度が良いものが手に入り易い。但し、ここ強調しておくが、それは店舗にもよるし、モノにもよる。玉出は店舗によって商品の構成が微妙に異なる。特に魚介類は、並んでいるモノが全然違ってたりもする。
ちなみに店舗に拘わらず、切り身の刺身はお薦めしない。例外も無いとは言えないが、大概は最低だからだ(たぶん、推測だが一匹売りの魚の鮮度が落ちたものが刺身になるのだろう)。

つまり、目利きがとても大事だと云うことだ。
これが無い人には、お薦めしない。なぜなら、玉出は大手スーパーみたいにクオリティーが平均的ではないからだ。中には、安物買いの銭失いみたいなものもあるのだ。

しまった。のっけから話が逸れた。今回はスーパー玉出の回ではないのである。
そういえば、まだヒラマサの説明すらしていないではないか。
えーと、ヒラマサはブリの親戚です。ブリ属御三家といえば、ブリ、カンパチ、ヒラマサ。
そして、この三つの中で一番漁獲量が少なくて、世間にあまり知られていないのがヒラマサちゃんである。
大きいものは1.2m前後にもなり、見た目はブリにかなり似ている。
ブリとの違いは、より平べったくて、黄色い縞(柾=まさ=まさめ)が濃くて真っ直ぐ尻尾まで伸びている。名前の由来もそこからきている(柾が、どういう経緯で政の字に転じたのかはワカラナイでしゅー)。

(出典『ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑』)

旬はブリとは異なり、春から夏。産卵期もその季節だそうだ。
何度か食べた事があるが、ブリの仲間なだけに味は良く、調理法も何でもござれだ。特に刺身は旨い。ブリほど脂ギトギトではなく、よりあっさりしていて上品な味なのだ。正直、自分はブリよりもヒラマサの方が美味いと思う。
しかし、ヒラマサの卵は今回が初めて。今までお目にかかった事すらない。はてさて、どないな事になりまっかいな。

それでは調理開始といこう。
色々考えても他に調理法が浮かばないし、初物は定番で攻めるのが筋だ。煮付けでいこう。

①先ずはヒラマサの卵を軽く洗う。くれぐれも水道水ドバーッでジャブジャブ洗わないこと。あんさん、卵が破れて中身が流されまっせ。
水気を拭いたら、そこに酒少々を振り掛けて暫くおく。今回は20分くらいにしておいた。でも鮮度が抜群ならば、もっと短くてもいいし、なんなら酒無しでも構わんじゃろう。

②鍋で煮汁をつくる。
ヒラマサの卵本来の味を知りたいので、今回は濃い味付けは避けたいところだ。薄味でいくことにする。
ならば、白だしの出番だな。

マルキン醤油の『極淡 白だし』。
最近は手を抜く事が多いので、1から出汁をつくる事もだいぶと減った。けれども、これで充分美味い煮物ができる。味の調整幅も少なくて済むから、失敗も少ないのだ。
ひと煮立ちさせたら、火を弱めて針生姜を入れる。

③ヒラマサの卵を適当に切り分ける。
そのままの姿で煮てもよいが、より美しく見せたければ、切るべし。

④ここからが一番大事なところ。鍋を煮立てさせないように、火をギリギリまで弱める。そこにそうーっと魚卵を入れてゆく。女の子に触れるように、くれぐれも優しくね。煮立っているところに乱暴に放り込んだりすると、シーサンプーター、Ψ( ̄∇ ̄)Ψらばらばあ~。魚卵がバラバラになりまっせ。

⑤1分ほど煮たら火を切り、あとは余熱で火を通して味を含ませたら出来上がり。

花が開いたようで、中々に美しい。
ついでに言っとくと、切り幅を狭くすれば(ぼんぼり)とか紫陽花みたいに丸くなる。

口に放り込むと、ほんのり温かい。絶妙な温度だ。
噛むと、魚卵がはらはらとほどけてゆく。そして、旨味が奥から立ち昇ってきて、出汁と渾然一体となって口一杯に広がる。
ヤバい。マジで美味いやんけ( ☆∀☆)❗❗
鯛の子に匹敵する美味さだ。いや、養殖の鯛の子なら凌駕している。
美味い魚は、当然のことながら卵だって美味いのだ。ブリの卵も食べた事があるけど、ヒラマサの方が上だと思うな。
しまった。キリリと締まった辛口の冷酒を用意しておけばよかった。こういうアテは、日本酒にすこぶる合うんだよなあ。

 
翌日は海老をプラスして盛り付けた。

今回は冷製。
もちろん海老の火入れは、ギリギリ生じゃないシットリとした完璧な仕上がりだ。(^o^)v美味いね。

海老をゆがいた汁は捨てずに取っておき、剥いた海老の残り殻を入れて煮詰める。
そこに食べ終わった平政の卵の煮付けの残り汁を入れる。そして、そして、更には昨日のマグロの脂をブチ込んでやった。
ケケケケケ……( ̄∇ ̄ )
まだまだこんなもんでは終わらんぜよ。
まぜまぜま~ぜ(~▽~@)♪♪♪
沸々と沸き上がる地獄の闇鍋を掻き回す。
でもって、黒魔術の如き呪文を唱える。
🎵エロエロエッサイム、🎵エロエロエッサイム。
我は求め、訴えたり。
おまえを蝋人形にしてやろうかあーΨ( ̄∇ ̄)Ψ

                  つづく

 

変わり太麺三連発の原点 その1

 
以前、『変わり太麺三連発(_)どぎゃぶぎゃわ』と題して文章を書いたが、そこに至るにはそれなりに紆余曲折があった。でないと、あんなもん作るワケがないのである。
今回はその紆余曲折を反芻、検証してみたいと思う。

きっかけはコレ。

マグロの頭の一部である。結構、見た目はグロい。そして、マグロだけにデカい。デカい上に分厚い。

でも、安かった。値段の基準が今イチわからないが、398円なら安いのではないかと思う。
それにしてもこの量。食いきれるのかね❓
ちよっと買ったことを後悔する。下手したら、3日間食い続けなくてはならないかもしれん。まあ、なるようにしかならぬわ。

先ずは塩を強めに振って、30分程放置する。
生臭太郎を防ぐ為である。そういえば昔、部屋に泊めてもらった女の子がつくってくれたブリのみぞれ煮(大根おろし煮)が、死ぬほど生臭かったなあ…。
○○○も○○だったっけ…。
臭い○○○は元から絶たなきゃダメ(*`Д´)ノ❗❗

でもって一旦水で洗い、水気を拭いて酒と塩を振りかけてじっくり焼くことにする。

時間がかかったけど、焼けたどー。
立てたら、何かマッターホルン北壁みたいになった。
尖鋭なるヨーロッパ三大北壁の一つだ。ならば、征服せねばなるまい。

でも生の時よか、ちよこっと縮んだような気がする。見ると、下に大量の脂が溜まっている。こんなに脂が溢れ出すとはのぉー、予想外じゃよ。
刺身の部位にカマトロと云う言葉があるだけに、頭は元来脂が多いんだね。いくつになっても、日々学習じゃよ。

身をせせり出していくと、意外とデカい骨だらけで思っていたよりも身の量が少ない。ちよっとホッとしたような、騙されたような複雑な気持ちだ。

一部を皿に盛る。
なんか肉の繊維が太いなあ。

(^_^)vイエーイ、脂が乗って旨い❗
肉の繊維が太いので、ブリブリ感があって食べごたえがある。

しかし、旨いんだけど味が濃くてシツコイ。途中、醤油をかけたりもするが、次第に飽きてくる。
マグロ山北壁征服。それでも何とか食いきった。もう腹、パンパンである。

さてと…。この残った大量の脂、どうすっぺ❓
旨みが詰まっている脂だけに、捨てるには惜しい。
それに、マグロも青魚の一つである。若返りの薬としても名高いDHEAがたっぷりなのじゃ。最近、老いを感じ始めている身となれば、おいそれとは捨て置けないではないか。

この判断が、後に変わり太麺の誕生のキッカケになってゆくのである。

                  つづく

頓挫したまま

 
2015年の海外の採集記録が抜けていたので、当時の日記を探してきて調べている。
この旅では、マレーシアで携帯に怒りをぶつけた結果、液晶画面が死んだ。バキバキにヒビが入って、段々砂嵐化して、最後にはブラックアウトで御臨終。
あまりにも愚かだ。気が短いのにも程がある。

そういうワケで、ブログの旅行記(東南アジア蝶紀行Ⅳ『熱帯の憂鬱、ときどき微笑』)も80話ラオス編のラクサオのくだりで頓挫したままになっている。
思うに、2011年と2014年の画像を駆使して文章を書き続けるのに疲れたのだろう。何せ、その後もタボック、ビエンチャン、バンビエンと旅はまだまだ続くのである。
おまけに80話を書き終えてまもなくタイに向けて旅だったので、プッツン、完全に書く気が失せたに違いない。

読んでると、その後も色々あって結構面白いし、綺麗な蝶もそこそこ出てくるので、また書き始めてもいいかなと思う。

けど、その前にアメブロの記事をワードプレスに移さないといけない。それが大きな問題だ。でないと分断掲載になるから、何かと都合が悪い。
それさえ解決したら、今の気分なら書いてもいいかなあ…。けど、あと残り40話分くらいありそうなんだよね。

 
追伸
一応、東南アジア蝶紀行Ⅳ『熱帯の憂鬱、ときどき微笑』の記事はコチラ。

http://ameblo.jp/iga72/entry-12133357400.html

記事に飛ばなかったら、お手数ですが、東南アジア蝶紀行Ⅳ『熱帯の憂鬱、ときどき微笑』80で検索して下さい。それでヒットするかと思います。

 

推敲が苦手

 
早くも昨日書いた『千葉ロッテ新マスコット』の文章に手を入れる。
こういう事はしよっちゅうだ。ほとんどの文章が記事の発表後に書き直されている。
何でこういう事になるのかというと、ろくに読み返さずに記事をアップするからだ。
だったら、ちゃんと推敲しろよなとソッコーでツッコミが入りそうだが、理由は一応ある。

書いている時点では、文章のワン・センテンスが書き終わるごとにそのワンセンテンスを読みなおして前に進んではいる。全く推敲していないワケではないのだ。
だが、それで段々イヤになってくる。つまり細かく何度も自分の文章を読んでいるワケで、いいかげん飽きてくるのだ。それが溜まりに溜まって、完成した暁には全く読み返したくなくなり、そのまま全体を読まずに発表してしまうと云う次第である。
それに読み返したら、どうせ書き直したくなると思っているフシもある。早く解放されたいがゆえに、心理的に逃げているのだ。

で、翌日になって漸く一応チエックしとくかと云う気分になり、読み返す。
で、読んだら誤字脱字があったり、「てにをは」がオカシかったりする。昨日なんかは、抑えのドリスをマテオと書いてしまった(アイツら、見た目がそっくりやから、時々どっちがどっちだかワカンなくなる)。
それくらいなら、まだいい。読んでみると何となく全体の流れが悪かったりする場合が多々あるのである。そうなると、大幅訂正加筆必至だ。

書いてて、段々イヤになってきた。こんな言いワケがましいことを書いて何の意味があるというのだ。何かもう自己嫌悪になるよ。

基本的に何かを表現するのは嫌いじゃないけど、文章を書くと云うことは常に苦痛を伴うのだ。これは蝶を採るのは好きだけど、展翅は苦痛だと云うのとちよっと似ているなあ。
ホント、時々思うんだけど、展翅板に蝶と展翅テープをセットしたら、ボタン一つで展翅できる機械とかないのかね。あったら、ゼッテー、ソッコーで買うけんね。

【ゴマダラチョウ♀】

書いててホント飽きてきた。
さあ、とっと晩飯つくろっと。
おっ、その前に推敲、推敲。

千葉ロッテの新マスコット

 
『おまえ、誰や❓』の続編である。

プロ野球セ・パ交流戦の初戦、ロッテVS阪神の試合以来、ロッテの新マスコット『さかな』が気になってしようがない。
と云うワケで、三日連続で試合中継を見続けるハメになった。

一昨日の二試合目は地上波だったので、残念ながらCMが入り、『さかな』は結局見られずじまいだった。
こうなると、益々あのキモいキャラが見たくなってくる。

そして、三試合目の昨日は、BS・TBSの放送だった。
CMが入るのには入るが、見ていると地上波よりもCM時間が短い。これならば、何とか奴を見られるかもしれない。はてさて、どうなる事やら…。気が揉まれるところである。

5回裏が終わって、いよいよマリンスタジアム名物の花火タイムである。そして、新マスコット『さかな』の登場の筈だ。
興味の的は、果たして『さかな』が早くも変態して、その姿を進化させるかどうかである。あんなキモいもん、絶対に評判が悪いに決まっている。だから、球団側も新たに変化(へんげ)したニューヴァージョンを投入せざるおえないだろう、そう読んだのだ。

花火が始まった。
球場のモニターには、魚のイメージ画像が大きく映し出されている。実物とは違い、精悍な顔をした魚だ。

(左上に映ってます。画像、拡大できます)

だが、カメラは花火を映したまま、一向に『さかな』の画像に切り替わってくれない。

しかも、どうやら球場のモニターには『さかな』が映っているようなのに、ゲームのスコアが邪魔で見切れているではないか。時々、体の一部が見えるから、益々もって気になる。

(スコア左横がそれ。コレも拡大できます)

オラー(*`Д´)ノ!!!、花火なんぞどうでもええわい❗『さかな』、映したらんかいワレー( ̄ヘ ̄メ)
こないだは、変なもん映さんと、花火みせたらんかい❗と憤慨していたのに、エラい変わりようである。

花火が終わった。
たのむ、TBSよ『さかな』を見せてくでぇー(*ToT)

ようやく画面が切り替わった。

あー、でも後ろ姿。
センターフェンスの通用口に向かって帰っていっとるやんけー(;∀;)
頼むから、このまま画面が切り替わらないでくでー。

見たところ、後ろ姿では変態化している様子はない。
でも、もしかしたら顔は変わっとるかもしれん。
正面が見たい。スゴく見たーい( ☆∀☆)
早よコッチ向けや、オドリャーΣ( ̄皿 ̄;;

あっ、横向きよった❗

けど、こないだと姿形は全く一緒みたいや。
いやいやまだワカランぞ、阿修羅男爵みたいに顔の反面が全く違う顔かもしれん((((;゜Д゜)))❗
もしそうだったとしたら、驚愕の演出だ。間違いなく球場は騒然となって、客はとんでもなく引くぞ。見たい。それ見たい。

おっ、やっとコッチ向きよった。

なあ~んだ、同じだ。
それにしても、キショっ!!(゜ロ゜ノ)ノ
でも、笑ってしまう。何なんだよ、そのオトボケ顔と細い足は。

早くも扉が閉められてゆく。

クローズ。

このちよっと哀愁さえ漂う消え方に吹き出してしまう。マジ、笑ったよ(о´∀`о)
しかも、NHKだとアナウンサーがその存在に結構触れていたのに、TBSでは画面に映っているのにも拘わらず、全く触れられずにフル無視。野球の話に終始している。それが堪らん。存在に触れもされない不憫さが、また笑いを誘う。

(^_^;)アカン。いつの間にかワシ、完全に『さかな』の虜になっとるがなー。
う~、早く変態した姿が見てみたい。出来れば可愛くなんかならずに、益々もってキモいもんになってもらいたい。片眼なんかがボロッと飛び出てて、半分腐ってるみたいな設定であって欲しい。
いやあー、そうなったら話題になるだろうなあ。
大人は呆然。オコチャマは、みんな泣くぞ。

『千葉ロッテの新マスコット、物議をかもす。夏ヴァージョンはホラー魚❗❗』
ヤフーニュースには確実に上位で載るな(σ≧▽≦)σ

 
(追伸)
結局、試合は後半に大量得点を許し、阪神の負け。

先発がメッセンジャーで負けるかね。
また貧打線逆戻りの兆候が濃厚だな。糸井、三振ばっかでチャンス潰しまくりや。

そして、今日は日ハム相手に九回に4ー2と逆転されて負けよった。
ドリスが試合をブッ壊してもうたんやけど、でも敗因はそれよりも他にある。
打率1割にも満たないキヤッチャー岡崎のスクイズ失敗が痛かった。他のチャンスでも凡退やったし…。
岡崎はキヤッチングも下手やし、キライ。梅ちゃんの方がよっぽどええのに何で岡崎なんかが先発やねん、アニキ❓
金本の采配って、納得いかない事も多いよな。
しかし、一番の戦犯は糸井だろう。今日も再三のチャンスにことごとく三振しよった。
糸井はもうダメだな。どんな良い選手でも阪神に来たらポンコツになりよる。松永に始まって、山沖、星野、石嶺、田尾、高橋慶彦、与田、片岡、城島、小林宏、西岡etc…。みんなポンコツ化しよる。福留も移籍して何年間かはポンコツやった。そういえば、伊良部とかもいたなあ…。
そこそこ活躍したのは、金本と下柳くらいか?
新井も広島に戻らなかったら、ポンコツのまま引退やったやろ。
とにかく、いよいよ坂道を転がり落ち始めたでぇー、阪神タイガース。交流戦が終わった頃には、いつもの定位置じゃろう。

あっ、そうだ。何かNHKで番宣やってたな。多分、9日にロッテVSヤクルトの試合を放映するから、『さかな』が見られるかもしれんぞ。
確か副音声は里崎とブラマヨ?だったような気がするぞ。ならば、彼らが『さかな』に何て突っ込むかが楽しみだ。
あれっ!?、球場はどこだったっけ❓
神宮球場だとダメじゃないか。ロッテのホームのマリンスタジアムじゃないと見られない。調べるっぺよ。

やった❗、マリンスタジアムだ。