少し古い話だが、4月の終わりに能勢方面に姐さんと山菜探しに行った。
えー、最初に言っておきます。蝶に関しては10年経ったので高校生くらいの実力。蛾に関しては去年から真面目に取り組み始めたので小2レベル。そして山菜においてはド素人のピカピカの一年生、小1風情なのだ。だから冒頭で山菜採りとは言わず、山菜探しと言ったのである。
と云うワケなので、この先の記述に間違いも多々あるかと思われます。何せ小1レベルなんすから。その辺はトーシロの意見として大目にみてくだされれば幸いざんす。
先ずは道の駅に立ち寄った。
これには3つの理由がある。
1番目は道の駅ならば、山菜が売ってるんじゃないかと考えたからだ。山菜ド素人ゆえ、山に入っても何も見つけられない可能性がある。そうなると、なあ~んも楽しくない。同行の姐さんにも申し訳ない。謂わば保険をかけたようなものだ。たとえ採れなくとも食えると思えば、気持ちは楽になる。
2番目はサンプルが必要だと感じたから。
セリに対してのドクゼリ、ミツバに対してのドクミツバ、コシアブラと間違えやすいウルシetc…、植物にはソックリさんが結構たくさんあって、一方には毒があるなんてことは多々あるのだ。素人がそれを見極めるのは困難だ。間違って変なもん採取して食ったら、おっ死にましたー(○_○)じゃ、洒落になんない。
ゆえにサンプルがあった方がいいと思ったワケだすな。図鑑やネット情報も役立つとは思うが、百聞は一見にしかず。実物に勝るもの無し。写真からは香りが立たないのだ。この香りと云うのが同定の大きな鍵となると思ったんだよね。
おで、バカだけど、時々カシコイ。
3番目の理由は昼飯の調達である。
何か食いもんが売っている筈だと踏んだのだ。事前にコンビニで買うことも考えたが、それじゃ味気ない。ギャンブルだが、予定調和なんぞクソ喰らえだ。面白くない。
オラの読みはバッチリ当たった。
道の駅には、たくさん山菜が売っていた。そこで、コシアブラ、コゴミ、ゼンマイ、セリ、クレソンを購入した。タラの芽やワラビ、木の芽(山椒の葉)も売っていたが、それくらいはワシだって分かるので買わなかった。
それにしても驚いたのは、9時のオープン前から結構な行列が出来ていた事だ。前に並ぶオジサン夫婦に訊いたら、去年は10時に来ても何も無かったそうだ。
(;゜0゜)マジっすか、マジスカポリス
えっと、マジスカポリスとはミニスカポリスのパクり。ミニスカートのお色気警官ではなくて、何かあったら『マジっすかマジっすか
』を連発する身長140センチの小太り下膨れ顔の警官です。
9時ピッタリに入口が開いた。
おーっΣ( ̄ロ ̄lll)、お言葉通りにオープンと同時に雪崩れのように人が売場に押し寄せてゆく。
マジっすか、マジスカポリス みんな走っとるやんけー。つられてオイちゃんも走る。走りながら笑ってしまう。あまりにみんな必死なので、何だか可笑しくなってきたのだ。
見る間に売場は人でゴッタがえし、まるでバーゲンセールの会場みたいになった。何だか楽しい(^▽^)
姐さんに『吟味するな。躊躇するな。数を多めに確保せよ。迷ったものは全部カゴに入れろ。あとで必要のないものは元に戻せばいい。』と檄を飛ばす。
この売場には、タケノコ御飯も売っていた。
入口でアマゴ(ヤマメ)の塩焼とアマゴめしも売っていたので、それもゲット。
読み以上の収穫があった。幸先が好い。
ここまで書いてて、画像が一つも無いことに気づく。
でも、考えてみれば写真をロクに撮ってない。姐さん相手にバカ話ばっかしてたのだ。ボケ倒せる相手はそうはいないから、ここぞとばかりのボケの垂れ流しに余念がなかったのじゃ。
写真はこんなのくらいしか無いや。
【買った山菜(一部)】
真ん中がコシアブラ、右上がゼンマイ、左下コゴミ。
左上のは、生のどんこ椎茸なんだけど、これは道の駅で買ったもんじゃなかとです。
【タケノコ御飯とアマゴめし】
タケノコ御飯は、可もなく不可もなくフツー。
アマゴめしは旨かった。塩焼も旨かったし、さすが渓流の女王と呼ばれるだけのことはある。
因みに、下のアマゴめしの箸はオジサンの手作り。箸袋にアマゴちゃんがいて、飛び出てる。オジサンに『これって、もしかして自分で作りはったん』と尋ねたら、照れくさそうに頷いた。何だか、ほのぼの(o^O^o)したよ。
山菜探しについては、今回は結果だけ記しておこう。
色々あって面白かったんだけど、書くとまた長くなるんで割愛。おいおい書く予定の各山菜の回にちょこちょこブチ込んでゆくつもりです。
コシアブラ、コゴミ、ゼンマイは結局見つけられなかった。タラの芽はあったけど、時期が遅すぎた。成長が進んでてダメ。フキノトウも同じ理由でダメ。
見つけられたのは、セリ、クレソン、ミツバ、山椒、ノビル、ワラビ。まあ、初心者としては頑張った方だと思う。
スンマセン。コレも画像がこんなのしかない。
ノビルである。
これに関しては色々面白かったし、書きたい気持ちもあるので、おいおい書くことになるかと思う。
ゲットした他の山菜の料理も併せて紹介していくつもりです。
つづく
追伸
スマホのストレージが溜まってて、料理の写真を消したいから書き始めたんだけど、これじゃ全然消せないじゃないの(笑)。