2020″ 立春の献立

 
書き忘れたが、節分の翌日の2月4日は立春だった。
立春の料理で特にポピュラーなものはないようだが、春を意識して献立を考えてみた。

 

 
まだ芥子醤油はかけてないが、菜の花の芥子醤油あえ。
菜の花の料理といえば、真っ先にコレが頭に浮かぶくらい好き。芥子の辛みと菜の花のホロ苦さが相俟って旨いんだよね(^o^)

 

 
バカ貝の芥子酢味噌あえ。
バカ貝というのは別称で、ホントは青柳という。
オレンジの下みたいな部分を貝からダラッと出しているから、バカみたいに見えるのでバカ貝なのだ。

ダブル芥子攻撃❗
市販の芥子酢味噌に芥子をふんだんに入れてやった。甘過ぎる芥子酢味噌は酒の肴として許せないからだ。
(*´∀`)うむ、普通にメッチャ旨い。

 

 
蕗の薹味噌。
フキノトウは、いつもなら蝶採りのついでに野外で採ってくる。だから買うことは無い。だが流石にまだ早い。でも、LIFEでお務め品が150円で売ってたから買った。

フキノトウといえば、真っ先に浮かぶのが天ぷらだが、天ぷらは支度も後片付けも面倒だ。量も少ないから、苦労のしがいもない。と云うことで、ふきのとう味噌にすることにした。

①フキノトウを軽く洗って、かたいので外側の紫の部分を取り除く。
フライパンに植物性の油をしき、弱火にかけておく。
(゜〇゜;)あらま、菜種油が残り少なかったので、仕方ないのでオリーブオイルを足してやった。

②味噌を大さじ2くらい。味醂を大さじ1くらい入れて混ぜておく。こう書いたが、普段は目分量です。
あんまり甘くなるのは嫌なので、砂糖は入れなかった。

③フキノトウを刻んでゆく。
食感を活かしたいのなら縦に、柔らかさを重視するならば横に切る。今回は斜めに切った。
フキノトウは切ったそばから黒ずんでゆくが、気にせず素早くどんどん切ってフライパンに放り込んでゆく。気にせずと書いたが、あんまり黒くなるのも嫌なので、フライパンを予め火にかけて、切ったそばから入れてったのじゃ。

④フキノトウを全部入れたら、火を強めて炒める。
火が通ったら、②の調味料を加えて火を弱め、キレイに混ざるまで炒めて出来上がり。
あっ、そうだ。途中で味見してボヤけた味だったので、少しだけ砂糖を足した。

酒の肴にもいいが、これはやっぱり白めし。
ほかほか御飯に乗せて食うと、御飯の甘みと蕗の薹の大人の苦みが口の中で渾然一体となってニャー(ФωФ)❗
笑みが思わずこぼれてしまうくらい旨い。

今年は暖冬というけれど、寒いことには変わりない。
早く、もっとあったかくなってほしいなあ。

 
                    おしまい