イクラ雲丹丼

  
タイトルには書いていないが、「2020年 自家製イクラの醤油漬け」シリーズの第7弾にして最終回である。
なワケで、ボスキャラで締めさせていただく。

本来ならば、世間一般的な呼び名であり、言いやすくもある「雲丹イクラ丼」とすべきであろう。がしかし、あくまでも本シリーズはイクラがメインなので、こうゆうタイトルとあいなった。

 

 
赤と黄のランデブー(≧▽≦)

 

 
イクラが主役と言っているのにも拘らず、ウニが前に来とるやないけー。
いかん、いかん。丼をズラす。

 

 
斜めの方が美味しそうだし、何だかアホらしくなってきたので、ここでやめておく。どうせヴィジュアル的にはイクラを前に持ってくるよか、ウニを前に持ってきた方が訴求力は強い。所詮、貧乏人は雲丹にひれ伏すのだ。ちなみに言っとくと、ウニは北海道産のエゾバフンウニである。
さらに言っとくと、ついウニの肩を持ってしまったが、ウニ単独のウニ丼よりも、雲丹、もといイクラ雲丹丼の方が遥かに旨い。これは何度も実験しているので断言できる。ウニ単独よりも、イクラと合わさった方が相乗効果があるってことだ。

作り方は今さら言うほどの事もなかろう。
ただ酢飯にイクラとウニを乗せるだけだ。一人暮らしの大学生でも失敗しないレベルだ。
あっ、海苔は下に隠してるけどね。アホはアホなりに学習しておるのだ。
イクラだけでなく、ウニも海苔との相性が良い(但し、鮮度が抜群に良いものは海苔も邪魔)。だから前回、前々回の鮭の親子丼、イクラしらす丼とは違い、海苔は必須アイテムなのだ。

でもさあ…、度々この海苔問題については宣(のたま)ってきたが、ホントは海苔を下に仕込むのも、上からかけるのも間違いである。
一番正しいのは、炙った海苔は別にして、食べる度ごとに海苔の上に酢飯とイクラ&ウニを乗っけて食べるのが極めて正しい食い方だ。そうすれば、海苔のパリパリ感と香りが楽しめるからである。エッジが全然ちゃう。
ただ面倒くさいから、愚か者はつい全面的に合体させてしまうのである。この辺がまだまだ凡人であり、真のエピキュリアンになれないたる所以であろう。

少しだけウニ側に醤油をかけて、あとは箸を持って厳かに構え、イクラだけ→ウニだけ→イクラ&ウニの順でワッシワッシと怒涛で頬張る。それを一心不乱にループで繰り返してゆく。
(´ω`)至福だ。
これ以上、何も言うことはない。

                       おしまい

  

イクラしらす丼

 
タイトルには書いていないが、「2020年 自家製イクラの醤油漬け」シリーズの第6弾である。もうイクラ男だな。

酢飯の上に釜揚げしらすと自家製イクラの醤油漬けを乗っけて、大葉を散らして出来上がり。

 

 
あまり試したことのない組み合わせだが、中々に旨い。
シラスとイクラの相性は根源的によろしいとは、薄々感じてはいたけどね。
あー、温泉卵をトッピングしても良かったかもしんないな。
絶対に美味いという確信があるから、また来年にでもチャレンジしてみよっと。
来年、覚えているかどうかはかなり疑わしいけどね。

 

                        つづく

 

2020年 自家製イクラの醤油漬け(3)

 
第3弾は王道のイクラの手巻き寿司である。
御飯炊いて、酢飯つくって、海苔を巻いて食べるだけである。

 

 
美しいねぇ。
ちなみにコレは今季3回目の自家製イクラの醤油漬けで、普通の醤油ではなくて、色の薄い白醤油を使っている。あと、酒の他にこの時は少しだけ味醂を加えたかな。

 

 
海苔は何があっても焼海苔でなくてはならぬ。この場合においては味付け海苔なんぞは言語道断である。
ガス火で両面を軽く炙り、海苔の香りを引き立たせる。コレ、とても大事なので手を抜いては絶対にいけんよ。

 

 
ハイハイ、準備が整いましたよー(ノ◕ヮ◕)ノ*.✧
とりあえずの一発目は、山葵なしの醤油なしでいこう。

 

 
これをだな、口をあんぐりと開けて放り込む。
ゆっくりと噛み進めるうちに海苔とイクラと酢飯が渾然一体となって、素晴らしきハーモニーが奏でられる。そして最後に海苔の香りが鼻から抜ける。
(☆▽☆)旨いねぇー。
コレがイクラを食べる一番旨い方法だと思う。

                        つづく

  

2020年 自家製イクラの醤油漬け(2)

 
生の筋子をバラしてイクラを作ると、当然のことながら皮が残る。これは普通ならば捨てるだろう。だが、ここが珍味で堪らん旨さなのだ。しかも超絶簡単にできる。

皮を小皿に入れ、日本酒をかける(面倒な時は酒さえかけない)。
それをラップをかけずに、オートでレンチンする。あとは塩を軽く振って完成。

 

 
でも、たったこんだけしかできなくて、超少ない。
本当はこれを適当に切るのだが、面倒くさかったので、ちょっとずつ齧りながら酒を飲むことにした。

(☆▽☆)ぴゃあ〜。
見てくれはサイテーだか、マジで旨い❗❗
味的には「ばちこ(くちこ)」に通ずるものがある。酒の肴としては、かなりいい線いってんじゃないかな。

おっと、くちこって言ってもわかる人は少ないか…。
くちこ(口子)とは何ぞやというと、ナマコの生殖巣に軽く塩をして塩辛にしたもののこと。これを生くちこといい、他に干して乾物にした干しくちこがある。
別名このこ(海鼠子)とも呼ばれ、能登半島周辺の平たく干したものが有名で、高級珍味として知られている。干しこのこには三角形の「ばちこ」と棒状の棒くちこがある。
ばちこの名の由来は、干した姿が平たい三角形状となるため、三味線のばちに似ていることからだ。

作られるのは厳冬期の1月~3月。この時期になるとナマコは繁殖期を迎えて生殖巣が発達、肥大する。この生殖巣は口のやや下部に位置するために「くちこ」と呼ばれるようになったそうだ。
それを取り出して横に渡した糸に掛けて吊るし、天日で乾燥させて作られるのだが、一枚を製造するのに十数キロのナマコが必要とされる。だから、とても高価なものになるんだろね。たぶん1枚で7、8千円くらい、高いものは1万円以上はしたんじゃないかな?

基本的な食べ方は、そのまま食べるか、炙るかだが、軽く炙った方が美味い。これがさあ、日本酒の熱燗にメチャンコ合うんだよねー(☆▽☆)。想像して身悶えしたよ。
それで思い出した。熱燗に入れてヒレ酒みたいにもする。あと、お吸い物に入れたりしても乙である。
生くちこは、このわた(腸の塩辛)と同じ食べ方で、これをちょっとだけ箸で摘んで口に放り込み、チビチビと日本酒を飲むのがよろしかろう。日本酒は熱燗でも冷やでも構わない。これまた、酒飲みにら堪らんですぞ。酒の肴として最上級なものだと言っても過言ではなかろう。

この筋子の皮も、くちこと同じく商品とするには大量の筋子の皮が必要だろう。手間暇がいるから商品化は難しそうだ。にしても、くちこよりかは楽なような気がするし、これだけ旨いんだから、そこそこの値段でも買う人はいると思う。くちこよかは安く作れそうだしね。
どっか誰か、作ってくんねぇかなあ…。

                        つづく

 
追伸
ちなみに「筋子の皮 珍味」で検索しても相当するものは出てこなかった。筋子の皮が旨いのを知ってる人は極めて少ないようだね。

 

2020年 自家製イクラの醤油漬け(1)

 
毎年恒例のイクラ醤油漬けを今年も作った。
8月半ばから9月の終りにかけて3回くらいは作ったと思う。

昔は人肌の湯につけて筋子からバラしてたが、脂や旨味まで流しちゃいそうな気がして最近はTVなんぞを見ながら気長に手でバラしている。
ちなみに魚を焼く網に押し付けてゴロゴロやるという方法もある。だが、何となくイクラを潰してしまいそうで、まだトライしたことは一度もない。それって、よほど鮮度が良くないと出来ないんじゃないかと思っちゃうんだよね。意外とそんなことは無さそうな気もするけど…。

バラしたイクラにアルコールを飛ばした日本酒と醤油を1:2で入れ、上から顆粒の昆布だしを振りかけて混ぜる。したら、冷蔵庫で一晩おく。

 

 
別な料理で少し御飯が余ったので、ミニいくら丼的なものを試しに作ってみた。
右上は擦った山葵ではなくて、細かく切ってみたものである。食感と香りの両方を楽しめないかと思ったのさ。あと見えないが御飯の中には刻み海苔を忍ばせておる。

なんか写真がキレイに撮れなーい(´-﹏-`;)
夜だと、わりとそうゆうことがある。たぶん部屋の照明がヨロシクないんじゃろう。
味の方は大丈夫。とはいえ予測していたので殊更言うほどの感動はない。予想通りに普通に旨いからだ。
イクラを普通にちゃんとバラせて、つけダレが正しくできていれば、失敗のしようがないのである。

簡単なので来年試してみてね。

                        おしまい

 
追伸
重要な事を言い忘れてた。
残った筋子の皮的なものは捨てちゃダメでやんす。なぜなら、めちゃんこ勿体ないからダメでごわす。これについては、次回に書く。