痺れ電気クラゲが地球の裏側で嗤う

 
何となく獅子唐が食べたくなった。
なんか獅子唐って夏って感じがするからかもしんない。

Σヽ(`д´;)ノ うおりゃあ〜〜〜〜❗
ブスッ❗、ブスッ❗ブスッブスッブスッブスッブスーッ❗
気分は殺人鬼。先ずは獅子唐をフォークでメッタ刺ししまくる。あんさん、ストレス溜まってまんなあ。
ヽ(`Д´#)ノジャカワシわーい❗こうしとったら獅子唐が弾けへんのじゃあ〜。おめぇ、弾いたろか。そのまま加熱調理すると中の空気が膨張して破裂する恐れがあるのじゃよ。このバカタレがぁー❗
深夜に一人二役で呟いているワシって、ちょっと変。いや、かなり変だ。これも大量アルコホル摂取の為せる業である。

傷だらけの青唐たちを油で炒める。
気分で山で採ってきた青山椒もブチ込む。ある程度炒まったところで醤油をチャッとかける。味付けはこれだけ。醤油の香りが立ったら出来上がり。早漏男もビックリのアッという間の完成なのだ。

 

 
食ってみて、Σ(゚Д゚)ドびっくり〜。
メッチャメッチャ辛いでやんの。いわゆる当たりってヤツだ。しかも1個だけじゃなく、全員だ。
考えてみれば、そもそも獅子唐は青唐辛子だもんね。それを品種改良して辛味を無くしたものが獅子唐なのだ。
しかも青山椒が結構入ってるので、メチャンコ痺れる。普通の青山椒よか痺れる気がするぞー。野性のモノゆえ、痺れ度が強いのかもしんない。コレって完全に本場の四川料理の域じゃないか。あまりの痺辛(しびから)度合いに笑けてきたよ。
(;´◦ω◦`;)ハァハァ。頭からドッと汗も出る。深夜に汗ダラダラでヘラヘラ笑ってるオジサンって、どう見ても可笑しいだろう。そんな自分を幽体離脱の如く画像で想像したら、また笑けてきた。

痺れ電気クラゲが地球の裏側で嗤う。
そんなフレーズが頭に浮かぶ。地球の裏側、ペルー辺りで痺れ電気クラゲがケタケタ嗤っている気がした。
あっ、考えてみれば、唐辛子の原産って南米だよね。その偶然の符号にまたヘラヘラ笑ってしまった。

今宵も酔っ払いの夜は更けてゆく。

                       おしまい

 
追伸
獅子唐について、チビッと解説しておく。
獅子唐の正式名称は「獅子唐辛子」。名前の由来は尻の部分がライオン(獅子)の顔に似ているかららしい。そんなん一片も思った事ないわ。どんだけ想像力、豊かやねん。
Wikipediaには、辛い獅子唐ができる理由が書いてあった。

「シシトウガラシは甘味種で通常はピーマンのように辛くない実を付ける。ところが時折、トウガラシのような辛い実(辛味果)を付けるものがある。
辛味果は比較するとツヤがなく、果形によじれがある、緑色が濃い、実が硬いなどの傾向があるが容易には区別できない。
辛味果の発生は、栽培時の土壌の乾燥、高温・乾燥条件。そして、このような条件下で発生しやすくなる単為結果が原因とされる。栽培中に水分ストレスがかかると辛くなる。
28℃恒温条件下で栽培された場合、辛味が強くなり、その種子数が少ないと報告されている事から種子の少ない果実と辛みの関係性が指摘されている。種子の少ないもの全てが辛くなる訳ではないが、辛い果実は概ね種子数が少ないという調査結果も報告されている。
他のトウガラシ品種との交雑によって辛くなると言われることもあるが、この説には裏付けが無く、またトウガラシの辛味成分を作る遺伝情報は劣性遺伝であるため、主要因になることは考えにくい。
10個の中に1個ほど辛いものが混ざっていることがあり、「食べるロシアンルーレット」等と言われるが、単為結果による辛みについては、通常のものに比べて種の数が少ないので、果実を触るなどして調べるとある程度判断することができる。品種改良により、辛い商品が市場に出ることはほとんど無い。」

(・∀・)へぇーである。

今回は突然、フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」くらい長いタイトルを付けたくなった。とはいえ、吟味してタイトルを付けたワケではない。酔っ払いのノリだ。字数も負けてるしね。

其れはさておき、虫の話じゃない時は書くのが楽チンだね。この文章も30分ちょっとで書けた。翌日に手直ししたら、もう30分かかったけどさ。酔っ払ってると誤字脱字が多くなるし、「てにをは」もテキトーになるのさ。