冷蔵庫の奥から.YOUKIのXO醤の素的なものが発掘された。
いつ買ったかも記憶にないから、相当昔のものだと思われる。
相変わらずのブラックホール冷蔵庫である。
賞味期限は当然過ぎてるんだろうが、いったい何日(いつ)になってたんだろう気になるので確認してみる。
が、どこにも書いておらん。まあ過ぎてても腐りはしないだろうから、どうせ使うんだけどね。
でもXO醤ってあまり使わないから、どんな料理を作ったらいいのかワカラン。中華料理というイメージはあっても具体的なものが全然思い浮かばないのだ。
XO醤(註1)は知ってる人も多いとは思うけど、一応どうゆうもんか軽く説明しておくと、材料に干し貝柱や干し海老、中国ハム、唐辛子、大豆油などが使われている香港発祥の旨味調味料のこってす。
スーパーに行ったら、半額に値下げたされた155円の紋甲イカが売っていた。そこで閃いた。コレとXO醤を合わせたら旨くなんじゃねXO醤って何か魚介類との相性が良かったような気がするもんね。
①先ずはニンニク一片(ひとかけ)を微塵切りする。生姜の微塵切りも欲しいところだが無いので、チューブ入りの生姜で代用することにした。
②白葱の白い部分を斜め切り、青い部分を縦に細切りする。
紋甲イカは一口大に切っておく。
ネギの量はお好みだが、イカの量に合わせればよろし。
③フライパンに油とニンニク、生姜を入れて火を点け、弱火で油に香りを移す。香りが立ってきたら、XO醤と小指ほどの長さのチビッコの生の黄色とうがらし1個の1/3を投入。
こんなにチビッコなのに何で唐辛子をたったそんだけしか入れないかっていうと、死ぬほどクソ辛い唐辛子だからである。
④暫くして、ネギの白い部分を入れて炒める。ある程度火が通ったら火を強くして紋甲イカをブチ込む。イカは火がとおり過ぎると固くなるので、ここから一挙に仕上げる。
青ネギ、塩少々、味の素少々を入れてザアーッと炒めたら、最後に胡麻油を少し加えて混ぜたら出来上がり。
(☆▽☆)うまっ
イカはブリブリの歯応えで、火入れは完璧だ。XO醤の旨みも効いてる。箸が止まらない。
しかし、あんだけしか唐辛子を入れてないのに、メチャ辛い。あっという間に顔から汗が噴き出してくる。
何てったって日本で栽培されている中では一番辛いとも言われている唐辛子なのだ。ちなみに青いうちに収穫されたものは柚子胡椒に使われているそうだ。
赤い唐辛子の方が辛いと勘違いしがちだけど、この黄とうがらしは半端ない辛さなのだ。
赤だけが危険信号ござんせん。黄色もお気をつけあそばせ。
おしまい
(註1)XO醤
補足説明しておくと、材料の中国ハムとは金華ハムのこと。
見た目は佃煮状になっており,魚介類の炒め物や煮物などに加えたりするほか,食卓調味料としても使われる。また、そのままオツマミとしても食べられる。名前の由来は、ブランデーの特級品を表すXO(extra oldの略)からでブランデーが入っているワケではない。しかし、当初はそうであったが、最近はブランデーが入っている商品もるようだ。