ゼブラ茄子

 
髙島屋に行ったら、ゼブラ茄子が売っていた。

 

 
コレ、めちゃくちゃ旨いんだよね。
でも街のスーパーでは滅多に見かけないから即決で買う。
値段は忘れたが、普通の米茄子と変わらない値段だったと思う。たぶん150円〜198円の間だったかな。

紫の縞模様がお洒落だね。さすがイタリア系茄子の代表的品種なことだけはある。
同じように紫の縞模様が入る茄子は他にもあって、カプリスやフェアリー・テイル、ティグリナ、リスターダ・デ・ガンディアなどの品種がある。それらを総称して「ゼブラ茄子」と言ってたりもする。

ゼブラ茄子の特徴は皮が固くて厚いことかな。だから生食や漬物には向かない。それに、どうせこの綺麗な色の皮は加熱すると消えてしまうので、調理する時は取り除いた方がよい。
基本的には加熱調理に向いたナスで、焼いたり煮ても崩れにくくて、それでいて適度な食感と柔らかさが楽しめる茄子なのだ。中でも焼くのがオススメ。ゼブラナスの美味しさを最も味わえると言われている。

でも、網で焼き茄子を作るのって邪魔くさいんだよねー。
時間かかるし、黒焦げの中から身を取り出すのが大変なのだ。
なワケで、ここはお手軽にレンチンすることにした。
えーと、皿に乗っけてラップしてオートでチン。固さを確かめながら、それを3回ほど繰り返す。
熱が通ったら、庖丁で縦に切れ目を入れて、スプーンで身をこそぎ取る。こうすると皮がペラッペラになるまで完全に身を取り出すことができる。これでほぼ下拵えは終了。それを適当な大きさに切って器に盛り、カツオ節をかける。で、食べる直前に醤油をかければいいだけ。

 

 
身は普通の茄子より白くて、皮側は淡い紫が残る。
何となく貝割れの位置が気に食わないので変えたら、もっと気に食わなくなった。もう、いいや。さっさと食おう。

 

 
トロットロで、口の中でとろけ、あとから強い甘みがグッと立ち上がってくる。苦味やエグみもなく、めちゃんこ美味い❗
見つけたら、絶対に買うべきでっせ。

                        おしまい
  
 

怒涛で作ろう、日田焼きそば

 
何週間か前にTV『秘密のケンミンSHOW』で焼きそば特集をやっていた。そこで大分県日田市の御当地グルメの『日田焼きそば』なる耳慣れない焼きそばがプッシュされていた。
美味しそうだし、レシピも紹介されてた。オマケに簡単そうなので脳ミソに楽勝メモリーできた。こりゃ、作らねばならんだろう。

用意した材料はもやし、ネギ、豚バラ肉、そして中華麺である。
中華麺はコレ👇

 

 
そう、イガちゃん偏愛のマルちゃんの『極太中華麺』である。
歯応えモチモチで、二年前から生タイプの袋麺はコレしか買わんちゃよ。

調味料はウスターソース、醤油、白胡椒である。
さあさ、さあさで早速作るっぺよ。

①麺を熱湯で茹でる。

②フライパンにラードを適当に入れて、火を点けて溶かす。
拍子切りした豚バラ肉を入れて炒める。

③そこに茹でた中華麺を3玉加え、形を丸く整えて焼く。
で、麺がパリパリになるまで焼くのだが、グッと我慢の子でドン・ターッチである。あまり触るとバラバラになりまっせ、奥さん。

④片面に焼き色がついたら、(ノ`Д´)ノ彡┻━┻おりゃーと裏返して同じくパリパリに焼く。そう両面焼きなのだよ。

⑤焼けたら、④を取り出して皿に移す。

⑥同じフライパンに少しラードを足して、もやしと青ネギをブッ込み、ザッと炒める。すぐに熱が通るゆえ、半分くらい火が通ったらところで④をフライパンに戻す。

⑦こっからが更なる怒涛の時間勝負じゃ❗
具と麺を軽く混ぜ合わせたら、ソッコーで胡椒少々を振り、順不同でウスターソース60ml、醤油30ml、水30mlを連続攻撃でマッハで回しかける。
あとはヽ(`ェ´)ノオラオラでダアーッと混ぜる。でもって、汁気が少しなくなってきたら、デーンと皿に盛る。

 

 
で、どーだ、どーだの出来上がりなのだ。
頭パープリン男は、小麦色の南国のお姉ちゃんをバシャバシャ撮るのだー。

 

 
でも、所詮はインスタ映え感ゼロの茶色メシ。全然フォトジェニックじゃない。どー考えても日焼けしたオッサンだ。写真を撮っているヒマなどない❗
ワッシ、ワッシと口の中に放り込みーので、頬張る。

あー、(☆▽☆)ワカルゥー。
このパリッパリッの食感が所々で混じってくるのが、堪らんのやね。全然もって有りだわい。これから焼きそばを家で作る時は、毎回この仕様でもいいくらいだ。おじさん、いたく気にいったよ。

けど、いくらなんでも作り過ぎた。3玉なんて完食できるワケがない。流石、パープリン無計画男である。
なので、食いきれなかった残りは、翌日あっためて、目玉焼きを乗っけてみた。

 

 
これはこれで卵の黄身が絡まって美味いよね。
日田焼きそば、やるなあ(☆▽☆)

おっ、そうだ。日田焼きそばとは何たるかを書いてなかったわさ。
えー、日田焼きそばとはだな、大分県日田市の日田焼きそば専門店の「想夫恋」の初代である角安親氏が昭和30年代に発明した焼きそばのことである。
「焼いた麺料理はないものか」と考えた氏は、試行錯誤の末に現在の形を編み出したのさ。オッサン、きっと普通の焼きぞはに、おのれ、焼きぞはと言いつつ炒められとるやんけーなどという憎悪を募らせていたに違いない。
その後、日田市内のラーメン店を中心に広がり、この焼きそばを提供する店は今や十数店舗もあるという。日田で、この焼きそばが流行った影響で、今や周辺の都市や福岡県にも分布を拡大しつつあるんだそうな。
日田に行くことがあったら、絶対食わなきゃね。
とは言いつつ、行く機会は有りそうもなさそうだと思うイガであった。

                        おしまい

 
 

満月と月日貝

 
昨日は中秋の名月だった。
だから月日貝(ツキヒガイ)を食べたくなった。しかし、珍しくて中々市場には出回らない貝ゆえ、そうおいそれとは見つからない。
(`・ω・´)シャキーン。しかーし、引きが強い男だから出会っちゃうんだよねー(。•̀ᴗ-)✧

 

 
3枚入ってて、税込みで三百円くらいだった。
何度か買ってるから安いのは知ってたけど、改めて思う。価値を考えると、信じらんないくらいに安いよなー。
マイナーな貝だけあって、誰も手を出さないから安いんだろね。神はチャレンジャーにこそ、褒美を与えたまうのだ。
あっ、今気づいたけど、コレって『食材チャレンジャー、イガがゆく』シリーズの回でもあるよなあ。

因みに左2枚が表で、右の白いのが裏である。
名前の由来は、そこにある。表が濃い赤褐色なのに対して裏は白という対照的な色をしており、これを「月」と「日」になぞらえたそうだ。何か縁起が良さそうだ。

上の写真では裏面がよくワカランだろうから、別な画像を貼っつけておくね。

 

 
ついでに内側の画像も貼っつけておこう。

 

 
内側もオシャレだね。
帆立貝と同じように皿としても使えますよー。

しかし、待てよ。表側のワインレッドの色が何でお月さんなのだ❓ 昔、調べた筈だけど、すっかり忘れとるがな。
気になるので、レアな魚介類を調べる時には絶大なる信頼を置いている『ぼうずコンニャクの市場魚貝図鑑』で検索した。

流石、ぼうずコンニャクさん、ちゃんと書いてありました。
「武蔵石寿『甲介群分品彙 1836』による。右殻が明るいクリーム色で、左殻が赤味を帯びた褐色であるのを「昼と夜」=「太陽(日)と月(夜)」としたもの。」
なるほどね。疑問があっさり氷解したよ。

ついでだから、ぼうずコンニャクさんの力もお借りして、月日貝について解説しておこう。

ツキヒガイはホタテガイなどと同じイタヤガイ科に含まれ、ツキヒガイ属に分類される大型の二枚貝。殻高12センチ前後で貝殻は薄く、膨らみは殆んどなくて硬い。
近縁種には南方系の「タイワンツキヒ」や「タカサゴツキヒ」などがある。あれ?タカサゴも台湾に関連する言葉じゃん。

獲れる数が少なく、一般のスーパーで見かけることは殆んどない。ちなみに味はメチャメチャ美味い。身はホタテそっくりなのだが、舌触りや味わいが帆立貝の上をいく。謂わば、知る人ぞ知る旨い貝なのだ。味だけでなく、見た目も帆立貝よりも綺麗だ。表面のワインレッドカラーは艶々で美しい。加工したら、何かに使えそうだ。

ぼうずコンニャクさんの評価を並べてみよう。

魚貝の物知り度 ★★★★ 知っていたら達人級
味の評価度 ★★★★★ 究極の美味

(☉。☉)おー、最上級の評価じゃないか。そいでもって、ワシって達人級の人なのだ。

外国名は「Japanese moon scallop」。ようするに日本の月みたいな帆立貝ってことだね。
学名は、Amusium japonicum japonicum(Gmelin,1791)
学名にも日本が入ってんだね。原産は日本ってことかな。

地方名・市場名はアホほどある。
エボシガイ オイオッキ オゼンゲ オツキガイ オツキサマガイ オツキサンガイ カミサラガイ サラゲ ツキミガイ ツッゲ ツキガイ ヒドンゲ ヒノデガイ ヒノマルガイ ヒラガイ ヒロンゲ ホンミミガイ モッゲ。
やはり、月とつくのが多いね。おっ、お誂え向きに「ツキミガイ」ってのもあるや。
あれっ❓、シロガイってのが無いぞ。実を言うと2週間ほど前にも月日貝を食ったのだが、鹿児島産のそれは「白貝」と書いてあったぞ。

 

 
ほらね、パッケージに白貝と書いてあるでしょ。
そして、ご丁寧にも下側の欄外にマジックで月日貝と書いてあるね。

もちろん海水生で、沿岸の水深10〜100メートルの細砂底に棲み、底曳き網漁で得られるそうだ。つまり、コレだけ狙いではない漁って事だよね。だから、あまり沢山は獲れないのだろう。
分布は太平洋側は房総半島以南から九州、日本海側は山陰〜九州までの沿岸部。国外では南シナ海、大韓民国、台湾に分布する。
西日本では比較的見かけるものの、東日本では殆んど見ることがない。とても味の良い二枚貝で、流通量は少ないながら人気があるゆえ、西日本ではやや高値。関東などではあまり評価が高くない。

選び方のコツは、生きていて、触って反応のあるものがよい。キュッと殻を閉めるって事ね。茶色い液体が出ているものや軟体の柔かいものは古い。殻を剥いたものは、貝柱が丸くて膨らみのあるものを選ぼう。
旬は秋から春となっているが、別なサイトでは9月〜11月の秋が旬とあった。まあ、5月に買って食ったら旨かったという記事がネットにあったので、食べた事がない人はチャレンジしてもいいんじゃないかな。貝柱は季節によって大きさが変わるそうだけど、よほど高くない限りは、買ってみなはれ。

貝柱は旨みが強くて、全くクセがない。ヒモなども美味。
調理法は幅広く、刺身、塩焼、バター焼き、フライ、煮物など、何でも旨いとされる。ようするに、食べ方は帆立貝と同じと考えてよい。

ぼうずコンニャクには、代表的な調理法も書いてあったので、載せておく。

(刺身)
イタヤガイ類中もっとも美味。甘みが強く、旨みが濃厚、食感も程好い。ただし貝柱に大小があり、外見からは意外と分かりにくいのが難点。

(ツキヒガイの貝殻焼き)
貝殻のまま焼いて、酒、醤油で味付けする。貝らしい旨みがあり、あまり硬くならない。

(月日貝のバター焼き)
バターで焼くことで旨みが液状になり、ソースをかねる。これをからませながらソテーする。フェンネルなどハーブ類を利用しても美味。

(月日貝のフライ)
揚げると旨みが貝柱の中に溜まり、また柔らかくジューシーに感じる。

(月日貝の煮物)
貝柱、内臓などと一緒に甘辛く煮る。ジャガイモなど野菜と煮ても美味。

 
解説が長すぎたね。そろそろ調理に取り掛かろう。

捌き方は、基本的にホタテと同じだ。
貝の隙間から貝開けの刃を入れる。無ければナイフ、フォークのナイフで代用できる。刃を入れ、殻に沿わせながら片側の貝柱を切断して外す。
砂に棲んでいるため、砂や泥が中に入ってる場合があるので、あれば軽く水で洗い流すべし。流すべし❗
しまった。『明日のジョー』の打つべし病が出たあるよ。

さて、どーしてやろうか〜。こうしてやろうか〜。やってやろうか〜。どーしてやろうか〜。
いかん、今度は指示待ち妖怪の「妖怪どうしたろうかしゃん」と化しとるやないけー。

(ー_ー゛)えー、刺身にします。
刺身で食べる場合は、もう片方の貝柱も断ち切り、貝柱だけを取り出すべし。取り出すべし❗
で、刺身庖丁で適当に切った。思ってた程に貝柱が大きくなかったので、思い切って2つ分を潰してやった。
あとは月日貝の殻に盛り付けるべし。べし❗、べし❗、べし❗、盛り付けるべーしっ❗

 

 
ワシは邪魔くさいからやってないが、殻の下に塩を盛っておけば、安定性が良くなってグラグラしない。

溢れんばかりの期待をもって、食う。
(≧▽≦)うみゃーい❗❗

ホタテよりも甘みと旨みが強く、繊維が少なくて舌触りが滑らかだ。完全に帆立貝を凌駕しておる。ホタテくんには申し訳ないが、数段勝っておるわい。
これで二百円なんだから、コスパもボロ勝ちじゃねえか。

ワタが余っておるので、どうしてやろうか〜、こうしてやろうか〜、どうしてやろうか〜。またしても妖怪どうしたろうかしゃんの登場である。
オリーブオイルにニンニク少々を入れて火にかける。そこにワタをブチ込み、サッと炒めて最後に醤油で味付けした。

 

 
完全に酒のツマミだね。
ほろ苦くて旨い。

最後の1個は、バター焼きにした。
さっきと調理法があまり変わらない気もするが、ここは王道で締めたい。

 

 
バターで焼いて、最後に醤油を垂らすだけ。香ばしい香りが堪らんね。
味は勿論のこと旨い。
旨いんだけど、刺身ほどの感動はないかなあ…。

月日貝、今が旬なんで、見つけたら迷わず買いですよ、奥さん。
あっ、でも鮮度はちゃんと確かめてね。

 
満足至極で外に出ると、教会の屋根から満月が昇ってきた。

                        おしまい

 

三田屋風ドレッシングでハムを食うのだ

 
高級そうなハムが3パックで198円という激安で売っていた。

 

 
日本ハムの「リッチロースハム」。
食ってみると、流石にリッチと名打ってるだけあって厚めで美味い。
でも、あと2パックもあるから、どうせ途中で飽きそうな気がした。そこで思い出したのが高級ハムで有名な三田屋のハム用ドレッシングだ。

 

(出典『三田屋総本家』)

 
このドレッシングって美味いんだよねー。
でも高いんだよねー。200mlで700円くらいする。
それに、この辺だと買おうと思えば高島屋まで行かねばならぬ。だいち、ハムを買わずして、ドレッシングだけ買うなんて恥ずかしい。

『お客様、ハムの方は御入りようではございませんか❓』

などと慇懃無礼に言われるに決まっているのだ。
そもそも、この高級店でよく発せられる「〜の方は」という常套句が気に食わない。「〜の方は」って何の事やねん。この場合、ハムって言ってんだから、「〜の方は」は要らんやろ。
日本語的にオカシイのに、慇懃無礼に勿体ぶって言うんじゃないよ、バーロー(-_-メ)めがっ。

んなワケで、自分で作れんもんかと考えた。
ネットで探したら、しっかりクックパッドにあったよ。便利な世の中になったもんだ。
何だか複雑な気分ではあるけどね。

材料(四人分)
にんじん1本
玉ねぎ1個
サラダ油(紅花油がオススメ)120g
セロリ 茎の部分15センチ
醤油(またはだし醤油、めんつゆ)50g
白ワインビネガー(なければお酢)50g
レモン絞り汁1個分
塩 ひとつまみ約1グラム

作り方
1 野菜類はランダムに切る
2 ミキサーに全材料を入れてまぜるだけ!完成。

コツ・ポイント
塩や醤油など液体はしっかり測り(※ハカリの事みたいです)もしくは計量カップで測りましょう!ぜひたっぷり玉ねぎスライスやその他野菜をハムで巻いて食べてもらいたいです。

(☉。☉)へぇー、あの鮮やかなオレンジ色は人参だったのね。
漫然と食ってたから、全然考えもしなかったよ。なるほどね。
でも確認のために、もう一つ見てみよう。
 
材料(作りやすい分量)
にんじん2本、玉ねぎ4分の1、セロリ5〜10cm、オリーブオイル100cc、醤油50cc、酢30cc、レモン汁大匙3、塩ひとつまみ

作り方
にんじんは皮をむき適当に切る。全ての材料を入れてミキサーでガーっと

コツ・ポイント
セロリはお好みで。
でもあったほうが三田屋ぽく美味しいです。子どもも食べるのでブラックペッパーは入れませんが、入れても美味しいかも。

やっぱ人参だね。
にしても、どれも量が多いなあ…。量はこの半分以下でいいや。大量に作って、失敗したら目もあてられんしね。

さて、作るか。
取り敢えず人参と玉ねぎはある。セロリは無くても良さそうだけど、あった方が三田屋っぽいので買いに行こう。
白ワインビネガーは無い。でもわざわざ買わなくとも酢とレモン汁で代用できそうだ。
問題はミキサーだ。古くてデカかったゆえ、邪魔なので人にあげたから無いのである。
まあ、しゃあないわな。卸金でシコシコ擦るしかない。
えー、ここでイガちゃんのワンポイントアドバーイス❗🙌パチパチパチパチー。
えーとですね、玉ねぎは切ったり、擦ったりすると💧涙チョチョギレだが、玉ねぎを予め冷蔵庫に入れておくと、かなりそれが軽減されます、ハイ。

それではマイレシピといこう。

①玉ねぎ、人参、セロリを卸金で擦る。

②レモンとか酢とか面倒くさいので、そこに冷蔵庫で半分眠りについていたマコーミックのフレンチドレッシングをテキトーに入れてやったわい。

 

(出典『ユウキ食品』)

 
フレンチドレッシングなら、酢、油、塩、胡椒、レモン汁と、だいたいは全部入ってんもんねー。
基本的にドレッシングはシンプルなものを好む。マリネとかにも使えるし、何かを足してアレンジも簡単にできるからね。しかも、昔懐かしいマコーミックのドレッシングは安くて旨い。たぶん定価はもっと高いとは思われるが、たしか98円で買ったもんね。

普通の醤油は色が汚くなるので、白醤油を入れて完成。

 

  
味見する。
あっ、結構近いぞ。たぶん、こんなんだったわ。
でも、味がややボケてる気がするので、黒胡椒を足した。
フレンチドレッシングも色々と種類があるから、オリーブオイルとか塩とか入れて微調整はした方がいいかもね。

 
早速、ハムの横に添える。

 

 
🤩美味いぞっ。
食べるドレッシングって感じで、期待値を凌駕してるやん。

翌日も食った。

 

 
今度はドバッと上にかけた。
こっちの方がビジュアル的には旨そうだ。
実際、美味いしー。

翌々日、試しにビアソーセージにもかけてみた。

 

 
今回は余ったセロリをドレッシングに漬け込んでみた。
より大人の味になって美味い。
セロリは好みにもよるだろうが、抜きならサラダはもとより他の料理にも使えそうだね。もっと大量に作っても良かったわ。
作るのはわりかし簡単だし、お薦めするよん。

                        おしまい

 
追伸
余談だが、ドレッシングの画像を拝借しようと検索してみたら、何か名前が「三田屋総本家」の他に「三田屋本店」とか他にも幾つもある。何じゃらホイ❓
そこで漸く思い出した。たしか兄弟同士で揉めて分裂したんだよね。骨肉の争いってヤツだ。
調べたら4兄弟バラバラで4つの三田屋があるらしい。詳しい事情はワカランが大変だやね。
骨肉の争いといえば『ヒロタのシュークリーム』とかもそうだよね。二つに分かれて訴訟とかにまで発展したよな…。
そういや『ヒロタのシュークリーム』って、最近見ないよね。バチが当たったのかもしれない。
おっと、分裂したと云えば、餃子の王将もそうだったわ。『大阪王将』と『京都王将』も骨肉の争いだったんじゃないかな❓おいおい、全部関西の会社じゃないか。
まあ、どっちゃでもええ話だけどね。ちなみにワテは断然に『京都王将』派です。

 

紋甲イカのXO醤炒め

 
冷蔵庫の奥から.YOUKIのXO醤の素的なものが発掘された。

 

 
いつ買ったかも記憶にないから、相当昔のものだと思われる。
相変わらずのブラックホール冷蔵庫である。
賞味期限は当然過ぎてるんだろうが、いったい何日(いつ)になってたんだろう❓気になるので確認してみる。
が、どこにも書いておらん。まあ過ぎてても腐りはしないだろうから、どうせ使うんだけどね。

でもXO醤ってあまり使わないから、どんな料理を作ったらいいのかワカラン。中華料理というイメージはあっても具体的なものが全然思い浮かばないのだ。
XO醤(註1)は知ってる人も多いとは思うけど、一応どうゆうもんか軽く説明しておくと、材料に干し貝柱や干し海老、中国ハム、唐辛子、大豆油などが使われている香港発祥の旨味調味料のこってす。

スーパーに行ったら、半額に値下げたされた155円の紋甲イカが売っていた。そこで閃いた。コレとXO醤を合わせたら旨くなんじゃね❓XO醤って何か魚介類との相性が良かったような気がするもんね。

①先ずはニンニク一片(ひとかけ)を微塵切りする。生姜の微塵切りも欲しいところだが無いので、チューブ入りの生姜で代用することにした。

②白葱の白い部分を斜め切り、青い部分を縦に細切りする。
紋甲イカは一口大に切っておく。
ネギの量はお好みだが、イカの量に合わせればよろし。

③フライパンに油とニンニク、生姜を入れて火を点け、弱火で油に香りを移す。香りが立ってきたら、XO醤と小指ほどの長さのチビッコの生の黄色とうがらし1個の1/3を投入。

 

 
こんなにチビッコなのに何で唐辛子をたったそんだけしか入れないかっていうと、死ぬほどクソ辛い唐辛子だからである。

④暫くして、ネギの白い部分を入れて炒める。ある程度火が通ったら火を強くして紋甲イカをブチ込む。イカは火がとおり過ぎると固くなるので、ここから一挙に仕上げる。
青ネギ、塩少々、味の素少々を入れてザアーッと炒めたら、最後に胡麻油を少し加えて混ぜたら出来上がり。

 

 
(☆▽☆)うまっ❗
イカはブリブリの歯応えで、火入れは完璧だ。XO醤の旨みも効いてる。箸が止まらない。
しかし、あんだけしか唐辛子を入れてないのに、🥵メチャ辛い。あっという間に顔から汗が噴き出してくる。
何てったって日本で栽培されている中では一番辛いとも言われている唐辛子なのだ。ちなみに青いうちに収穫されたものは柚子胡椒に使われているそうだ。

赤い唐辛子の方が辛いと勘違いしがちだけど、この黄とうがらしは半端ない辛さなのだ。
赤だけが危険信号ござんせん。黄色もお気をつけあそばせ。

                        おしまい

 
(註1)XO醤
補足説明しておくと、材料の中国ハムとは金華ハムのこと。
見た目は佃煮状になっており,魚介類の炒め物や煮物などに加えたりするほか,食卓調味料としても使われる。また、そのままオツマミとしても食べられる。名前の由来は、ブランデーの特級品を表すXO(extra oldの略)からでブランデーが入っているワケではない。しかし、当初はそうであったが、最近はブランデーが入っている商品もるようだ。

 

鰰変化火遁の術(はたはたへんげかとんのじゅつ)

  
前回書いたようにイワシが49円とかとクソ安いので酢締めにハマり、せっせせっせと作っていた。そんな折り、鰰(ハタハタ)も鮮度が良いのに激安なのが目っかった。値段は1パック15匹くらいで128円とかだったと思う。当然、買いでしょう。

ほんでもって、酢締めにハマってたゆえ、えーいコヤツも酢締めにしてやれと思った。
でも、ハタハタの酢締めなんぞ聞いたことがない。聞いたことがなくとも、何か勢いのあるバカはやると決めたらやるのであ〜る。٩(๑òωó๑)۶プンプン。

作り方は鰯の酢締めと全く同じ。
頭を落として内蔵を取り、強めに塩を振ってバットに並べ、斜めにして20〜30分おく。この工程は魚の臭みをとる為だね。その間に砂糖、塩、顆粒の昆布だしを酢にテキトーに混ぜて、合わせ酢をつくる。
時間が経ったら塩を水で洗い流し、キッチンペーパーで拭いてから合わせ酢に軽く潜らせる。してからにタッパーに移して一晩寝かせて下拵え完了。

 

 
そうだ、おろし生姜を添えよう。

 

 
飴色と白銀の身色が美しい。

 

 
先ずはそのまま、続いて醤油をつけて食う。

うーむ(-_-;)……。
ハタハタは元々美味い魚だけあって旨い。だが、旨いんだけど皮が厚い。それがちょい引っ掛かる。食感が何か変に艶めかしくてイヤ。なぜか皮も簡単に手で剥けない。そっかあ…、鰰の酢締めなんて聞かないのは、そうゆう事なのね。
かといって皮に旨みがあるから取り除くのも勿体ないし、何んだか負けた気がする。けど今さら意地を張るのもどうかとは思う。悩むところだ。はてさて、どうすっぺよー(・o・)❓

色々と考えた末、酢締めからのぉ〜

鰰変化火遁の術じゃ❗

٩( ๑•̀o•́๑ )وえーい、皮の表面を炙っちまえ❗
けんど、バーナーとか持ってないんだよねー。
ならばと、金串に刺してガス火で炙ることにした。
金串3本を扇状に刺し、火を入れ過ぎないように皮の表面だけを強火でサッと炙る。
それをすかさず氷水につけたいところだが、せっかくの酢締め味が薄まりそうな気がした。なので、素早く金串から外して団扇で高速イガリンコで扇いだ。高速イガリンコとは何じゃらホイ❓と訊かれても答えられない。我が家伝統の秘技なので公開はしないので、あしからず。

 

 
大正解❗、(≧▽≦)旨かぁー。
めちゃくちゃ旨なっとるやないのー。我ながら拍手喝采の作戦大成功じゃよ。
コレ、酢飯に乗っければ相当旨いんじゃねえか。次回はそうしょ〜っと(^3^♪

                       おしまい

 

49円の幸せ

 
2、3週間前の9月初めの話。

スーパーKOHYO(イオングループ)でイワシが半額の49円になっていた。税込みだと54円くらいか。ボロ安やんか。
おつとめ品だけど表面はピカピカで目は澄んでおり、かなり鮮度が良い。たぶんマイワシの小さい奴だろう。産地を見ると、大阪府となっていた。なるほどね。おそらくは大阪湾の泉州辺りで獲れたものだと思われる。納得だね。近いだけに鮮度が良いんだろ。それに泉州は鰯の稚魚であるシラスで有名だしさ。
それにしても、この鮮度でこの値段ならボロクソ激安でんがな。しかも、今は旬だよね。去年の今頃、あべのハルカスにある『古径』と云う寿司屋で食った鰯は絶品だったもんな。

取り敢えず頭を落として内蔵を取り出し、水で洗う。
はてさて、どうしたものか…。通常ならば梅干しとか入れて煮付けにするか、開いてフライにでもするのが常道だろう。けれども思ってた以上に鮮度が良いので勿体ない気がしてきた。
よっしゃ❗、ここはアレを作ろう。イワシで作ったことはまだないけれど、まあ何とかなりまっしゃろ。

①水気を拭いてイワシを開いたら、両面に塩を強めに振り、バットに並べて斜めにしておく。こうすると臭みの素となる液が本体に付かないからだ。
そのまま15〜30分ほど放置する。塩締めの時間はお好みで宜しかろう。今回は20分の放置。尚、砂糖で締めたら、もっと旨くなると言われてる。効果は塩と基本的には同じだが、更に旨みが増すらしい。確かに鯖寿司を作った時は、そんな気もしないでもなかった。

②その間に酢締め用の合わせ酢を作る。
砂糖、塩、顆粒の昆布だしの素、酢を入れて混ぜる。配合はテキトー。長年自分で飯作ってるから、このへんは勘で大体なんとかなる。不安な人はクックパッドを見ましょう。

③イワシをキレイに洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら、それを一匹一匹、合わせ酢に潜らせてゆく。酢に浸けてる時間は実質は数秒くらいだろう。でも鮮度が良いんだから、ここは思い切って浅締めにすべきと判断した。そもそも酢に浸け過ぎて身が固くなってるのは鯖寿司でも生(き)ずしでも嫌いなのだ。許せないと言ってもいい。コハダなんて酢が強すぎるものが多くて、寿司屋で何度も後悔してる。関西でコハダなんて食うたらあきまへん。

④酢に潜らせ終わったら、タッパーに移して一晩おく。できれば簀子(すのこ)状になってるものの方が良いのだが、まあ、テキトーなとこでひっくり返しゃいいだろう。

おっと、言い忘れるとこだった。合わせ酢は捨てないで取っておきませう。

 

 
翌日、取り敢えず生ずしで食べてみることにする。

 

 
スダチの位置が気に食わない。

 

 
やっぱりスダチの位置が気に食わない。
新しく買ったスマホのカメラの色って、何か気に食わん。

 

 
(๑òωó๑)۶ムキーッ❗、益々もって気に食わない。
もういい。さっさと食べよっと。

💕メチャンコ美味いっ❗❗
テキトーに作ったのに、酢の締め具合が絶妙やがな。イワシの旨みが上手く引き出されておる。脂もそこそこ乗ってて、味のバランスが良い。
真イワシといえば大きい方が脂が乗ってて美味いと云うイメージがあるが、酢締めにするならコレくらいの大きさの方がいいのかもしんないね。
いやはや、冷酒が進むよ。堪りまへんな(≧▽≦)

あえて皮を剝かなかったが、剥いてみたらどうだろう❓
酢で締めてるから、手で簡単に剥けた。

 

 
剥くとクセが無くなり、よりマイルドな味になる。
コチラも美味いから甲乙つけがたいところだ。好みの問題だから、作る人は両方味見すれば宜しかろう。個人的には皮がある方が旨みが強い気がして好きだ。

残りは酢飯に乗せてイワシ丼にすることにした。
食べにくいだろうから、尻尾と背ビレを切り取る。
御飯を炊く。ここで残った合わせ酢の登場。炊き上がった飯に混ぜて酢飯を作る。画像ではワカランが、そこに白胡麻なんぞを混ぜてやった。我ながら、心憎いよイガちゃん。
人肌くらいに冷めたらイワシを乗せて、おろし生姜を飾って出来上がり。

 

 
また偏執狂が如くアホみたいに並べとるが、どうも色が悪い。
もうどうでもいいや。とっと食おう。

やっぱ、ウメぇー(☆▽☆)♥️
醤油をつけてもつけなくても美味い。
それにしてもスゲー原価率の丼だな。たぶん百円しないぞ。
ゆるゆると49円の幸せを噛みしめる。

あまりにも安くて旨いもんだから、その後もイワシをせっせと買って酢締めにしてた。

 

 
この銀色キラキラと目の澄み具合なら、酢締めにしてOKです。
たとえ半額じゃなくても激安なので買う。
これは愛知県産だが、別な日は瀬戸内海(兵庫)のものだった。この時期、太平洋側の沿岸部なら何処でも獲れるんだろね。

今回はいつでも作れるように、顆粒の昆布だしの素ではなく、ちゃんと昆布を入れて合わせ酢を作った。

 

 
おー、今回は結構キレイに撮れとる。

 

 
次のなんかはイワシが✨ピッカピカじゃないか。

 

 
お次のなんかは、かなりいい線いってる。

 

 
古伊万里に盛ると、鰯でもゴージャスに見えるやね。
これは皮を剥いたのと剥いてないのを半分半分にして盛りつけた。両方美味しいのだが、矢張り皮有りの方が味が複雑で旨いと思う。

 

 
そういや山椒をかけたりなんかもしたな。
勿論、旨いに決まってる。きっと七味なんてかけても旨いだろう。サンマの刺身と七味は合うからね。
アレッ❗❓、これって最初のイワシ丼と同じじゃないか。あとから山椒をかけたんだっけ❓
オカシイなあ…。3回つくってる筈なのになあ。もう1回も山椒かけたのに写真が見つからない。たぶん山椒ヴァージョンを既に撮ってたから撮らなかったのかな❓
まあ、いいや。大した事ではない。

今回もイワシの値段は49円だった。
秋の初めに、ゆるゆると49円の幸せを噛みしめる。
夏も、もう終わりだね。
  
                       おしまい
 
追伸
最後のは十日程前だと思うが、まだ残暑が厳しかった。なのに、いつの間にかもう完全に秋になっとる。
とはいえ、最近でもイワシが売られてるのを見掛けるので、見つけたら買いでっせ。
 

忸怩たる思い

 
鰆(さわら)の焼霜造りが半額の198円になっていた。
鰆の旬にはまだ早いから迷ったが、つい買ってしまう。

 

 
滅多に使わない白い長皿は、たぶん「たち吉」で購入したものだ。鱧の落としの時にガラス皿を引っ張り出してきたついでに幾つか出してきたものの1つだ。

 

 
塩とワサビで食べてみる。
(´-﹏-`;)…。予測はしてたけど、やっぱ脂があんま乗ってないなあ。
ひと切れ食って箸を置いた。こういう時は我慢して食べ続けない。誰かが作ってくれたものならまだしも、自分の意志で買ってきたものだ、それ以上我慢する必要性など無い。
だからといって捨てる程に不味いワケじゃない。問題はどこまで面倒くさいと云う気持ちに抗うかだ。ようは、このまま食い続けるか、他のものに作り変えるかって事ね。
性格が面倒くさがり屋の自分だが、美味しくないもんを我慢して食うのは耐えられない。ならば、何かに作り変えるかしかない。そうゆう結論に達した。スマン。言葉にするとそうなるのだが、それほど大仰に考えてたワケではないんだけどね。

最初に頭に浮かんだのは作り慣れたヅケ。けど欠点は脂が足りないという一点なのでカルパッチョにする事にした。

切り身を三等分にして塩を振る。そこにエキストラ・ヴァージン・オイルをかけ、刺し身に付いていた人参と大葉を散らして終わり。
同じく付いていたパセリを使うのか悩んだが、今回はパス。刺し身のつもりだったから、酒は日本酒の冷やだったかんね。白ワインとかだったら、迷いなく使ってたけどね。ちなみに大根のツマは後で水で洗って、ドレッシングをかけて食いました。

気分はドラクロワ。
オランダカラーのオレンジがアクセントになってる。

 

 
ついドラクロワと書いたが、ドラクロワとは画風が全然違う。もっと絵は暗いもんね。だいちドラクロワはオランダ人じゃなくてフランス人だ。でもドラクロワの絵はオレンジ色が印象的に使われてるから、気分はそうなのだ。ゆえに「気分は」と、ことわったのよ。

そんな事はどうでもよろし。
取り敢えず食ってみるっぺよ。

(・∀・)あっ、普通に美味いわ。一応、ダメな時の事も考えて醤油もスタンバらせてたけど必要なしでした。
食いながら思う。コレって一番合うのは白ワインだよね。日本酒に合わないワケではないけど、何かさあ、ちょっと忸怩たる思いだよ。いっそ、今から白ワインを買いに走ったろかしら❓
でも、冷やすのに時間が掛かるから、やっぱり忸怩たる思いだよ。

 
                      おしまい

 
 

そうだ!、すだち蕎麦を作ろう

先日つくった鱧の落としの時のハモの茹で汁をとっておいた。
何でかっていうと、ハモからはスゴく良い出汁が出るからである。その茹で汁を捨てるだなんて勿体ない。

 
(鱧の落とし)

 
そんなワケで、その茹で汁をどう活かすかを考えた。
連日、最高気温37℃とかクソ暑いし、冷たいのがいいなあ。

(。•̀ᴗ-)✧そうだ❗、冷しすだち蕎麦を作ろう

先ずは、かけ汁を作る。
とは言っても、仰々しく出汁からとるつもりは毛頭ない。ここは手を抜いて、お手軽にアレを使おう。

 

 
そう、関西といえば「ヒガシマルのうどんスープ」である。
これに件(くだん)のハモ出汁を加える。因みにこの出汁じるには既に塩と酒が入っておる。そこに薄口醤油と味醂少々を加えて火にかける。沸騰したところで火を切る。してからに粗熱をとってから冷蔵庫で冷やす。

すだち4個のうち、2つを薄い輪切りにし、残り2つは絞って出汁に加えてかき混ぜとく。

蕎麦を茹でてザルに上げ、冷水で洗って水気をきる。ほんでもって丼に盛って、出汁じるを注ぐ。最後にスライスしたスダチを乗っけて出来上がり。

 

 
汁はメチャンコ美味い❗汁は。

こんな言い方してる時点で、オチは想像ついてまっしゃろ❓
ハイハイ、言っちゃうぞ。もう言っちゃいますよー。言っちゃうと言ったら言っちゃうかんね。しかも早口で。
せーの❗

けど、蕎麦が壊滅的に不味い❗(-_-)死ね❗

皆さん、ちゃんと早口で言えましたか❓言えなかった人は、もう1回繰り返しましょう。しかも3回連続で。
<( ̄︶ ̄)>フフフ…。たぶん「壊滅的に」のところで噛んだじゃろうて。不味い蕎麦を食った腹いせじゃよ、腹いせ。ケケケケケψ(`∇´)ψ

やっぱ、スーパー玉出の千円以上お買い物したら1円になるフニャフニャ蕎麦なんか使うんじゃなかったよ。そもそも、本来は蕎麦が主役であるべきものなのに、それをないがしろにするとは完全なる本末転倒だわさ。
(;´д`)トホホのホー。

教訓。
手を抜いてはいけないところは、絶対手を抜いてはならない。

 
                       おしまい

 
追伸
この失敗で、かえって『土山人』の冷し酢橘蕎麦を無性に食いたくなったよ。
値段は高いけど、アレってムチャクチャ旨いんだよなあ…。

 

過ぎゆく夏と、鱧の落とし

 
まだまだ猛暑が続くが、もうすぐ八月も終わりである。
そういえば今朝がた、赤トンボがベランダの物干し竿に止まっていた。秋の気配だ。赤トンボは真夏には山の頂きにいるけれど、秋になると平地に降りてくるのだ。どれだけ暑かろうとも、季節は静かに、そして確実に前へと進んでいるのだね。

鱧が安く手に入ったので、落としにすることにした。
しかし、名残りのハモというワケではない。祇園祭の影響なのか、世間では鱧と云えば夏の風物詩みたいに言われているが、本当の旬は脂の乗る秋なのだ。

先ずは鱧を適当な大きさに切る。葛粉をまぶすかどうか迷ったが、今回は無しでいくことにした。
水に酒を適量、塩をひとつまみ入れて沸騰させる。そこに鱧を皮目を下にして静かに落とし入れる。
ここからは時間勝負だ。5〜10秒のやや半生状態で湯から取り出し、そのまま小ザルごと冷凍庫にブチ込んで急速に冷やす。一般的には、もう少し茹でてから氷水にブチ込んで冷やすのが常道だろう。けれど何か水っぽくなりそうだし、鱧の旨味も洗い流されるような気がしてならない。なので、最近はこの手法を使う事が多い。ポイントは半生ってとこ。予熱が入ることを計算しての半生取り出しなのだ。

梅肉は、今年の春に和歌山県の道成寺で買った梅干しを使うことにした。

 

 
道成寺ってのは、あの歌舞伎や浄瑠璃で有名な『娘道成寺』の道成寺です。
その梅干しを3つほど包丁で細かく叩く。そこにアルコールを飛ばした煎り酒を加えて混ぜる。そして隠し味に白醤油をチビッと足した。更に砂糖もほんの少し加える。砂糖は甘くて味が強いので、入れ過ぎると味を壊しかねない。だから極力入れないようにしているのだが、梅干しの味をみて必要だと思われたので加えることにした。

器に大葉を敷いて鱧を盛り、茗荷と梅肉を添える。
最後に冷凍庫から山で採ってきた生の実山椒を取り出し、刻んで上から散らしたら出来上がり。

 

 
器は、面倒臭いゆえ普段は滅多に使わないガラス皿を引っ張り出してきた。
これが謂わば夏の名残り。過ぎゆく夏を惜しんでのチョイスだ。

口に入れると、最初に梅肉の酸味がきて、あとから鱧の旨味が追いかけてくる。そして、最後に山椒の香りと痺れがじんわりとやって来る。

今年の夏は、何だか短かったな。

                       おしまい