最近、野菜がバカ高いよねー。
下手したら、肉の方が安かったりする世の中なのだ。
そうなると、天の邪鬼の心が持ち上がってくる。
さあ、今宵はひとり野菜祭りのカルナヴァルといこう。
【胡瓜の芥子サラダ】
ふと思い出して、20年くらい前によく作っていた個性的なサラダを再現してみることにした。
レシピは、以下の通り。
①胡瓜の側面をピーラーでストライプに剥き、塩を振る。ピーラーで剥いた部分をテキトーに切ったものも入れて、胡瓜本体と共に10分ほど放置する。
で、水分が出たら捨てる。
②ニンニクと玉ねぎを卸がねで擦る。
そこにセパレート・ドレッシングをブチ込む。さらに芥子もテキトーにブチ込む。で、混ぜるのだが、今回はドレッシングが無かったので、土佐酢に太白胡麻油とレモン汁、塩を入れて代用した。
③ほんでもって、胡瓜とドレッシングを混ぜてテキトーに漬ければ出来上がり。一晩くらいおくのが望ましいが、30分程でも浅いなりに旨い。
個性的なツマミだが、酒にあう。特に白ワインや冷酒とは相性がよろしかろう。
【オクラのお浸し】
1分ほど茹でたオクラを出汁に一晩つけた。
醤油をちゃらっと垂らして完成。
お好みで鰹節をかけても宜しかろう。
【長芋とオクラの出汁あえ】
余ったオクラと長芋のヌルヌルコンビのコラボ。
長芋はテキトーに短冊に切り、ビニール袋にブチ込む。で、ビール瓶とかペットボトルで💢コナクソと殴りまくる。おどれ、(#`皿´)イテもうたるぅー❗
ごめん、そんなに釈迦力に殴らんでもよろし。テキトー、ええ加減でよろしい。これは、あくまでもシャリシャリ感とヌルヌル感の両方を生かす為なのだ。
あとは、テキトーに刻んだオクラと一緒に盛り、醤油をかけて出来上がり。
シンプルに旨い。
マグロのブツ切りとかを入れたら、さらに旨いこと請け合いである。まあ今回は野菜中心だから入れないけど、無くても充分に旨い。
【薄揚げの炙り】
薄揚げを3等分にして、フライパンにて弱火で炙る。
外側がカリカリになったら、ネギを散らし、醤油をちゃらっとかけて、すりおろした生姜を添えれば出来上がり。
(-_-;)アカン。厚揚げの方が遥かに旨い。
刻んで、先程のオクラと長芋のたたきに混ぜた。
食感が加わって、パワーアップっす❗
あっ、写真撮るのを忘れたっす( ̄∇ ̄*)ゞ
【里芋と椎茸の煮物】
出汁入れて、圧力鍋で炊いただけ。
シンプルな煮物が好きだ。だから、素材は大事。
里芋は福井産のもの、椎茸は大分産。安いなりにモノが良さそうなもんを選んだ。出汁も薄めに設定。煮物は出来るだけ素材そのものを生かしたいんだよね。
圧力鍋は重宝している。素材が短時間で柔らかく仕上がるのだ。
そういえば、この圧力鍋って、今は亡き坪姉に半ば無理矢理買わされたものだった。
壁ドーンされて、ラブホ行こうぜと凄まれたっけ…。
まったくもって、イカれた女だった。勿論、丁重にお断りしましたが、しつこくて閉口したよ。朝の通勤時間の御堂筋でだぜ。メッチャ、道ゆく人にジロジロ見られてスゴく恥ずかしかったことを覚えている。
彼女はうちの店(ショット・バー)の常連客で、押し出しが強くて姉御肌もあり、女性にはそれなりの人気があったようだ。
だが、それが悪い方向にいくと、よくトラブルになった。我が儘を通り越して、コイツ頭がオカシイんじゃないかと思うような行動に出る事がしばしばあったのだ。そして、恐ろしいまでに執念深い。狂ってるんじゃないかと云うくらいに好きになった相手をシツコク追い回すのだ。それに嘘つきが加わり、事がこじれて関係ないのに何度か自分も巻き込まれた事がある。
6年くらい前だろうか?そんな彼女が死んだことを彼氏から電話で伝えられた。死んだ理由は知らない。あえて聞かなかったからだ。
しみじみ、旨いなあ~。
坪姉に、合掌。
御冥福を御祈りします。
【蒟蒻の煮物】
残った出汁でコンニャクを茹でた。
あらかじめビニール袋にブッ込み、砂糖を入れてスリスリしてから煮たので味の沁みは良い。
コレ、蒟蒻を煮る時の必殺技なのだ。
芥子は和がらし。
辛いからだ。基本的には洋がらしは買わない人です。
【湯豆腐】
これのベースは芽カブの茹で汁。前回クラゲの酢の物をつくった折りに芽かぶを茹でたのだが、その汁を捨てずに活用させて戴いた。昆布と一緒で、芽カブも出汁が結構出るのだ。
塩は入れてない。芽カブに塩味がついているようなのだ。あとは土鍋で椎茸と共に弱火でコトコト煮たら出来上がり。
(^-^)vシンプルにじんわり旨いだす。
【菜の花の芥子あえ】
春はまだ遠そうだが、気持ちだけでも。
茹でた菜の花を芥子醤油とあえただけ。
ほろ苦さと辛みが絶妙だね。
皆様、まだまだ寒い日が続きますが、耐え忍んで生きて生きましょう。