前回はマグロの醤油洗いと鉄火丼を紹介したが、今回はサーモンの塩締め。
サーモンはアトランティックサーモンを使ったけど、トラウトサーモンでもさして変わらないと思われる。
作り方は簡単で、こんな感じ。↙
①サーモンのサクをさっと水洗いして、キッチンペーパーで水気をとる。
②上から満遍なく塩を振り、サーモンに塩を纏わせる。注意することは、けっして塩を擦り込まないこと。優しくしてネ💖
③でもって、10~30分ほど放置する。塩の結晶が溶け始めて表面が汗をかいたようエロティックにジュクジュクしてきたら、流水で洗い落とす。水気を丁寧に拭きとってペーパータオルに包む。でもって、冷蔵庫に安置。置くほどに塩味が浸透するのだが、今回は30分足らず放置プレーにした。昔みたいに、酷い男ではないのである。
④サクを半分に切る。食べきれないから、もう半分は薄めに塩を振って、もう少し熟成させることにした。
適当に、削ぎ切りして皿に盛る。
薬味は、あえて使わない。今回は貝割れ大根を添えたが、少し太めに切った大根の千切りを添えてもよい。
勿論、醤油はつけない。そのまま食う。
塩が適度にまわって、旨味が増して美味。
すかさず芋焼酎をロックでグビリとやると、もう何も言うことはない。思わず漏れたように低く唸るだけだ。
簡単なんで、一度お試しあれ。