別に毎年楽しみにしているワケでもないが、なぜかこのイルミネーションを見る機会に例年恵まれる。
本日(25日)は、たまたま堂島のジュンク堂に行く用事があって帰りに寄った。聞けば、今日が最終日だそうである。
夕闇迫る御堂筋側から入ってゆく。
年々、入口の規模がショボクなってるような気がするのは、ワタクシの気のせいざましょか。
抜けたら、結構オシャレで魅力的な屋台が並んでいた。ローストビーフとか、マジ惹かれる。
でも、グッと堪える。家の冷蔵庫には、そろそろ食べないといけない食材が沢山あるのだ。
さらに進むとこんなんがあった。
「光の交流プログラム」というもので、台湾の台南市民が今回の為に描いたという廟に飾る雪洞(ぼんぼり)みたいなものだ。思うに、たぶん死者を送るものなんだろね。
しかし、貰ったパンフレットを見ると、「台湾の元宵節を祝うもの」と書いてあった。( ̄∇ ̄*)ゞあら、死を悼むもんじゃなくてハッピー系だったのネ。
中々に幻想的で美しい。
しかし、これだけ人だらけだと風情もへったくれもあったもんじゃない。
難波橋の向こうにも別会場があるみたいだが、あまりそちらに向かう人はいない。
多分ツマランのだろう。引き返す事にした。そもそも大寒波が迫っておるのじゃ、とっと帰らないと寒さ嫌いの自分なんぞは凍え死ぬかもしれん。
戻り始めたら、黒山の人だかりの先が光に溢れておる。
中之島公会堂の壁面をキャンバスにしたプロジェクション・マッピングってやつだね。
近づいてみよう。
あっ、目の前まで来たら終わっちやったよ。
このまま帰るのも何だか癪だ。警備員を探して、次の上映時間を尋ねてみよう。
太っちょの警備員曰く、5時40分との事。おっ、6分後だ。それくらいだったら、気の短いオイラでも待てる。
その警備員がこっそり教えてくれた。
真ん中からやや右寄りが一番見やすいらしい。
ありがとう。太っちょの警備員さん。
結構楽しめた。
プロジェクション・マッピングを見るのは久し振りだけど、随分と進化してるんだね。
でも、肉眼で見るより写メの方が綺麗だったりするんだよなあ…。多分、肉眼の方が優れているから、逆にアラも見えちゃうんじゃないかと思う。
帰途、公会堂の裏側にまわったら、煌々とした月が昇っていた。