ワンコイン鯛の骨蒸し

 
鯛のアラがワンコインで安く手に入った。
へへッ( ̄∇ ̄*)ゞ、しかしワンコインといっても500円ではない。頭と中骨、腹骨、皮まで入っての100円ポッキリだった。

とはいっても、買ったはいいが面倒クセーなと思う。
鯛のアラ、特に頭はケッコー鱗がついていて、それを取り除くのが超ウザいのである。

熱湯をかけて霜降りにすると云う方法もあるが、今回は熱湯にザブンとつけることにした。鯛からは良質の出汁が出るので、それを余すところなく使おうと云う算段なのだ。

頭を30秒ほど茹でて取り出し、手で鱗を丹念に取る。
今回はあまり鱗が残っていなかっだけど、それでもマジ邪魔クセー。でも舌に鱗が残ると不快なので、丁寧にやらざるおえないのだ。いまいましい(#`皿´)こと、この上ない。
だいたいがだな、手先がそこそこ器用がゆえに細かい事は不得意ではないが、そもそもがそういう事には全く向いていない性格なのである。だから、蝶の展翅とかもプライドがあるからチャンと整形するけど、ホントは大嫌い。
多分、他者をつい意識してしまう面倒くさい完璧主義者なのだ。

糞モノローグはこれくらいにしておいて、本題の料理の方に移ろう。

高級魚である北海道産マツカワカレイ(松皮鰈)の昆布締めだ。

(≧∇≦)ぴゃあー。いやはや高級魚だけあって美味い。昆布の旨味が身に移って、誠によろしなのである。
醤油をつけて食うのもモチ旨いが、塩のみで食うのがベスト。素材の味、つまりその魚本来のポテンシャルがよくわかるからだ。マツカワカレイなら尚更だ。
いやあ、昆布締めはエラい❗
残った刺身は簡単だからついついヅケにしてしまうが、考えを改めなければならぬよのう。

文脈があべこべになったが、今日の酒の肴はコレと決まっていたから鯛のアラを買った。でなければ、たとえ100円ぽっちであろうとも、こんな面倒クセーものは滅多に買わない。
つまりだ、昆布締めを食ったあとの残りの昆布をどうすっべか❓と云う事をコレを食う前からずっと考えていたというワケ。

それでは作り方。
えー、昆布締めで使った昆布を皿に敷き、そこに鯛のアラを乗せ、酒を振りかける。塩も振る。で、昆布を上から被せてラップをかけて電子レンジでチーン。火が通ってなかったら、も一回チーン。以上。

今回は気分で白髪ネギなんぞを飾ったが、あれば三つ葉の方がよろし。
そのまま食うも良し、お好みでポン酢をつけてもよかろう。まっ、とにかくお手軽超簡単なのら。

味は普通に美味い。いや、不味いワケがない。下処理さえシッカリしとけば失敗のしようがない料理だ。
嗚呼、しかれども石切にある「石田寿司」の鯛の骨蒸しには到底及ばない出来だよなあ。
そもそも素材としての鯛のポテンシャルが全然違う。所詮、こっちは養殖もんの半額以下の売り切り品、どう頑張っても限界がある。昆布のポテンシャルにも相当に差があるだろうしさ。まあ致し方なかろう。
長いこと石田寿司にも行ってないけど、唯一無二。あの骨蒸しに伍する骨蒸しはいまだ食った事がない。
うぅぅ(T^T)、マジで石田寿司に行きてぇ。今の季節なら「賀茂茄子の田楽味噌」もあるだろうしさ。揚げた賀茂茄子の上に練り味噌と罌粟(けし)の実が乗っかってて、これがまた超旨いんだよなあ。そういえば夏の酢の物盛り合わせも絶品だったっけ…。マジで誰か連れてってくんないかなあ。

話を戻す。
結構な量があったので、半分以上は残した。
て、翌日はそれを使って鯛めしをつくることにした。

出汁は、市販の白だしを鯛を茹でた時の残り汁でのばした。主夫歴が長いと、勿体ない精神が骨の髄まで浸透しておるのである。

鯛の身以外は他の具は何も入れてない。
それが鯛めしの王道だ。鯛の旨みさえ有ればいいから、他の具はむしろ邪魔なのだ。
とは言いつつ、仕上げに三つ葉は散らしたいところ。
この鯛めしの旨さを邪魔せず、ジャッキアップしてくれるのは三つ葉くらいなものだろう。

残った昆布と鯛の茹で汁を使って、さらに昆布の佃煮モドキをつくる事にする。
酒、みりん、醤油をブッ込み、煮詰める。仕上げに粉山椒を振りかけたら出来上がり。これまた簡単である。

オカズがコレだけではさみしいので、水茄子の浅漬けも加えよう。

ビニール袋に塩、顆粒の昆布と鰹だしの素を入れてモミモミして一晩おいたら出来上がり。
一応おろし生姜なんぞを添えたが、邪魔。ホントはいらん。醤油もいらん。そのまま何にもつけずに食うのが一番。自分で言うのもなんだが、完璧な仕上がり。味付けはコレだけで成立している。

水茄子も6個で198円だから激安献立である。
一人前計算だと100円もせんかもしれん。
中々の💮よくできましたの主夫っぷりですなあ。
誰か主夫契約してくれんかなあ(笑)

肉汁補填迷走スープ、嘆きのおじさん

 
しつこいぞオマエの『変わり太麺三連発の原点』第四弾である。

牛肉と牛蒡のしぐれ煮。
魚介系ばかりでは片手落ちと考えたワケではない。単に魚介系ばかりが続いたので、肉を食いたくなっただけだ。

しぐれ煮というのは、ようするに生姜で炊いた料理の総称ですな。漢字で書くと時雨煮。
ちなみに、前回から生姜を使った料理が多いのは新生姜を買ったからです。この新生姜というもの、なぜか塊でしか売ってない。ヒネ生姜みたいにちよっとだけでは売っていないのである。何でやねん❓

作り方は簡単。
牛蒡をテキトーに茹で、そこに顆粒の昆布かつおだし、酒、味醂、醤油をブチ込む。
牛蒡が適度な歯応えになったら、生姜を入れる。で、ひと煮立ちさせたら、牛肉を加えて出来上がり。

結構な量を作ったので、翌日は時雨丼にした。

といっても、白飯の上に乗っけて一味をかけただけ。
そして、余った煮汁はもちろん謎のスープへ。

お次はコレ。

羊肉の酒&ワイン漬けソテー。
骨付きのラム肉を日本酒、白ワイン、塩と共に一晩漬け込んで焼いただけ。
柔らかくて旨い。羊のクセも酒とワインでやわらげられている。

ハイ、もうお解りかと思うが、漬けダレは件のスープにドボンだす。

地鶏の酒蒸し。
酒蒸しとはいっても、酒と魚醤をかけてラップし、レンジでチンしただけ。
これが簡単だが、美味い。
多分、鶏は佐賀県の「ありた鶏」。地鶏ゆえに味が濃く、肉に弾力があって誠によろしい。
当然の如く酒、魚醤、鶏のエキスが渾然一体となった蒸し汁は極上である。ちよっと勿体ない気もするが、謎汁にダイブ。

牛、羊、鶏とくれば、当然次は豚でしょう。

【豚骨付きカルビのコンソメ煮】

豚カルビと玉ねぎを冷たいコンソメスープに入れて4時間ほど放置。味がしみたら、あとは煮るだけ。
シンプルだけど旨い。

もうお約束。煮汁はどぐされ汁にお嫁入り。
こんなのもう凌辱としか言えまい。

そして、迷走っぷりは禁断のコレでトドメをさす。

ベトナムのフォーだ。

パクチーも入ってるし、この残り汁をブチ込むのは危険な賭けだ。『あんさん、やめなはれ。』という声が頭の後ろからワンワンしてくるが、狂った者の暴走はそう易々とは止まりはしない。
ザッバーン💦
やってやったわい( ̄∇ ̄*)ゞ

そして、いよいよ翌日、この迷走魑魅魍魎汁にマルちゃんの「極太中華麺」がドブンするのである。

で、『変わり太麺三連発(@_@;)どぎゃぶぎゃわわ』の回へと繋がるのだね。

http://iga72.xsrv.jp/2017/06/01/post-1547/

この回では面倒くさいので、スープについては端折って書いたという事がバレるけど、まあええわい。

【魑魅魍魎ラーメン】

【魑魅魍魎つけ麺】

次のイカのワタ入り焼きそばには魍魎汁は入っておらぬが、一応紹介しておこう。

しかし、あなどってはいけない。
この汁は更なる変貌を遂げてゆくのである。

                 つづく

 

迷走魚貝汁補填の巻

 
性懲りもなく、『変わり太麺三連発の原点』の第三弾である。

汁は更なる変貌を遂げてゆく。

半額になっていた帆立て貝の刺身をサッと湯にくぐらせた。こうすると、帆立の甘みが増すのである。
もちろん茹で汁は捨てずに、ヒラマサの卵の煮付け、海老の茹で汁、マグロの頭を焼いた時に大量に出た脂等が混合された汁にブチ込まれる。
ホホホホ…Ψ( ̄∇ ̄)Ψ、貝のコハク酸まで加わったよん。

そこに更なるコハク酸強化じゃ(#`皿´)❗

ツブ貝の生姜煮じゃよ。
白だしと生姜であっさり煮てやった。
酒の肴には打ってつけじゃね。日本酒は元より焼酎、ビールにも、そして白ワインにだって合う。

このツマミ、白出しに針生姜を入れて煮るだけだから簡単にできるのだが、一つ注意点がござる。
貝殻から身を取り出したら、周りについたブヨブヨのものを取り除かねばならん。これは『あぶら』と言われているもので、一見脂が乗っていて旨そうなのだが、著しく味を損ねるものなのだ。何かぶにゅぶにゅして食感が悪くなるし、気持ち悪い。そして何より不味い。

ツブ貝の量がそこそこあったので、残りを炊き込み御飯にすることした。
ツブ貝を煮た汁の半分量を取り出し、酒、味醂、薄口醤油、生姜を加えて炊き上げた。
もちろんの事、もう半分の煮汁は何じゃもんじゃ汁とマリアージュじゃよ。とは言っても、これだと後妻だがね。

具はツブ貝のみの生姜ごはんみたいなもの。
新生姜が出回るこの時期、生姜ごはんが無性に食べたくなるんだよね。
美味いよなあ~、生姜ごはん。

そして、お次はコレ。

イカの芥子酢味噌あえ。
半額90円というクズみたいな値段のスルメイカをさばいてサッと湯にくぐらせ、芥子酢味噌を添えた。
イカのわたは醤油漬けにした。これが後々、変わり太麺で活躍するのである。普段はなあ~んにも考えてないけど、アッシだって時々先の事まで見据えて行動することもあるのだ。( ̄^ ̄)エッヘン。

イカの芥子酢味噌は定番なだけに、安定して美味いよね。
えー、イカを茹でる時は、くれぐれも火を通し過ぎないでね。身が固くなるからさ。
そして、煮汁はオートマチックで何じゃもんじゃ汁へと吸収合併されていった。

魚貝類最後は、こんなものの煮汁まで投与されるに至った。

言わずと知れた天ぷらである。
あっ、そうか。関西では練り天のことをそう呼ぶんである。九州でいうところのさつま揚げだね。いや、つけ揚げか❓関東では何て呼ぶんだっけ❓練り物かな❓さつま揚げ❓
んな事は、この際どうでもよろし。ようするに魚のスリ身、蒲鉾を揚げたヤツだ。

その揚げ蒲鉾だが、これは大阪・平野区の魚竹蒲鉾のものだ。近所のマックスバリュへ月に一度出張販売に来るのだが、これが結構旨い。

中の具は、左から竹の子、枝豆、玉ねぎである。
それぞれ食感が違って旨い。
旨いんだけど、でも食べきれなくて残した。
で、翌々日に食べようとして匂いを嗅いだら、ヤバい事になりかけていた。捨てるかどうか迷ったが、昆布だしで炊くことにした。
シッカリ火をいれときゃ、何とかなるでしょ。
何てったって、下品な胃の持ち主なのである。大丈夫、ダイジョブ~(≧∇≦)

何か汁を吸ってブヨブヨになりよった。
まあ失敗の範疇だわな。でも、味は悪かない。
とりあえず、酒で消毒じゃ。酒飲んでたら、大丈夫、ダイジョブ~。

そして、当然の如く煮汁は何じゃもんじゃ汁の配下へ。
だがしかし、迷走っぷりはこんなもんじゃ終わらない。まだまだ、どぎゃぶぎゃわ(@_@;)は続くのである。

天然平政(ヒラマサ)の卵

 
タイトルは違うが、『変わり太麺三連発の原点』の第二弾、その2である。
ちなみに昨日書いたその1にDHEAのくだりを挿入、早くも訂正加筆しておいたのでヒマな人は読むよし。

変わり太麺のスープが形成されるに至るまでには、紆余曲折、様々なファクターが関与しておる。アンタらが想像も出来ないような、まだまだ色んなエキスがスープに溶け込んでいるのだ…。

 
スーパー玉出八幡店で珍しいものを見つけた。
天然の平政の卵だ。ヒラマサ自体あまりスーパーでは見かけないのに、卵ってのはかなりレアだ。
値段も300いくら位だったから、迷わず購入。

玉出は全般的に商品のクオリティーが低いのだが、とにかく安い。それに店舗によっては変わった魚が出回るし、一匹買いなら鮮度が良くて安いゆえ、かなりお買い得なのだ。だから、時々は覗くようにしている。
正直言って、イオングループとかライフとかの大手スーパーの魚売場は、大抵は見慣れた定番の魚しか並んでいないからツマラナイ。それに、とりたててクオリティーが高いとも思えない。
かといって、高島屋や大丸は魚種豊富でモノは良くても、アッシには高くて買えない。ビッグビーンズもまた然りである。
一方、スーパー玉出の魚売場は魚種豊富な上に安くて鮮度が良いものが手に入り易い。但し、ここ強調しておくが、それは店舗にもよるし、モノにもよる。玉出は店舗によって商品の構成が微妙に異なる。特に魚介類は、並んでいるモノが全然違ってたりもする。
ちなみに店舗に拘わらず、切り身の刺身はお薦めしない。例外も無いとは言えないが、大概は最低だからだ(たぶん、推測だが一匹売りの魚の鮮度が落ちたものが刺身になるのだろう)。

つまり、目利きがとても大事だと云うことだ。
これが無い人には、お薦めしない。なぜなら、玉出は大手スーパーみたいにクオリティーが平均的ではないからだ。中には、安物買いの銭失いみたいなものもあるのだ。

しまった。のっけから話が逸れた。今回はスーパー玉出の回ではないのである。
そういえば、まだヒラマサの説明すらしていないではないか。
えーと、ヒラマサはブリの親戚です。ブリ属御三家といえば、ブリ、カンパチ、ヒラマサ。
そして、この三つの中で一番漁獲量が少なくて、世間にあまり知られていないのがヒラマサちゃんである。
大きいものは1.2m前後にもなり、見た目はブリにかなり似ている。
ブリとの違いは、より平べったくて、黄色い縞(柾=まさ=まさめ)が濃くて真っ直ぐ尻尾まで伸びている。名前の由来もそこからきている(柾が、どういう経緯で政の字に転じたのかはワカラナイでしゅー)。

(出典『ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑』)

旬はブリとは異なり、春から夏。産卵期もその季節だそうだ。
何度か食べた事があるが、ブリの仲間なだけに味は良く、調理法も何でもござれだ。特に刺身は旨い。ブリほど脂ギトギトではなく、よりあっさりしていて上品な味なのだ。正直、自分はブリよりもヒラマサの方が美味いと思う。
しかし、ヒラマサの卵は今回が初めて。今までお目にかかった事すらない。はてさて、どないな事になりまっかいな。

それでは調理開始といこう。
色々考えても他に調理法が浮かばないし、初物は定番で攻めるのが筋だ。煮付けでいこう。

①先ずはヒラマサの卵を軽く洗う。くれぐれも水道水ドバーッでジャブジャブ洗わないこと。あんさん、卵が破れて中身が流されまっせ。
水気を拭いたら、そこに酒少々を振り掛けて暫くおく。今回は20分くらいにしておいた。でも鮮度が抜群ならば、もっと短くてもいいし、なんなら酒無しでも構わんじゃろう。

②鍋で煮汁をつくる。
ヒラマサの卵本来の味を知りたいので、今回は濃い味付けは避けたいところだ。薄味でいくことにする。
ならば、白だしの出番だな。

マルキン醤油の『極淡 白だし』。
最近は手を抜く事が多いので、1から出汁をつくる事もだいぶと減った。けれども、これで充分美味い煮物ができる。味の調整幅も少なくて済むから、失敗も少ないのだ。
ひと煮立ちさせたら、火を弱めて針生姜を入れる。

③ヒラマサの卵を適当に切り分ける。
そのままの姿で煮てもよいが、より美しく見せたければ、切るべし。

④ここからが一番大事なところ。鍋を煮立てさせないように、火をギリギリまで弱める。そこにそうーっと魚卵を入れてゆく。女の子に触れるように、くれぐれも優しくね。煮立っているところに乱暴に放り込んだりすると、シーサンプーター、Ψ( ̄∇ ̄)Ψらばらばあ~。魚卵がバラバラになりまっせ。

⑤1分ほど煮たら火を切り、あとは余熱で火を通して味を含ませたら出来上がり。

花が開いたようで、中々に美しい。
ついでに言っとくと、切り幅を狭くすれば(ぼんぼり)とか紫陽花みたいに丸くなる。

口に放り込むと、ほんのり温かい。絶妙な温度だ。
噛むと、魚卵がはらはらとほどけてゆく。そして、旨味が奥から立ち昇ってきて、出汁と渾然一体となって口一杯に広がる。
ヤバい。マジで美味いやんけ( ☆∀☆)❗❗
鯛の子に匹敵する美味さだ。いや、養殖の鯛の子なら凌駕している。
美味い魚は、当然のことながら卵だって美味いのだ。ブリの卵も食べた事があるけど、ヒラマサの方が上だと思うな。
しまった。キリリと締まった辛口の冷酒を用意しておけばよかった。こういうアテは、日本酒にすこぶる合うんだよなあ。

 
翌日は海老をプラスして盛り付けた。

今回は冷製。
もちろん海老の火入れは、ギリギリ生じゃないシットリとした完璧な仕上がりだ。(^o^)v美味いね。

海老をゆがいた汁は捨てずに取っておき、剥いた海老の残り殻を入れて煮詰める。
そこに食べ終わった平政の卵の煮付けの残り汁を入れる。そして、そして、更には昨日のマグロの脂をブチ込んでやった。
ケケケケケ……( ̄∇ ̄ )
まだまだこんなもんでは終わらんぜよ。
まぜまぜま~ぜ(~▽~@)♪♪♪
沸々と沸き上がる地獄の闇鍋を掻き回す。
でもって、黒魔術の如き呪文を唱える。
🎵エロエロエッサイム、🎵エロエロエッサイム。
我は求め、訴えたり。
おまえを蝋人形にしてやろうかあーΨ( ̄∇ ̄)Ψ

                  つづく

 

変わり太麺三連発の原点 その1

 
以前、『変わり太麺三連発(_)どぎゃぶぎゃわ』と題して文章を書いたが、そこに至るにはそれなりに紆余曲折があった。でないと、あんなもん作るワケがないのである。
今回はその紆余曲折を反芻、検証してみたいと思う。

きっかけはコレ。

マグロの頭の一部である。結構、見た目はグロい。そして、マグロだけにデカい。デカい上に分厚い。

でも、安かった。値段の基準が今イチわからないが、398円なら安いのではないかと思う。
それにしてもこの量。食いきれるのかね❓
ちよっと買ったことを後悔する。下手したら、3日間食い続けなくてはならないかもしれん。まあ、なるようにしかならぬわ。

先ずは塩を強めに振って、30分程放置する。
生臭太郎を防ぐ為である。そういえば昔、部屋に泊めてもらった女の子がつくってくれたブリのみぞれ煮(大根おろし煮)が、死ぬほど生臭かったなあ…。
○○○も○○だったっけ…。
臭い○○○は元から絶たなきゃダメ(*`Д´)ノ❗❗

でもって一旦水で洗い、水気を拭いて酒と塩を振りかけてじっくり焼くことにする。

時間がかかったけど、焼けたどー。
立てたら、何かマッターホルン北壁みたいになった。
尖鋭なるヨーロッパ三大北壁の一つだ。ならば、征服せねばなるまい。

でも生の時よか、ちよこっと縮んだような気がする。見ると、下に大量の脂が溜まっている。こんなに脂が溢れ出すとはのぉー、予想外じゃよ。
刺身の部位にカマトロと云う言葉があるだけに、頭は元来脂が多いんだね。いくつになっても、日々学習じゃよ。

身をせせり出していくと、意外とデカい骨だらけで思っていたよりも身の量が少ない。ちよっとホッとしたような、騙されたような複雑な気持ちだ。

一部を皿に盛る。
なんか肉の繊維が太いなあ。

(^_^)vイエーイ、脂が乗って旨い❗
肉の繊維が太いので、ブリブリ感があって食べごたえがある。

しかし、旨いんだけど味が濃くてシツコイ。途中、醤油をかけたりもするが、次第に飽きてくる。
マグロ山北壁征服。それでも何とか食いきった。もう腹、パンパンである。

さてと…。この残った大量の脂、どうすっぺ❓
旨みが詰まっている脂だけに、捨てるには惜しい。
それに、マグロも青魚の一つである。若返りの薬としても名高いDHEAがたっぷりなのじゃ。最近、老いを感じ始めている身となれば、おいそれとは捨て置けないではないか。

この判断が、後に変わり太麺の誕生のキッカケになってゆくのである。

                  つづく

かわり太麺三連発(*_*)どぎゃぶわわ

 
久し振りに食いもんの回です。
しかれど、これが期待を裏切りそうな傾(かぶ)きっぷりなのだ。だから、あまり期待しないように。

前に一度買って気にいった生麺の太麺が半額になっていたので、つい買ってしまう。風月の塩だれ焼きそばもまだ冷蔵庫にあると云うのに阿呆である。
最近は切り詰めた生活をしているから、日々半額商品でしのいでいるのだが、「半額」というシールに過剰に反応してしまっている自分かいる。で、いらんもんまで買ってしまい、常に賞味期限、消費期限に怯えながら飯を作っているのである。たま~に存在を忘れて腐らせてしまうこともあるから、本末転倒もはなはだしい。こうなると阿呆を通り越して馬鹿だ。

えーい、ワシのアホっぽりはどうでもよろし。
アホは今に始まったワケではない。今さらなおるワケもないのだ。話を先に進めよう。

その生麺の太麺というのがコレだ。

マルちゃんの「極太中華麺」3食入りである。

横に北海道小麦粉使用という惹句があるが、ワシャだまされんぞ(-_-#)。
相変わらず企業と云うものは汚ないのう。どうせ北海道産の小麦粉なんぞ、ろくに使っとらんのだろう。
たとえ5%でも北海道産小麦を使用しているならば、確かにそれは嘘ではない。嘘ではないが、それでは限りなく黒に近いドドメグレーじゃないか。
もし自信があったら、堂々と100%使用と書くのが企業と云うものである。たとえ70%でも書く筈だ。
だいたいがだな、広告にレモン○○個分のビタミンCとか、レタス○○個分の食物繊維とか謳っているのがいかがわしい。世の中、それがまかり通っているのがオカシイじゃないか。因みにレモンにビタミンCはあんま含まれてません。レタスの食物繊維なんて微々たるものなのだ。かくも企業と云うのは汚ないのであ~る。皆さん、イメージに騙されてはいけませんぞ。

(^o^;あっ、また脱線だ。
んな事も、どうでもよろし。小麦がどこ産であろうと、ようは旨ければいいのだ。
幸い横にはもう一つの惹句「もちっと強ごし麺」というのがある。コッチは前回経験済みだから、間違いない。そこを頼りに今日は生きてゆこう。

袋の裏を見ると、ラーメンとつけ麺、あつ盛りがお薦めとあり、簡単な作り方も書いてある。
あつ盛りかあ…。多分、つけ麺の麺があったかいヤツだな。つけ麺完全否定派のオイラだが、あつ盛りは許す。理由は熱々だからだ。つけ麺なんぞと云うあんなぬるい食いもんは、猫舌の人たちだけが絶賛しておればいいのだ(あっ、一応言っとくけど、基本的につけ麺の麺は冷水でしめた冷たい麺です)。

問題はラーメンにしろ、あつ盛りにするにせよ、汁をどうするかだ。この商品には残念ながらそういうものが一切添付されていないのである。シンプルに麺のみ。あとは勝手に自分たちで何とかやってくれと云う方針なのだ。まあ、仕方なかろう。下手な安っぽいスープの素なら無い方がいい。

冷蔵庫とブラックホール冷凍庫を漁る。
得体の知れない闇の残り汁なら、こと欠かないのだ。ソイツらを何とか組み合わせてみよう。

とりあえず、マグロの頭を焼いた時に大量に出た脂と「牛肉とゴボウの佃煮」を作った時の残り汁を合わせる。そこに、フォー(ベトナムの汁麺)の残り汁も合体させる。さらに「骨付き豚バラ肉のコンソメ煮」の煮汁もブチ混んでやる。
Ψ( ̄∇ ̄)Ψフフフ…、いよいよ悪魔のマッド汁の様相を呈してきたわい。これぞ、我が真骨頂。久し振りのメチャクチャ出鱈目ぶりである。
最後に醤油を入れて完成。

( ̄▽ ̄;)……。
(~▽~@)キャハハハハ、二度と作れない、と~ってもフクザツな味じゃよ、マッドマ~ン👿
でも、思ったほど悪かない。ちよっと苦味がある煮干し系魚介スープの味に近い。
人によっては好みの別れるところだろうが、これは旨いと言ってもいいんじゃねえか❓

先ず第一弾は無難にラーメンから。
麺を3分半茹で、冷水でしめる。

マッド汁を温めなおし、鶏油(ちいゆ)と顆粒の昆布だしを少し加えて、最後の味の調整をする。これでもかの旨味パワーアップである。
してからに、麺を汁に投与して1分間ほどあっためてから丼へ。

鶏肉、ゆで卵、ネギを乗せて出来上がり~。

早速、食ってみる事にする。
これが、毎度ながらの息を呑む瞬間だ。果たして今回の実験の結果は如何に。

麺、もちもち~\(^o^)/
スープもパンチがあって麺に負けてない。シッカリと麺を受けとめておる。なにしろ牛肉、豚肉、鶏肉、マグロ、昆布等々が入っており、それらが渾然一体となって旨味💥爆発なのだ。
やるな、俺d=(^o^)=b

続いて、あつ盛りにとりかかる。麺二連発だ。
こんなんだから、激太りするんである。

先程のラーメンの汁にニンニクと生姜を入れ、煮詰める。
麺を3分間茹でて冷水でしめ、頃合いをみはらかって、もう一回熱湯に放って温めなおす。湯をきったら器に盛り、ゆで卵と鶏肉、貝割れ大根を飾る。そして、続けざまの電光石火でネギの入った器に煮詰めた熱々のスープを入れ、一味を振る。

ズル。ズル。ズルズルズルー。
麺を汁につけて、勢いよくすすりこむ。
どぎゃぶわ❗Σ( ̄ロ ̄ )
濃ゆ~い。
濃ゆいけど、うみゃーい。
もちろん、麺はもっちもち~。

そして、翌日はどうしたものかと考えた末、焼きそばに挑戦することにした。
しかし、例によっておバカチャレンジャーは普通の焼きそばを良しとしない。と云うかアヴァンギャルドに走ってしまうのは、もう宿痾の生まれもっての業なのだ。

スルメイカのわたを醤油漬けしたもの(自家製)を細かく切って、ニンニク、生姜と共に弱火で炒める。香りが出たら、骨付き豚バラ肉のコンソメ煮の残り汁を入れて火を止める。
別なフライパンでキャベツ、玉ねぎ、ピーマン、紋甲イカを炒める。そこに茹でた麺とニラを入れ、仕上げに先程のイカのわたソースをかけて、汁気を飛ばしたら出来上がり。

イカのわたソースのおかげか、コクと旨味があってバチ旨いやんか( ☆∀☆)❗❗
もちろん、麺もモッチモチ~。
マルちゃんの「極太中華麺」、旨しである。

麺は太麺でも細麺でも中太麺でも何でもごされだが、思うにワシが一番好きなのは太麺なのかもしれない。ワタスが中華麺に一番求めているのは、モチモチ感なのかもしれんなあ…。

春の献立プレビュー

春の献立も随分と画像が貯まってきている。
早く記事を書いて画像を消していきたいのだが、でもなあ~んか書く気が起こらない。
結局、そのパターンで冬の献立の画像も使われずじまいで季節は推移してしまった。
と云うワケで、取り敢えずプレビューを書こうと思う。プレビューを書いとけば、無理矢理にでも本チャンの文章を書くだろうと考えたのだ。ようするに、オイラって人はどう仕様もないモノグサ野郎なのである。

【若竹煮】

【筍入り越前そば】

【生桜海老丼】

【くぎ煮】

【鯛の白子ぽん酢】

【蛍いかの芥子酢味噌】

【さくら千枚漬け】

【釜あげ新子】

【行者にんにく】

【初鰹のたたき】

【ふきのとう味噌】

【鯛めし】

【菜の花の芥子醤油】

【赤糖房のネーブルドレッシング】

【タラの芽の天麩羅】

まだまだ他にもあるけど、これくらいにしておこう。
しっかし、ホンマに書くのかね(笑)

今さら冬の献立2 鯨三昧

今さらながらの冬の献立の第二弾である。
使わずにストックされている画像を見ると、アホほどある。多分、冬の献立という題名だけで何十話と書けそうだ。正直、ウンザリである。
しかし、書かないと画像はお蔵入りである。それもまた勿体ないような気もするので、それなりにボチボチ書いていきますわ。

去年の末、何かのイベントで買った鯨のハリハリ鍋セットです。たしか二千円ぐらいだったものが、終わり間際で千円くらいにマケて貰ったのだ。
店の名前は勇魚(いさな)だったかと思う。鯨の別名は勇魚だから記憶にあるのだろう。間違っている可能性もないではないが、とにかく高知にある店だった。

さてさて、大阪人大好きのハリハリ鍋じゃよ。
でも上の写真じゃ、肉の部位とか説明しにくいな。別な画像を貼り付けよう。

う~ん、何かこれも今イチだ。
というワケで、もう1枚添付。

これならよかですたい。
右上は尾ノ身。鯨の中では最も高級な部位とされ、脂たっぷりの霜降りロースみたいなもんですな。
左下の白いのが本皮。謂わば鯨の皮下脂肪ってとこ。
真ん中上のドス黒いのが赤身。
ここまでが売っていたハリハリ鍋セットである。多分、種類はナガスクジラだったと思う。真ん中左は、イワシクジラの刺身用の赤身。帰りに寄ったスーパーで、たまたまタイミング良く売っていたものだ。

鯨の肉といえば、流通しているのは主にこの二種類とミンククジラだろう。何れもヒゲクジラの仲間である。
因みにホエールウォッチングで有名なマッコウクジラはハクジラ類に分類され、一部の地域を除き食用にはされない。肉のクセが強すぎるからだそうだ。きっと獣(ケダモノ)臭が凄いのだろう。

鍋用の出汁がついていたので、それを土鍋に移して火にかける。
先ずは白ネギ、続いて水菜を投入する。ここからが勝負だ。水菜は茹で過ぎるとシャキシャキ感が台無しになる。30秒、好みによっては10秒で上げても可だ。だから、すかさず鯨も投与してゆかなければならぬ。
先ずは赤身。サッとくぐらせ、水菜と食す。やや臭みがあって、かたい。続いて本皮。結構脂っぽい。そして、尾ノ身。当然ながら美味い。
ここで、基本方針が決まった。赤身と本皮は一緒にして食って、尾ノ身はそのままで戴くことにした。

旨いからそこそこ満足なんだけど、強いて言えば肉が薄いかなあ…。その分、ちよっとかたい。もっと厚めの肉だと片栗粉をつけられるんだけどね。その方が肉がしっとりとしてジューシーに仕上がるのだ。

話は相前後するが、ハリハリ鍋をする前のツマミ軍団も鯨で攻めておりました。

👻オバケである。関東で言うところの「さらし鯨」だ。オバケとは関西特有の呼び名で、語源は尾羽毛だと言われる。尾っぽ近くの皮下の部分を茹でて脂抜きをして晒したものだ。
冷やして、辛子酢味噌で食べるのが一般的である。特別旨いもんではないが、わりと好きで時々食べたくなる。

鯨ベーコンも用意した。
鯨ベーコンは、畝須(うねす)という鯨の顎から腹にかけての蛇腹の部分である。縁は昔からなぜか食紅で染められている。見映えの為なんだろうけど、いつも別に無くてもいいんじゃないかと思ってしまう。

自分は基本的に辛子をつけて食う。醤油をつけても良い。試した事は無いけど、酢醤油なんかも合うんじゃないかな?

鯨ベーコンといえば思い出すのが、大阪は法善寺横町にある割烹の名店『美加佐』だ。
故高松宮殿下もお忍びで通われていたという店で、ここの自家製の皮くじら(鯨ベーコン)が死ぬほど美味い。カウンターの目の前にデンと塊であって、それを分厚く切って供されるのだが、日本一美味い鯨ベーコンと言っても過言ではない。それほど美味いのだ。

それにしても、まだ店有るのかね?
長いこと行ってないけど、親方は高齢の爺さんで病気持ちだったもんなあ。そういえば爺さん、いつも鬼嫁に厳しく叱られてたっけ…。
久し振りに行きたいけど、でも一人二万円だもんなあ…。今のオイラじゃ、とてもじゃないが行けそうにないや。

最後は鹿の子の刺身。

アゴ横辺りの肉である。
ハリハリ鍋セットを買った時に一緒に買ったものだ。
ブロック売りで、たしかこれもマケて貰ったんだよね。
千いくらかのものが、800円くらいになったかと記憶している。

冷凍したものを少し解凍して、薄く切り分ける。
カチカチだと切れないし、完全に解凍すると、ぶよにゅるで上手く切れないので解凍具合が難しい。コツはようは鮭のルイベの要領と同じだね。

生姜が無かったので、仕方なく生七味を添え、パクチーを飾る。

それを今回は醤油をつけて食べることにした。
ポン酢なんかも合うかと思うが、パクチーと酢というのが何かイメージが湧かなかったからだ。
先ずは薬味をつけずに醤油のみで食ってみる。

う~ん、美味いがかなり脂ギトギト。それに、ちよっと肉の臭みが感じられる。

次に薬味と一緒に食う。
わおっ(゜ロ゜)❗断然、美味くなる。
生七味が脂を緩和し、パクチーが臭みを消してくれたようだ。
そういえば、「美加佐」でも皮くじらにはパクチーが乗っかってたなあ。たまたま飾り物がパクチーしかなくて全く意図なく使ったが、奇しくもベストな組み合わせになった。

とはいえ、脂っぽいので厭きてくる。
というワケで、オン・ザ・ライス。

脂が熱々のご飯で溶けて、美味い。
これはサッと焼いても御飯に合いそうだな。

鯨は捨てるところが無いと言うが、今回ほぼ食用部分は登場したんじゃないかな❓
抜けてるのは、さえずり(舌の部分)くらいだろう。

あ~、でもコレ書いてると、無性に鯨カツが食いたくなってきた。

追伸
今思い出したけど、ハリハリ鍋といえば「鯨と水菜の鍋」に限定されると思われがちだが、実を言うとそうではない。正式には、鶏でも豚でも牛でも水菜と食す鍋は全部ハリハリ鍋なのだ。つまり、ハリハリは鯨を指す言葉ではなくて、水菜のことなのだ。
以上、ついでの豆知識でした。

今さらながらの冬の献立1

春だが、今日は少し冬に逆戻りで寒かった。
そういえば冬の献立をほとんど紹介していなかった事に思い至る。せっかく写メも撮ったし、随時記事にアップしようと思う。

渾身の「茶振りナマコ」である。
大好きだから冬になれば最低一度はつくる。酒のツマミには最高なのだ。
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