WBC2017 第2戦 VS オーストラリア

侍ジャパン、第2戦である。
ここで勝利すれば、ほぼ第1ラウンド突破だ。

相手はオーストラリア。
2004年のアテネ五輪 準決勝で煮え湯を飲まされた相手である。ここは何としてでもリベンジしてもらいたい。

今日は日本が先攻だ。
1回表。青木、菊地の連続ヒットでノーアウト1、2塁にするも、後続の3、4、5番が打ち取られる。

三振した筒香の打ち方が気になる。多分、レフトに流そうと思ったのだろうが、最近引っ張り気味のような気がする。筒香は反対方向に強い打球を打つのも持ち味の一つなのだが、それが鳴りを潜めている。調子を崩さなければいいのだが…。

日本の先発ピッチャーはエース菅野。

大崩れはしないピッチャーだから、そうは打たれないだろう。問題は球数。コントロールが良いし、できるだけ長い回を投げて貰いたい。

その菅野が2回にライトにホームランを打たれる。

詰まった当たりだし、打ち取ったと思われたが、スタンド最前列に吸い込まれた。
外人はパワーがあるから恐い。少々打ち損じてもスタンドに持っていく力があるのだ。

日本はようやく5回に反撃に出る。
坂本のツーベースと鈴木のヒットで2、3塁として、松田が犠牲フライを打って同点とする。

熱男、今日もやってくれるね。今のところ日本のラッキーボーイって感じだ。

ところがどっこい、その裏の5回裏がエライこっちゃの展開になってゆく。
ここまで順調に投げてきた菅野がいきなりデッドボールを与えてしまう。嫌な予感がムクムクしてくる。
で、何だか知らんけどオーストラリアのバッターが急にやたらとファールで粘り始める。1アウトを取るものの、この回3人目の打者にも粘られて、結局ショートへの内野安打を打たれて1、2塁となった。次打者に何球か投げて、ここで球数制限になって降板。

替わりに出てきたのが岡田。

でも、顔を見た瞬間にこりゃマズイと思った。おもいっきし顔が強張っているのである。
案の定、一球目に抜けた球が大きく高めに外れた。そして、次の一球は反対にとんでもない1バウンド暴投になった。労せずして、ランナーは2、3塁に進塁。
あっという間に、球場内に不穏な空気が漂い始める。そして、ストライクが入らずフォアボールを与えてしまい、1アウト満塁に。
(|| ゜Д゜)おいおいである。

すかさすベンチを見たいところだが、TVだからそういうワケにもいかない。
ここはピッチャー交替やろ?小久保の野郎、無策かよ❓てめぇ、やっぱりアホだな(-_-#)
と思ってたら、権藤コーチがようやくベンチから出てきた。

当然、ピッチャー交替かと思いきや、何と続投。
権藤の爺さん、しかも岡田にろくに声を掛けずにソッコーで帰っていきよった。おいおいである。爺さん、もうろくしとるんやないか?岡田の顔、完全に引きつっとったやないけ。こんな時は、小久保よ、お前が出てきて励ませや。ワレ、見殺しかよ(#`皿´)

岡田、もうガチガチだ。次打者にも2球連続で糞ボールを投げてしまう。

これで、何と6球連続ボールだ。しかも、全部明らかなボールとわかるような球だ。岡田の顔は真っ青だ。
何故に小久保、ピッチャー交替せんのや?お前、貴重な左の岡田を潰す気か?まさか、可愛いらしい岡田にメイク❤ラブを断られたとかではないだろうな、小久保ーっ(◎-◎;)❓

(ToT)うえーん、そんな冗談カマしとる場合やないやんけー。大ピンチやんか。ここで大量点を取られたら、下手したら試合は半ば終わってしまうぞ。

そんな時だった。ショート坂本の励ましに続いてキヤッチャーの小林がマウンドに駆け寄ってきた。
何事か言葉を岡田にかけている。
『岡田さあー、監督の事はもう気にすんなよ。コレは絶対にあの人の大好きな放置プレーに決まってるよ。無視して集中していこうぜ!』
などと言う事は絶対に小林は言ってないだろう。
大方、『ど真ん中に何も考えずに投げればいいから。』とか、そんな事を言ったのだろう。

しかし、岡田の顔に笑顔が戻った。
コレで光がちよっと射した。
もしかして、岡田と小林ができてるのか(◎-◎;)?

左手から強く放たれたボールはストライクゾーンへ。
ほぼ真ん中だ。祈るような気持ちで、打者のスウィングを凝視する。

バットに弾かれた打球はセカンドへ。素早くさばいた菊地が坂本へ。そして、坂本が流れるような美しいスローインでファーストの中田へ。

4ー6ー3のダブルプレーがキレイに決まったあー❗
もうダメかと思ったが、これ以上望めない終わり方だ。
良かったねー、オカダー(;o;)、良かったねー(ToT)、侍ジャパン❗

見ると、岡田がヘロヘロで帰ってきてた。

もう体に力が入らんといった感じだ。余程のプレッシャーだったんだろうな。
それにしても、凄いのは小林だ。アレは隠れたファインプレーだろう。もしも小林がマウンドに行ってなかったら、まず間違いなく岡田はフォアボールを出していただろう。確実に押し出しで勝ち越されていた。その辺がバカ大野とは違うのだ。

6回からは千賀がマウンドに上がった。

自分が、侍ジャパンの中で最も期待しているピッチャーだ。
期待通りに三振バシバシ取って、6、7回をピシャリと抑えた。解説者の誰かが言ってたけど、全ての持ち球がいい。特にあの落差のあるフォークボールはメジャーリーガーでもそうそうは打てないんじゃないかと思う。

7回表。今までノーヒットだった中田のソロホームランがレフトスタンドにスッ飛んでいった。

何かスタンドは、やんやの大喝采。誰もが待ち望んだホームランだからだろう。

皆は中田が打てない事を心配していたが、自分はそのうち打つだろうと思っていた。なぜなら、ボール球を振らなくなっていたからだ。大事なところで盗塁したりと、それなりにチームにも貢献していたしね。
とにかく、これで2ー1と勝ち越した。
それにしても、国際大会は何か重苦しいよね。後半、まだまだ何が起こるか分からない。

8回表。その重苦しい雰囲気を吹き飛ばすかのような4番筒香のツーランホームランが飛び出した。

ライトスタンドに運んだ打球は、もう技ありとも言えるような一発だった。内角の球を体を開いてバットのヘッドを遅らせてライトポール際に放り込んだ。いやいや凄いよ、筒香おじさん。

8回裏は宮西がマウンドにのぼった。
宮西は対左打者用の1ポイントリリーフのイメージがあるが、実をいうと右打者にもあまり打たれていない。ベテランだし、スライダーの使い方が上手いよね。だから、宮西も信頼出来るピッチャーだ。

予想通り、8回裏をシッカリと抑えてくれた。2次ラウンドでは、もっと積極的に使って欲しいピッチャーだ。

そして、最終回のマウンドには、予想通り牧田が送り込まれた。
でもさー、牧田の抑えって疑問なんだよなあ…。自分的には千賀を抑えにするのが一番いいのではないかと思う。
望みは先発ピッチャーが4回か5回まで投げてもらって、そこから牧田➡松井(コントロールが悪いからリリーフは恐いけど、楽に投げれるところで起用すれば活躍すると思う)➡宮西と繋いで、最後に千賀が閉めるのが理想的なんだけどなあ…。勿論、間にもう一人挟んでもよろし。だったら、秋吉か岡田か…。平野と則元、増井は何か恐いんだよなあ。藤浪も信用しきれないしさ。

そんな事を思っているうちに、三振で試合終了。

今日の牧田は3人で抑えたが、まだどっか信用できないんだよなあ…。
スコアは4ー1だけど、点差以上に緊迫した試合だった。5回の攻防なんて、一つ間違えれば違う展開になっていた事は、充分に考えられる。これから先はミスしたチームの方が敗れてゆくだろう。

まあ、これで1次ラウンドの予選突破は間違いない。
取り敢えずはおめでとう、侍ジャパン。

追伸
中国戦も牧田が抑えなら、考えちゃうよなあ…。

続・侍ジャパン、弱っちい

 

侍ジャパンの強化試合の方もレポートする予定だったのだが、あまりの弱さゆえに書く気にもなれなかった。

阪神戦は4ー2の惨敗。
生粋の阪神ファンとしては、若手中心のヤングタイガースの活躍ぶりは頼もしくもあり、嬉しい限りではあったが、同時に侍ジャパンのダメっぷりに複雑な気分にさせられたよ。

先ずは侍ジャパン先発の武田(ソフトバンクス)。
大谷翔平の代わりに召集されたピッチャーなんだけど、コントロールが悪くて、高めを痛打されていた。
思うんだけど、先発ピッチャーはあらためて重要だと思う。序盤に失点を重ねると、チームがどんどん追い込まれてゆく。焦るとロクなことがないのだ。

打線は終盤にようやく点を返したが、焼石に水。
メッセンジャー(阪神)を打てんようでは、欧米系のピッチャーは打てんぞ❗

次のオリックス戦も酷いもんだった。
序盤に鈴木誠也(広島)のスリーランホームランで3点を先取したものの、その後は拙攻続き。そのうちオリックスに追いつかれる始末。オリックスのピッチャー陣って、そないにええピッチャーおらんやろ。あの金子(先発ピッチャー)だって、ここ数年はかつての輝きがないのだ。

一方の侍ジャパンの先発は藤浪(阪神)。
これが酷かった。不安的中って感じだ。壮行試合で投げてはいたが、点は与えていないものの結構良い当たりをされてたからだ。去年のプロ野球公式戦もそうだったけど、コントロールが悪くて自滅すると云うケースが多かった。この日の藤浪はまさにその悪い時の藤浪で、フォアボールを出しては打たれるという最悪のパターンやった。阪神ファンだけど、藤浪には本番であまり投げて欲しくはないというのが本音。でも、この大舞台で活躍してくれたら、一皮剥けて阪神の大エースになってくれるかもしんないんだよなあ…。

スコアは5ー3。結局、侍ジャパンが勝利したものの、最後にようやく何とかなったって感じだ。まあ、負けてないという事は悪い事じゃないけどさ…。この試合に負けていたら、大いなる不安をチームもファンも抱えることになっていたからだ。オリックスになんぞに負ける侍ジャパンって、どんだけ弱いねん❓ってなるもんな。

さてさて、いよいよ今日からそのWBCの本番が始まる。
1次ラウンドの相手はキューバ、オーストラリア、中国だ。日本を含めた4チームのうち、2チームが2次ラウンドに進める。世間では楽勝だと云う雰囲気があるのだが、自分はそんなに簡単ではないと思っている。侍ジャパンのチーム状態が決して良くはないというのもあるが、他チームも決して侮れない。
先ずは初戦のキューバ戦が一番重要だ。勝てば、スッと予選突破できるだろうが、負ければ即崖っぷちになる。
キューバは亡命した選手が今回参加していないとはいえ、やはりこの中では一番の強敵だ。打線に以前ほどの破壊力が無い代わりに機動力とか細かい野球(スモール・ベースボール)をしてくるらしい。それはそれで手強いに違いない。

残るオーストラリアや中国もナメて掛かっていけない。
中国は選手を結構揃えてきているという噂があるし、オーストラリアにはオリンピックで煮え湯を飲まされている。おぼろげな記憶では、日本は確か阪神平成黄金時代の抑えトリオ、JFKの一角だったジェフに抑え込まれて準決勝で敗退した筈だ。ナメていたら、また足元を掬われかねない。勝負事は下駄を履くまでわからないのである。

と、ここまで書いてきたところで、衝撃のニュースが飛び込んできた。

何と別プールの韓国が初戦で破れたのだ❗しかも、無名のイスラエルにだ❗そもそも、イスラエルに野球チームがあるなんて、殆んどの人は知らんぞ。ワシだって知らんかったわ。
スコアは2ー1らしい。延長戦の末に破れたそうだ。やはり、ロー・スコアになると波乱が起きやすい。日本もいつ足元を掬われるかワカランのである。

とにかく、大っ嫌いな中国にだけは何があっても負けてもらいたくない。奴ら中国人を調子に乗せるワケにはいかない。負けたら、きっと排日運動に利用されるに決まっているのである。国辱ものだ。どうせムチャクチャなストーリーの反日ドラマとか映画が作られるに違いない。何せ、抗日映画のネタが尽きてきて、最後には👽宇宙人まで出してきたらしい(笑)

( ^∀^)ハハハ…。

(*´∀`)ハハハ…。

おりゃーΣ( ̄皿 ̄;;

もし負けたら、侍らしく

全員、腹切りじゃ!

 

中国に負けたら、卵を投げられるくらいでは済まないだろう。でも、小久保監督ってヤラかしてくれそうなんだよなあ…。良い人だとは思うけど、監督としての能力には全く信用も信頼もしていないのだ。こういう大舞台では、監督の経験値がモノをいうと思う。小久保監督には、それがあまりない。まあ、侍ジャパンしか指揮した事のない小久保監督を攻めるのは可哀そうだけどさ。攻めるは、小久保監督に決めたNPBにあると思う。結局は上がアホなのだ。

とにかく、今日から日本のWBCが開幕する。日本の先発は石川(千葉ロッテ)に決まっているようだ。石川なら、そこそこやってくれるに違いない。

一応、ワシの望む野手メンバーと打順も発表しておこう。

 

1番 DH               山田哲人(ヤクルト)

2番 ショート     菊池涼介(広島)

3番 センター     青木宣親(アストロズ)

4番 レフト          筒香嘉智(DeNA)

5番 ファースト  中田翔(日本ハム)

6番 ショート      坂本勇人(巨人)

7番 ライト          鈴木誠也(広島)

8番 サード          田中広輔(広島)

9番 キヤッチャー  炭谷銀次郎(西武)

 

多分、キヤッチャーは小林(巨人)だろうが、あえてベテランの炭谷を推したい。キヤッチャーは経験が豊富な方が良いと思うからだ。とにかく、アタマの悪そうな大野(日ハム)さえマスクをかぶらなければエエわ。それにしても、侍ジャパンのキヤッチャーの人材不足には目を覆うばかりだ。いや、そもそも日本プロ野球界のキヤッチャーの人材不足が深刻と言わざるおえない。

あとは、ほぼオーダーは合ってると思う。ただ、山田を3番に、青木を1番にというパターンもあってもいいと思う。

とにかく、日本の勝利を切に願う。

頑張れ、侍ジャパン❗

 

侍ジャパン、弱っちぃ

WBCワールドクラシックベースボールの壮行試合を観てたんだけど、心配していた通りに侍ジャパン、弱っちぃ。

台湾如きに17安打も打たれて8ー5のスコアで負けよった。

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