年末に、高級スーパー「ビッグビーンズ」に寄った。
そこで、たまたまワインの試飲会をやっていた。
それで予定外に思わず買ってしまったのが、コレ。
イタリア・シチリア島のオーガニックワインだ。
赤と白との2本で3000円。
そもそも普段は極貧ゆえに1本500円のワインを飲んでいるのである。1本500円のワインもそんなに悪かないが、流石にやっぱり味が違うし、パッケージに昆虫がモチーフとして使われているのが決め手になって、つい買ってしまった。
虫好きは、虫がマイナーな存在だけに、ちょいとフュチャアーされてるだけでも嬉しいのだ。
てんとう虫なんかは、女子受けもよろしかろう。あざといが許そう。
買ったら、おばちゃんにオマケにバックが付いてますよと言われた。
あっ、モナーク蝶だ❗
正直、何だかとっても嬉しいや(о´∀`о)
和名はオオカバマダラ。欧米では神聖視されている蝶で、北アメリカからメキシコまで3500㎞に及ぶ長い旅をする事で有名な蝶だ。メキシコの越冬地には物凄い数のモナーク蝶が集まり、たぶん世界遺産にも指定されてた筈だ。
(出典『wypr.org』)
(出典『TERRA―Z』)
とはいえ、ここ数年で激減してるらしい。
ハッキリ言うけど、減ったのは人のせいだ。
渡りをするには、途中に休むためのそれなりの緑地帯が必要だし、エネルギーを補給する為の花も必要だ。しかも、花なら何でもいいと云うワケではない。何種類かの特定の植物の花が無ければ生きてはいけないのである。
きっと開発により、適性な環境が次々に失われていっているに違いない。
しかし、たかが蝶の為に経済活動が休止される事は無いだろう。自然は大切だ。それは誰もが解っている。でも、経済活動の前では、結局そんなものは建て前に過ぎないのだ。自然保護と言っておけば、何でも美談になるし、マスコミもそうしたがるが、真剣にモナーク蝶の事を考えてる人は少ないだろう。
はたと思う。
何にも考えていなかったが、よくよく考えてみたら、ヨーロッパにはモナーク蝶はいないよね❓
オーガニックとか言っても、所詮はイメージかよ❓
オーガニックやエコとかと云う言葉は、何だか怪しい。地球温暖化だって、その裏には結局は金の匂いがそこかしこに垣間見えなくはしないか❓
何か腹立つけど、世界的にみても現状はそんなもんなんだろね。人々の認識は限りなく低いのだ。
やめとこ。
まあ、エコバッグは気に入ったし、あんま文句は言わないようにしよっと…。