マグロの醤油洗い

留意して戴きたいのは、けっして鮪のヅケではなくて、鮪の醤油洗いと云うことだ。

先ずは鮪の切り落としをニタニタ笑いながら醤油で洗う。
ニタニタ笑いは別にせんでもええが、ニタニタ笑ってると「妖怪 醤油洗い」がやって来て、美味しくしてくれるのだ。
じゃぶじゃぶ洗って、振り向いてニヤリだ。
「醤油洗い」に倣(なら)って、自分でもやってみる。
 

じゃぶじゃぶ洗って、ニヤリ(ФωФ)
 

Σ( ̄ロ ̄lll)ハッ❗
そんな妖怪いたっけ❓それって「小豆洗い」とちゃうのん❓一人でツッコンでケタケタ笑う。
深夜に酒呑みながら料理を作っていると、たまに時空のエアポケットに落ちる。時々、何かが憑依するのだ。

酔っ払って買い物してるので正確性に欠くが、たぶん鮪は半額で¥150くらいだったかな。
でもって醤油洗いしたのを笊にあげる。本当は笊にあげるのが面倒くさくて、パックに直接に醤油をかけて混ぜ、トレイを斜めにして醤油を切った。セコい男はトレイに溜まったそれを再利用しようと考えたワケである。

これで仕事は、あらかた終了である。あとはテキトーに器に盛るだけだ。つまりだ、煮きった酒や味醂などを入れてない。だからヅケではないのであ~る。

 

 
卵黄は、この際その問題とは関係ない。そこも留意して戴きたい。

 

 
薬味は葱と本山葵。貝割れ大根と和芥子でも合う。
いや、寧ろそっちの方が合う。そっちもちょい試したのだ。

それをグシャグシャに混ぜて食う。
(^o^)vニコリ~ぃ。
普通にメチャメチャ旨い酒の肴じゃよ。

でも、ホントは酒の肴として作ったワケではない。
御飯を炊いてあるのだ。そう〆の鉄火丼なのである。
ここで、はたと思いつく。炊き上がった白飯を急遽、酢めしにすることにした。そっちの方が絶対旨いもんね。

 

 
ここで、またハタと思いつく。トレイに溜めておいた醤油が活躍してもらおうではないか。
酒の肴の味つけとしては申し分ないんだけれど、酢めしと一緒に食うには弱い。と云うワケで、既に飯の上に乗っけてはいるが、食べる時にはもう1回その醤油につけて食わねばならぬ。
面倒くさいけど、バリ旨~((o(^∇^)o))