豪腕平野レミ、新たなる伝説

今朝、たまたまTVをつけたら、何とあの伝説の料理愛好家・平野レミがNHKに出ていた。しかも生放送で。

平野レミといえば、あのもはや伝説ともいえる『まるごとブロッコリー』を生放送中にお作りあそばされたお方だ。
その料理たるや、とてつもなく斬新。
って云うかムチャクチャ。およそ料理とは思えない代物で、料理番組に於ける料理の概念を破壊したとも言われるアナーキーっぷりなんである。

コレって、完全に放送事故だよね。
死ぬほど笑ったことを思い出したよ。

そのレミさんが、今回は同じNHKの生放送で13品も作るという。
NHKも勇気あるわー。ハラハラ💓ドキドキ。放送事故必至だなと思うと、目が離せなくなった。

あっ、言い忘れたが、番組は『ぽかぽか家族に福来たる』です。

他に出演者は、中山秀征、吉田羊(相変わらず、お美しゅうごさいます)、子役だったフクくん(大きなりました)、お笑いタレントの澤部。あとアナウンサー。
NHKよ、人海戦術でレミの暴走を止めるハラだな。

見てると、やっぱりレミさんはレミさんだ。
ポップで傍若無人の奔放っぷりは健在。生放送でも自由の人なんである。
切った食材を鍋に投げるわ、ガチャガチャ派手に音を立てるわ、段取りもテキトー感満載である。
とにかく、料理人にはあるまじき雑さなんである。

しばらく見てたら、アナウンサーが次の料理は『おったて鯛』ですと言った。
レミさん、これは破壊的なのをやるなと思った。伝説の再来濃厚とみた。そう思った次の瞬間には録画スイッチを押していた。

ほらほらほらー、レミさんが丸々一匹の鯛を持ち出してきた。
アナウンサーが、おったて鯛は1997年の「今日の料理」で既に紹介しているが、今回は更にヴァージョンUPでおっ立てるとか言い始めた。
(◎-◎;)マジかよ❓
アナウンサーも、おっ立てるとか言っちやっていいのかよ?

おいおいレミさん、鯛に竹串を刺し始めたましたよ。

(´∇`)アハハ、何だそりゃ。
鯛に針治療ですか?

さあさ、新たなる伝説が始まりましたよん🎵

レミ、そのまま鯛をオーブンに入れようとする。
そこで早くもフクくんに「塩は?」とツッコまれる。
レミ、味つけ無しなんかぁーい❗

なぜか外した軍手をまな板に叩きつけるレミ。

フクくんにツッコまれて悔しいのかな❓

レミさん、鯛を焼いている間に次の料理を作るという。

💥ゴンッ、レミさんは人参を皮も剥かずにフライパンに無造作に投げ入れた。
澤部が『ブチ込んだー!』とツッコミを入れる。
秀ちゃん、『それ、家でやったら怒られるよ。』と苦笑い。

料理名は「にんじんまるごと蒸し」というらしい。
レミさん、とかくまるごと好きである。
これも、およそ料理とは思えない。
このまま蓋をして、30~40分蒸すんだとさ。
テキトーだよなあ(笑)

すかさずフクくんにも、『火がついてないよ』と指摘される。放置かあーい❗
コレで料理が完成したら、「魔法使いレミ」だよ。

続いては「寒気断(さむけダン)」という料理。
これは参鶏湯(サムゲタン)のダジャレだろね。
舌も滑らかなレミさんなのだ。

あっΣ( ̄ロ ̄lll)、レミさん何をなさる。❗❓
💥ゴツンッ!
器に盛られていた生の鶏肉を、手も箸も使わずに皿ごとブチ込んだ。ムチャクチャである。雑過ぎでしょ。

そして、またもや火を点けるのを忘れて、フクくんにツッコまれる。フクくんがおらんかったら、確実に放送事故になってるよなあ。

蓋をして10分ほど煮ている間に、次なる料理「ドレミソ汁定食」に取り掛かる。これまた意味不明な斬新な料理名だ。レミさん、絶対ノリだけで命名してますね。

レミ、汁の中に物凄くテキトーに焼き味噌を入れる。
おーい、味見せんのかあーい❗

チン💥、チン💥

そして、「サケの塩こうじ漬け」の説明しているうちに興奮してきたレミ、箸で皿の端をリズムよく二度叩く。
ハハハ(  ̄▽ ̄)、それを皆にツッコまれて、
『みんな、真似しちゃダメよー』
と叫ぶレミさん。
オチャメだなあー(笑)

そして、そして、またしてもフクくんに汁の仕上げにゴマを入れ忘れてるのを指摘される。
でも、全然メゲてないレミさん。強靭なる精神の持ち主なのだ。生放送でも全くのマイペースだもんね。

そうこうするうちに、「にんじんまるごと蒸し」が出来上がる。

火の通り具合を確認する為に箸をブッ刺すレミ。

そして、大胆にもそれをそのまま持ち上げるレミ。

けど、そんなんじゃ終わらない衝撃の盛りつけはコチラ❗

何と人参の頭にイタリアンパセリを差し込むというハナレ技。
(^〇^)オモロ過ぎでしょうに。プロの料理人には有り得ないブッ飛び盛りつけだよ。

レミの快進撃は、まだまだ続く。

「にんじんまるごと蒸し」のソース作りをしている時、
『この中に渋谷区民の人、いるぅ~❓』
突然、意味不明の発言をブチまけるレミ。

まごつく面々。
どうやら、ソースに香辛料のクミンが入っているかららしい。クミンと区民を掛けてるのネ。完全にその場の気分でおっしやってますなあ。

気づいた秀ちゃんに『じゃあ、渋谷区民じゃなくてもいいじゃないですか。』とツッコまれるレミ。
その通りです、秀さん。

それに対して、❌マークをつくって、
『ここ、カットねー。』とレミ。
レミさん、生放送です。

無茶苦茶な流れに、とうとう吉田羊までもが壊れる。
「おったて鯛」の銀あん作りの合間に銀あんの起源についてのトークになったのだが、誰もその起源に答えられなかった。
そこで急に吉田羊、『もともと金あんという言葉があって、銀あんって言葉をつくった…。っぽくないですか。』なるポンコツ発言を放ってしまう。
知らんのかい!とソッコーでツッコミを入れてもうたわ。
吉田羊にまで、レミのテキトーパワーが乗り移ってもうてるやん!恐るべし、平野レミ。

レミさん、銀あんの仕上げにかかる。
どうやら柚子の皮を擦って入れるらしい。

えっ( ; ゜Д゜)❓、紙の入ってるバットの上❓
鍋の上でやればいいんじゃないの❓
と思ってたら、💥バン、バァーン❗

又しても手を使わずに柚子をバットごと投与。
慌てたアナウンサーが、『繰り返しますが、音も料理のうちです。』とポンコツなフォローを入れる。
アナウンサーまでレミに毒されてもうてるわい。

レミ、突然の気合いポーズ。
しかし、他のメンバーは必死でディレクターを見て、指示を仰ごうとしている。レミには生放送とか関係ないのだ。

いよいよ「おったて鯛」の仕上げらしい。
ガッツポーズはその為のものであったようだ。
しかし、ボソッと『立つかな?』と不安をこぼす。
頼む、レミ。生放送でやらかしてくれ。
コッチは大々的な失敗を心から望んでいるのだ。

( ☆∀☆)/★*☆♪キタア ━━━━━━ ❗❗

やっぱ、おっ立てようとしてるー❗
下に隠した大根にブッ刺すつもりだ。

料理番組とは思えないアナーキーな画(え)である。
コケろ、コケろ、バシャーン💥💥💥と豪快にヒックリ返っちまえと祈る。一瞬、場内阿鼻叫喚の鯛バラバラ死体の地獄絵図を想像する。

だが残念(;´д`)、辛うじて立ったようだ。

しかし、レミは手を弛めない。

Σ(T▽T;)ギャハハハハ…、何だこの画像❗❓
銀あん、直接かけんのかぁーい❗
今、チャンネルつけた人は何がなんだかワカランぞ。
その画像に度肝を抜かれているに違いない。まさか、料理だとは誰しもが思うまい。どうみても子供の悪ふざけだ。いや、今日びの子供だってこんなムチャクチャはしないだろう。

澤部の『オブジェだよ。お墓参りかい!』という言葉が飛ぶ。
誰がお墓に銀あんを掛けるねん!、ご先祖様、激怒じゃろうて。笑てもうたわ。

レミは最後まで手を抜かない。
口に正月飾りまで差し込んで完成❗
レミ様の豪腕っぷり、凄いわ。

それにしても、これは神への冒涜に等しい。
NHKが、こんな非常識の映像を流してもいいの?とコチラが心配になってくるくらいだ。
でもNHKは、こうなる事が解っててやってるな。こりゃ、絶対に確信犯だわさ。

出来た料理を皆で食べる。

あんだけムチャクチャしといて、出来上がりはちゃんとしていて美味しそうなんだよなあ…。
レミさん、天才かもしんない。

そして、あの「おったて鯛」が登場する。

ナメてんなー(笑)
コントとしか思えんような画像だぞ。

ハシャぐレミは、銀あんを掛けている時にも『この料理は結婚式に作って欲しいのよ。』とノタまっていたのだが、ここでまたシツコクその話題を蒸し返してくる。

『みんなでね、ここに向かってさー、何したいかー、結婚したいとかー、合格したいとかー、健康でいたいとかー、見たいとかー、やりたいとかー、触りたいとかー…。』

最後の方は、もうワケワカラン言葉を強引に捩じ込んできた。
どうやら、鯛と、~したいを掛けていて、皆にこの鯛に願い事をせよとおっしやっておられるようである。

で、いよいよ「おったて鯛」の試食である。

!Σ(×_×;)!えっ❗❓、そんな反則技しますか❓

立てたまま、いっちゃうんですね、レミさん。

ありゃー、そのまま箸でゴッソリいっちゃったよ。
そして、「鯛のケバブ」とか言いはじめた。
それってレミさん、もしかしてトルコ料理の「ドネルケバブ」の事ですか?
料理名、変わっとるやないけぇー(# ̄З ̄)

これで終わりかと思いきや、最後の最後にレミったら、もう一発メガトン級の💣💥爆弾を落としてきたじゃないのよー。

「華厳の滝inかぼちゃ」だってよ。
コレはあらかじめ作っておいたものらしい。

これまた、遊び心満載のというか、遊びの過ぎた代物だ。
レミ、皆に刺さってる野菜を抜けと迫る。
ようするに黒ひげ危機一髪ならぬ、「カレー危機一髪」かぁーい。

フクくんが人参を抜くと、どっろ~。

ものスゴい勢いでカレーが流れてきた。
レミ以外は、全員たじろぐ(゜ロ゜;ノ)ノ
放送事故よ、起これ❗器から溢れ出てしまえ❗
と願うが、辛うじて皿内で止まった。惜しい❗
TV放送で、カレー溶岩流のダダ漏れ映像はマズイっしょ!?

そして、残骸化した鯛の横でレミさんが何か言いかけてるうちに番組終了。

よくぞ生放送内に大きな事故もなく収まったよ。
もう殆んど奇跡に近いよね。

レミさんって、❤大好きだ。

                  おしまい

追伸
一応、レミさんの豪腕料理のレシピを貼っておきますね。

http://www.nhk.or.jp/lifestyle/sp/#

NHKさん、今後も平野レミさんを番組に呼んでね。

2018 正月の献立

 
『ダメだ。好きだ。私の中の平匡(ひらまさ)さん旋風がスゴすぎる!』

みくり(新垣結衣)のセリフが可愛い過ぎる!

『以前から可愛いと思っていたが…、今はもうとてつもなく可愛いんじゃないかと思ってる。』

平匡さん(星野源)のセリフにも大笑い。

いやはや年末年始は『逃げ恥(逃げるは恥だが役に立つ)』の再放送にどっぷりと嵌まっておりました。
続編も決まったようだし(2018年4月)、何か嬉しいなあー。また悶えられると思うと、今から楽しみだわ。

えー、変な入りでしたが、こっからが本編です。
えー、『2018 元旦の献立』の続編です。
前回の『モナーク蝶とb.ioオーガニックワイン』の続編でもありまする。

正月の二日目は、洋風にふった。
ワインを飲みたかったからである。

イタリア・シチシリ島のb.ioオーガニックワインです。有機栽培のブドウ(シャルドネ種)を使ってつくったんでしょな。

先ずは白から攻めよう。

【ビブントイオ カタラット シャルドネ】

あっ、ちゃんとコルク栓じゃんか。
ここんとこクソ安いワインばかり飲んでいたので、栓は安っぽいキヤップ方式だったのだ。
コルクは開けるのが面倒くさいけど、何だか嬉しい。
慎重にワインオープナーを捩じ込み、💥スポン❗
この音がよろしいですなあ(^o^)
嬉しくなって、グラスはちゃんとリーデルを用意しましたよ。

わかりにくいけど、色は綺麗な黄金色だ。
香りを嗅いでみる。柑橘系の爽やかな香りにアプリコット、桃系の華やかな香りが混じる。

飲んでみる。
やや重めで、渋み(タンニン)は控えめ。甘みは少なくてドライ且つシャープな印象だ。酸味はフルーティーではあるが、スパイシーさも少しある。
悪く言えばやや個性に欠けるが、バランスが良くて好みの味だ。1500円のワインにしては、かなり美味しいと思う。これなら、どんな料理にも合いそうだ。

洋風と言いつつ、先頭バッターは数の子さま。

魚介とワインとの相性は、時に生臭さを増長させるものだが、全然そんな事はない。ちゃんとマリアージュしてる。
白ワインと数の子、合いますなあ(о´∀`о)

続いても和風である。

元旦の献立だった海老の旨煮の残り物ですなあ。
これまたワインと抜群の相性だ。このワイン、全般的に和食との相性が良いのではないかな。
テンション、上がってくるぅーp(^-^)q

お次はコレ。

おいおい、また和風かよ?どこが洋風やねん!
とツッこまれそうだが、これはれっきとした洋風の一品なんである。
Ψ( ̄∇ ̄)Ψフフフ…、誰あろうコヤツの正体は実を言うと『オレンジ白菜と豚肉のハーブ煮』なのだ。
出汁はコンソメで、味付けはハーブ塩なのだよ、そこのチミー。ナメてもらっては困る。豚肉と白菜は絶妙のコンビなのだ。しかも白菜は味が良いとされるオレンジ白菜で、豚肉は和豚なんである。それをハーブで見事に纏め上げたのだよ、チミー。

我ながら、(о´∀`о)うみゃーい。
白ワインとも当然合う。
因みに、豚肉を厚切りベーコンに変えると、より洋風になる。そっちもお薦めである。お試しあれ。

野菜が続く。

セロリにマヨネーズ。
それだけ。
但し、マヨネーズは『リアルマヨネーズ』様だ。

普通のマヨネーズよりもクリーミー。酸味も強くないところがワインの邪魔をしない。

そして、ひとまずのクロージングはコレ。

ワインといえばチーズである。
今回はキャステロ・ダニッシュブルーを用意した。
所謂(いわゆる)、青カビ系のチーズだね。

このキャステロ・ダニブルーはデンマーク産のチーズで、かの三大青カビ系チーズのロックフォール(フランス)を真似てつくられたものだ。但し、本家本元のロックフォールは無殺菌の羊の生乳で作られているが、ダニブルーは殺菌した牛の生乳を使っている。ゆえにロックフォールよりもクセがなくてマイルドなのだ。ブルーチーズ初心者の入口としてはお薦めだ。

箸でチビッとだけ崩して口に放り込む。
青カビ系のチーズは濃厚で刺激が強いから、ゆめゆめガバッと食ってはなりませぬよ。一発で嫌いになりましょうぞ。
( ̄O ̄)おっ、ほど好い刺激と塩っけ、あとから広がる旨みとクリーミーさ。美味いねぇ~(о´∀`о)
すかさずワインを口にする。口の中でチーズとワインの美味さが倍加する。
毎度、不思議に思うのだが、ワインはツマミが最も重要な要素を占める酒なんじゃないかと思う。勿論、他の酒でもツマミは重要だが、特にワインはツマミによって劇的に味が変わる。チーズなんかはその最たるものだろう。ワインも旨くなるし、チーズも旨くなるのだ。
オジサン、机を叩いて(*`Д´)ノ!!!、「美味いチーズを食いたければ、美味いワインを飲め!」と言いたいね。

さあ、そろそろ赤ワインの登場だね。
青カビ系チーズには、赤ワインがもっと合う。
更なる旨みの海へとどっぷりと浸かろうじゃないか。

                  つづく

 
追伸
と云うワケで、次回は赤ワインのツマミ目白押しです。

2018年 元旦の献立

 
元旦はそれなりにお節っぽいものをつくった。
今や正月でも店は開いてるし、凧上げや羽子板、独楽回しをする子供たちもとんと見なくなった。
そういえば🍊ミカンを付けてる車も、気がつけばいつの間にか消えていた。
世の中、すっかり知らないうちに正月らしくなくなっているので、せめて食事だけでも正月らしくしようと思ったのだ。

【お雑煮】

アカン、これでは餅が隠れとる。
盛り付けを動かして、撮りなおし。

うちの家の雑煮は、澄まし汁である。
関西は白味噌の家も多いようだが、ウチがなぜ澄ましなのかの由来は知らない。
今度おかんに会ったら訊いておこう。そこには、何らかの知られざる物語があるかもしれない。

因みに、餅の他の具材は人参、里芋、せせり(鶏の首肉)。
せせりを入れたせいなのか、すまし汁が濁ったが、まあエエでしょう。正月からゴチャゴチャ細かい事は言いたくないっしょ。

えー、餅は去年の餅です。

当然、賞味期限など遠に過ぎている。
所詮は下品な胃腸の持ち主なのだ。少々の事では死なんやろ。

🎵もういくつ寝るとー、お正月~
お正月には餅食うてー、喉をつまらせ死にましょう
はーやく来いこーい、お正月~

不意にガキの頃に歌っていた替え歌を思い出す。
子供ってもんは、そもそもアホなんである。

あっ、肝腎なことを言い忘れた。
正月に雑煮を食うのには意味がある。
元来、餅は神様に捧げる神聖な食べ物である。それをお供えして、そのお裾分けを食うという風習がいつしか生まれたのであろう。
ついでに補足しておくと、お年玉の起源は餅だったそうな。古来は、それだけ神聖視されていたものだったというワケだ。

【数の子】

オジサン、数の子大好きー(⌒‐⌒)
この歯応えは、比ぶべきものが無い孤高の食材だろう。仄かな苦味もよろしい。

塩抜きが少々面倒くさいが、好きだからそれくらいは吝かではない。数の子が世の中から消えたら、おいちゃん、間違いなく泣くね。

数の子がお節に不可欠とされる由来は、子宝と子孫繁栄の縁起物とされるからですな。

【紅白なます】

と言いたいところだが、実を言うと嘘です。

これの正体は赤パプリカとセロリのマリネ。
食材を買いに行くのが面倒で閃いた苦肉の策。
ようは、別に紅白だったら何でもいいやと思ったからである。

紅白なますがお節にラインナップされるのは、紅白が慶びを意味し、白は神聖を表しています。

【たたき牛蒡】

細く長く地中に根をはる事からの縁起物。
家の礎が堅牢且つ永遠(とこしえ)に続くことへの願いだ。

作り方は、先ずはゴボウを棒でぶん殴る。無ければビール瓶などでブン殴るがよろしかろう。
それを10分ほど茹で、熱いうちに擦り胡麻、普通の白胡麻、醤油、みりん、酢少々で作ったタレにからめる。

勿論、まあまあ天才がつくったので、抜かりなしの出来。酒の肴にも御飯のお供にもなる。

【海老の旨煮】

久し振りの古伊万里様の御登場である。
豪奢なものには、それ相応の器が必要である。

海老は、腰が曲がるまで長生きして下さいと云う願いが込められている。髭が長いのも老人に掛けているようだ。

えー、腰があんまり曲がってるのもみっともないので、筋肉をある程度破壊した。海老フライをつくる要領と同じだ。

煮たった出汁に先ずは海老の頭だけを一つずつ順につける。で、ある程度アタマに火が通ったら戻す。
その後に全部ブチコミ、ソッコー火を止め、4分間ほど放置してから取り出す。カスカスの海老は許せない人なのである。
冷めたら、煮汁に戻し、冷蔵庫に一晩入れて味を馴染ませる。

一つ食って、そういえばパックに「寿」の飾りつけが付いていた事を思い出して添えてみる。

(-“”-;)安っぽい…。
何でこんなもんが付いてんだろ?
多分、その分のコストも上乗せされてる筈だ。
そんな要らんもんをつけるのなら、10円でも安くしろよな(*`Д´)ノバーロー!

【真ダラの子と昆布の炒めもの】

大量に余っていた真ダラの子を少しでも消費したいがゆえの一品。
オリーブオイルで炒め、醤油と酒で味を調整した。

意外と良い出来。
これも酒の肴にもご飯のお友だちにもなる。

由来を言っとくと、昆布がお節に使われるのは「喜ぶ」にかけたものだから。

【がめ煮】

がめ煮とは九州地方での呼び方で、一般的には「筑前煮」の方が通りがいいだろう。

普通の筑前煮の作り方だと、最初に炒めるのだが今回はパス。ノーマルな煮物にした。正月にギトギトは、らしくないだろう。
出汁は鰹昆布だし+乾燥椎茸の戻し汁。煮物が一番に気をつかうから、万全の体制で臨むのだ。

コツは具材を時間差をおいて茹でていくこと。
順番は小芋&生芋コンニャク。続いて人参。間をおいて牛蒡と椎茸。ある程度火が通ったら最後に蓮根、せせりの順に投与。茹でたスナップえんどうで飾り付けをして出来上がり。

因みに蓮根を最後の方に投与したのは、歯応え重視だからだ。

蓮根と里芋も縁起物。
蓮根は、穴が開いている事から将来の見通しが効くようにと云う意味。里芋は、小芋が沢山つく事からの子孫繁栄の願掛けだろう。

(о´∀`о)美味しゅうごさいます。
ほぼ完璧な仕上がりだ。

皆様、本年もよろしくお願い致しますm(__)m

 
追伸
お節定番の黒豆、栗きんとん、伊達巻、田作りなどが無いのはなぜ?と思われた方もいらっしゃるだろう。
しかし、酒呑みとしてはそういう甘いもんを好まない。ゆえに当然の如くラインナップから外したのだ。
まあ、わざわざ書かなくとも解ってたとは思いますけどネ(〃^ー^〃)

2017 年越し蕎麦

記念すべきブログ100回目は『エウダミップスの迷宮』の予定でしたが、3分の2を書いたところで断念っす。
次々と疑問が出てきて、どんどん長くなっていき、まさに迷宮に迷いこんでしまったのれす。
と云うワケで急遽、記事差し替えです。

いつもは、ちゃんとビシッと年越し蕎麦をつくるのだが、今回はコレ。

『日清のどん兵衛 天ぷらそば』である。
『エウダミップスの迷宮』に時間をとられたワケでもなく、又しても『逃げ恥(逃げる恥だが役に立つ)』の再放送に魅入ってしまい、大掃除の終了が大幅にズレこんだせいでもない。

単にCMの吉岡里帆ちゃんが可愛い過ぎるからである。
あのCMのシチュエーション、堪んないよね。おいちゃん、もうギュッとしたくなるよ(´∀`)
(
≧∀≦*)星野源、羨ましいー。
クッソー、逃げ恥でもガッキー(新垣結衣)が相手役なんだから、何だそれ(# ̄З ̄)❓って感じだ。
まあ、所詮はフィクションだし、星野源は嫌いじゃないから許すけどさ。

とにかく、その吉岡里帆ちゃんがパッケージに印刷されているのである。オジサン、年甲斐もなく思わず買っちやったよ。

まあ、てなワケなんである。
でも、どん兵衛は久し振りだし、それなりに楽しみではある。

おっ、安室ちゃんが紅白に出とる!
珍しく今回は紅白を見てるのだ。
ガキの使いの笑ってはいけない…は、今年は録画しているのだ。

熱湯を注いで3分待つのらー。
お手軽じゃのぅ~(・。・;

まあ、せめてネギくらいは切ってやるか…。

天ぷらを乗せて出来上がり~。
後乗せサクサクじゃあ~。

食う。
あっ、(о´∀`о)旨いわ。全然OKやんか。
わざわざ生蕎麦買ってきて作ったのと、そう変わらんかもしんない。
天ぷらがいつまでもサクサクというのもよろしい。
さすがだよ。やっぱ長年庶民に愛されてきただけの事はあるよね。

来年も、どん兵衛でもいいかもしんないなあ…。

皆さん、良いお年を。

 
                  おしまい

連夜の青ナマコ

 
青ナマコが安かったので、つい買ってしまう。

普段は赤ナマコしか食わないのだが、値段は税別680円。一方、隣の青ナマコの値段は税別380円で、しかも更にその額の半額になっていた。
(゜m゜;)むう〰、赤ナマコは食いたし、金は無し。
ここは青ナマコで我慢じゃ。

🎵ドンドコドンドーン。
ここでイガちゃんのワーンポイント、ナマコ講座~。

えー、ナマコはですなあ。漢字で書くと「海鼠」。
海のネズミさんです。宛字だろうけど、中々雰囲気が出ててネーミングした人は偉いと思う。
ついでに付記しておくと、中国語では「海参」と書いてハイシャンと読む。高級中華料理屋でこの字があったら、干しナマコの料理と思ってまず間違いない。
ぶにぶにしてて不思議な食感だけど、ワシは好き。
でも高級食材だから高いだすよー。女性は誰かお金持ちの人にしなだれかかって奢って貰いましょうネ。
えー、因みに高級中華料理店が犇(ひし)めく香港では、日本の干しナマコ(黒ナマコ)が断トツに評価がされてて高価です。
ゆえに密漁か絶えなくて、「黒いダイヤ」なんて称されてもおります。
つまり黒ナマコは主に干しで、赤ナマコと青ナマコは生食されるのが通常のようだ。

黒ナマコが出たところで、丁度いいのでナマコの色について書いておきましょう。
食材としてのナマコは、その色から青ナマコ、赤ナマコ、黒ナマコの3つに分けられる。しかし、従来は皆同種とされ、単に生息場所により色が違うとされてきた。赤ナマコは沖合いの岩礁地帯、青ナマコは湾内の砂泥に棲み、黒ナマコは青ナマコの中の特に黒いヤツをそう呼んでいるようだ。
だが、近年三者は同種ではなくて別種という事が判明したらしい。

って事は、味も違ってて当然かもね。
東日本では青ナマコが好まれ、西日本では赤ナマコが美味いとされている。だが総体的には赤ナマコの方が高い値段で売られているようだ。
味は赤ナマコの方が良く、身が硬いとされているが、全く反対の意見もあるようだ。

おっ、そうだ。酒肴として珍重される「このわた」は、このナマコの腸管の塩辛のこってす。
このわた…美味いよなあ(~▽~@)♪♪♪
日本酒をちびちびやりながら食うと堪んないよね。
あ~、マジ食べたくなってきたよ。

あと他に「口子(くちこ)」とか「このこ」、「バチコ」と呼ばれている高級珍味もごじゃりまするな。
これはナマコの卵巣(生殖巣)を干したもので、口のそばにあるから口子。このこの語源はワカンナイけど、バチコは金沢とか能登半島辺りの呼び名で、その形が三味線のバチの形に似ているから事から来ている。
これもさあ、網に乗っけて軽く焙ると堪んない代物。
合うのは、やっぱ日本酒かなあ…。
う~、バチコ食いたい。日本酒飲みたいよー(T_T)

アカン、ナマコ酢をつくろっと。

①えー、先ずはナマコを笊にあけ、シッカリ冷水で揉み洗いする。
普段はザッと洗うだけだが、今回は生臭みが強いのでシッカリと洗った。そういえば青ナマコの方が生臭みがあると聞いたことがある気がするなあ…。

②キッチンペーパーでナマコの水気をとり、器に盛る。
そこにポン酢をかける。
ポン酢は、数年前からメインで使っている『手造り ひろたのポン酢』である。酸味が強すぎず、甘みも強すぎないバランスのいいポン酢だ。

③あとは貝割れ大根と「かんずり」を添えて出来上がりだ。
葱もあったが、ここはあえての貝割れ大根。
葱は匂いが強すぎて、ナマコの香りを殺すと思ったからだ。

かんずりは、七味の替わりに使った。

これは柚子こしょうに近いものだが、より旨みがあるから此方の方がオイラ的には評価が高い。

ハーイ、完成品ですよ~。

ふむふむ(;・ω・)、まあまあイケるよ。
でも赤ナマコよか柔らかいかなあ…。
まあ、これなら良しとしよう。

翌日もまた青ナマコが半額で売ってた。
ナマコ好きとしては、二日続きのナマコでも吝(やぶさ)かではない。

作り方は昨日とほぼ同じだが、今回は酸味が柔らかい国産レモンがまだ残っているのを思い出したので、それで自家製のポン酢をつくった。

今回は器を変えてみた。

けど、どっちもどっちだ。青色の食いもんって、黄土色系な青絵の器じゃないとキレイに見えない。
その辺が赤ナマコとは違うんだよね。赤ナマコの方が断然美味しそうに見える。青ナマコさんには悪いけど、あんた、グロだよ。

ポン酢の味は悪くないけど、ナマコのポテンシャルが昨日のよりも明らかに落ちる。
ふ~ん、同じメーカーのナマコでも当たり外れがあるんだね。まあ冷静に考えれば、同じ個体じゃないんだから当たり前なんだけどさ。

来年は切ったヤツじゃなくて、ちゃんと丸ままの赤ナマコを買ってきて、茶ぶりナマコと自家製このわたをつくろっと。

                  おしまい

 
追伸
怒濤の記事連続アップである。
これで98話になった筈だ。とっとと99話まで書いて、ゆっくりと100話めを書こうという算段なのだ。
でも、着手し始めた『エウダミップスの迷宮』が迷宮化したら、記事差し替えになるかも。

 

グロい真鱈にゃ気をつけろ

 
『2017 聖夜の献立』の続編というか後日譚です。
はてさて、あのグロい真鱈はどないなったとさ。

先ずはキモくてデカくてグロい真鱈くんの卵の画像を再登場させておきましょう。
でないと、前回を読んでない人は何のコッチャかワカランのである。

一応おさらいしておくと、何を血迷ったかクリスマスイブにそのグロ真鱈卵を買ってしまった。だって税込106円だったんだもん。でもどうやって調理したらよかばってん。おいちゃん、途方に暮れました。とまあ、そんなところである。

で、下拵えして出来たのがコチラ。

鍋に酒と出汁と共にブッ込んで、包丁で切れ目を入れる。取り敢えず卵をバラバラにする為である。
それを弱火にかけ、ゆっくりとかき混ぜて火を通し、仕上げにオリーブオイルを入れてみた。

出来上がりは、デカめのタッパーにいっぱい。どえりゃー量になりましたばーい(´;ω;`)
しかも、それほど旨くない(笑)。
スケソウダラのタラコに比べて味は二段くらい落ちる。魚卵としてのポテンシャルがそもそも低いのだ。普通のタラコの方が遥かに美味いんだから、世間からは無視なのも頷けるよ。おまけにヴィジュアル的にヤバイときてるんだから、もう話になんない。誰が買うつぅーねん。

翌日、何とか少しでも量を減らす為に取り敢えず調理しましたよん🎵

『真鱈のカルボナーラ風 釜玉ハイブリット』とでも言いましょうか、結構アグレッシブに攻めてみました。

①スパゲッティを茹でる。

②卵2個分の黄身を用意する。

③丼に熱湯を入れて、温めておく。

④スパゲッティが茹で上がったら笊にあげ、湯を切る。ここからは時間との闘いだ。電光石火で事を進めなくてはならない。
丼の湯を捨て、スパゲッティを移す。すかさず同時進行的にレンジでチンしていた真鱈くんを乗せる。マッハで卵黄、バター、貝割れ大根と乗せてゆく。
ヌオーッ(#`皿´)、鬼神の如き形相でチーズを卸鉦(おろしがね)で擦り、黒胡椒を挽く。

⑤仕上げに醤油を回しかけて完成。

あとは熱いうちにグッシャグッシャにかき混ぜて、ガアーッとソッコーで食う。

とにかく、冷めてはどうしようもないと云う食いもんですワ。

味は、まあまあかな。
強いて言えば、卵がもう1つ分あっても良かったかもしれない。

暇な人は、お試しあれ。
多分、誰もチャレンジしないとは思うけど。

                 おしまい

 
追伸
怒濤の勢いで記事を濫造、ブログ更新しております。
これは年内に100話到達を目指しておるからです。
まあそれが到達できたとして何かあるかといえば、これがどって事ないワケで、単に気持ちの問題ですなあ。中途半端に98話とか99話で終わるのと100話キッカリで終わるのとでは、気分的に全然違うのである。
新年は101話から初め、もとい始めたいものです。

2017 聖夜の献立

 
うわっ(;゜∀゜)!
デカっ!\(◎o◎)/、キショ( ̄□||||!!
イブの日にワシ、何こんなキショクの悪いもん買うとんねん(; ̄ー ̄A❓

ん~、でも今イチ大きさがわかりづらい。
はめてた腕時計を外して隣に置いてみる。

よし、これで大きさは解りやすいだろう。

えー、これはタラコでーす。
でもタラコはタラコでも真鱈の卵。あの鍋の脇役のタラがコイツの親なのです。
じゃあ、明太子など世の人々がタラコと認識しておるモノの親御さんは何なのかというと、これはスケソウダラ(助宗鱈)さんなのだ。身はタラと比べるとあまり旨くないようで、そのままの姿で世に出回る事はまず無い。大抵は蒲鉾などの練り製品の材料になるらしい。

それにしてもグロいなあ…。
そら誰も買わんし、売れ残るわ。ワシとて税込106円と云う爆安価格でなければ、手に取る事も無かったであろう。
とにかく、およそ食いもんとは思えぬキショさだ。
う~ん、買ったはいいが、どないしよ❓

安心して下さい。
あたら私がいくら狂人まがいとはいえ。まさかこんなグロいもんをクリスマス🎄イブの献立のメインに据えるほど勇気ある人間ではない。ちゃあ~んとそれなりには考えてはいるのだ。

【野菜とシーフードのマリネ】

【自家製熟成塩サーモン】

【蒸し殻付き牡蠣】

【スモーク・チキン】

勿論、シャンパンも用意した。
クソ安物のシャンパンだけどさ。

あ~、ヴーヴ・クリコとかモエ・エ・シャンドンとか飲みたいよー(ToT)

えっ(・。・;❓、あのグロいヤツはどうした?ってか。
ハイハイ、中々に大変だったけど、ちゃんと下拵えしましたよー。
でもそれは又の機会に(笑)。

男は黙ってカツ丼

 
カツカレーとくれば、当然次は男のロマン『カツ丼』であろう。

カツカレー用に買った豚肉がもう1枚残っているとあらば、他の選択肢などあろう筈もない。
何てったってカツ丼は「男の浪漫」なのである。男たるもの、カツ丼の一つや2つ作れんでどうする。
さあ、壮大なる物語へと突入じゃ。

①先ずは丼用のかえしをつくる。
鍋でお湯を沸かし、そこに顆粒の鰹だしと昆布だしを加える。もちろん鰹だしだけでもよいのだが、そこが俺流のこだわり。昆布だしを足すことによって、より旨みが引き出されるのだ。
酒、味醂を加え、薄口醤油で味を整える。味がぼやけていると思えば、塩で調整されたし。

②玉ねぎを切る。
薄めと厚めの2種類に切り分ける。これはクタクタとシャキシャキの二つの食感を楽しみたいが為である。
玉ねぎは切ってから15分以上放置する。
いくら放置プレー好きだからといって、玉ねぎまで放置したいと云う変態願望はない。
これは、暫く置くことにより玉ねぎの有効成分である硫化アリルを安定させる為である。こうしておけば加熱しても硫化アリルが壊れないのだ。切ってすぐに熱を入れると成分が壊れてしまう。もちろん玉ねぎを水に晒すなんぞは言語道断。大事な成分が水に流れちゃうよーん。
参考までに言っとくと、硫化アリルには抗酸化作用や血流を良くする働きがあり、ビタミンB1の吸収率を高め、新陳代謝を高めるとも言われている。また、糖尿病の血糖値を下げ、発ガンの抑圧にも効果があるようだ。おまけに中性脂肪と悪玉コレステロールを下げ、体内の有毒物質まで排泄するらしい。
玉ねぎって、どんだけ凄いねん(◎-◎;)❗

③それをかえしに投入し、6割がた火が通ったら一旦火を消してそのまま味をなじませる。
出来ればだが、味をよりなじませる為にそのまま一晩冷蔵庫に安置すれば猶良し。

④トンカツの製造にとりかかる。
これは前回のカツカレーの回に詳しく書いたので、はしょります。
一応、リンク貼っとくか。

ねぇ、無性にカツカレーが食いたくなる時ってありません?

カツの準備をしながら、頭の中でカツ丼にまつわる様々な想いが浮かんでは消えてゆく。
 
昔はうどん屋や定食屋に行けば、必ずと言っていいほどカツ丼とうどんを頼んだものだった。
男一匹ド根性、脇目もふらずに一直線。
男は黙ってカツ丼なのである。

この丼物と麺類の組合せは男の矜持である。
特にカツ丼とうどん(もしくはラーメン)のツートップは、女子供では真似の出来ないボリュームだからこその、男のプライドなのだ。
これは、ただ物量にまかせて相手を圧倒すると云う幼児的且つ単純な発想から来るものだが、男とはそういうものである。つまり、バカなのである。

男は強くなくてはいけない。
ガッツリ食えなければ生きている資格がない。

男たるもの、ワッシワッシとカツ丼をかっこみ、ズルズルと麺をすすり、隣の彼女の目を丸くさせねばならぬのだ。
つまり、カツ丼とは男の食いもんなんである。

でも、ある日突然その黄金の組合せが苦しくなった。
食うのが辛かったのだ。正直、残したいと思った。
その時、悟った。もう自分は若くはないのだと。
謂わば、この黄金タッグは、若者が若者であるがゆえの特権であり、アイデンティティーでもあるのだ。
おいちゃん、この時は打ちひしがれましたなあ…。
俺が俺でなくなった…。自己同一性の崩壊である。
全盛期だった以前の自分とは違うのだという、その現実をまざまざと眼前に突きつけられたようなものだ。
多分、この瞬間にオイラはニイチャンからオッチャンと呼ばれるモノになったのだと思う。

その日は意地で食いきった。しかし、その後何度もトライしたが、結果は同じだった。キツいんである。
やがて、カツ丼の横に控えていたうどんは私の前から去っていった。
good-bye(;_;)/~~~、うどんさん。元気でやってくれ。

友を喪ったような気分だった。
うどんはカツ丼というヒーローを支える強力なサブキャラだったのだ。王将に飛車角、三国志の関羽と張飛みたいなもんである。あっ、これは2つと二人か。
ならば、ルパン三世の次元大介でどうだ。あっ、これも厳密的にはもう一人いるわ、五右衛門が。
じゃあ、キン肉マンのテリーマンでどうだ❗
いい線いってると思うけど、男しか解らんか…。
では『ベルサイユのばら』のオスカルとアンドレの関係でどうだ。これなら女子にも解るというもの。
何?、古い?
確かにそうだ。でも、オジサンは最近のはワカンナイんである。調べれば、そういうのも見つけられるかもしれない。けど、んなもん知るかっ!(ー。ー#)。
若者にはおもねるつもりは全くない。
知りたかったら、便利な世の中なんだからウィキペディアででも調べたまえ。

でもよくよく考えてみれば、うどんはヒーローとそれを支えるサブキャラというよりも恋女房みたいなもんではないだろうか?
何人かの女性の顔が浮かぶ。
しかし、どのオネーチャンも寄り添って支えてくれる恋女房という風情ではない。キャラが濃いんである。
まあ強いて云うなら、ふたりか…。
けれど、どっちとも男をつくられてフラれたんだよね。しかも、つきあっててフラれたのはこの二人のみだ。あ~あ、何だかなあ…。
忘れよう。過去はどうあがいたところで変わらない。

やがて、時を経(ふ)ると、カツ丼そのものさえも段々しんどくなってきた。重いんである。
今でもカツ丼はたまに食うが、以前ほど頼まなくなった。もり蕎麦とか鴨南蛮とか渋い系にいく事が多い。それは、ひとえに胃に重いと云う理由からだれう。
カツ丼を食うには、パワーとエネルギーがいるのだ。

悲しい哉、とにかく、男は黙ってカツ丼ではなくなったのである。
そういえば「男は黙ってカツ丼。」って盛んに言ってたのは、腕力作家の椎名誠だったっけ?
彼はたしか又、こうとも言っていた。
「カツ丼を食えなくなったら、男はおしまいだ。」

きっと若者の時の胃袋よりも消化する力が弱まっているのだろう。消化作用が弱い分、胃に残る滞在時間も長い。だから重く感じるのだろう。
老いは、自分にも確実に進行しているのだ。
哀愁だなあ…。いったい幾つまでカツ丼を食い続ける事が出来るのだろう。

そこでモノローグを一旦中断する。
いよいよ、調理も佳境に入ってきたのだ。

⑤卵2個を割り、素早くかき混ぜる。
この時の注意事項は、あまり卵をかき混ぜすぎない事だ。白身が適度に混ざる方がよい。
そして、さらにもう1個卵を割り、黄身だけを取り出しておく。

⑥カツが揚がるのを見越して、かえしの入った鍋を火にかける。さあ、いくぜ。

⑦ここからは時間との勝負だ。怒濤で突き進まねばならぬ。男の料理は豪快且つスピーディーとすべし。
カツを上げて油をきり、ザクザクと適当な大きさに切り分けたら、素早く鍋に放り込む。連続して三つ葉も投与。間髪入れずに、すかさず卵液の半分量を外側に入れてゆく。少し間をおいて、残りの卵液半量を中心に入れて火を消し、蓋をしめて30秒ほど放置。
卵を二度に分けて入れるのは、火のシッカリ入った所と、生っぽい所とを渾然一体にさせる為だ。卵が固まり過ぎるのはヨロシクない。

⑧その隙に果敢に丼を用意し、御飯をよそう。
で、本体をザッとその上に乗っける。あとは黄身を乗せて山椒を散らせば完成❗

う~ん、何かカツが隠れてしまって、カツ丼なのか何なのかワカランような状態になってしまった…。
カツは後乗せにすれば良かったかなあ?
或いは卵を1個だけにして、カツの存在を際立たせるべきであったか?
それともアタマ抜き(築地辺りで使われる隠語で、カツ丼の上の部分(頭)を取ってしまうことに由来する=カツとじ)と言って、ご飯とカツを別々に盛るという作戦をとるべきであったか?
いやいや、それではカツ丼とは呼べないだろう。そんなの亜流だ。男らしくデンと上に乗っけるのが男子の本懐、カツ丼のカツ丼たる正しき姿だ。

ゴチャゴチャ考えてる暇があったら、とっと食おう。
男は黙ってカツ丼なのだ。

インスタ映えを意識して、つい黄身を潰して写メを撮ってしまう。

卵の黄身ドロリは、アイキャッチとして相当強力だとTVで言ってたからだ(でも、全然「いいね」の数は伸びんかった)。
我ながら情けない。およそ男らしくない行為だ。

気を取り直して、黙ってワッシワッシとカッこむ。
(T□T)グスッ、感無量。
見た目はともかく、味は抜群だ。バリ旨だよ。
味だけで言うなら、卵2個半が正解でしょう。

猪突猛進。
そのまま一気に食いきった。
あらためて思う。
やっぱカツ丼って美味いよなあ(о´∀`о)

体調は万全。胃にもたれるといった症状もない。
俺、まだまだ男のカツ丼人生、続けられそうだ。

                 おしまい

 
追伸
ついでにつけ足しておくと、カツ丼のルーツは東京・早稲田の蕎麦屋『三朝庵』だそうな(諸説あり)。
大正時代の事らしい。当時は既にトンカツも庶民の間に広まり始めていたから、時代の中で自然な流れとして誕生したのだろう。
因みにこの店は今も健在で、創業当時と変わらずトンカツは近くの店で買ってきて使用しているそうだ。
親父さん曰く、『うちは蕎麦屋なんだ。トンカツが食いたきゃ、トンカツ屋に行きやがれ。』なのだそうな。
中々、剛毅なオヤジさんだ。好感が持てる。

ねぇ、無性にカツカレーが食いたくなる時ってありません?

 
ねぇ、無性にカツカレーを食いたくなる時ってありません?

女子はともかく男子はそうだ。
あっ、ワタシ大胆にも言い切っちゃいましたねー。
ろくに調べもせず、果たしてそこまで言い切ってよいものやら?疑問むくむく、何だか不安になってきたぞ。
心の中の耳元で小人が囁く。
『カツカレー否定派武装集団から非難ゴーゴーになっても知らないよったら、知らないよー➰。🔥炎上だよ、🔥炎上。Ψ( ̄∇ ̄)Ψケケケケケケ…』
(ノ-_-)ノ~┻━┻、うるさいっ!、おだまりっ!!

でもワシが今まで生きてきた中での俺サマ統計だと、男子は間違いなくカツカレーが好きだと思うんだよね。
少なくともカツカレーが嫌いだと宣(のたま)ったヤツは一人もおらん。そのような軟弱愚かモンは見つけ次第、即💥🔫銃殺刑必至でごさいましょう。

世の中の男子の、どれだけのパーセンテージの人がカツカレーを好きなのか調べるのはあまりにも面倒だ。
よし、そこんとこは掘り下げずにおいておこう。話がややこしくなりそうだし、下手に触れたら論が進められなくなりそうだ。
えーいι(`ロ´)ノ、

『男子は皆、カツカレーが好き!』

そういうことにしておこう。

それはそうと、女子はどうなのかなあ?
カツカレー、好きなのかなあ?
そういえば、女子サイドから「カツカレーが好き。」っていう発言をあまり聞いた事がないなあ…。いや、下手したら一度も聞いた事がないかもしれない。
待てよ、そもそもカツカレーを外で食ってる女なんて見たことないぞっ!
いやいや、そんなワケはなかろう。絶対どこかで見ている筈だ。でも記憶を反芻しても、まるで映像が浮かんでこない。
むぅ( ̄▽ ̄;)……。
何でだ?もしかして女子はカツカレーが嫌いなのか?
あんな旨いもん、そんなわきゃなかろう。
じゃ、女子界ではカツカレーはNGワード、まさかのタブーなる存在なのか?

まあ、たしかに若い女子に好きな食べ物を訊いて、『カツカレーが一番好きです。』と答える女はおらんだろう。
ハッキリ言って全然可愛くない。そう答えられたら、正直どんな可愛い娘でも、ワシΣ( ̄ロ ̄lll)ヒクわい。
だいたい見た目のヴィジュアルが悪過ぎだろ?色が地味の極み、ほぼほぼ全面茶色一色なのである。下手したら、ウ○コだって連想しかねない。💩💩💩💩💩💩
カレーの上に豚カツと云うのも、女子的にはマズイでしょう。カレーの上に豚カツどぉーんは、どう考えてもゴツい。完全にガテン系だ。謂わば、カツカレーとは可愛さの対局にある食いもんなのだ。
それに、食べたあとの皿がどう見ても美しくないという致命的欠点がある。あの汚さは、白い皿への冒涜と言っても過言ではなかろう。そこにご飯粒なんか残ってたりしたら、サイテーのガサツ女というレッテルを貼られてもオカシクない(えー、因みに大らかなワシはそんな女性でも優しく優しく包み込みますよん♥)。

たぶん以上のような理由で、女子は外ではカツカレーを食うのを避けているのじゃろう。
でも、本当は女子もカツカレーは好きなのに違いない。独り暮らしの女性は家でこっそり食べている筈だし、家族のある女性は、家庭内と云う恥もへったくれもない私生活オープンな関係、環境でのみ食っていると推測する。

結論。

『女子は、外ではカツカレーを食わない!』

(-“”-;)しまった…。
またしても脱線暴走機関車じゃよ。
そもそもが、時々ワシが無性にカツカレーを食いたくなるというだけの話なのじゃよ。で、急にどうしてもカツカレーが食いたくなったってだけの事なのだ。
なのに、何で男子がどーの、女子がどーだのと云うカツカレーを巡る妄想になるのかねぇ?
我ながら頭オカシイんじゃないかと思う。

オジサン、とにかく無性にカツカレーが食いたい。
さて、となると外で食うか、買ってくるか、もしくは自分でつくるかの選択肢は3つである。

先ずは外で食う事を考えてみる。
でもなあ…、コレといった旨いカツカレーの店ってのが浮かばないんだよなあ。
すぐ近くにカツカレー発祥の店とも言われる『元祖とんかつカレー カツヤ』って云う有名店があるにはある。けどさ、ここのカツカレー、ハッキリ言って好きじゃないんだよなあ。周囲は旨い旨いって言うんだけど、オラ2回も行ったども全然旨いと思わなかっただすよ。だから、却下。
『CoCo壱』も近くにあるけど、ここのカツカレーもあまり良い印象がない。カツの厚みが今イチ足らなくて、どうもシックリこなかった。
そうなのだ。薄い豚カツはオラが理想とするカツカレーにはそぐわないのだ。昔、新宿のグリーンビルにあるレストランでバイトしてたんだけど(まだあんのかなあ…)、そこのカツカレーがワシの理想なのだ。
ほど好い分厚さのあのカツカレー、あれマジで美味かったにゃあ~(´ω`)

取り敢えず旨そうなカレー屋を探して、カツカレーの有無を確認してから入るか?
でもなあ…、予想を下回る薄さだったりしたら、ガッカリだ。まさかいきなり『お宅のカツカレーの厚みを教えて下さい。』とは訊けんもんなあ。
だからといって、「ホカ弁」や「Hot motto」に期待するのも何だかなあ…。

もういい。ワカッタ。自分でつくるよ。
それなら満足いくカツの厚さもどうとでもなろう。

スーパーに行って、豚カツ用の特に厚みのある豚肉を買ってきた。パン粉も買ったし、これで準備万端だ。
さあ、美味いカツカレーにありつけるか否かは、ここからは泣いても笑ってもオノレの腕次第だ。気合いを入れていきませう。

①先ずは脂身に包丁で切れ目を入れて筋を切る。
これは肉が縮まないようにする為だ。これをやっとくと、食感も味も良くなる。特に厚みのある肉には効果有りなので、世のオネエサン達やオカーサン達も面倒くさがらずにやりましょうネ。

②ビニール袋に小麦粉をブチ込む。そこに豚肉を入れてシャカシャカやる。こうすれば万遍なく小麦粉がつくし、手も汚れないのさ、(~▽~@)♪せにょーる。

③卵1個を割り、シッカリと混ぜたら豚肉をくぐらせる。
ぬるぬるして気持ち悪う~( ̄~ ̄;)
ワシ、この作業キライ。豚肉が不憫でならない。変態プレーみたく全身卵液でぬるぬるにされるだなんて、豚肉の立場に立ったらあまりに不憫だ。同情申しあげるよ。
あっ、ワシがやられるところを想像してもうた。
ワタクシ、身の毛、よだちました(|| ゜Д゜)
しかも、そのあと高熱の油で揚げられちゃうんだぜ。もう間違いなく拷問じゃよ。豚肉さん、ゴメンなさい。ポロポロ(;o;)

またアホな事を考えてもた。この際、豚肉の立場はどうでもよろし。豚肉に同情してたら食えないし、作業も前に進まん。

④ぬるぬるゲル化した豚肉をパン粉をつける。
今回は粗めの生パン粉を使用。目の細かいパン粉は何か高級感を伴うからパス。表面に凸凹があるゴツい感じであってこそのカツカレーのカツじゃ。カツカレーがカッコつけてどないすんじゃい(*`Д´)ノ!!

⑤レトルトのカレーを闇の貯蔵庫から探してくる。
うわっΣ(゜Д゜)、こんなにあるぞなもしー!

考えてみれば、強迫観念ゆえか冷蔵庫には常に食材があるので、カレーは好きだけど出番があまり無いのだ。

中村屋のカレーをチョイスしたいところだが、ちょっと高級感がある。ここは庶民派で押し通そう。

コレなんかどうだ。

ふかうまと言うんだから、そこそこコクもあるだろうし、カツのパンチにも負けないだろう。

裏を見る。

ワオッΣ( ̄ロ ̄lll)!!、賞味期限2017・5・27。
半年以上も期限が過ぎとるやないけー。
むぅぅぅぅ……(ー_ー;)
でも棄てるのも忍びない。
食っても死なへん、死なへ~ん(* ̄∇ ̄*)
毒を喰らわば皿まで。脳ミソ停止して、熱湯にブチ込む。

⑥気を取り直してカツを揚げるっぺよ。
油は普通のサラダ油。温度はテキトーの中高温。
カツをするりと鍋に滑り込ます。
\(◎o◎)/きゃあ~、女殺油地獄。by 近松門左衛門。

⑦テキトーにええ色がついたら引き上げて、ペーパータオルの上に移して余分な油を吸わせる。
で、熱いうちに包丁で大胆にザックザックと切り分けてゆく。このサクッザク音が堪らんよね(^o^)v。
自ずと心の中の期待値も急激上昇曲線⤴じゃよ。

⑧書き忘れたが、当然ごはんは時間を見越して炊いてある。いくらワシがすっとこどっこいのド阿呆でも、そこまで愚か者ではないのだ。
ごはんを丁寧に皿によそい、カツを形よく乗っける。そして、カレーをかければ出来上がり。

あっ!、茶色一色のヒドいカラーリングだ。
慌てて三つ葉を乗っける。

完成~( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆

我ながら旨そうな出来上がりじゃよ(⌒‐⌒)
嬉しいので、ウルトラマンのハヤタ隊員ばりにスプーンをすっくと挙げての仁王立ちポーズで決めてみる。

そのスプーンをカツカレー山脈にグワシッと突っ込み
、ワッシとすくい上げる。そして、あんぐり開けた口にウリャと放り込む。

もぐもぐ。もぐもぐ。
d=(^o^)=bうみゃーい❗❗
この程好いカツの厚み、理想的だな。
土曜の昼下がり、オジサンは至極満足な笑顔を湛えつつ、更にカツカレー山脈に一心不乱に挑んでいったのであった。

                 おしまい

 
追伸
久し振りの飯ネタでしたが、相変わらずのノータリン文章になっちゃいましたね。
今後はもっと真面目で格調高き重厚な文章を書くべきかもなあ…。これじゃ、世に自分のアホバカぶりを喧伝してるようなもんじゃないか。そう思うんだよね。

本文中では、結局カツカレーが日本人に愛される理由については何ら言及しなかった。
それでは画竜点睛を欠くといふもの。カツカレーが日本人に愛される理由を私なりに紐解いていこう。

カレーはインドからイギリス経由で伝来したものだが、日本内で独自進化してカリーからカレーへと変貌したものだ。
一方、豚カツも欧州のコトレッタ(コートレット)という肉に小麦粉をつけて油で揚焼きにした料理が起源とされ、それが薄くパン粉をつけたカツレツとして日本に入ってきて(諸説あり)、やはり日本で独自進化を遂げたものである。
つまり、両者とも日本的にアレンジされて人気を得て広まったものであり、もはや「洋食」という名の和食と言っても差し支えない位置づけにあるだろう。
そんな今や国民的人気の食べ物として認知されたカレーと豚カツが合体したものが「カツカレー」なのである。
That makes it double sure.
「為虎添翼」。つまり「虎に翼で」あり、「獅子に鰭」、「竜に翼を得たるが如し」、平たく言えば「鬼に金棒」の最強同士のハイブリッドなのだ。其れが日本国民の支持を得ないという理由がどこにあろう。
これが私の導き出した結論である。

ワハハハ((o(^∇^)o))、どうだどうだの真面目かつ格調高き重厚な文章でござんしょ?オラだって書こうと思えばコレくらいは書けるのだ。

えーい(ノ-_-)ノ~┻━┻クソッ、ストレス溜まるわ。
ごちゃごちゃ小難しいことを並べて、さも偉そうに書いたが、ようするにスタン・ハンセンとプルーザ・ブロディの最強タッグみたいなもんだ。
あっ、それじゃプロレスファンにしか解らんか?
じゃあ、全盛期の猪木とジャイアント馬場の夢の最強タッグと言えば一般人にも解りやすいだろう。ん~、でも古いから若い子にはワカランな。
ならば、セナとプロストでどうだ?あー、コレも🏁F1ファン、しかも古いファンにしかワカランか…。
(#`皿´)しゃらクセー。この際、思いつく限りを並べてみてやるわい!
武豊とディープインパクト(競馬)、シャーとアムロ、藤子不二雄、バツ&テリー(以上マンガ)、ロナウドとリバウド、シャビとイニエスタ、メッツとクリスチャーノ・ロナウド(以上サッカー)、江夏と田淵の黄金バッテリー、荒木&井端の二遊間コンビ(野球)、やす&きよ、ダウンタウン(以上漫才)、ゴージャス美女に高級毛皮、猫に炬燵(コレは違うか?)、ならばコタツに🍊ミカンでどうだ?何かコレも違うな。
むぅー、やっぱ解りやすいのは食いもんじゃけー。
ビールに餃子、明太子スパゲティー、牛タンに塩レモン、ツナとマヨネーズ、🍓イチゴ大福に抹茶アイス、とどめは白飯と味噌汁でどうじゃい❗

ハーハー(~O~;)、ゼェーゼェー(>_<“)
実現不可能と思われる組み合わせもあるが、ようするに強い者と強い者の融合による更なる相乗効果って事が言いたいワケ。1+1=2ではなく、それは何倍にもなる可能性を秘めてるって事なのよ。その具現化されたものが、カツカレーってワケなのだ。
こんな簡単な事を言うのに、オイラいったい何をやってんでしょね…。(ToT)ぽてちーん。

ベロ酔い(@_@;)甲子園2017夏 準決勝(後編)

 
いやはや4ヶ月近くも間が開いての後編である。
この記事は途中まで書いてウンザリして挫折したものだ。何せ長いんである。長く辛い道のりを想像して、ついつい麓で一服してたらいつの間にか三年寝太郎化してましたあ( ̄∇ ̄*)ゞ。そんな気分だ。
今更だとは思うが、中途半端にしたままだと心のどこかに澱のようなものが溜まった感じで何だか気持ちが悪い。それに、コレを書かないと気分的に前へは進めないのだ。だから他の記事を書く気にもなれずに放擲して、ブログ的な記事は全部Facebookに載せていたというワケなのです。
クソ長くなりそうだけど、頑張って書くけんね。

🍺グビッ、🍺グビッ、🍺グビッ。
(≧∀≦)プハー。
やっば朝から飲むビールは最高じゃよ(^o^)v

取り敢えず枝豆からじゃい。
ん~、相変わらずビールとの相性はマストじゃよ。

気分が乗ってきたところで、第1試合の広陵VS天理の試合が始まる。
名門同士の対決はo(^o^)oワクワクするよねー。
歴史ある名門高校には思い入れみたいなもんがある。過去の試合とかがフィードバックしたりするのだ。プロレスとかF1とかと同じで、過去に因縁があるそういうヒストリー的要素のあるものが男子は好きなのだ。というか、何でもそういう図式にもっていきたがるのが男子と云う生き物の性なのだ。いつの世も男は過去、女は未来指向なのである。

斜め前のオッサン達の会話から、何と広陵は夏は10年振りの出場らしい。あれぇ~(゜ロ゜)、そんなに出てなかったっけー?
待てよ、って事はあの歴史的な試合、佐賀北との決勝戦以来って事じゃないか。確かあの時は広陵が圧倒的優勢に試合を進めていて、広陵の優勝はほぼ間違いないだろうと云う雰囲気が球場内に漂っていた。
でも佐賀北がミラクルを起こしたんだよね。8回裏に何と逆転満塁ホームランが出て、5ー4と試合をひっくり返してそのまま優勝したのだ。
打たれた広陵のエースピッチャーだった野村(現広島カープ)のひきつった表情が忘れられない。だって7回まではほぽ完璧に抑えていて、2安打とか3安打しか打たれていなかったのだ。
おー、そうだ。審判が明らかなストライクをボールと判定してからオカシクなったんだわさ。判定に対しての捕手の「えーっ(°Д°)!?」っていうリアクションも忘れられない。そういえばその時のキヤッチャーは、現巨人の正捕手小林だったんだよなあ。あれがもしストライクと判定されてたら三振だったワケだから、佐賀北の優勝は十中八九なかったと思う。甲子園ってホント恐いとこだよ。若者の心、ズタズタだわさ。

1回表 広陵から攻撃が始まる。
先頭打者がセカンドへの内野安打。二番打者が送りバンドで二塁にランナーを進める。
ここで早くも清原のホームラン記録に迫っている中村奨成が登場。いきなり盛り上がるやんかと思ったのも束の間、初球を中村が弾き返した。
嘘やん!、Σ( ̄ロ ̄lll)マジかよ❓
快音を残して打球が薄曇りの空に舞い上がった。ホームランになる角度としては理想的な角度だ。瞬間的に、お主やりおったなと思った。そのまま打球はグングン伸びていって、センターバックスクリーン左手に飛び込んだ。球場に一瞬どよめきが起こり、少し遅れて歓声が上がった。
このいきなりの結果を球場内で予想した者は殆んどいないだろう。34年間並ぶ者がいなかった1大会5本塁打という記録に、誰もがそう易々とは並べないだろうと思っていたからだ。オラだって、まさかだと思った。それを第一打席、しかもあろうことか初球をバックスクリーンに放り込むなんざ、誰が想像しよう。

3回裏 天理の攻撃。
連続ヒットで1、2塁とし、4番神野のスリーベースが飛び出し2ー2の同点となる。
好ゲームの予感だ。

それにしても、天理の応援っていいよねぇ。
昔ながらの曲が演奏され、何処かノスタルジックなのだ。
最近の甲子園ではお馴染みの『狙いうち(山本リンダ)』、『サウスポー(ピンクレディー)』、『紅(XJAPAN)』、『宇宙戦艦ヤマト』、『ルパン三世』、『海のトリトン』『タッチ』、『アメリカンシンフォニー』、『エルクンバンチェロ』などは一切演奏されない。ましてや今流行りの『アゲアゲホイホイ』なんて有り得ない。とにかくチャラチャラしてないのだ。
昔から殆んど曲目は変わってなくて、演奏される曲は『オーラ・リー(エルビス・プレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」の原曲)』、『オブラディ・オブラダ(ビートルズ)』、『Our boys will shine tonight(高校野球の定番曲。立教大学の応援曲「セントポール」とは異名同曲)』の基本3曲だけ。
そこにヒットが出た時や得点が入った時に演奏される『天理ファンファーレ』と『ワッショイ(柳沢慎吾がネタでやる🎵ターッタ タッタラッタタッ(ワッショイ!)ってヤツだね)』が加わる。この2曲はあまりに有名だが、何と両方とも天理のオリジナル曲なのだ。それを色んな高校が真似したってワケ。

そもそもヒット曲やアニソン(アニメソング)が甲子園で流れるのはあまり好きじゃない。ヒット曲にはどこか違和感があるし、ルパン三世とか宇宙戦艦ヤマトが高校野球と何の関係があんねん?とか思ってしまうのだ。

とにかく天理高校の応援は智弁和歌山、早稲田実業の応援と並んで好き。全国大会常連のブラスバンドだから演奏も上手いしね。それにスタンドが紫色に染まるってのも良い。あの高貴な紫色、好きっす。
もしあんな色のパンティーをはいてるオネエチャンが目の前にいたら、オジサン、(◎-◎;)🎵メロメロメロ~です(by ボア・ハンコック)。

4回表。
広陵がショートのエラーで出たランナーを送りバントで進め、ツーベースで3ー2と勝ち越し。

4回裏。
天理は連続ヒットで1、2塁とし、スリーベースで3ー4と逆転。前評判はたいした事ないけど、やるじゃないか天理。益々面白くなってきた。

5回が終わってグランド整備が入ったので、朝にぎったワシ特製の🍙おにぎりを食うことにする。
今回は刻みスグキ(京都の伝統的な漬物)を混ぜこんだものだ。すぐきは発酵しててクセがあるから好き嫌いが分かれる代物だが、ワシは偏愛しとる。

旨いねぇ~d=(^o^)=b、この酸味が堪らんのだよ。
お子チャマにはワカランだろう大人のおにぎりでおま。何だかキリッと冷えた日本酒が無性に飲みたくなってくるよなあ…。
でも、こんなところでそれは無理というものだ。だいちこの場の雰囲気にはそぐわんだろう。ここはおとなしくビールで我慢じゃよ。

でもって、自分で焼いた玉子焼きも一緒にパクつく。鱧(はも)出汁を少しだけ入れて低温で焼き上げたものだ。勿論、ワシが真面目につくったものだから当然ながら旨いだすよ(^o^)v

5回表。
広陵の先頭打者は中村奨成。
球場内に記録更新の気運が高まる。しかし、そう易々とは打てんじゃろう。天知茂の、世の中そんなに甘くはないのだよ。多分、清原と並んでオシマイじゃて。
と思ってたら、打球はまたしても快音を残してセンター方向に飛んだ。前よりも高く舞い上がった打球はグングン延びてゆく。
これも打った瞬間に『行ったあー!』と思えるような打球だった。(゜〇゜;)マジかよ?
打球はレフト寄りバックスクリーン横、スタンド中段近くに吸い込まれていった。
一瞬、間が空いてから大歓声が上がった。そして、どよめきがさざ波のように球場内に広がっていった。
\(◎o◎)/あんびりーばぼー。嘘じゃろう?
(;゜∀゜)信じられん…。まさかそんな簡単に記録が破られるとは…。しかも2打席連続。しかもしかものこれでライトに2本、レフトに2本、センターに2本とホームランを広角に打ち分けとるやないけー。
(|| ゜Д゜)恐るべし、中村奨成!
いやはや甲子園の歴史の1ページに立ちあえた事に、万感の想いだわさ。オッチャン、心打ち震えたよ。TVとは違うワシだけアングルからの打球の残像が、瞼の奥にしかと刻まれる。
これで4ー4と試合はまた振り出しに戻った。面白過ぎるぞ、この試合(☆∀☆)!

スタンドを見ていると、打球の落ちた辺りがまだザワついている(スコアボードの選手名左端の下辺り)。
何だろと思って注視していると、なぜか警備員の周りを取り囲んだ人々がバシャバシャ写真を撮っておる。
あっ、そっかあ(* ̄∇ ̄)ノ、皆さん記念のホームランボールの写真を撮ってるのね。
そんな写真撮ってどないすんねん?サインもない見た目はただのボールだぞと思うが、ワシだって側にいたら舞い上がって写メを撮りかねんな(笑)。で、誰かに自慢しかねんな(笑)。所詮、ワシも根はミーハーなのだ。

6回表。
広陵、連続ヒット。そして、レフトがファンブルする間にランナーを2、3塁に進める。ここで再び中村に打席が回ってくる。
またホームランを打ったら、(◎o◎)ドえりゃあこっちゃになるぞと思う。もうレジェンドを超えたレジェンドだ。
しかし、残念ながら敬遠気味のフォアボール。
天理側としては、まあ満塁策は妥当だろうね。一観客としては(=`ェ´=)オイオイだが、これは批判には値しない作戦だろう。
その後、後続打者のセンターへのヒットがでて、広陵が6ー4と勝ち越す。

7回表。
広陵は再び満塁のチャンスを得て、中村が打席に立った。満塁だから今度ばかりは敬遠でけんじゃろうて。
そして、中村が走者一掃のツーベースを打ちよった。ホームラン2本に2塁打って、アンタどんだけ打つねん(|| ゜Д゜)?
これで9ー4と差が開いてもうた。
頑張れ天理!、諦めずに反撃してけろ。そして、もっと試合を面白くしてくれ。

7回裏。
天理、安原のレフトへのツーランホームランで9ー6とする。
そうじゃ、打ったれ!、打ったれ!
乱打戦は観てる方としてはいっちゃんオモロイんじゃ。そして、酒もすすむのじゃ(*`Д´)ノ

9回表。広陵の攻撃。
丸山、ライトへダメ押しのソロホームラン。10ー6。
さらに中村が2塁にランナーをおいてセンターへタイムリーヒット。\(@_@;)/どんだけぇ~。
その後もタイムリーヒットが出て、12ー6となる。
終わったな…、天理。

9回裏。天理の最後の攻撃。
ノーアウト満塁から連続タイムリーで12ー8と点差を縮める。天理側の応援が俄然盛り上がってくる。
(*`Д´)イったれやあー、天理!
ワシャ、どっちも応援しとるけど、どっちも応援しとらん。試合が盛り上がって面白くなったら、それでエエんじゃあ~。

ここでピッチャー交替。
しかし、押し出しのフォアボールで12ー9となる。不穏な空気がグラウンドに立ち昇る。
魔物やで~Ψ( ̄∇ ̄)Ψ、甲子園の魔物がヒタヒタと忍び寄ってきとるでぇ~。最終回、ちよっとしたキッカケで甲子園の魔物に呑み込まれてゆくチームは多い。プロ野球ではありえん展開が起こるのが高校野球なのだ。ドラマチックの嵐。それが高校野球における一番の醍醐味じゃろう。
これで3点差。しかも尚もノーアウト満塁である。ここでもし一発でも出れば、逆転満塁さよならホームランじゃわい。中村の記録も含めて、それこそ二重に歴史に残る伝説の試合になる。ゾクゾクくるじゃねえか。想像したらブルッときた。
わりゃ、死ぬ気で打ったれやあー(*`Д´)ノ!!!

だが、後続が続かずツーアウトになってまう。
( ̄▽ ̄;)あちゃー、で、最後はスライダーにあえなく空振りの三振でゲームセット。大どんでん返しは起きなかった。
とはいえ、見応えある試合で楽しませてもらったよ。
名門・天理、また来年も来いよな。
あっ、そういえば来年は第100回の記念大会だな。群雄割拠の梁山泊、出来れば甲子園常連の強豪校と名門復活の古豪が集結して欲しいよなあ。そこに突如勃興してきた新進強豪チームとか無名ノーマークのミラクルチームなんかが絡んでくると最高だよね。

ブキーッ(≧∀≦)
好い試合だったので、ついつい酒がすすんでしまったぞなもしー。第1試合が終わったところで、既にビールのロング缶2本と酎ハイロング缶1本を飲んじまっただよー。ベロ酔い(@_@)クソ男、エンジン全開!

準決勝の第2試合は、花咲徳栄(埼玉)VS東海大菅生(西東京)の関東同士の対決だ。
確か徳栄は菅生に練習試合でボコボコにされたんだよね。でも、練習試合の結果ってあんまりアテにならんからなあ。

いつの間にか観客が結構減っている。お目当ての中村奨成と地元関西の天理の試合が終わったからだろう。
正直言って関東の高校は関西ではあまり人気がない。例えば今年だったら、早実の清宮とか余程の話題性があるような選手がいないと客は入らないのだ。多分、関西人には無意識に東京を中心とした関東に対しての反感がどこかにあるのかもしれない。
しかし、ベテラン(笑)の高校野球ファンとしては、最近はそこんとこはあまり気にしてない。何よりも好い試合が観たいのだ。正直、基本的にはどっちが勝ってもよろしというスタンスだ。もう片方に入れあげるほど若くはないのだ。
とはいえ、一応最初はどっちかには肩入れしておこうとは思う。でないと、単なる傍観者になってしまう。当然、どちらかに片寄って応援する楽しみもあるのだ。但し、最近は観戦中に応援するチームがコロコロと換わるケースも多い。オジサンは無節操。寝返るのは当たり前の卑怯者なのである。
さてさて、今回は取り敢えずどっちを応援すっぺか。

このカードも好試合が期待される。花咲徳栄も東海大菅生も良いピッチャーが二枚ずついるし、両校とも打線は強力だ。練習試合の結果はともあれ、自力は互角とみてエエじゃろう。
う~ん、強いて応援するなら東海大菅生かなあ…。
水色の地にストライプの東海大のユニフォームの方がカッコイイからだ。特に応援するチームがない場合はユニフォームがカッコいいチームを選ぶ。もしくは校名がカッチョよかったり変わってたりする方を選ぶ。あと、都道府県でも選ぶかな…。
茨城と沖縄だったら、当然沖縄のチームを応援する。沖縄の海と風土が好きだからだ。茨城と北海道だったら、当然北海道のチームを応援する。北海道の風景と食いもんが好きだからだ。茨城と鹿児島だったら、当然鹿児島のチームを選ぶ。食いもんが旨いし、美人が多いからだ。
茨城の人、m(__)mごめんなさい。『ひよっこ』は好きだったし、鮟鱇(あんこう)鍋が旨いことは食べて知ってるけど、これはあくまでも個人的な見解であり、比較の結果なのであって許されたし。魅力のない都道府県最下位の常連とか、納豆が大嫌いだとか、ろくな蝶がいないとかは関係ないとです。重ねて言う。これはあくまでも個人的な見解であり、比較の末の結果なのであって、茨城県民よ、広い心で許されたし。

だいぶと外野席にも空席が目立ってきた。
レフト側からライト側センター寄りへと移動する。

外野席は上に行けば行くほど風が通るのだ。
さあ、本日4本目となるロング缶のレモン酎ハイに突入しようではないか。
ふぃ~(@_@)、だいぶ出来上がってきたなりよ。

1回裏、東海大菅生の攻撃。
2死2、3塁でワイルドピッチで1点先取。さらに2ゴロエラーで1点追加。0ー2。

2回表、花咲徳栄は1死2、3塁で2ゴロの間にランナー生還。1ー2とする。

2回裏、菅生は1死3塁からセンター前ヒットで1ー3と再び2点差となる。

3回表、花咲、2死満塁で3塁強襲2点適時打で3ー3の同点。

その裏、菅生は2死1、2塁とし、右翼線へ適時2塁打が出て3ー4と再びリードを奪う。
花咲もすかさず4回表2死2塁から左翼線適時2塁打が出て4ー4に追いつく。

いやはや2試合目も好ゲームで面白い。やはり準決勝ともなると、淘汰されて実力の拮抗した強いチームが残るだけに好試合になりやすいね。高校野球ファンの間では、この準決勝が一番面白いと言われるのも納得だよね。

5回が終わったところでまたしても移動。さらに上の段で陣取ることにした。
浜風が心地いい。心地がいいので、本日最後のビールに手をかける。
5本目である。阿呆だ。ベロ酔い(@_@)甲子園、最高潮じゃよ。( ☆∀☆)赤眼ギトギト酔眼光線ビーム発射!

上に行けば行くほど当然グラウンドから遠くなるが、より俯瞰的に見られるから、これはこれで見ていて楽しかったりする。

6、7回と試合は動かない。
空席が目立ち始めたので、より風が通る所を求めてさらに移動。甲子園漂流の民は、安住の地を求めてやまないのだ。

フェンス際、カップルの後ろに陣取る。
ワシもイチャイチャしたいのぉー(≧∀≦)
若いオネーチャンを連れてきて、✖✖✖✖したり、✖✖✖✖✖なんかもしたりなんかして、Ψ( ̄∇ ̄)Ψゲヘヘへー…。
アッカ~ヽ( ̄▽ ̄)ノ~ン、脳内想像がエライ事になっとる。酒毒の回りすぎじゃ。

8回表、ようやく試合が動く。
花咲徳栄は2死満塁のチャンスから岩瀬が左翼線2塁打を放ち、6ー4と勝ち越した。

9回裏、東海大菅生の最後の攻撃。
1死1、2塁と1打同点のチャンスが巡ってくる。
おー、最後に盛り上がってきたよーd=(^o^)=b
イケイケドンドン、イテこましたれやー(#`皿´)!

ショートにやや強い打球が飛んだ。しかし、飛んだコースは真っ正面。一瞬、打球が速いだけに6ー4ー3のダブルプレーでゲームセットだと思った。
( ̄□||||!!アチャー、けどショートが弾いてコンコロリーン。Σ(´□`;)ありゃりゃりゃー、どこまで行くのー?打球は転々とセンターまで転がってゆく。
蹴ったん?蹴ったんちゃうん?でないと、あっこまで中々いかへんぞ。
当然その間に一人はホームに還ってくるだろうが。二人目もホームを狙うのか?
わおっ!、ホームに向かって走っとるやないけー。
💓ドキドキする。クロスプレー必至じゃよ。
ランナーがホームに滑り込む。微妙なタイミングだが、この遠さからではアウトなのかセーフなのか断定できない。ジャジに息を呑む。
審判が激しくセーフのゼスチャーをした瞬間に怒濤の喚声が上がった。ランナー、二者還って同点!!
球場、o(^o^)oバリ盛り上がってまんなあ。

いやはや、それにしてもやっちゃいましたなあ、ショートくん…。タイムリーエラーじゃけぇ。あれほど派手に弾いたら、そりゃ1塁ランナーまで還って来るよ。
あー、コレでもし花咲徳栄が負けたら、完全にA級戦犯だな。高校生には酷だよ。若者の心、ズタズタだね。その後の人生に大きな翳りを投げかけ、「オラなんて、どうせいつだって大事な時にやらかすダメな奴なんだ…」と、一生トラウマになるやもしれぬ。
でも、スコアボードを見やると、あらま( ・∇・)、Hのランプが灯っとるやないけ。そっかあ…、公式記録員も気を使ってんだね。前途ある高校生が傷つかないようにという配慮なんだろな。強襲ヒットとしておけば、少なくとも本人に言いワケできる余地があるもんね。
しかし、オッチャン言わしてもらうでぇ。悪いがアレは明らかにエラーじゃよ。その辺の事は本人が一番よお~く知ってるとは思うけんどさ。まあ、ショートの岩瀬くんはさっき勝ち越しのタイムリー2点打を打ってるんだから、これでチャラといえばチャラだから問題ないか…。いや、無理だろソレ。
高校生よ、前を向いて歩いていこう。

10回裏、東海大菅生は2ツーアウト2塁のチャンスを迎える。ここで点が入ればサヨナラ勝ちである。
岩瀬くん、『オラのせいだべー』と泣きじゃくるかもなあとぼんやりと思ってたら、ゲッ(|| ゜Д゜)!、三遊間にヒット性の打球が飛んだ。コレを捕れなかったら、間違いなくA級戦犯確定じゃけぇ。
思わず声に出して叫んだ。『岩瀬、捕れーっ!』
彼は、横っ飛びに打球に喰らいついた。天国か地獄か、ここがキミの人生の大きな分岐点じゃよ。死ぬ気で捕ったれやあ!
大歓声の中、彼は倒れ込みながらギリギリで打球を掴み、素早く立ち上がってファーストに遠投する。その球の行方を誰もが息を呑んで見やった。
1塁塁審の手が挙がる。アウーット!
(ToT)よかったのぉー、岩瀬くん。コレでエラー帳消しじゃね。ようやった。

もう、どっちか片方を応援するとか云う気持ちはとっくに失せている。正直どちらにも勝たせてやりたい。
こうして手に汗握るような試合を、今この瞬間に観戦できている幸せにじんわりと包まれる。

11回表。
ピンチを脱した花咲徳栄は、2死1、2塁のチャンスにライトオーバーの2点2塁打で勝ち越し。さらに振り逃げで1点を加えて9ー6と勝利をグッと手元に引き寄せた。
そして、11回裏東海大菅生の攻撃はあっさり終わり、ゲームセット。

薄曇りの空に目をやり、腰を上げた。
💫ふらふらのベロ酔い(@_@)じゃよ。
いつ来ても甲子園は素晴らしい。
そう思いながら、酔いに委せて急な階段を足早に駆け降りた。

                 おしまい

 
追伸
ブログが4ヶ月近くもあいたのは、ひとえにこの長さにある。書いても書いても終わんないし、そのうち決勝戦が終わって何日も過ぎてしまい挫折。U18ベースボールワールドカップに中村奨成が選ばれたので、また書き始めるも、その中村奨成が絶不調で再び書く気が失せて挫折。まあ、そんなワケで今に至るのである。つまり、この文章は元々中村の事を書きたくて書き始めたと云うワケなのである。だから書くのを第1試合だけにとどめておけば、こんな風に頓挫はしなかった可能性大でありんすよ。

因みに中村奨成の甲子園での成績は、28打数19安打。打率6割7分9厘。打点17と合計43塁打は大会新記録。この大会で放った19安打と2塁打6本は、大会タイ記録。凄いね。
でも、U18では木のバットのせいなのかサッパリワヤの成績だったから、本当の実力はよくワカンナイ。金属バットでの成績はアテにならんところがあるし、今大会は飛び抜けてホームラン数が多かったから、飛ぶボールを使用していた疑いもあるしね。
まあ足も速いし、守備(特に肩)は一級品だから、真面目にやればプロ(広島カープにドラフト1位指名)でも早めに活躍の場を与えられるかもしれない。でもカープには有望な若手キヤッチャーが結構いるからなあ…。
とにかく頑張って活躍してもらいたいものだ。甲子園で活躍した選手がプロでも活躍している姿は観ていて喜ばしいもんね。