初たけのこ

 
実を言うと、10日程前に既に今年初の筍は食べている。
この時期はまだまだお高いので中々買えないのだが、小振りの奴がおつとめ品で¥248だったのだ。

糠を入れ、圧力鍋でコトコトと弱火で1時間半ほど茹でた。最近は鷹の爪は入れない。一度入れ忘れたことがあるんだけど、有っても無くても変わらないと思ったからだ。火を切り、そのまま一晩放置。翌日に調理する。こうした方が、筍の香りが逃げないような気がするからそうしてる。

迷うことなく、若竹煮にした。
獲れたてをそのまま豪快に焚き火にブチ込む焼きタケノコが一番美味いのだが、そんな事は家では中々出来ない。家事になるわい(#`皿´)❗
(;・ω・)「タケノコ焼いても、家焼く」なである。
あっ、それって焼肉だわさ。
だいち、しおつとめ品だ。そこまでする程のクオリティーのタケノコではない。頑張ったところで、努力に味が釣り合わない。となると、若竹煮になるのは自明の理じゃろう。

切り分けた筍を薄味の出汁で、弱火で沸騰させないようにじっくりと煮る。仕上げに生の若布を入れて出来上がり。
でも、丁度そのタイミングで電話がかかってきた。
火を切ってはいたのだが、結果、ワカメがヘドラみたいにドロドロに。

 

 
見てくれは悪くなったが、それはそれで嫌いじゃない。旨みがアップして美味いのだ。
最後に、木の芽を軽く叩いて添える。

ほっこりとした香りと仄かな苦みに舌鼓を打つ。
すかさず、冷やの日本酒を口にふくむ。

春ですなあ……(´∇`)

                 おしまい

 
追伸
翌日はヘドラたけのこを活かして、粒山椒を入れてグチャグチャにしてみた。

 

 
見てくれはさらに悪くなったけど、これが予想外に旨いんだよなあ~(´∇`)

 

春の献立プレビュー

春の献立も随分と画像が貯まってきている。
早く記事を書いて画像を消していきたいのだが、でもなあ~んか書く気が起こらない。
結局、そのパターンで冬の献立の画像も使われずじまいで季節は推移してしまった。
と云うワケで、取り敢えずプレビューを書こうと思う。プレビューを書いとけば、無理矢理にでも本チャンの文章を書くだろうと考えたのだ。ようするに、オイラって人はどう仕様もないモノグサ野郎なのである。

【若竹煮】

【筍入り越前そば】

【生桜海老丼】

【くぎ煮】

【鯛の白子ぽん酢】

【蛍いかの芥子酢味噌】

【さくら千枚漬け】

【釜あげ新子】

【行者にんにく】

【初鰹のたたき】

【ふきのとう味噌】

【鯛めし】

【菜の花の芥子醤油】

【赤糖房のネーブルドレッシング】

【タラの芽の天麩羅】

まだまだ他にもあるけど、これくらいにしておこう。
しっかし、ホンマに書くのかね(笑)